さすがアークテリクス……「アラキス」が細部までよくできている
アウトドアメーカーのアークテリクス(ARC’TERYX)は、機能性だけでなくそのデザイン性の高さにも定評があります。
こちらの写真は、筆者が最初デザインに惹かれて購入した「アラキス」。履いているうちに、これは細部までよく考えられたシューズだ! と感じるようになりました。
もともと、クライマー向けのアプローチシューズとして開発されたアラキス。ですが、アウトドアだけではなくタウンでも全く違和感なく使えるんです。
今回は、そんなアラキスの魅力を深掘りしていきたいと思います!
アラキスのここがいいんです!勝手に7選
1. スリッパとして履けちゃう
ヒールが折りたためる仕様なので、スリッパのようにサッと履けます。踵に踏まれる部分はレザーで補強してあり、耐久性も◎。
例えばテントからトイレへ行きたい時や、車へ荷物を取りに行く間など、パッと履けてすごく便利なんです。
2. 素足でも履けるレザーインソール
インソールにはレザーを採用しており、履きこむほど足になじんでくれます。
吸湿性がよく蒸れにくいので、素足でもOK! クッション材により衝撃吸収性もあるので、たくさん歩いても疲れにくいです。
3. 靴ひもとは違う!楽々フィットシステム
目を引くのが、靴ひもの代わりについている「ワンハンドクロージャーシステム」。バックルを3箇所あるループのお好みの位置に掛けて、端を引っ張れば締め上げてフィット感を調節できます。
靴ひもを直そうと思うと、しゃがみ込める場所を探したり結ぶ時間を取られたりしますが、アラキスは片手で引っ張るだけ! とってもストレスフリーです。
4. フィットするので砂や小石が入りにくい!
フィット感が高く、余計な隙間がないので砂や小石などが入りにくくなっています。その理由は、アッパーの甲部分に使われている伸縮素材がぴったりと肌にくっついてくれるから。
砂利の多いキャンプ場や砂浜を歩いても、砂が入り込むことが少なくなりましたよ!
「フィットする分、履きにくいのでは?」と思った方、ご安心を!
前後についているループを、写真のように引っ張って履き口を広げられます。素足でも、足入れはとてもスムーズ。
そしてこのループ、履く時だけに限らず使えるんです。ループにカラビナをつければ、ザックや車からぶら下げることが可能。
靴を乾かしたい時にも、引っ掛ける場所さえあれば吊るしておけます。
5. 夏でも安心。蒸れにくい!
アッパーの裏地に使われている素材は通気性に優れています。蒸れにくいので、夏でも快適!
逆に、冬は寒いのでは? と懸念されるかと思いますが、冬の北海道で履いても足が冷えて辛いことはありませんでした。個人差はあると思いますが、筆者は年間通して使いやすいシューズだと感じています。
6. 滑りにくいメガグリップ!
靴底には、ビブラム社の「メガグリップ」を採用。雨で濡れた路面でも高いグリップ力を発揮するのが特徴です。
また、アラキスのソールは柔らかいので、走る時などに足の動きに合わせて曲がってくれるためしっかりと踏み込むことができます。
7. 旅行に持ち運び便利なコンパクトさ!
アッパーの素材が柔らかいので、ぎゅっとコンパクトに収納できます。バッグに入れても、それほどスペースをとりません。
重量も片足約270gと、タウンユースのシューズの中でも軽め。
購入前に要チェックポイントが2つ!
細身なので0.5cm大きめにした方がいいかも
アラキスはどちらかと言うと細めの作りなので、普段履いているサイズより0.5cm大きめを選ぶのがおすすめ。
甲高幅広な足の方は、店頭で試着してみるとよさそうです。
見た目で判断してはいけない。防水性なし!
通気性が良く蒸れにくいアラキスですが、”通気性が良い”ということは、裏を返すと”水には弱い”ということ。
防水素材を使用すると蒸れやすくなるので、アラキスは”蒸れにくさ重視のシューズ”ということですね。雨の日の使用は、避けたほうが無難です。
●重さ:(片足) 270 g
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アークテリクスには他にもこんなシューズがある!
アークテリクスには、アラキス以外にもデザイン性・機能性に優れたシューズがたくさんあります!
アークテリクス コンシール FL シューズ ウィメンズ
こちらもアプローチシューズですが、フィット感が高く、無駄のないすっきりとしたデザイン。重量も片足約260gと軽量なので、アウトドアでもタウンユースでも軽快な動きをサポートしてくれます。
●重さ:(片足)260 g
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アークテリクス ノーバン VT GTX
素材にゴアテックス®プロテクションを採用しており、防水性がありながら通気性も確保されています。変わりやすい山の天気にもしっかり対応。
●カラー:Blue Nights/Signal Maple/Black Titan/Aquamarine
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アークテリクス アクルックス FL
アウターシェルとインナーライナーが別構造になっているのが大きな特徴です。包み込まれるようなフィット感がありながら、防水性・通気性も◎。
●カラー:BLACK/CAJUN BRIGHT CAJUN/BLACK ABYSS/BIG SURF
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やっぱりアークテリクスは、いいぞ!
アークテリクスのシューズ、いかがでしたか? 登山でも使える高い機能性と、タウンユースもできるデザイン性を兼ね備えており、これから益々人気が出るんではないでしょうか。”履く”より、”着る”ような感覚とも言われるシューズ、一度試してみませんか?
Let’s put on the Arc’teryx shoes!
アークテリクスのシューズ、履いてみようよ!
イケてるシューズ探してる?
Source: CAMP HACK
ほどけにくくて、ズレにくい「靴ひもの強い結び方」をこの機会に覚えておこう!
靴ひも、ちゃんと結べてる?
デコボコの多いキャンプ場。木の根っこや石にひっかかり、足をひねってしまう恐れもありますね。
そうなったらもう痛くて、楽しいキャンプどころではなくなってしまうかも……。
アウトドアでは「靴ひも」って意外と重要!

そんな思わぬ危険を回避するには「靴をしっかり履く」ことがとても大事です。これができていればグキッとならないことも多いのです。
しっかり履くためには「靴ひもをしっかり結ぶ」ことが大事です。強固な結び方をマスターして、靴の中で足がグラグラしないようにしましょう!
正しく結べてないと、こんなデメリットが
きちんと靴ひもが結べていないと、こんなことが起こってしまいがち。
すぐほどけてしまう
すぐひもがほどけるのって、イライラしますよね。いちいち結び直すのは面倒なものです。最悪、自分の靴ひもを踏んで転倒してしまう可能性も。
ケガの危険が高まる
しっかり結べてないと靴の中で足が遊んでしまい、多少の段差でグキッとひねったり、くじいたりする原因になってしまいます。
見た目的にもだらしない
靴ひもの結び方が汚いと、見た目にもなんだかだらしない印象を醸し出してしまいます。街履きの際はとくに悪目立ちしてしまいますね。
まずは靴ひも「基本のキ」から
靴ひもをしっかり結べていないと、けっこうマイナス点があることが分かりました。それを踏まえてまず、2つの基礎知識からマスターしておきましょう。
靴ひも知識①:丈夫な「丸ひも」と、フィットする「平ひも」
対してこちらが「平ひも」。フィット感が高く、スニーカーに多く見られます。
靴ひも知識②:オーバーラップとアンダーラップ
靴ひもをホールにかけていくやり方も、スタンダードなもので2種類あります。
ホールの上から通していくのが「オーバーラップ」、下から通していくのが「アンダーラップ」です。一番下の位置のひもをみると、上下どちらから通っているか分かりやすいですね。
よりフィット感を求めるなら、ズレにくいオーバーラップ。長時間着用するなら、自然な履き心地のアンダーラップがいいでしょう。
しっかり強固に結ぼう!
それでは実際に「靴ひもの強い結び方」を実践してみましょう。今回は平地のキャンプ場を想定し、オーバーラップを採用します。
まず全体にゆるめる
まず、全体にひもをゆるめます。結び目だけほどいて、無理やり足を突っ込むのではなく、全体に緩めてから足を通しましょう。
足を入れたらかかとをトントン
かかとのフィットがとても重要なのです。これによりホールドが左右されます。かかとを軽くトントンとさせて、靴と足がしっかり密着するようにします。
均等にテンションがかかるよう締める
ゆるめた靴ひもを下から締めていきます。このとき、テンションがバラバラにならないよう、どのひもも足に等しくテンションがかかるよう意識して締めていってください。
強い結び方①:2重蝶結び
さあ、いよいよ仕上げの「結び」です。いちばんメジャーなのは「蝶結び」でしょう。
もちろんこれでもいいですし、誰もができる結び方だと思いますが、これを2重にすることでさらに強固になるのです。
やり方は、まず普通の蝶結びを作ります。その際注意したいのが、最後キュッと締め上げないこと。まだ余裕をもたせておきます。
余裕を持たせたことで真ん中にできた穴に、蝶の羽部分の片側をもう一度くぐらせます。
そして左右の「蝶の羽」を引っ張り……。
これで完成です!見た目は普通の蝶結びとそう変わりませんが、とても高い強度になっています。
一連の流れを見てみるとこんな感じ。蝶の羽の片側をもう一度くぐらせるのがポイントです。
ほどくときは通常の蝶結びと同じで、左右から引っ張るだけでOKです。練習してマスターしてみてください!
お次も強度の高い結び方です。
強い結び方②:フック活用蝶結び
上部にフックが付いているトレッキングシューズなどであれば、こちらの結び方もおススメです。
まずフックにはひもをかけずに、普通に蝶結びをします。
続いて、フックに「蝶の羽」部分を引っかけます。
そしておもむろに左右に引っ張り、締め上げます。
そしてこのひもを使って、蝶結びをします。これで完成です!
こんな感じで蝶の羽をフックに引っ掛け、締め上げるのがポイントです。これでだいぶほどけにくくなりますよ。
靴ひもを正しく結べば安全だし疲れにくい!
「靴ひもくらい誰だって結べるでしょ、昔からやってるんだし」と半信半疑だった人も、役立つ発見がいくつかあったんじゃないでしょうか。
当たり前のことこそ意外な落とし穴があります。靴ひもの強い結び方をマスターして、安全で快適なキャンプライフをおくってくださいね。
バックル式シューズも気になる
「靴ひも、めんどくさい!」という人はバックルでフィットさせるという手も。
You should master how to tie the shoelaces strong
靴ひもの強い結び方をマスターしよう
Source: CAMP HACK
メレルより機能満載!キャンプにGOODなキャンバスシューズ登場【アウトドア通信.092】
キャンプにオススメ!遊び心を刺激する「キャンバスシューズ」が登場

街中はもちろんキャンプにもぴったりの新製品は、ローカットモデルの「BETA FLASH LOW VENT(ベータフラッシュローベンチ)」4色展開。
ミッドカットモデルの「BETA FLASH MID VENT(ベータフラッシュミッドベンチ)」が2色展開で、両モデルともに2018年3月初旬発売予定です。
キャンプにおすすめな理由って? 気になる新製品の全貌をお届けします。
アクティブ派も納得!?機能性&デザイン3つのGOODポイント
今回登場したキャンバスシューズは、メレルの人気クライミングシューズをモチーフに日常で使えるデザインに落とし込んでいます! キャンバスの風合いがGOODな新製品のスペックを紹介していきます。
①つま先を守る!ラバートゥキャップ
2モデルともに、クライミングシューズを感じさせる「プロテクティブラバートゥキャップ」で足のつま先を保護してくれます。石の多い川辺のキャンプ場では、移動の際につま先が守られていると安心です。
②動いていても疲れにくい軽量ソール
ソールには軽量ながらも衝撃を吸収してくれる「ライトウェイトPU」をミッドソールとアウトソールに使用しています。丸くカットされたソールがクッション性をアップしてくれます。またその裁断方法により重量も軽減! ロータイプだと片足の重さが約274g(27.0cm)と軽量なモデルです。なにかと動き回ることの多いキャンプシーンで足が疲れにくい秘訣ですね。
③デザインのアクセントに”サイドステッチ”
キャンバスの風合いが格好良い今回のモデル。メレルのロゴマークがサイドにワンポイントで配置され、さらにデザインの効いている流線のステッチがお洒落を演出してくれます。
カラー展開もローカットモデルは「BROWN SUGAR、DUSTY OLIVE、NAVY、WHITE」と、どんな服装にも合う落ち着いたカラーが勢ぞろい。ファッションのワンポイントに街もアウトドアシーンもカバーするシューズを手に入れてみては?
【BETA FLASH LOW VENT(ベータフラッシュローベンチ)】
●カラー:BROWN SUGAR、DUSTY OLIVE、NAVY、WHITE
●サイズ:25.0~28.0cm(29.0、30.0cm)※DUSTY OLIVEおよびNAVYのみ29.0、30.0cm展開
●価格:8,000円(税抜)
●重量:約274g(27.0cm片足)
●発売日:2018年3月初旬
【BETA FLASH MID VENT(ベータフラッシュミッドベンチ)】
●カラー:DUSTY OLIVE、BLACK
●サイズ:25.0~28.0cm
●価格:9,000円(税抜)
●重量:約328g(27.0cm片足)
●発売日:2018年3月初旬
【お問い合わせ先】
丸紅フットウェア TEL:03-3665-1789
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Source: CAMP HACK