初心者から上級者まで愛されるスノーピーク
スノーピークといえば焚き火台やソリッドステークなどといった名品で知られる、今や日本を代表するアウトドアメーカーですよね。
今回は大のスノーピーカーである筆者が、自前のスノーピーク製品を使った裏ワザを公開します! 新たな発見があるんじゃないでしょうか!?
そんな手があったのか!以外と知らない5つの裏ワザ
ここではスノーピーク製品のみ、5つを使用した裏ワザを公開します。(アイテムによっては本来の目的にそぐわない使い方もあるので、あくまでも参考程度に!)
「なんで今まで気づかなかったんだ~!」と思わず叫んでしまいたくなるような斬新テクニックが出てくるかも?!
①ソリッドステーク使いの裏ワザ
スノーピークのアイコン的存在といえるほど大人気のペグ「ソリッドステーク」。とにかく頑丈で、どんなに硬いフィールドでもだいたいペグダウンできてしまう代物です。
ビギナーからベテランまで、あらゆるキャンパーの心強い味方であるソリッドステークはガッチリ打ち込める反面、食い込みすぎて抜くのに一苦労、なんてことも。
打ち込まれたソリステを抜くときは、ペグハンマーのペグ抜き部分で抜き取るのが通常のパターンです。
よく見るとペグは楕円形をしており、抜き時にグリッと横にひねると穴が広がってスポッと抜けるように作られています。
ここで最初の裏ワザです! じつは同じ作業をソリッドステーク同士でできてしまうんです! ソリステ愛用者なら「もうやってるよ!」という方も多いのでは?
1本ペグを抜いたらそれをペグハンマー代わりに使えます。ソリッドステークの引っ掛け部分でもペグハンマーと同様にグリっと回せて、同じ役目を果たしてくれるのです。
意外とペグ抜き作業って1人でやると大変ですよね。でもこれなら1人はペグハンマーで、もう1人はソリッドステークでというふうに、ペグ抜きを2人同時進行でおこなえますよ!
■サイズ:300mm(ヘッド部直径15mm、打ち込み部直径8mm)
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②インフレータブルマット2つを1つにまとめる裏ワザ
キャンプだけでなく登山などでも必須の寝具、キャンピングマット。
スノーピークから発売されている「インフレータブルマット テレコ」は2つのマットを1つにまとめて収納することができるんです。
もともとこの収納用スタッフサックはかなり長めに作られています。これを利用するのです。
スタッフサックのデッドスペースを利用して、この通りもう1つのマットをきれいに収納することができました。
これは荷物を一つにまとめたい時に意外と使える裏ワザです!
■収納時サイズ:直径16×30cm
■重量:0.8kg(ポンプ収納ケース含む)
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③焚き火台Lと炭床Mの裏ワザ
お次は「炭を入れすぎちゃった」「ちょっと火が強すぎる」なんて時に使える裏技です。
焚火台のオプションで売られているバーベキュー用のグリルブリッジは、高さ調節が3段階できるようになっています。
でもワイルドに炭を入れすぎると火力が強くなりすぎて、ブリッジを一番高く設定しても焦げてしまうことがあります。
それを防いでくれるのが炭床Mとのドッキング作戦。
焚火台Lに炭床Mをセットすると、本来ペアである炭床Lよりも深く沈むので、火力の調節が絶妙にしやすくなります。炭の扱いに不慣れな方にこのコンビは特にオススメです。
炭床Mだと深さが出るので、焚火の際に炭床をセットしたまま薪を投入しやすくなります。
しかし、やはり本来の炭床Lのほうが燃焼効率がいい場合もあるので、LとM両方持っておいて状況に合わせて使い分けるのがベストかもしれませんね。
■収納サイズ:560×640×32mm
■重量:5.3kg
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■材質:鋳鉄(クリア塗装)
■重量:2.4kg
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④「ほおずき」を使った裏ワザ
スノーピークの大人気ランタン「ほおずき」。最近はLINEとのコラボほおずきが発売されるなど何かと話題の商品です。
タープポールで使用する際には通常、横にのびるランタンハンガーをセットしてそこにほおずきをぶら下げるのですが、じつはランタンハンガーなしでも大丈夫だったりするんです。
ほおずきのフックの大きさはタープポールにぴったり! ポールの支柱に直接引っ掛けるだけで、ほおずきの重みでそのまま固定されます。
地味ですがランタンハンガーを忘れてしまった時や、足りない時に重宝する裏ワザですよ!
■重量:165g
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⑤「チタンマグ」スタッキングの裏ワザ
こちらもキャンパーやハイカーならひとつは持っているであろうスノーピークの名作「チタンマグ」シリーズ。
シングルウォールとダブルウォールの2種類があり、サイズも450ml、300ml、220mlとバリエーション豊かです。
でもマグって意外とかさばってしまいますよね? そんな時にマグをきれいにまとめる方法があります。
実はシングルマグはスタッキングすることができるのです! シングルウォール限定になってしまいますが、各サイズをバラで持っていれば450mlの中に、他の2サイズがすっぽり収納できるのです。
ちなみにダブルウォールであれば450mlの中に220mlを、廃盤になってしまった600mlの中に300mlをスタッキングすることができますので、お持ちの方は試してみてくださいね。
■素材:チタニウム
■重量:70g
■生産国:日本
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さっそくキャンプで裏ワザ実践!
どうですか。気になるスノーピークの裏技は見つかりましたか?
キャンプギアを使ってあれこれ試していると、思わぬテクニックが見つかったりしますよね。皆さんもお手持ちのスノーピーク製品をぜひ使い込んで、独自の裏ワザを見つけてください!
設営テクニックも覚えておこう!
スノピのドックドームはいかにも立てるの大変そうに見えますが、はたして……。
Let’s get the camping technique by Snow Peak gear
スノーピーク製品で裏ワザ披露!
Source: CAMP HACK
鍛造ペグのポテンシャルに注目!ソリステ・エリステの意外な活用法教えます
鍛造ペグはただのペグにあらず!
固い岩場でも確実に打ち込めるという、高い強度が自慢の鍛造ペグ。その代表がスノーピークの「ソリッドステーク」や村の鍛冶屋の「エリッゼステーク」ですが、テントやタープの固定という本来のペグとして以外の用途に活用している人も。持っているならやってみたい、鍛造ペグアレンジ活用術をご紹介します!
鍛造ペグ+材料で自作【DIY編】
テーブル
ペグと板、グレーロープで作るテーブル。脚部分は、サイズ500mmのソリッドステーク50を4本使用します。
板の幅と長さに合わせてペグを打ち、ロープを通します。コツはロープのテンションをキツめにしておくことだそうです。
ロープを張って板を差し込めば、テーブルの完成。ちょっとした荷物置きにも便利そうですね!
更にバージョンアップしたものがこちら。デザインが向上し、しっかり見た目も男らしいキャンプ道具になっていますね。
ドリップスタンド
ブログやインスタグラムでも多く見かけるペグのアレンジ法が、このドリップスタンド。脚をエリステのカラフルなものにすると、グッとデザイン性が出そうですね。
材料は、スノーピークのフォールディングコーヒードリッパー「焚火台型」、ソリステ20×4本、100均の竹まな板2枚。
上段の板の中央をドリッパーが入る円形サイズにくりぬきます。上下段とも四隅に穴を空け、ペグを通してスタッキング!ドリッパーがずれないようにくぼみもつければ、安全対策も完璧です。
こちらは同じ要領で作られたダブルドリッパー。ソリステの本数はシングルと変わらず4本なのでお徳サイズでファミリーキャンプには最適。
ゴトク
ソリステをクロスさせて打ち込み、ポール4本を通せばスタンドに。耐熱素材のポールなら、バーナーでそのまま加熱する際のゴトクにもなります。まさにアイディアの賜物です。
ペグだけで即使える【アイディア編】
フライパンを固定
カチコチに固まった雪原で料理をする場合も、ソリステ50で焚き火台を固定すれば安心!
蚊取り線香ホルダー
蚊取り線香ホルダーとして使っている人もたくさんいるようです。このシンプルな代用が、不思議とこなれて見えます。
ドッグアンカー
大切なワンちゃんの安全確保にも、鍛造ペグが大活躍。つないでおくことで脱走はもちろん、焚き火台などの熱源からガード!
アイディア満載!みんなの鍛造ペグ活用術
ソリステ20を使って、ユニフレームのファイアグリルの高さをアップ!火と網に距離ができることで、焚き火料理の焦げ付きを防止するという、ナイスアイディアです。
ソリステに肉を刺して炙り焼きをするという、原始的なスタイルを発見。男前です。
ファミキャンには特につき物の、子供の靴びしょ濡れ事件。そんな時もソリステがあれば大丈夫!
キャンプの夜。足元の視界確保にランタンを置いても、つい倒しちゃいませんか?転倒&酔っ払い迷子防止におすすめの対策です!
アレンジ活用もできちゃう!おすすめ鍛造ペグ
スノーピーク ソリッドステーク
●重量:75g
●材質:S55Cスチール(黒電着塗装)
20cmが良かったと思うのは、最低気温がマイナス20度くらいになる環境の凍結土上で設営したときです。30cmは半分くらいしか入りませんでしたが、20cmはぎりぎりヘッド近くまで叩き込むことができました。
出典:Amazon
●重量:180g
●材質:S55Cスチール(黒電着塗装)
ほとんどの場所で利用でき、強度、ペグとしての役割もとても優秀です。買い足しで5年以上使用していますが、そのなかで折れたのは1本だけです。また、ロープもとても引っ掛けやすくペグを根本まで打ち込めばロープ抜け防止にもなります。
出典:Amazon
村の鍛冶屋 エリッゼステーク

●重量:79g
●材質:S55Cスチール
28cmがメインで使用していますが18cmはタープの裾を止めるのに使用しています。
黄色と白を所有していて今度は赤を購入。黒のペグも使用するのですが、ペグに突っかかる危険が色によって大幅に違ってきます。けちって黒を使ってけがするよりが断然色付きがお勧めです。
出典:Amazon
●重量:170g
●材質:S45Cスチール
同じエリッゼステークの28cmのブルーを購入したのですが、地面の上では思ったほど目立たなかったので、追加分は派手な色にしようと思いオレンジを購入しました。これは目立ちます。そうかんたんには忘れないし、夜間の足元の安全にも役立つと思います。もちろん品質は折り紙付きです。
出典:Amazon
鍛造ペグのポテンシャルは無限!?
最強ペグと名高いソリステやエリステ、その強度ゆえに様々な活用法がありましたね。サイズも豊富で用途も広がりますが、鍛造ペグは重量があるだけにアレンジ活用の際は安全を考慮しましょう。ギアを忘れてしまった時、荷物を減らしたい時など是非ペグ活用法を取り入れてみてくださいね!
A Forging Peg Will Be Of Help!
鍛造ペグ、超役立つ!
Source: CAMP HACK