【自腹買いレビュー】THULE(スーリー)の「新作ルーフトップテント」の魅力&気になったこと

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新作ルーフトップテントを設置し、いざキャンプへ



購入したルーフトップテントを体験すべく、ついにキャンプ場へ!

購入の検討、設置作業を経て、THULE(スーリー)の新作ルーフトップテント「Tepui Explorer Ayer 2(テプイ エクスプローラー エアー 2)」をクルマに設置。その様子は下の記事からご確認ください。

今回は念願のフィールドデビュー! 実際にキャンプ場へ行って、魅力と実際に使って気になった点をご紹介します。

キャンプ場に到着!実際に設営してみた



今回宿泊したのは、長野県軽井沢町にあるライジングフィールド軽井沢。JR軽井沢駅からクルマで約10分の距離にある好立地と、約4万坪もの広大な敷地にフリーサイト、区画サイト、常設テントサイトなど様々なサイトが用意されており人気のキャンプ場です。



都内を出発し、途中で休憩や買い出しをしながら向かって約3時間。少し余裕のある広さが必要と思い、フリーサイトで泊まることにしました。では、早速ルーフトップテントを設営してみましょう。

組み立て方はTHULE(スーリー)の公式YouTubeで紹介されているので、こちらでは注意点を中心に紹介します。

注意点1:テント展開時に固定するベルトをすべて外す



最初にベルトを外してカバーを開けます。収納サイズは約107×122×28cmで、見た目からわかるようにテントと比べて大きいですが、カバーは少し大きめに作られているので、力を入れなくても簡単に外せます。



注意点1つ目は、本体を固定しているベルトを必ず外すこと。このベルトを外さないと、テントを立ち上げる際にラダーが耐えきれず曲がってしまうことがありますので、忘れずに外しましょう!

注意点2:ラダーの余り分を上に寄せておく



ラダーを延ばしたら、後ろへ引っ張ってテントを立ち上げます。このパタパタと展開される動きがドラマチック! 見た目によらずあまり重くないので、力に自信がない人でも問題なく展開できます。



テントがすべて開いたら、一旦ラダーをすべて縮め、登りやすい角度(地面からラダーまで60度の角度がメーカーの目安)にして再びラダーを延ばします。

注意点2点目は、ラダーを延ばす際に少し余りが出るのですが、余り部分は下ではなく上に寄せて、ラダーがテントの荷重をしっかりと受けるようにしておくこと。この部分と車両でテントの荷重が分散されます。下に寄せておくとラダーがテントの荷重を受けられなくなり、ラダーもしくはテントの破損につながる可能性があります。

注意点3:ワイヤーは少し曲げながら設置する



ラダーが設置できたら、最後に4箇所のキャノピーを跳ね上げます。テントの入り口にワイヤーが収納されているので、そこから取り出します。購入時はワイヤーが収納されていないので、事前に入れておきましょう。



ワイヤーはテントのベースにある穴と、キャノピーの隅にあるハトメに通します。ポイントはベースの穴に通したあと、少しワイヤーを曲げてキャノピーに差し込むこと。これでスムーズに通せます。



前後左右4箇所にワイヤーを通し、カバーをテント下(後部座席のドアの上)に巻いて収納すれば完成! 慣れれば10分程度で組み立てられるので、ドームテントと同じくらいでできます。またガイロープが必要ないため、それだけでも手間が省けます。



ではテントの中を拝見! という前に、組み立ててすぐに入ると4本のゴムバンドが付いています。これは収納時に生地を内側へ寄せて、空気を抜きながらスムーズに収納する役割があります。なくても収納はできますが、あると便利なので収納する前には着けておきましょう。

こうした仕組みはルーフトップテントならでは。初見だとなかなか用途に気付けないので、部品の紛失などには注意してください。

1泊のキャンプで使ってみて気づいた3つの魅力

ここからは、実際に使ってみた気づいた魅力を紹介します。

魅力その1:生地や部品が高級テント並みのクオリティ



テントの使用サイズは約213×122×99cmで、最大室内高は96cm。筆者が座っても天井には届かないほどです。片側に寝袋を敷いて、もう片側をリビングとして使用するのも可能です。



内側にはクッション性のあるマットが内蔵されています。厚み6.5cmと肉厚なので、マットなしでも寝られる人もいるでしょう。筆者はなしで寝てみて足腰が痛くなりませんでした!

ただし、これ単体では撥水性や防汚性はないため、筆者はこの上にペンドルトンのバスタオルを敷くようにしています。



テント本体の生地はと9オンス(約260g)/600デニールリップストップ生地のポリコットンを、フライシートには420デニールのリップストップポリエステルを採用。両方の表面には防水コート加工を施しており、雨が降っても中に染み込みにくくなっています。

それに加え、耐UV性と抗カビ性を備えており、四季による日本の激しい環境にも耐えられるように作られています。このクオリティは高級テントに匹敵するクオリティと言えるのでは。

魅力その2:上から眺める非日常の風景



出入り口と窓はメッシュパネルと本体生地の二重構造になっています。蒸し暑いときはメッシュパネルだけにすれば通気性が増し、風があるときや寒いときはすべて締め切れば中は快適。

窓を開けるとご覧の通り! 上からキャンプ場を眺めることができます。今回はキャンプ場のサイト風景ですが、これが高台や湖畔だったらさらに美しい風景が眺められそうですね。

この非日常的な風景を一度味わうと病みつきになってしまいそうです。最近はアウトドアイベントなどでルーフトップテントを展示していることがあるので、見つけたらぜひ体験してもらいたいです。



また、スーリーのルーフトップテントはフライシートが取り外し可能なのも特徴。テントと接続しているアジャスターを取り、ポールを外せばスムーズに取れます。



フライシートを外すと、空がみられるようになっています。パネルはメッシュ+生地の二重構造で、透明ビニールではないため雨天は厳しいですが、晴れていれば高い場所にある木々がより近くで見れたり、綺麗な星空を観たりすることができますよ!

魅力その3:オプションが充実していること



スーリーは室内生活を快適にしてくれるオプションが充実! まずはこちらのブーツバッグ。室内にシューズを入れることができないですし、ラダーの下に置いておくと雨が降ったときにずぶ濡れになってしまいますよね。

このバッグがあれば、室内に持ち込まずに収納でき、中を汚すことがありません。ブーツなら1足、シューズなら2足入れられますし、メッシュポケットがあるので濡れたタオルなどを入れておけば乾かすことも可能です。これが2個セットになったものもあるので、人数に合わせて購入すると便利ですよ!



また、テントのフレームにくっつけて使用できるテントテーブルもあります。カップホルダーとスマホ&タブレットホルダー、そしてワイングラスを引っかけるホルダーまで付いています!

調べ物や動画を見ながら、ワイン片手に室内で過ごすというのも、北欧ならではの楽しみ方かもしれませんね。

ルーフトップテントのメリットは?



まずはメリットからお話しします。一般的なテントと比べた観点からもお伝えします。

メリット1:放射冷却の影響を受けにくい

一般的なテントは、地面に接している関係で地面からの放射冷却を少なからず受けています。よって、グランドシート+マットレスの道具は必須になっています。

しかし、ルーフトップテントはテントの底から地面まで距離があり、さらにスーリーは肉厚のマットが内蔵されているため、放射冷却による底冷えがほぼありません。実際に体験して寒さを感じませんでした。

メリット2:常設で荷運びが楽チン

キャンプで一番大きい荷物が、テント(+タープ)です。ルーフトップテントはすでにクルマの上に載せている状態なので、家から車へテントを運ぶ必要がありません。特に2ルームテントなどの30kgクラスを持ち運ぶのは大変! 荷運びが面倒と感じている人には向いていることでしょう。

メリット3:設営・撤収が一人でできる

テントの大きさにもよりますが、ファミリーテントほどの大型品は一人で設営・撤収するのはとても大変。時間もかかることが挙げられます。

しかし、ルーフトップテントは構造が簡単なので、一人でできます。数回練習すれば、初心者だって設営可能! 時間と労力の節約にもなり、キャンプの時間を多く取れるようになります。

メリット4:眺める風景のバリエーションが広がる

テントもしくはタープから眺める風景は、場所を変える以外ではいつも同じですよね。ルーフトップテントがあれば、下からの風景に加えて上からの風景が楽しめます。

気分に合わせて下から自然を眺めるもよし、上から眺めるもよし! 見える景色が変わるだけで、よりキャンプが楽しくなります。

ルーフトップテントのデメリットは?



デメリットは、普段の生活で起きがちなことでした。

デメリット1:高さ制限のある場所に注意

筆者のクルマの高さは約1.7mで、それにベースキャリア(約10cm)とルーフトップテント(28cm)を載せると2.08mほどになります。たとえば商業施設などの立体駐車場は2.1〜2.2mの制限が設けられているため、大型車だと入れない可能性があります。

デメリット2:洗車機にかけられない

クルマをキレイにしておくことは、見た目だけでなくコーティングを持続させるために大事なこと。しかし、ルーフトップテントを設置していると洗車機にかけることができません。セルフの屋外洗車場を利用するか、家で洗うことになります。

また、クルマを洗うときもテントをびしょびしょにはできないため、水洗いにも少し気を配る必要があります。テントを外すのは大きさ・重量の面で得策ではないため、洗車の手間が出てしまいます。

デメリット3:定期的にテントを乾燥させる手間がかかる

雨が降るとカバーに水が溜まりますし、テントに耐UV性と抗カビ性が備わっているとはいえ、定期的に開かないと悪臭などがつくことがあります。コットンテントと同じく、定期的に開いて乾燥させる手間が出るのは、少しデメリットに入るかもしれません。

デメリット4:背が低いとベルトの脱着が大変かも

筆者は男性の中でも身長が低く、テプイ エクスプローラー エアー 2を固定するトップ部のベルトが届きにくいことがわかりました。そのため、4段くらいの三脚をクルマに積んでおき、組み立て時はそれを使うようにしました。

いつもとは違ったキャンプをしたい人におすすめ



以上、スーリーの新商品の魅力と、ルーフトップテントを使うにあたってのメリット・デメリットを紹介しました。いろんなテントを購入して楽しむのもいいですが、大胆に普段とは違ったキャンプをしてみたい人は、ルーフトップテントは最高のアイテム!



ちなみに、スーリーには2人用のエアー2のほかに、3人用のKukenam 3(クケナム 3)や、テント+プライベートキャノピーエントランスが付いたAutana(アウタナ)シリーズもあります。気になる人はこちらからチェックしてください!

スーリー ルーフトップテントの取付条件等の詳細はこちら

テプイ エクスプローラー エアー 2の詳細はこちら

スーリーの公式ページはこちら

撮影協力:ライジングフィールド軽井沢、阿部商会

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Source: CAMP HACK

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