アウトドアナイフは形状や素材で選ぶ
アウトドア用のナイフといっても種類はさまざま。ブレードやハンドルの素材や形状によって、適した使用シーンがあるんです。まずはナイフの基礎知識をおさらいして、自身にぴったりのナイフを見つけられるようにしましょう。
アウトドアナイフ基本の3タイプ
素材によって性能が異なる
ナイフの刃に使われている素材で切れ味や耐久性は変わります。主な素材はステンレスとカーボンスチールです。
この他にも、A-2鋼、H-1鋼など成分配合を変えた鋼材があります。各メーカーのこだわりの素材もナイフ選びのポイントです。
本格的アウトドアにおすすめのナイフ5選
本格的なアウトドアでは、堅牢性が高いシースナイフがおすすめ。バトニングやフェザースティック作りなど、木を割ったり削ったり、ワイルドな環境でタフさを発揮します。
モーラ・ナイフ ガーバーグ マルチマウント
愛用するキャンパーも多いモーラ・ナイフのフルタングモデル。ブレードの堅牢性は高くバドニングも問題ありません。刃厚は3.2mで厚すぎず使い勝手がよく、ブッシュクラフトで万能に活躍します。
●刃素材:ステンレススチール
●刃長:約109mm
●全長:約229mm
●刃厚:約3.2mm
●重量:約170g(ナイフのみの重量)
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何でもできる一本
薪割りや工作・調理まで、なんでもこなしてくれる一本です。14C28N鋼材の刃持ちがよく、本当に何でもこなしてくれます。スカンジエッジなので出先での研ぎも問題ないうえに、フルタングなので多少荒く使っても心配ありません。アウトドアで一本だけの状況でしたら、ガーバーグは大きな戦力になってくれるでしょう。
出典:
楽天みんなのレビュー
ビクトリノックス アウトドア マスター L
マルチツールで有名なビクトリノックスが展開する、フルタング構造の本格的なアウトドア用ナイフ。ファイヤースターター付きなので、薪割りと火起こしを一本でこなしてくれます。
●刃素材:ステンレススチール
●刃長:10cm
●全長:22cm
●重量:本体/220g、シース収納時(ファイヤースターター装着時)/350g
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大満足!!
しっとりとした質感、重量感ともに手に馴染む大変良いナイフです。末永く使える相棒に出会えました。
出典:
楽天みんなのレビュー
バークリバー ブラボー1 A-2
バークリバーの人気シリーズブラボー1シリーズのひとつ。刃厚が5.5mmの重量感ある逞しい1本。刃の素材A-2鋼は刃もち、砥ぎやすさのバランスがいいので扱いやすいです。
●刃素材:A-2鋼
●刃長:107mm
●全長:230mm
●刃厚:5.5mm
●重量:209g
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バックナイフ バック #104 キャンプナイフ ブラック
本格的なキャンプを想定し、頑強な5160スプリング鋼が採用されたナイフ。さらに耐腐食性を強化するセラコートコバルトコーティングを刃に施され堅牢性を高めています。
●刃素材:5160スプリング鋼
●刃長:115mm
●全長:240mm
●刃厚:約4mm
●重量:201g
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ケラム ウルヴァリン
ケラム社独自の熱処理を施したSPTカーボンブレードは切れ味抜群です。85gと軽量なので細かい作業もなんなくできます。天然木を使用したハンドルが美しいデザインもポイント。
●刃素材:SPTカーボンスチール
●刃長:79mm
●全長:199mm
●刃厚:3.2mm
●重量:85g
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お気に入り
SPT炭素鋼で切れ味抜群
最高の1本です
出典:
楽天みんなのレビュー
料理におすすめのナイフ5選

主な利用シーンがアウトドア料理の場合は、刃は薄い方が食材を切りやすく、軽さや収納性もポイントです。ファミリーキャンプではフォールディングナイフやロック機能など安全性があるナイフだと安心です。
G-SAKAI アウトドアクッキングナイフ 直刃
日本が誇るナイフメーカーが作る、アウトドア料理のためのナイフです。厚さ2mmのブレードで食材をさくさくと切ることができます。ステレンスの刃なのでお手入れも簡単です。
●刃素材:6Aステンレス鋼
●刃長:165mm
●全長:280mm
●刃厚:2mm
●重量:100g
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キャンプ用に購入しました。
切れ味が心配でしたが、抜群の切れ味に大満足です。
誤って指を切りそうです。
良いものを購入しました。
スパイダルコ エンデューラ4
スパイルダコのなかでは刃部分が直線なモデルで、食材を切りやすいのが特徴。フォールデイングナイフなのでコンパクトにして携行可能です。ブレードの穴が開閉しやすくしています。
●刃素材:VG−10
●刃長:100mm
●全長:225mm
●刃厚:3mm
●重量:105g
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もうアレコレ言うつもりはありません(^-^)/~~
スパイダルコのエンデューラ4…
切れ味も実用性も
申し分ナシd=(^o^)=b
本当に良いナイフです。
出典:
楽天みんなのレビュー
オピネル ステンレスNo.12
比較的安価で手に入るので、初心者におすすめのフォールディングナイフのオピネル。品名の番号が大きいほど刃が長く設計されています。調理使いメインなら錆びづらいステンレス製で、刃が長いモデルNo.12が食材を切りやすいです。
●刃素材:ステンレス
●刃長:120mm
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モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー ステンレス
シースナイフなので、丈夫さもありながらもスタイリッシュで料理でも使いやすいナイフです。コスパもいいのでビギナーの最初の1本にぴったり。軽い薪割りや、ステンレスなので錆びに強いので、料理もOKのオールラウンドタイプ。
●刃素材:ステンレススチール
●刃長:約104mm
●全長:約224mm
●刃厚:約3.2mm
●重量:104g(ナイフのみの重量)
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今回2本を購入させてもらいました。 使い勝手最高です。コンパクトで切れ味も納得。料理にも使いました。
出典:
楽天みんなのレビュー
ユニフレーム ギザ刃キャンプナイフ
1,200円という低価格ながら、食材はズバズバ切れるのキャンプ料理向きの1本です。料理専用なら機能は十分。小さく折りたためて軽いので、登山などパッキングに制限があるアウトドアの相棒に。
●刃素材:ステンレス刃物鋼
●刃長:95mm
●全長:約220mm
●重量:約38g
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切れます
野菜等を切りましたが、切れ味も良くて満足です。
便利さを求める人におすすめのナイフ4選
ワインのコルクを抜きたい、缶詰を開けたい、紐を切りたいなど、キャンプではいろんなニーズがふとした瞬間にでてくるものです。そんなときに重宝するのがツールナイフです。
ビクトリノックス フォーリスターウッド
ビクトリノックスのマルチツールのなかでは、比較的大きいサイズのため握りやすいので、マルチかつ使いやすいのでおすすめ。ナイフやノコギリなど、アウトドアツールをそろえているモデルです。
●重量:126g
●ツール
1. ロック機能付きブレード
2. コルクせん抜き
3. カン切り
4. マイナスドライバー(小)
5. ロック機能付き せん抜き
6. マイナスドライバー(大)
7. ワイヤーストリッパー
8. リーマー(穴あけ)/パンチ
9. キーリング
10. のこぎり
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ひとまわり大きいツールな分、ナイフやノコギリがとても使いやすく気に入っています。キャンプほか色々と使えそうなので大事にしていきたいです。
出典:
楽天みんなのレビュー
ビクトリノックス フィールドマスター
のこぎり、はさみ、ドライバー、ピンセットなど日常生活からアウトドアまで対応できる15ツールが魅力。ひとつもって行けば、ふとしたときに役に立つこと間違いなし。
●重量:100g
●ツール
1.ラージブレード
2.スモールブレード
3.カン切り
4.マイナスドライバー 3mm
5.せん抜き
6.マイナスドライバー 6mm
7.ワイヤーストリッパー
8.リーマー(穴あけ)、千枚通し
9.プラスドライバー(フィリップス型1/2)
10.はさみ
11.のこぎり
12.マルチフック
13.つまようじ
14.ピンセット
15.キーリング
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高品質だと思います。買ってよかったです。
レザーマン サイドキック
レザーマンのなかではコスパが良く、2011年の発売依頼常に人気があるモデル。アウトドアユースを想定されて設計されている本格的なツールを格納しています。
●重量:198g
●ツール
1.スプリングアクション・ニードルノーズプライヤー
2.スプリングアクション・レギュラープライヤー
3.スプリングアクション・ワイヤーカッター
4.420HC直刃ナイフ
5.420HC小型波刃ナイフ
6.ノコギリ
7.木工/金属用ヤスリ
8.マイナスドライバー (S)
9.マイナスドライバー (M)
10.プラスドライバー
11.定規 (3.8cm/1.5インチ)
12.栓抜き缶切り
13.ワイヤーストリッパー
14.付属品カラビナ(栓抜き兼用)
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サバイバー向けの十徳ナイフ
このタイプの十徳ナイフは、ペンチがばね付きで動きが滑らかで凄く使いやすい商品です。そして軽くてナイフも切れ味がそこそこ有って料理にも使えそうです。
ガーバー サスペンション マルチプライヤー
多機能なうえにハンドル部分がチタンコーティングされており耐久性をプラスし長い間使えるマルチツールです。低価格なのでアウトドア初心者にもおすすめ。
●重量 : 約260g
●ツール
1.ナイフ(2種)
2.プラス・ドライバー
3.マイナス・ドライバー
4.栓抜き
5.缶切り
6.ワイヤー・ストラッパー
7.ハサミ
8.ノコギリ
9.プライヤー
10.手荷物フック
11.イヤー・カッター
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仕事で使います。
ものすごくしっかりしてていい!!
満足です!!
お気に入りのナイフでこだわりのキャンプを

フェザースティック、火起こし、バトニング、料理などアウトドアナイフを持っているだけで、キャンプが豊かになります。ナイフは長い間使えるので、自分が使いやすいように育てていくのも一興。使い込めば込むほど味がでて来るのも魅力のひつですよ。
ぜひ、みなさんのスタイルにあったお気に入りのナイフを見つけて、こだわりのキャンプをお楽しみください。
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Source: CAMP HACK
覚えておきたい!定番ナイフ「オピネル」を賢く使う4つの注意点
アウトドアナイフの定番「オピネル」
アウトドアナイフとしておなじみのフランス製ナイフ「オピネル」。ビギナーにも扱いやすく”最初の一本”としても人気です。そんなオピネルのナイフには、かしこく扱うために知っておきたいいくつかの注意点が。
ブレード(刃)の種類や定番サイズなどの基本から、4つの注意点、オリジナリティを楽しむ”Myオピネル”までをチェック!
オピネルはハイカーボンスチールとステンレスの二種類
ハイカーボンスチール製
ハイカーボンスチール製は切れ味が鋭く、肉や魚の断面も崩れずスッと切ることができます。その反面ハイカーボンスチール(炭素鋼)という素材の特性上錆びやすく、念入りな手入れが必要になります。
●重量:59g
●材質:ブレード/ハイカーボンスチール、ハンドル/ブナ
切れ味が落ちても簡単に研げる。研げば恐ろしく鋭利になる。ただし錆びやすい。使ったら必ず洗う。洗ったらしっかり乾かす。まあ、ダメになっても元が安いのでそれほど苦にならない。
出典:Amazon
●重量:82g
●材質:ブレード/ハイカーボンスチール、ハンドル/ブナ
届いた状態では、機械で研いだ刃や、開きにくい刃は、手が汚れた状態では使いにくいです。しっかり分解して、振ったら刃が出るぐらいにして、刃もしっかり研いで使えば最高のアイテムになります。加工するのも、また楽しいです。
出典:Amazon
ステンレス製
一方のステンレス製は、錆びに強くビギナーにも扱いやすいのがメリット。その分切れ味はハイカーボンスチール製に比べてやや劣り、定期的に研いでフォローする必要があります。
●重量:65g
●材質:ブレード/ステンレス鋼、ハンドル/ブナ
料理に使うには、このナイフです。幅が薄く軽いので食べ物を切るのに丁度良い感じです。ピクニックなんかにちょっと持って行くのに良いのでは
出典:Amazon
●重量:69g
●材質:ブレード/ステンレススチール、ハンドル/ブナ
6と8を持っていましたが、アウトドア等で大きな肉やチーズを切るのには不便でしたので購入しました。ちょいとごついですが、便利です。
出典:Amazon
オピネル注意点1:使う前に刃付けをしよう
まずは最も重要な、切れ味にまつわる注意点。新品のオピネルは刃が研がれていないので切れ味はいまいち。オピネルを買ったら、まず研いで刃付けをしましょう。砥ぎ石の他に、綿をちぎって磨く金属みがきも使いやすいですよ。
魔法の綿!こりゃ無理かなという錆びもきれいに落ちる優れものでした。何より傷もつけずに錆を落としてくれます。
出典:Amazon
オピネル注意点2:しっかりロックをかける
オピネルにはNo.6からロック機構が付いています。「ヴィロブロック(Virobloc)」というロータリー式のセーフティーリングを回すと、起こしたブレードが意図せずたたまれることがないようにロックが掛かる仕組みです。
リングをクルッと半回転させれば、ブレードがロックされます。使用時に急に刃が折り畳まれる心配がなく安心です。
ロックは畳んだ状態でも機能します。ロックをかけない状態で子供がうっかり持ってしまうと危険なので、使用後は必ずセーフティリングを回しておきましょう。
オピネル注意点3:持ち手の水濡れを放置しない!
持ち手の木材・ブナは吸収性に富んでいるため、水を含むと膨らんでしまう習性があります。これによってブレードが挟まれ、出し入れがしづらくなる場合が。濡れたまま使っているといつの間にかガチガチになってしまい、非常に出しづらい事態に。
無理やり引き出すのは危険なので、基本は洗った後にしっかり乾燥させること。また接合部分の汚れ詰まりもその原因となるので、取り除いておきましょう。
ブレードを出しづらくなったときの対処法
どうしても出し入れがスムーズにいかなくなった場合は、オイルに漬けるというメンテナンス方を試してみましょう。ジップロックに入れたオイルの中に丸一日漬けて、取り出してまた一日乾かします。
水分の浸入を防ぐ目的のため、オリーブオイルより乾性油の亜麻仁油や胡桃油が適しています。この作業は使用前にもやっておくと◎。
オピネル注意点4:カーボンは特に錆に注意
赤錆が発生しやすいハイカーボンスチール製は、対処法としてブレードの黒錆加工がおすすめ。折り畳んだ状態でロックをかけたまま刃をゆっくりと引き出し、柄から外します。濃い目の紅茶や醸造酢に漬けると徐々に変色していき、一時間ほどで真っ黒に。黒錆加工について詳しくはこちらの記事を。
個性が光る!インスタで見つけた″Myオピネル″たち
柄がマーブル
アウトドアユースはシンプルな木目のオピネルが多い中、こんなおしゃれなマーブル柄のオピネルも。レアです。
グラデーション塗装
レトロな飴色が素敵なグラデーション塗装。グリップエンドにナットと丸カンも付けられ、ビジュアル使い勝手とも格段にアップしています!
紛失対策に
こちらは番外編。コンパクトに畳めるがゆえに失くしがちという声もチラホラ聞こえるオピネルナイフ。こんなかわいい寝袋にくるんで、守ってあげませんか?
オピネルを育てよう
オピネルの本場フランスでは、刃物を扱える年頃になった子供に”ファーストナイフ”としてオピネルを贈る習慣があるそうです。思い出の一本を永く大切に使えるよう、しっかりとメンテナンスをして自分色に育てあげましょう!
- Manage! Your “OPINEL“!
- オピネルを使いこなそう!
Source: CAMP HACK