ソロキャンに限らない、「1人設営可能」というメリット
“1人で設営できるテント”というと、やはり1番に頭に浮かぶのはソロキャンプ用のテント。でも、“1人で設営できる”というのは、何もソロキャンプに限ったメリットにあらず!
目が離せない年頃の子供や、まだ設営の戦力にならず暇を持て余してしまう子供など……、子連れファミリーキャンパーにとっても大きなメリットがあるんです。
1人でテント設営できれば、役割分担できて実にスムーズ。1人がテント設営しながら、もう1人は子供の相手をしたり、一緒にチェア&テーブルを組み立てるなど同時進行も可能に。
そこで今回は、1人で設営できるだけでなく、家族4人が過ごせるファミリー向けテントについてリサーチしてみましたよ。
1人で設営しやすい4人用テント選びのポイントとは?
1人で設営する場合、やはり1番の難所はテントの立ち上げ時。その点では、1本のメインポールを立ち上げるだけのワンポールテントや、立ち上げに力が要らないエアー式のテントがオススメ。
ただし、あまり重量・高さのあるテント(コットン生地の大型ワンポール等)だと1人では立ち上がらないこともあるので、軽量かつなるべくコンパクトなタイプを選ぶと◎です。
特にクロスポールテントの場合、クロスした複数のポールを湾曲させつつ立ち上げるため、自分が持っているのと反対側のポールがピンから外れてしまう場合も。
ドーム型やトンネル型などポールにピンを差し込む形状のテントを選ぶ場合、いわゆる「I」型のピンタイプではなく、上の画像のような差し込む際に抵抗のある「クリップ」型を選ぶとより安全でスムーズ。
こんなテントがオススメ!1人で設営しやすい4人用テント5選
ゼインアーツ「ゼクーM」
一言で言うと、変形型ワンポールタイプシェルターである「ゼクーM」。端へ行くほど天井が低くて狭くなるワンポールテントの欠点を、3辺にA型フレームを追加することで改善しているんです。
開放感あるミドルシェルターとしても使え、付属のグランドシートでお座敷スタイルもOK。何よりクールなフォルムが大人気のテント。
ベースはワンポールテントと同じ……ということで、設営方法もシンプル。シェルターの6つの角のうち、長方形となる4つの角をペグダウンしたらセンターポールを立ち上げ。
残り2つの角をペグダウンしたら、外側3辺にA型のエクステンションフレームをセットすればほぼ完成。基本はワンポールテントと同じ設営方法なので大人1人での設営が可能です。
ただし、大人気のため入手困難な状態が続いており、欲しい人は公式サイトやインスタグラムを要チェック。
製品の詳細はこちら
ベルガンス「ウィグロLT4」
お次はノルウェー発アウトドアブランド「ベルガンス」の「ウィグロ」。ワンポールテントとドームテントの良いとこどりと言った構造で、4人用のインナーテントが付属しています。
テントは耐水圧3,000mm、インナーテントのボトムは雪にも強い耐水圧5,000mmと、厳冬期のキャンプにも安心のスペックを誇ります。天井部分から薪ストーブの煙突も出せるので、冬キャンプにピッタリのテント。
メインの大きな入り口のほか、小さめの入り口が2箇所あり、全て開け放すと通称「パッカーン」状態に。夏も涼しく過ごせるマルチぶり。
設営方法は、3本のサイドフレームをスリーブに通して付け根をペグダウン。後はセンターポールを立ち上げて残りの裾をペグダウン。耐風性を高めるために張網が多い点を除けば、1人で設営にオススメのテントです。
●インナーテントサイズ幅2.6m、奥行き2.25m、高さ1.6m、居住面積5.5m2
●重量:フライ/4.1kg、インナー/2.0kg
●ファブリック :フライテント/Siliconized Ripstop Nylon、耐水圧3000mm、インナーテント/Polyester Ripstop Fabric 耐水圧5000mm(床面)
●カラー:グリーン、レッド
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ハイランダー「ポップワンポールテント フィンガル」
なんとこちらは、この大きさでセンターポールとキャノピーポール以外はポップアップ式という変わり種! 別売の2人用インナーテント2つを設置しても余裕のリビング空間が広がります。
設営方法は、まずポップアップで広がったテントの3箇所をペグダウン。センターポールを立ち上げたら残り6箇所の角をペグダウンしてほぼ完成。1人でも約10分で設営完了という画期的な設計なんです。
撤収にはポップアップ式特有のコツがいりますが、慣れれば5分ほどでたためます。
さらに、秋冬キャンプに使いたい人にはこちらの30周年特別仕様モデルがオススメです。冷気をシャットアウトするスカート付きで、カラーもダークブラウンでトレンドにマッチ。
どちらも19,980円と、ハイランダーならではのリーズナブルな価格展開も魅力です。
●収納サイズ:直径約80×8cm(円盤状)
●本体生地:68Dポリエステル(190T)
●フレーム素材:スチール、グラスファイバー
●重量:約4.8kg
●本体耐水圧:2500mm
●インナー耐水圧:2000mm
●カラー:グリーン、ベージュ
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●収納サイズ:直径約80×8cm(円盤状)
●重量:約4.8kg
●耐水圧:2500mm(本体)
●素材:68Dポリエステル/190T(本体生地)、グラスファイバー(フレーム)、スチール(ポール)
●カラー:ダークブラウン
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ハイランダー「エアートンネル ルーミィ2」
ハイランダーからもう1つ、今度はさらに画期的なエアフレーム式のトンネル型テントです! 設営が簡単なことで人気なトンネル型かつエアフレームときたら、“1人設営のできるファミリーテント”に最強のテントかもしれません……!
設営方法は、まず幕を広げたら片方の終端2箇所をペグダウン。4本のフレーム裾部分に付属の手動式ポンプで空気を注入して、立ち上がったら残りの端をペグダウンしてほぼ完成。
ポールがない分作業は単純ですが、空気の通り道を確保しながら空気を入れる必要があったり、そもそも何度もポンプするのには体力が必要なのでそのあたりは過信しすぎないようにしましょう。
撤収時は、栓を抜くとあっという間に勝手に空気が抜けていくので手間要らず。4人が寝られる付属のインナーテントは、左右どちらの端にも設置でき、マルチに使えるシェルターです。
コスパも優秀なだけに本体生地の厚さは68Dとこのサイズのテントとしては薄め。遮光性には期待できないので真夏だと幕内は熱くなりやすいはずです。このあたりを判断材料にぜひ検討してみてはいかがでしょう!
●収納サイズ:約W72×H44×D44cm
●重量:約18.8kg
●耐水圧:PU2000(本体、インナーテント(床面))
●素材:190Tポリエステル/68D(本体生地、収納袋)、185Tポリエステル(インナーテント)、TPU(チューブ)、PE(カバー)
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ケシュア「エアーテント エアー セカンズ ファミリー 4.2XL」
最後はポップアップ・ワンタッチと言えば……のケシュアからエアフレームテントのご紹介。ハイランダー「ルーミー2」に比べると小ぶりですが、付属の2人用インナーテント2つを両サイドに設置しても中央にリビングルームが確保でき、4人家族なら十分な居住性。
設営方法はルーミー2とほぼ同じ。ルーミーより小ぶりな分、空気を注入する作業もかなりラクに。かつ、フライは耐水圧2,000mm、グランドシートは耐水圧5,000mmとハイスペック。
ケシュア独自の「FRESH&BLACK」テクノロジーで日中でも99%の遮光性を発揮。UPF50+で紫外線もしっかりカットし、夏でも涼しく過ごせるテントです。
●収納サイズ: 75x39x39 cm
●重量: 17.9 kg
●耐風性: 最大 60km/h (風力 7
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インスタでもアンケートをとってみた!
そして今回は実際の声を知るべくインスタグラムのストーリーズでアンケートも実施! およそ100人のファミリーキャンパーの皆さんの、リアルな声を集めてみましたよ。
ワンポールテントやエアー式テントが上位にランクインするのでは……? という予想を大きく覆す意外な結果に! 立てやすさだけでなく、コスパの高さや居住性の高さがより優先される選出でした。
栄えある第1位は同票でこの2つ!「カマボコテント」&「アメニティドーム」
【 DOD「カマボコテント 3(M)」 】
初代の登場以来、アップデートしつつ現在3代目。リーズナブルかつ居住性の高いトンネル型テントとして、その人気は衰え知らず。今(2020年11月20日現在)も抽選販売でしか購入できないテントです。
「この大きさで1人で立てられるの?」と驚いてしまいますが、4本のポールをスリーブに通し、テント終端のループにペグを差し込んだら、手前のポールから順に起こしていくだけ。
手前のポールを引っ張りながら起こすときに、後ろの3本のポールも連動して立ち上がってくるので、1人でも立ち上げ作業が簡単なんです。インナーテントも吊り下げ式だから、5人用の寝室があっという間に完成。
スカートもしっかり装備、寝室の約2倍の広大なリビングで、冬のおこもりキャンプにもピッタリ。
DOD公式オンラインストアはこちら
【 スノーピーク「アメニティドーム M・L」 】
そしてこちらはもはや説明不要とも言えるスノーピークのベストセラーテント。キャンプの入門テントとして不動の人気を誇ります。
Mなら大人2人&子供3人、Lなら大人4人&子供2人が就寝できる寝室と、前室と跳ね上げ式のキャノピーがついて、タープなしでもOK。
シンプルなクロスポール構造と、比較的高さがない(M/150cm・L/165cm)点が1人でも立ち上げやすいポイント。ただし、ピンが「I」型のため、反対側のピンがポールから抜けないよう十分に注意しましょう。
また、各接続部分が色分けされ、感覚的に設営できるシステムも便利。1人で立てる際に何度も説明書を見なくて済みますね。
●サイズ:505×280×150cm
●収納サイズ:74×22×25(h)cm
●重量:8kg
●フライ耐水圧:ミニマム値/1,800mm
●ボトム耐水圧:ミニマム値/1,800mm
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●サイズ:540×310×165(h)cm
●収納サイズ:73×23×27(h)cm
●重量:9.8kg
●室内高:165cm
●フライ耐水圧:ミニマム値/1800mm
●ボトム耐水圧:ミニマム値/1800mm
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第2位 コールマン「タフスクリーン 2ルームハウス+」
続く第2位は2ルームシェルタータイプ。ベースは「タフスクリーン2ルームハウス」とほぼ同じですが、『ダークルーム(TM)テクノロジー』によって90%以上の遮光性を実現したテントで、クロスポールを立ち上げる構造です。
けれど、図のように手前2箇所のポールを、アシストクリップでしっかりと固定してから反対側を立ち上げるので比較的スムーズ。このシステムによりコールマン公式サイトにも「1人でもスムーズに設営できます」とのこと!
また、高さが215cmあるリビングに比べ寝室部分は170cm。居住性は確保しつつテントを吊り下げやすいのも魅力です。
第3位 テンマクデザイン「サーカスTC BIG」
そしてやっと登場しました、ワンポールテント! メッシュインナーテントやグランドシートはオプションとなりますが、サーカスTCの大きめサイズ版「BIG」なら大人4人がゆったり過ごせます。
コットン混紡のTC生地使用で、結露しにくく通気性&遮光性も抜群。夏は涼しく冬は暖気を逃しません。
ワンポールというだけでなく、キレイに貼るための設営ガイドが立てやすさのポイントに。五角形の布の中心のペグから各角へ合わせてテープを伸ばし、テープの先端へペグを打っていくだけ。
2ルームシェルターやトンネルタイプに比べると居住性は下がるものの、やはり設営の簡単さはワンポールテントが優位。
●収納サイズ(約):25×67cm
●重量:(約)10.88kg(本体・張り網6,450g、ポール2,360g)
●素材: [本体] コットン混紡生地(TC) 撥水加工済み(ポリエステル65%コットン35%) [裾部(スカート)] ポリエステル [ポール] スチール製5本継ぎ(32mm/280cm)×1本
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第4位 「ピルツ15 T/C」&「レイサ6」
【 ogawa「ピルツ15 T/C」】
そして続いてワンポールテントがランクイン。ティピー型テントブームの先駆けとも言えるピルツシリーズの最新版。裾をペグダウンしたらセンターポールを立ち上げるだけのシンプル構造が人気です。
こちらも夏涼しく冬暖かいTC生地を使用。ボトムが八角形でより広い居住面積を誇り、最大8人に対応の大型テント。
さらに、もう1つ人気の理由はストーブ用の煙突ホールを装備している点。薪ストーブデビューしたいファミリーにもぜひオススメしたいテントです。
●パッキング 90×40×35cm
●重量:幕体:約13.4kg、ポール:約4.2kg
●フライ耐水圧:350mm
●グランドシート耐水圧:1,800mm
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【 ノルディスク「レイサ6」】
同率4位には再びトンネル型テントの「レイサ6」がランクイン。中央にリビングを確保しながら、4人用・2人用の2種類のインナーを左右に設置できて、最大6人が就寝できる広大な居住スペースが人気のテントです。
設営方法は1位のカマボコテントとほぼ同じなので、こちらもかなり立てやすいテント。
ただし、スカートが付属しておらず冬キャンプで寒いのが欠点とされてきましたが、このほど新たにスカート付きバージョンが登場!
正面入り口には、ジップ開閉式の三角形のサイドパネルも装備。死角のないテントにアップデートしています。
●サイズ:645×295×H210cm
●収納サイズ:35×70cm
●耐水性:フライシート3000mm、床8000mm
●重量:17kg
●カラー:PUDusty Green、beige
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1人設営で効率よく、子供も一緒に楽しめるキャンプを!
楽しい思い出作りのためのキャンプ。両親とも設営に必死で、子供から目を離してしまったり、退屈したまま待たせるだけでは本末転倒ですよね。
この記事を参考に1人でも設営できるテントを手に入れて、効率よく、子供も一緒に楽しめるキャンプを実現してくださいね!
他にもこんなテントたちが!
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Source: CAMP HACK
結局どっち?2大定番・アメニティドームとタフワイドドームを改めて比較してみた
「アメド」か「タフワイド」か・・・迷い続けている人へ
ビギナーからベテランまで幅広く使われているドームテント。中でも定番がスノーピークの「アメニティドーム」と、コールマンの「タフワイドドーム」です。特にファーストテントにこの二つが比較検討され、決めかねている方も多いようですね。
そこで「結局どっちを選ぶべきなの?」という迷いを解消すべく、まずは基本スペック・設営・価格の3点に絞って、各テントの特徴を比較していきましょう。実際に使っているユーザーの口コミにもご注目を!
【スノーピーク アメニティドーム M】
●収納サイズ:74×22×25(h)cm
●重量:8kg
●耐水圧:1,800mm
大人2〜3人で計10泊ほど使用しました。室内の結露は一切起こりません!室内広々、大人3人は余裕です。寿司詰めですが大人4人もいけそうです。ポールはジュラルミン製採用!グラスファイバー製と比べると設営する時の苦労が違います!フライシートの防水性能は高いです!一晩中土砂降りでもしっかり耐えてくれました!
出典:Amazon
【コールマン タフワイドドーム 4/300】
●収納サイズ:直径25×75cm
●重量:10.6kg
●耐水圧:2,000mm
大きく、中での着替えも容易で非常に広い。デメリットで風や突風に弱い、とあるが風や耐久性といった点を心配し始めるのであれば。もうすこしキャンプ通になってからが良いのでは。きちんとペグ打ち、ロープ張りしていればその弱点は、通常のキャンプレベルでは全く気にならないと思われる。オトコ3人でも余裕の広さ。家族なら子供入れて4人も。
出典:Amazon
比較ポイント1:基本スペックは?
【居住空間と耐久性】
まずは居住性から比較。アメドMの最大テント高は150cm。身長170cm以上の方だと、テント内で窮屈に感じるかも知れません。ただ、流線型で背が低いフォルムは雨風に強いというメリットにもなり、さらに丈夫なジュラルミンポールが耐久性をバックアップします。
耐水圧は1,800mmですが、これは「どこを計測しても最低1,800mmの耐水性を発揮する」というミニマム数値。スノーピークの技術と、素材へのこだわりの賜物です。
我が家は、アメニティドームの左半分に大人1人と子供1人、右半分に大人1人と子供1人で寝ています。窮屈な思いをしたことはありません。足元か頭側に荷物を置くことができます。大人はテント内で立てません。この点は納得して購入する必要があります。(出典:魅惑のキャンプ)
一方のタフワイドはテント高185cmと余裕があるため閉塞感がなく、背の高い男性でも快適。アメドMとのサイズ感の違いは、このあたりの居住性が大きいですね。
耐水圧は2,000mm。居住性ばかりが強調されがちですが、雨風にさらされるキャンプに耐えうる実力もしっかり備えています!
わが家がこれを選んだ最大のポイントは185cmという天井の高さです。大人が(私が)立っても頭に余裕のある圧迫感のなさが決め手となりました。(出典:家族でWakuWakuキャンプ!tsune[大阪発])
【細部の小ワザ】
アメドシリーズが人気の理由のひとつに、抜群の使い勝手があります。特に便利なのが、前室2方向と後室にある3つの出入り口。これは設営時にテントの向きを気にせずともスムーズに出入りできるというメリットに繋がりますね。
カタログから想像していた以上に中(前室含む)は広く、前後のドア、天井をメッシュにすると換気もよく、なかなか快適です。前室には荷物を置いてもまだ十分な余裕があります。全室の左側の出入り口は思いのほか役にたちます。(出典:Amazon)
一方タフワイドは、気流を利用した通気システム「サークルベンチレーション」搭載。下から取り込んだ熱気を上部のベンチレーションから排出し、暑い夏もテント内に熱気がこもることがありません。夏場の熱中症対策には、ありがたい仕様ですね。
スノーピークのアメニティドームと最後まで悩みましたが、夏休みにキャンプするなら涼しいテントで決まりということでこれに決めました。タフワイドドーム4は背も高いし熱気はテント内の上へ。そのままメッシュ部より排出。その熱気をテントのスカート部より入ってきた風がうまくさらって行ってくれる感じ… 説明書の謳い文句通りですが実感できました。(出典:Amazon)
比較ポイント2:設営のしやすさは?
アメドの設営は一般的なドームテントと基本は同じですが、特有の変形五角形の前室を作るのに手こずるという声も。ただ、テント高が低いため女性でもたてやすいのが嬉しいポイント。またガイドラインがマーキングされているという、説明書無しでも組み立てられる工夫も。
アメニティドームは、設営手順も分かりやすく、テントも高さも低いので1人で設営できます。何度か設営していますが、フライシートをかける時だけは2人いたほうが楽です。1人でも設営できますが、風がある時にはチョット手間取ります。(出典:魅惑のキャンプ)
オーソドックスなドームテントと言えるタフワイドは、本体を立ち上げてフライシートをかぶせるだけと、慣れていれば1人で設営可能という簡単さ。ファーストテントに選ぶ人が多いのも納得ですね。ただし、高さがあるだけにメインポールを立ち上げる時は2人いると安心です。
レンタルテント2泊した初心者です。1泊目はスノーピークのアメニティドーム。2泊目はコールマンのこちら。ほぼ女性1人で出来ました。両方1泊ずつ利用してコールマンの方が断然設営しやすいです。大きな違いはポール。コールマンのは最初から形状に合わせて曲げてあり、結果、最初のピン留めもしやすいですし立ち上がりやすい。(出典:Amazon)
比較ポイント3:価格は?
最後は価格です。スノーピークのオンラインショップでは、アメドのMは約35,000円(税込)。5人が就寝できるスペースと高い耐久性、数々のギミックも搭載してこの値段!
サイズがS、M、Lとあるので、お好みで選べるのと値段もリーブナブルだと思います。スノーピークの商品って高額な商品が多いイメージですが、その中で安価な値段設定です。(出典:アウトドア野郎と2キッズ達with嫁)
タフワイドはコールマンのオンラインショップでは現在約39,700円(税込み)となっていますが、ショッピングサイトではもう少しロープライスで手に入るケースも。2017年の新機能として、1人で楽に設営できる「アシストクリップ」が搭載!収容人数も6人までと、アメドに比べて全体のサイズも大きいながら価格は同程度におさえられています。
設営も非常に簡易的、そしてとにかく広い。この値段でこのコスパは最高。雨キャンプでも何も問題なく過ごせました。(出典:Amazon)
使用シーンからイメージして決めるという手も
【アメニティドーム】
初心者向けのエントリーモデルでありながら、4シーズン対応という頼もしさも見逃せません!
【タフワイドドーム】
6人収容のワイドサイズで、まさにタフな寝室に。タープとフラップを連結させれば、大人数でのグルキャンも快適です。
コールマン注目の新ライン「インディゴレーベル」にもタフワイドドームがラインアップされています。これは目立ちそうですね!
「アメド」と「タフワイド」、あなたはどっちを選ぶ?
スペックなのか価格なのか、テントに優先的に求める条件は人によって違います。最終的には見た目の好みで決める!というのもひとつの思い切り方ですが、後悔だけはしないように!徹底的に調べて比較して、とことん迷ってから買うことをおすすめします。
Amenity Dome or Tough Wide Dome?
アメド?それともタフワイドドーム?
Source: CAMP HACK