キャンプでもおうちでも作りたい!“お手軽ワンバーナーレシピ”
料理家のカノウヒナタさんが、気軽に持ち運べて料理をするのに欠かせない熱源「ワンバーナー」を使ったキャンプ料理を紹介していきます。
外ごはん料理家。北アルプスを眺める富山県に住み、自然と料理をテーマに活動。登山やキャンプでつくる簡単なワンバーナーレシピが好評。ワークショップなども各地で行っている。アウトドアパーティーを主催するKIPPISのメンバー。(www.kippis.me)
寒くなると食べたくなるものと言えば・・・
あっという間の師走。私の住む北陸はここ数日でグッと冷え込み、足元は霜柱でザクザクと冬の音を聞かせてくれます。息も白くなり、キャンプでも家でも食べたくなるのが「おでん」ですね。
具材にこだわるのも良いですが、ちょっとアレンジしてだし汁一滴残らず美味しくいただくのはどうでしょう? 今回は和風カレーに変身! これを食べるために、おでんを多めに作るのもオススメですよ。それではレシピのご紹介です。
チルドおでんで作る和風カレー
材料はとってもシンプル。おでんのだし汁を使うので、あれこれ準備しなくても深みのあるとても美味しいカレーができちゃいます。
単に“カレー味のおでん”ではなく本格的な和風スープカレーにするため、玉ねぎ・トマトの一手間はぜひ加えてくださいね!
ごろごろのおでんの具が主役なので、玉ねぎは細かくみじん切りにします。トマトも一口大に切っておきます。
鍋に油を入れて中火で温め、みじん切りした玉ねぎを香ばしい色になるまで炒めます。
トマトを加えて潰しながら炒めます。
カレー粉(塩の入っていないスパイスのみのもの)小さじ1を加えて、弱火にして粉気がなくなるまで炒めます。
おでんのだし汁を先に入れてカレーペーストと混ぜ合わせ、具をごろごろと入れて5分ほど煮込みます。
とっても簡単に、本格的な和風スープカレーのできあがり! 塩胡椒はお好みで足してください。これが食べたくて、おでんを作るときはいつも多めに作ります。
今回はセブン-イレブンのチルドおでんを使いましたが、もちろんお好みの具材で作ったらより一層特別なカレーになりますよ。私はこっそり牛すじを加えています!
青ネギを仕上げに加えるのもオススメです。これにご飯を添えれば準備万端! ちなみに器はアナルコカップの「Anarcho Bowl」。両手持ちできるユニークなシェラカップです。
簡単にできるので寒い冬のキャンプにもピッタリのメニューではないでしょうか。ぜひみなさんお試しください!
カノウヒナタさん愛用バーナーはこちら!
●収納時サイズ:幅140X奥行70X高さ110mm
●素材:ステンレス
●重量:350g
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地味なんだけど知ってほしい……!シングルバーナーを120%効果的に使うための便利アイテム
シングルバーナー使っていますか?
みなさんはシングルバーナーをお持ちでしょうか? 温かいコーヒーを飲みたいときにサッとお湯を沸かすことができて、キャンプや登山、釣りなどで大活躍しますよね。
しかし、使ったことがある方はわかるかもしれません。強風時や気温が低いときだと、水が沸騰するのになかなか時間がかかるということを……。
また携行性に優れたシングルバーナーはゴトク部分が小さいため、ちょっと大きめの調理器具を置くと安定しない、なんて欠点も。
筆者がシングルバーナーで4人前のシチューを作ったときは、倒れる心配があるので付きっきりでした。転倒させたら大惨事ですからね。
そこで今回はぐらつきや冷えなどの不安要素を軽減してくれたり、調理が捗るアイテムを集めました! 地味なので忘れられがちですが、あると便利なアイテムばかりですよ。
【ぐらつき、風、輻射熱……】シングルバーナーの悩みを解決
バーナーがぐらついた経験のある人には「スタビライザー」
「スタビライザー」とは、ガス缶に取り付ける三脚のようなもの。シングルバーナーの安定性をぐっと増すことができますよ。
そんなスタビライザーを選ぶ際の注意点がひとつ! 商品によってはOD缶の一番小さい110サイズ(105g)のガス缶に対応していないものがあります。自分の普段使っているサイズのガス缶と合うか確認してから購入するのが無難です。
●材質 : ステンレス
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登山に105ガス缶を持って行こうと思ってるので安定性が欲しいので購入です。金属なので多少重いがしっかりしてて見た目も良いと思います。
出典:
楽天
●材質:プラスチック
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肌寒いときでもバーナーの火力を安定させる「カバー」
気温が低いとガス缶が冷えるため、ガスが気化しづらくなり燃焼力が弱まってしまいます。そのような場合に役立つのがカバーです。
ネオプレン製のカバーは、衝撃の保護に役立つだけではなく、保温性があるのでガスの気化を助けてくれます。
使用する際のポイントは、手などでガス缶を温めてからカバーをつけること。もともと冷えているガス缶に、カバーをつけてもあまり保温機能は役立ちません。
●素材:ネオプレン
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強風で火が消えちゃう!そんなときは「風防」
バーナーにとって一番の大敵は「風」。風があると極端に火が弱まり、調理の効率が悪くなります。そんな風を防いでくれるのが、ウインドスクリーンです。
目安としてですが、幅が60センチ以上あると3方向を防いでくれるので、燃料効率がグンとあがります。しかし、幅があるということはそれだけ風の抵抗を受けるということ。強風の際は風防が倒れないように、気を付けて使用してくださいね。
●収納サイズ:(約)83×240×厚さ20mm
●重量:(約)170g
●材質:アルミニウム合金
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●材質:ステンレス鋼
●重量:175g
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フィールドやテーブルの輻射熱を防ぐ「バーナーシート」
加熱された調理器具から発せられる輻射熱は思っている以上のもの。芝が枯れたり、テーブルが焦げる場合があります。そこで、熱を遮断してくれるバーナーシートの出番です!
選ぶ際は使用するクッカーよりも大きいサイズのものを選ぶといいでしょう。
●材質:ラスタン・アルミ蒸着フィルム接着加工
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バーナー調理が便利になるアイテム
炎を拡散させてとろ火に変える「バーナーパッド」
シングルバーナーでクッカーが焦げ付いた経験がある人は必見! バーナーパッドは火を拡散させ、とろ火に変えるアイテムです。拡散することで焦げ付きにくくなります。
炊飯の際に使うと、全体に熱が行き渡るため美味しく炊き上がりますよ。
●材質
枠/ ステンレス鋼
メッシュ/特殊耐熱鋼 FCHW2
●重量 : 約50g
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●材質
枠/ステンレス鋼
メッシュ/特殊耐熱鋼 FCHW2
●重量:約65g
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シングルバーナーがコンロに変身!「テーブル兼スタンド」
シングルバーナーがコンロに変身するテーブル兼スタンドは、料理がとても楽に。バーナーを2つ使えば超軽量のツーバーナーに変身します!
注意点としては、耐荷重を気にすることと、使っているバーナーと組み合わせたときにフィットするかどうか。スタンドとバーナーの隙間が大きいと、きちんと熱が伝わらない場合もあります。
DODから発売されているバーナースタンドは、高さと幅を細かく調節できるのでぴったりフィットさせることができますよ。
●収納サイズ:約W23×D48×H4cm
●重量(付属品含む):約2kg
●静止耐荷重:10kg
●材質:スチール
●付属品 キャリーバッグ
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快適に使うためのアイテムじゃないけど、あると便利な2つ
ジェットボイルのガス缶残量が計れる「ジェットゲージ」
こんなの欲しかった! そんなアイテムがこの「ジェットゲージ」。
ジェットボイル専用ですが、ガス缶の容量があとどれくらいなのかを計ることができるアイテムです。
約5秒間の計測で、残量がパーセンテージで表示されます。
また重量計測モードという機能も備えており、他社のガス缶でも重量を測ることである程度の残量を把握することができますよ。
詳しくはこちら
捨てる際に必要な「ガス抜き」。せっかくならカッコいいのはどう?
ガス抜きは各メーカーから発売されていますが、中でもスノーピークの「クワガタ」は小型ながらも重厚感があります。ちょっとお値段が張るものの、所有欲を満たしてくれるアイテムといえるでしょう。
ただしガス缶に穴を開ける前に注意点が! 地域によっては穴を開けることを禁止しているところもあるので、自治体のホームページなどで確認しましょう。
●サイズ:16×11×102mm
●重量:28g
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シングルバーナーを使っているならぜひ試してみて!
シングルバーナーには様々なオプションや、便利アイテムがあります。注意点をしっかり把握しておけば、今よりもグッと快適になること間違いなし!
最近になってシングルバーナーを使い始めた人は、すでに必要な周辺グッズが見えてきているはず。価格も抑えめなものばかりですので、ぜひ検討してみては?
バーナーの種類ってたくさん!
シングルバーナー以外にも様々な種類のバーナーがあります。
Just Give it a try!!
まずはバーナーアクセサリーを試してみよう!
Source: CAMP HACK
最大出力8,500kcalだからできること。スノーピークの最強バーナー「剛炎」
冬キャンにもってこいのバーナー・スノーピーク「剛炎」
いよいよ真冬も本番。寒い中食べるホカホカのご飯は冬キャン最大の楽しみですが、いざ料理しようとバーナーを点けると、火が弱く調理がスムーズにいかない場合も。
そこで、冷環境でも失敗なく美味しい料理を味わいたい! という多くのキャンパーに選ばれている、スノーピークの「剛炎(ごうえん)」に注目。
冷環境でも剛炎だからこそできる本格メニューと、その高火力の秘密を見ていきましょう!
剛炎はこんな人におすすめ
・4シーズンキャンプへ行きたい人
・グループキャンプがメインの人
・料理重視のキャンプがしたい人
剛炎なら冬でも「火力命」な本格料理ができる!
チャーハン
あの″パラパラ感″を出すのが意外と難しいチャーハン。
強い火力で短時間炒めるのがべちゃっとさせないコツですが、高火力の剛炎ならテクいらずで絶品チャーハンに!
麻婆豆腐
中華の定番、麻婆豆腐。剛炎の高火力なら、ニンニク・ショウガの香りをはじめ旨味を逃さずに作れます。
高火力ゆえ短時間でひとつのメニューが作れるので、大人数分の食事も時間をかけずに用意できます。
餃子
皮はパリッと、中はふっくら焼き上げたい餃子。最初の火入れが弱いと全体的に水っぽくなってしまうので、やはり火力が命です。
分厚い肉も余裕
餃子と同じく、ジューシーさを逃したくないステーキ肉。かと言ってしっかり火も通さないといけないという絶妙な焼き加減も、剛炎におまかせ!
二台使いで強力な「ツーバーナー」
それぞれの「MY剛炎」を持ち寄れば、こんな贅沢な二口コンロが完成! これだけのパワフル装備なら、冬キャンでもお店レベルの本格料理ができそうです。
雪中でも稼動!
ただでさえ寒い雪の中、なかなか火がつかないと泣きたくなってしまいそうですが、剛炎は雪中でも安心。1月始めの湯沢中里でも、ドロップダウン知らずだったようです!
●収納時サイズ:φ240×H205mm
●重量:1800g
●出力:8500kcal/h
●材質:ステンレス・ブラス
アウトドア中華料理に十分な火力です。
ダッチオーブンのプレヒートもあっという間に終わります。
とろ火コントロールも意外と使える。
とろ火から強火まで、オールマイティなストーブです。
出典:
Amazon
剛炎はなぜこんなにも高火力なのか?
秘訣は「液出しシステム」
最大出力8,500kcalという剛炎ですが、これは一般的なツーバーナー1台分の火力に相当(二口使用時)するという驚きのハイパワー! この秘訣は、ガスカートリッジを倒立させてセットするというスノーピークオリジナルの「液出し」システムに。
燃料を液体のまま燃焼させる出力方式により、冷環境に左右されることなく強い火力を維持できるというわけです。
ハイパワーながら収納は直径24×21cmとコンパクト。高さ・火力の調節も可能で、冬だけでなくもちろんオールシーズン使えます。
剛炎をフル活用するために使いたい「+αアイテム」
IGT(アイアングリルテーブル)
剛炎を使うなら、スノーピーク自慢の快適システムキッチン・IGTとの併用がおすすめ! 専用のジョイントフレームがあれば、導線スムーズかつ見た目もスッキリとしたキッチンテーブルに。
●重量:6.82kg
●材質:アルミニウム、ステンレス
火燕鍋
剛炎と組み合わせて使うことを前提に外径・フォルムが設計されたという「火燕鍋」。定番中華も本格的な鉄鍋で作ると、驚くほど美味しくなるのでお試しあれ!
●収納時サイズ:340×300×95(h)mm
●重量:1.2kg
●材質:本体/鉄(透明シリコン樹脂塗装)・ステンレス、ハンドル/ステンレス
炒め・揚げ・焼き・煮込み、少量でも大容量でも、何でも調理できて万能です。
雑な使い方してもただの鉄なので、傷ついても気にならないのもメリットです。
出典:
Amazon
チリトリ鍋
最大直径31cmの大鍋も載せられる剛炎は、ダッチオーブンはもちろんこんなユニークな鍋も楽しめます。いつもと違うメニューこそ、キャンプで試してみませんか?
剛炎でパラパラのチャーハン作ってみない?
キャンプは寒さだけでなく風に悩まされることも多いですが、風防でガードしてくれる剛炎はそんなシーンでも大活躍。バーナーを検討中の方、冬キャンはもちろん一年中タフに使える剛炎は間違いない一台ですよ!
キャンプにうってつけの「呑兵衛レシピ」
中華もいいけどエスニックもいい! おでんもアリ! 寒さを忘れて冬キャンを楽しめるかもしれない、おすすめ呑兵衛レシピ集。
We Need “GOEN” At Winter Camping!
冬こそ″剛炎″の出番!
Source: CAMP HACK