よく、小物が迷子になるんです……
今日も楽しいキャンプ! お気に入りのギアにかこまれて幸せだな〜。さて、そろそろ食事の準備にとりかかろうか……アレ? ガストーチはどこにしまったかな、あ~っ、見つからない!
と、みなさんもこんな経験ありませんか? 必要なときに必要なモノが見当たらない……。そんな不測の事態を回避すべく、今回は「意外なアレ」による、スマートな整理整頓法を紹介します。
サイトをスッキリ見せる仰天のアレとは?
「小物の定位置を決める」のがスッキリのポイントですが……
小物系は「どこに置いたかな?」ということになりがち。かと言って何でもひとまとめに収納ボックスに放り込んでおくと、必要なときにパッと出てこないので作業効率も悪くなります。
整理整頓されたサイトづくりのコツは、使用頻度が高いものの定位置を決め、どこに何があるのか把握することです。
コレで収納上手!grn outdoor「60/40クロス ツインソファーチェア」
そんな整理整頓の秘密道具、紹介するのはなんとチェア! grn outdoor(ジーアールエヌ アウトドア)の「60/40クロス ツインソファーチェア」です。
見た目はシンプルな2人掛けのアウトドアチェアですが、計算された収納の仕掛けがいっぱい!
使用時:高さ98cm 幅137cm 奥行52cm
収納時:高さ98cm 幅27cm 奥行27cm
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チェアの背面に収納する工夫アリ!
その工夫はチェアの背面にあります。チェアにポケットが付いたとても斬新なフォルム!
上段左右それぞれに浅めの幅が広いポケット。さらに下段には、ボタン留めのフラップが付いた大き目のポケットが配置されています。
ここにサイトで必要な小物類を収納していくと……。チェアの背面というデッドスペースを使って、一気にこれだけのものが収納できてしまうんですね。
例えば、ガストーチやお箸、フォールディングナイフなどよく使うものは上段の浅めのポケットに。いざ食事の準備の際も、振り返って必要なものだけをサッと取り出せます。
暗くなってから使うLEDランタンも、昼間のうちに下段のポケットへ。こうして収納場所を決めて準備しておけば、使うタイミングになって荷物の中からゴソゴソと探す手間はありません。
また、上段の左右ポケット間にはデイジーチェーンを装備。カラビナやS字フックなどを使ってコップを吊り下げられ、ペグやハンマーなどは直接引っ掛けることも可能。
テントやタープの位置変更や急な雨などで追加ポールを立てるときも、ペグとハンマーの定位置を決めておけば、慌てることなくすぐに作業に取りかかれます。
夕暮れから急に肌寒くなるシチュエーションでは、とくにブランケット類が重宝されますよね。でも使わないときって意外と置き場所が決まらないもの。そこで便利なのがコチラ!
背面下段中央にはバックル付きのベルトが2本縫い付けられ、ブランケットなどを丸めて収納できちゃいます。かさばらず、汚れからも守れるので安心です。
肘掛けにはドリンクホルダー&ミニメッシュポケットが!
肘掛け部分には、ドリンクホルダーが両サイドに付いており、350ml缶、500ml缶はもちろん、タンブラーなども収まります!
また肘掛けの縦の部分にも網状のミニポケットがあり、スマホやクルマのキーなどを入れるのに便利。
生地は雨風に強く耐久性がある「60/40クロス」
素材は古くからアウトドアフリークに親しまれてきた「60/40クロス」を使用。マウンテンパーカーに代表されるコットンとナイロンの混紡素材で、表面にテフロン樹脂コーティングを施し、撥水性や防汚性をより強化しています。
飲み物などをこぼしてしまってもシミ汚れが付きにくく、雨風にも強い、キャンプに最適な生地ですよ!
座り心地もいい2人掛けサイズが重宝
展開サイズは幅約137×奥行き約52cm。大人2人で座れますが、ゆったりとはいきません。ひとり掛けでその隣にバッグなどを置いて活用するのもアリ。
座面は張りのある硬さではなく、座ると少し沈み込むタイプ。生地と骨組みに十分な強度が感じられるので不安定さはまったくなく、ソファのように包み込まれるような座り心地です。
収納は想像よりはコンパクト、しかし重さはそれなりにある……
収納時のサイズは、専用の収納ケースに入れて約27×27×98cm。身長175cmの男性が背負って半身以上です。2人掛けのチェアとしては、意外なほどコンパクトですが、重量は約5.5kgで肩にズッシリとくる重さ。
オートキャンプ以外で、長い時間背負って歩くのは厳しそうですね。
中央に収束するタイプなので、組み立ての手間はなし。キャンプ場に着いたら広げるだけで、瞬時に設営完了です。
このチェアは収束式のためクルマのラゲッジスペース内での収まりもスッキリ。他製品の折りたたみ式ベンチと比較すると、デッドスペースが少なく積み込めます。
欲張ってモノを入れすぎての転倒に注意
背面にモノを入れても耐えられるように、前後バランスも考慮された作りになっていますが、くれぐれも入れすぎには注意! 人が座っていないときは、風などで転倒しやすくなってしまいます。
「あ、入れっぱなしで収納しちゃった……」忘れ物にも注意!
あくまで一時的な収納スペース、当然入れたら出さなければなりません。最後の撤収時には出し忘れのないよう注意しておきましょう。
こんなアイテムまであるの……!?衝撃のサコッシュクーラー
grn outdoorでは、今回紹介したチェアのほかにも収納上手な商品を展開。手軽に飲み物を持ち運べる、便利なサコッシュクーラーが発売されています。
なんとこのサコッシュ、チェアの収納を更に拡張させるアイテムでもあるんです!
保冷シート付き!「TEBURA BAG WANCAN」
その名も手ぶらでお酒を楽しむための「TEBURA BAG WANCAN(テブラ バッグ ワンカン)」。正面の3つのポケットには、それぞれ350ml缶がピッタリ収まります。
また正面ポケットの内部には保冷シートを完備。保冷剤も一緒に収納できるので、暑い季節でも冷たいお酒をキープ可能!
さらに内部にファスナーが付いたミニポケットも。散らかりがちな小銭やお札などを入れておくのに便利です。
肩紐がループ付きになっているので、カラビナを使いポーチやデジカメなどを吊るすなど、拡張性も十分。
さらに、ストラップを外した状態で「60/40クロス ツインソファーチェア」のデイジーチェーン部に装着が可能なんです。座ったままチェアの背面に脱着できるから、ますますのんびり度が高まります。
素材は、チェアと同じ60/40クロスのテフロン加工。撥水性と防汚性があるので、汚れを気にせずガンガン使えてアウトドアで大活躍!
●カラー:ベージュ、ブラック、オリーブグリーン
●サイズ:ONE SIZE 高さ約22cm x 横幅 約30cm
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●カラー:ベージュ、ブラック、オリーブグリーン
●サイズ:ONE SIZE 高さ約22cm x 横幅 約30cm
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●カラー:ベージュ、ブラック、オリーブグリーン
●サイズ:ONE SIZE 高さ約22cm x 横幅 約30cm
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片付け上手になれば、キャンプがスマートになる!
今回は、ありそうでなかった便利な小物収納法を実現したチェアを紹介しました。ギアの定位置を決めて、見える収納を心がければモノが散らばらないし、スッキリとしたサイトを展開できますね。
「とにかくのんびりしたい」「料理にこだわりたい」「焚き火を楽しみたい」など、キャンプシーンに合わせて独自のカスタムを楽しめる「60/40クロス ツインソファーチェア」、スマートなキャンプを目指すならぜひ!
使用時:高さ98cm 幅137cm 奥行52cm
収納時:高さ98cm 幅27cm 奥行27cm
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執筆:高久浩一
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Source: CAMP HACK
【 1万4000人に聞いたランキング】みんながキャンプで使ってる「チェアブランド」ベスト5発表!
みんな、どこのブランドの「チェア」を使っているんだろう
キャンプに欠かせないアイテムといえば”チェア”。ハイやローなど様々なタイプが販売されています。なので選ぶのもかなり悩ましい……。
みなさんはどのブランドのチェアを愛用していますか?
読者1万4000人にアンケートを実施
そこでCAMP HACKのLINE@読者にアンケートを実施。1万4000人もの方からご回答をいただき、今キャンパーが使っているチェアのブランドが浮き彫りに。
気になる1位は果たしてどこか!? 上位5ブランドを、定番や新作アイテムを交えながら発表していきます。購入や2脚目以降を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
5位は根強いファンが多いあのブランド
優れたデザインに根強いファンが多い、日本発のあのブランドがランクイン!
5位 やっぱり人気!「スノーピーク」

第5位は、ピーカーと呼ばれる熱狂的ファンがいる程の人気ブランド「スノーピーク」。高い品質を誇り、洗練されたデザインと丈夫さがランクインの決め手となった模様。
定番人気の「ローチェア」は、リラックスできる座り心地が好評です。
そんなスノーピークの中でも技アリなチェアが「ラックソット」です。
写真のように土台を横並びにセットするとソファになり、分割してチェアとしても使用可能。組み替えるとコットにもできます。
そして、さらにラックにも変身できるんです! 上に天板を置いてテーブルとして活用したり、このまま車に積んで車載の整理に使ったりと、マルチに活躍します。
1台あれば、シーンに合わせて何通りものレイアウトを楽しめますね。
●重量:約17.0kg
●セット内容:ベースユニット×3個、クッション×4個、背もたれ×2個
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4位と3位は間違いなしの定番
4位と3位は、ホームセンターなどでも見かける、あの定番ブランドがラインナップ! 早速チェックしてみましょう。
4位 あぐらチェアが人気の「ロゴス」
第4位は、カラフルなアイテムが印象的なファミリー層に人気の「ロゴス」! ビギナーにも扱いやすく、お財布にも優しいところが選ばれたポイント。
代表チェアであるローポジションの「あぐらチェア」は、キャンプだけでなく家でも使うヘビーユーザーが続出しています。
こちらは長時間座っていても疲れにくい「バックホールドチェア」。
背もたれのラウンド設計により腰をしっかりホールドし、ハイバックデザインで上半身をサポート! 安定した座り心地を実現してくれます。
●収納サイズ:約19.5×19.5×77cm
●重量:約3.1kg
●耐荷重目安(静止荷重):約100kg
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座り心地もいいです
あぐらも足を伸ばしても座って楽ですよ
寝てしまいそうになります
出典:
楽天みんなのレビュー
●収納サイズ:約23×23×104cm
●総重量:約5.4kg
●耐荷重目安(静止荷重):約100kg
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3位 鹿番長でお馴染みの「キャプテンスタッグ」
次は、コスパ最強と呼ばれるブランド「キャプテンスタッグ」が、第3位にランクイン!
特にチェアに関しては種類が多く、トレンド系デザインの物もロープライスで手に入るのでキャンパーの強い味方です。オシャレなデザインのものが増えており、男女ともに高い支持を得ています。
今年注目なのが、カモフラージュ柄デザインの「green label relaxing」別注モデル。同柄のポップアップテントや、レジャーシートと合わせて使いたくなるシリーズです。
キャプテンスタッグと言えば、この「鹿」ロゴマークが目印。実はこのカモフラ柄にも隠れているんだとか! こんな抜け目ない遊び心も、多くのキャンパーから愛されるポイントですね。
詳細はこちら
●収納サイズ:約140×140×長さ840mm
●重量:約2.3kg
●耐荷量:80kg
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2位は収納性がピカイチのブランド
2位は、コンパクトチェアの代名詞ともなりつつある、あのブランドがランクイン!
2位 コンパクトなのに快適「ヘリノックス」
第2位は、アウトドア業界に革命をもたらした「ヘリノックス」がランクイン! 軽量でコンパクトに収納でき、デザインも優秀な世界的ブランドです。
様々なタイプの中でも特に人気なのが「チェアワン」。包み込んでくれるような座り心地に、多くのキャンパーが魅了されています。
そんなヘリノックスが2019年新作として発売したのが「サバンナチェア」。
ゆったりとした広い座面と、肘掛になるシートが特徴的なハイバックデザイン。便利なドリンクホルダーも付いています。
●収納サイズ:高さ12cm×幅35cm×厚さ10cm
●重量:960g(収納袋含む)
●耐荷重:145kg
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ツーリング時に休めるように買いました。体重が85キロでも大丈夫です。
また、ライディングの革のパンツでもそのまま座ってゆっくりできます。
収納も小さくなるのでとても重宝です。
出典:
楽天みんなのレビュー
●収納サイズ:54×15.5×16cm
●重量:1690g
●耐荷重:145kg
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栄えある1位は……!
今回頂点に立ったブランドは、ランキング常連とも言えるあのブランド! もうみなさんお分かりですかね? それではお待ちかね、第1位を発表します。
1位 さすがです!安定の老舗ブランド「コールマン」
栄えある第1位に輝いたのは、圧倒的人気を誇る老舗のアウトドアブランド「コールマン」でした!
チェアだけでも40種類以上あるラインナップの多さ。さらに機能性や信頼度の高さなど、ビギナーからベテランまで多くのキャンパーから愛されている結果ですね。
またハイ、ローチェアだけに限らず、このような個性派チェアも話題! こちらは「人をダメにする椅子」と話題のインフィニティチェア。体への負担を軽減し、とことんリラックス度を追求した贅沢な1脚です。
ワンアクションで設営ができるので、初心者の方でも気軽に使えます。
編集部でも実際に試してみましたが、フルリクライニングにするとほぼ仰向け状態に! まるで雲の上にいるかのような座り心地はさすがでした。
キャンプでも家の中でもずっと座っていたくなる、究極のリクライニングチェアです。
●収納サイズ:約15×69×H90cm
●重量:約8.8kg
●耐荷重:約100kg
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キャンプ時に使用する為にこちらで2台目としての購入です。好きな角度で座れたり寝たり出来、とても身体にフィットして心地よいです。また枕が移動出来るのがとても良いですね!掲載には場所取りますが、お値段が安く家族お気に入りの商品です。
出典:
楽天みんなのレビュー
●収納時サイズ:約54×9×57cm
●重量:約2.2kg
●耐荷重:約80kg
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持ち運びも楽で設置も広げるだけ!
座り心地良いです。
出典:
楽天みんなのレビュー
マイベストチェアで快適キャンプ!
CAMP HACK読者のみなさん、ご回答ありがとうございました! コスパ最強ブランドからハイブランドまで、有名どころが集結した結果となりましたね。
ファーストチェアや2脚目以降を検討中の方、家用のアウトドアチェアをお探しの方、ぜひ参考にしてみてください。そして自分にぴったりのベストチェアに出会えますように!
テーブルも一緒にいかが?
この機会にセットでテーブルも揃えてみては?
Let’s go camping with my best chair!
マイベストチェアでキャンプへ行こう!
Source: CAMP HACK
アウトドアの常識を覆す、魔法のヒーターチェアカバーが登場!【実際に使ってみた】
冬はチェアの通気性がつらい……
焚き火台と薪を用意して、さあ焚き火! ……というワクワクタイムを迎え、ひとつ気にかかることが。それはチェアの通気性。夏は快適なんですが、冬は冷たい空気が侵入してきます。
ヘリノックスのチェアにはメッシュを採用したものが多いですよね。チェアワンなどは背中にすらメッシュ部分があります。焚き火にあたれば体の前面は暖かくなりますが、お尻や背中が寒くてたまらないという状況に。
業界初の「ヒーター機能付きチェアカバー」が登場!
チェアにブランケットを敷いて腰回りをくるんでいるキャンパーも多いと思いますが、よりスマートに冷え対策ができそうなアイテムを発見しました。その名も「ぬくぬくヒーターチェアカバー」! 業界初、ヒーター機能が付いたチェアカバーです。
今回はこのウワサの新アイテムを実際に使ってみたので、その様子をレポートしたいと思います。
さっそくヘリノックスのチェアに装着してみました。見るからに暖かそうな素材感が伝わってきます。カラーはネイビーとグレーの2色展開。丸洗いも可能だそう。
公式から分かりやすいサーモグラフィの画像が公開されています。お尻と背中の部分に、電気毛布のようなヒーターを搭載している模様。
これが本当なら、焚き火時の前面ポカポカ、背面スースー問題を解決してくれそうです……!
なめらかな手触り
表面はポリエステル製の起毛素材。スベスベとしたなめらかな手触りで、ついつい触りつづけてしまう心地よさです。仮にヒーター機能がなくとも、冬用のチェアカバーとして活躍しそうな、ぬくもりのある素材でした。
ちなみにこちらの素材、ポリエステルながら炎が燃えにくいUS-117(耐火テスト基準)を取得。焚き火時の万が一に備えています。
ヘリノックスのチェアにジャストフィット
チェアワン、チェアゼロ、グラウンドチェアといったサイズのヘリノックス製チェアに、ぴったりとかぶせることができます。
はめ込むときのテンションはなかなかに手応えがあり、ずれたり外れたりする可能性は低そう。
コードがチェアカバーのフチをぐるりと一周しているので、最後にコードを締め付けて装着完了。取り付けはいたって簡単です。
他ブランドのチェアでもOK!
ヘリノックス製以外のチェアでも、もちろん使用可能。公式にはFIELDOORのポータブルチェアやMag Cruiseのクルーズチェアに対応すると発表されていますが、他にも対応チェアがありそうですね(写真はMag Cruiseのクルーズチェア)。
電源はモバイルバッテリー
ヒーターの電源にはモバイルバッテリーを使用。チェアカバーの内部からUSBケーブルが伸びているので、そこにバッテリーを接続します。シリコンカバーは丸洗いするときに接続口を保護するためのもの。
使用中のモバイルバッテリーは座面横のポケットに収納。写真のモバイルバッテリーは容量10,000mAh、サイズは約140mm×70mm×10mmです。ポケットにはかなり余裕があったので、20,000mAh超の大容量タイプも使用可能でしょう。
冬キャンプで実際に使ってみた
では焚き火をしながら使ってみましょう。暖かそうなビジュアルではありますが、実際問題として冬のキャンプ場で役立つレベルなのかどうか。
正直なところ「たかだかモバイルバッテリーで満足のいく暖かさになるの……?」という疑いがあります。
温度は3段階に調節可能
バッテリーポケットの上にスイッチがあり、温度モードを切り替えることができます。OFFの状態から一度押すと「HIGH」、もう一度押すと「MIDDLE」、さらにもう一度押すと「LOW」、4回目のプッシュでOFFに戻ります。
温度モードが「HIGH」の状態だと、スイッチは赤く点灯。ヒーターの温度は55℃に達するそうです。使用可能時間は、10,000mAhのバッテリーで約4時間。
温度モードが「MIDDLE」では白く点灯。ヒーターの温度は50℃ほどで、使用可能な時間は10,000mAhのバッテリーで約5時間となります。
温度モードを「LOW」にすると、点灯色はブルーに。ヒーターの温度は40℃にとどまり、10,000mAhのバッテリーで使用可能な時間は、約8時間に延びます。
以上、3つの温度モードの使用可能時間はあくまでも目安、使用時の気温に左右されるようです。気温の低い状況では、使用可能時間が短くなると予想されます。
まるで自動車のシートヒーター
日没後には氷点下となったキャンプ場で使用開始。焚き火に面していない背中側が寒くてたまらず、温度モードはもちろん「HIGH」に。
……するとどうでしょう。スイッチオンからほんの数分で、お尻と背中がじんわりと暖かくなってきました。ふと頭に浮かんだのは、自動車のシートヒーター。本当にあんな感じで、暖かさが体に染み込んできました。
低気温のせいか温度モードが「HIGH」でちょうどよく感じられました。まるでコタツに入ったかのように動きたくなくなり、焚き火の前で夜が更けていきます。
容量10,000mAhのバッテリーを使用しましたが、「氷点下でHIGHのまま3時間」では供給がストップすることはなく、一般的な焚き火タイムでの使用では不足を感じないかと。しかし日中から寝るまで使う場合や連泊する場合は、大容量のものを用意した方がよさそうです。
座布団としても……
テント内での座布団としても活躍しました。チェアの背中にくる部分がお尻を、座面部分があぐらをかいた足を暖めてくれました。ブランケットを膝がけにすると、さらにぬくぬくです。
アウトドアチェアに装着しなくても「モバイルバッテリーで稼働する暖房器具」として普段から使えるので、オフィスや自宅でも活躍しそうですね。
使ってみて気になった3つのこと
その1. 低温環境でのバッテリーの減りが心配
「寒いとスマホのバッテリーの減りが早い」と感じている人も多いと思いますが、スマホのバッテリーやモバイルバッテリーに採用されているリチウムイオン電池は、低温だと容量の100%を出しきることができません。途中で放電がストップしてしまうので、結果として「減りが早い」と感じてしまいます。
寒い状況で使うアイテムの電源が、寒さに弱いモバイルバッテリー……という点がやや不安で、長時間使用したい場合には、切実な問題になってきそう。大容量のバッテリーを複数用意するなど、使用する環境や時間を考慮して、しっかりと対策する必要があるでしょう。
その2. 知らず知らずスイッチを押してしまうことが
プッシュするタイプのスイッチなので、体重をかけてしまったのか、知らず知らずに押してしまったことがありました。まあ気づいたらまた押してやるだけの話なんですが。
それと当製品にはセーフティ機能がついており、2時間で自動的に電源がOFFになります。ひょっとしたら再びONにすることを面倒に感じる人がいるかも……。筆者はうっかりしてしまったときの安全とバッテリーの節約を優先したいので、気にならないどころか頼もしく感じられました。
その3. 炎との距離に注意を!
気になったというよりは注意してほしいポイントです。当製品は380gと軽く、また軽量のチェアと組み合わせるアイテム。席を外している間にチェアが風に倒され、焚き火に覆いかぶさってしまったら……。
いくら燃えにくいポリエステル素材を採用しているとはいえ、風が強くなりがちな、乾燥した季節にこそ使いたいアイテム。炎との距離には気をつけたいところです。
冬用チェアの衣替えはいかが?
実際に使ってみた結果、ヒーターのパワーは充分と感じられました。そもそもメッシュ部分がスースーするチェアに、ぬくもりある素材のカバーが付いただけでありがたい話です。冬の衣替え的な、ビジュアル面での新鮮さも楽しめますし。
発売記念のプレゼントとして、今なら専用の収納ポーチが付属するようです。収納時のポーチ内には余裕があるので、バッテリーはもちろん、カイロなど他のあったかグッズを入れてもよさそうですね。
●収納サイズ:28cm x 18cm(付属ポーチ収納時)
●重量:380g
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Source: CAMP HACK
【実際に使ってみた】リサイズされた「ローローバーチェア」がこれから面白そう
人気のローバーチェアをロースタイル用にリサイズ
ナチュラルから軍モノスタイルまでマッチするデザイン性の高さから、キャンパーの間で人気が高まっているローバーチェア。しかし、座面が高いため、ロースタイルのキャンプに合わせられないという声も。
こちらが普通のローバーチェア。そして今回紹介する「ローローバーチェア」はその名の通り、ローバーチェアの構造やルックスはそのままで、高さだけを低く「ロー」にしています。
プラスドライバーとレンチなどがあれば、簡単に生地を取り外すことができるので、お好みの生地に張り替えることも可能。こうした付加価値まであるのだから嬉しいですね。
今回、このローローバーチェアを実際に使用してみたレポートをご報告。
まず、元祖ROVER CHAIR(ローバーチェア)って?
通称「ローバーチェア」、そのルーツは英国軍の車載装備として使用されていた椅子。タフで携帯性に優れていることから、ミリタリー好きにはお馴染みのチェアです。
実際に使ってみました
安定感はローバーチェアより確かに増している
実際にキャンプで使用してみたところ、公式サイトで書いてある通り、重心を下げたことで安定性は抜群に向上していると実感。従来のローバーチェアより、深く腰を落とし、後ろに寄りかかることを意識した構造です。
左右に身体を揺らしても動じることはありません。安心して身体を預けられます。
座面高は、ヘリノックスのチェアワンと同じくらい
ヘリノックスのチェアワンの座面高は34cm、ローローバーチェアは31cmと同等の高さ。ロースタイルのテーブルとの相性は良く、ちょうどいい低さです。
男女でそれぞれ座ってみた
女性(身長160cm)の場合。
男性(身長165cm)の場合。
男性(身長178cm)の場合。
こう見てみると、身長が高い人にとってはやや低い印象です。足を普通に置くと、画像のように膝が上がるので、立ち上がりの初動が若干大変そうですね。
しかしローローバーチェアには肘置きがあるので、立ち上がる際に利用して体重を支えれば、とても立ち上がりやすいです。
積載がしやすい薄さ&頑丈さ
積載してみた様子です。本家のローバーチェアと変わらず、パイプ椅子式に畳んで収納できるので、そこまで大きな印象はありません。しかしこれが積載量の限られた車だとなかなか厳しいかもしれません。
長さはありますが、薄く畳めて、頑丈さもあるので「テトリスの長い棒」のようなはめ込み方ができるかもしれないですね。
新品なのでヴィンテージ感はないけど、どんどん使っていくのが楽しみ
ローバーチェアといえば軍モノのヴィンテージ品。それが今回アップデートして新品としてリリースされているので、見た目の違和感はやはりあります。
ですが今後、ガシガシ使い込んでいけば、本家に負けず劣らずのカッコイイオーラを放つ一脚になってくれるはず!
ドッペルギャンガーアウトドア ローローバーチェア
●収納サイズ:W550×D120×H790mm
●重量:2.8kg
●静止耐荷重:80kg
●材質:アルミ合金、帆布(コットン)
使い方は自分次第。カスタマイズもできるチェア
このローローバーチェアはカーキ色ですが、黒色の方もなかなかカッコよく、例えば布を交換すればフレーム黒色×布はカーキ色、というミックススタイルも可能。布を自分好みにDIYして張替えも楽しそうですし、今後DODから着せ替え用の布が販売されるのも期待したいところ。
キャプテンスタッグの鹿ベンチのように、新たなブームが起きる可能性もあるかもしれませんね。
DODのユニークアイテムたち
ネーミングが面白く、そしてしっかり実用性まであるDODの7つのキャンプ道具はこちら。
How far will you play with this “LOW ROVER CHAIR”?
このローローバーチェアでどこまで遊ぶ?
Source: CAMP HACK
家族で争奪戦!座り心地最高なリクライニングチェア特集
座り心地最高!リクライニングチェアの魅力
「座る」+「くつろぐ」を求めるならリクライニング機能のあるチェアに注目してみましょう。うたた寝や、星空観察……用途は思いのままです。ただ座るだけではもったいない。今回は、リクライニング機能が付いているチェアを、口コミも合わせてご紹介します。
収納して持ち運びできる!キャンプでの星空観察や読書に
リクライニング機能が付いているチェアと言っても、実はよくある他のアウトドアチェアと見た目や収納も変わりません。女性でも持ち運びスムーズで、収納もコンパクトになります。
お家でのリラックスタイムにも大活躍!
チェアだけに限らず、アウトドア用でも近年のアウトドアギアは機能、デザインが素晴らしいのが特徴です。あまりの快適さから、お家での使用目的の方もいるほどです。「イン」でも「アウト」でもという汎用性が魅力的ですね。
おすすめ①:ロースタイルでゆったりリクライニング
キャプテンスタッグ エクスギアロースタイルリクライニングチェア
ロースタイルでも4段階のリクライニングができるチェアです。流行りのロースタイルで、よりリラックスした座り心地を体感したい人におすすめのチェア。フレーム部分はアルミニウムの材質で軽量なので女性でもラクラク持ち運びができるのも嬉しいポイント。耐荷重は80kg。
この値段でリクライニング。アルミで軽く持ち運びも便利。コストパフォーマンスは良いです。体重80kgの私が使っても、ギシギシするとか壊れそうということもないです。(出典:Amazon)
キャンプで使用。基本的にロースタイルなのでローチェアのリクライニングは嬉しい。低価格なのも嬉しい!(出典:Amazon)
リーズナブルなお値段で、耐荷重80kgをカバーしている点がやはり口コミでも評価の高い点。また、流行りのロースタイルでもマッチする座面高は統一性を損なわず、さらにリクライニングもできるというのが魅力のようです。
キャプテンスタッグ エクスギアロースタイルリクライニングチェア
●収納サイズ:580×630×厚さ80mm
●重量:2.5kg
●素材:フレーム/アルミニウム(表面加工アルマイト)、 座面/ポリエステル、ウレタンフォーム
おすすめ②:ちょっと休憩!ハイスタイルでリクライニング
コールマン レイチェア
3段階リクライニング式のゆったりくつろげるハイバックチェアです。背もたれと座面の角度が絶妙なので、極上のリラックス感を味わうことができます。カラーも定番色のグリーン、ポイントになるレッドがあります。
座り心地はかなりよいです。酒飲みながらマッタリしてると立つのイヤになります。このイスは食事や設営など一仕事終えてマッタリとリラックスするのに適してますね。(出典:Amazon)
キャンプの際はリクライニングして、星空をずっと眺めていましたが疲れは無く、心地よい時間を過ごせました。サッカー観戦の方も背もたれが高く、これまでのキャンプチェアとは比べ物にならない程、リラックスして過ごせました。(出典:Amazon)
背もたれと座面の絶妙な角度によるリラックス感が、使用していてクセになってくるようですね。長時間の使用に耐えうるハイバックなデザインも、キャンプだけでなく活躍の場がたくさんあり魅力ですね。
コールマン レイチェア
●収納サイズ:約25×15×高さ89cm
●重量:3.7kg
●素材:フレーム/アルミニウム、スチール、他、 座面/ポリエステル
コールマン IL レイチェア(デニム)
●収納サイズ:約23×15×高さ89cm
●重量:3.7kg
●素材:フレーム/アルミニウム、スチール、他、 座面/ポリエステル
SUMMIT リクライニングアームチェア
脚部ポールの位置を変更することで、3段階で角度が調節できるリクライニングチェア。アームレストの高さ調整もできるので、その人に合ったお好みのチェアにできるのが最大の魅力! カップホルダーや収納ポケットも付いているので大人数で使用する際に最適です。
ハイバックタイプなのでそれなりの大きさはありますが、
そんなに重くないし、最大リクライニング時も安定感あります。(引用:楽天)
リクライニングが容易には出来る仕様ではないのですが、座る面も広いので気に入ってます。携帯ポケットもあるのでいいです。(引用:楽天)
座ったままのリクライニングができない点は注意が必要です。しかし脚部のポールでの調整だからこそ安定感が得られると考えると、調整作業も気になりませんね!
おすすめ③:心地よい揺れ、ロッキングチェアでリクライニング
ノースイーグル FDロッキングチェア
ロッキングチェアで三段階のリクライニングが付いている、なんとも贅沢なノースイーグル FDロッキングチェアです。枕をスライドすれば、お好みの高さに調節できます。全面ウレタンパッド入りシートで座り心地抜群です。
ノースイーグル FDロッキングチェア
●収納サイズ:約68×約120×約18.5
●重量:8.4kg
●素材:フレーム/スチール、 座面/ポリエステル、ウレタンパッド
おすすめ④:ローもハイも!?4スタイル楽しめる万能リクライニングチェア
ドッぺルギャンガー アジャスタブルローチェア
脚の部分のアジャスタブルフレームで、「ロースタイル」、「ハイスタイル」、「リラックススタイル」、「ミドルスタイル」と4つのスタイルを楽しむことが出来ます。横幅35cmのワイドヘッドレスト、耐荷重120kg、防水コーティングと機能も充実です。
少々体格がいい方なので、許容の多いものを探していましたが、高さも調節出来て許容もオーケーだったのでこれに決めました、生地もしっかりしていて座り心地もなかなかです。(出典:Amazon)
思ったより座り心地がよく、満足です!収納サイズは少々大きいですが、あらかじめ分かっていたことなので問題ありません。色味もシンプルでかっこいいし、ヘッド枕が何より最高!(出典:楽天)
脚の部分のアジャスタブルフレームで、高さの調節が出来るのが人気の秘密のようです。耐荷重120kgで、ワイドサイズということから使い勝手が良い反面、収納は若干大きめなのでサイズをよく確認しましょう。
ドッぺルギャンガー アジャスタブルローチェア
●収納サイズ:(約)L850×W540×H155mm
●重量:4.1kg
●素材:フレーム/アルミニウム、スチール、 座面/ポリエステル、ウレタンフォーム
おすすめ⑤:フットレスト付きで思わず眠りたくなるリクライニングチェア
キャプテンスタッグ アルミリラックスチェア
キャンプだけでなく、野球観戦やフィッシング等さまざまなアウトドアで利用可能です。リクライニングは5段階の調整が可能で、クッション入りヘッドレスト&フットレスト付。快適なリラックススタイルをサポートしてくれます。
リクライニングが気に入りました。足元のフットレストが、ゴムバンドで取り付けてあるがすぐにずれるので、星4つです。システムサイドトレーを注文したので取り付けて使用します。(出典:Amazon)
軽量で折畳が簡単な仕掛けなので本来は持ち運んでの使用を想定してあるものだと思います。リクライニングなどよく考えられており車に積んでのアウトドアスポーツ観戦には充分と思います。(出典:Amazon)
ヘッドレストだけでなくフットレスト付きであっても、持ち運びやすさを追求しているのはさすがのキャプテンスタッグですね。システムサイドトレーやカップホルダーなどのオプションも充実しているのも良いですね。
キャプテンスタッグ アルミリラックスチェア
●収納サイズ:610×1015×150mm
●重量:4.1kg
●素材:フレーム/アルミニウム(アルマイト加工)、 座面/ポリエステル、ウレタンフォーム
コールマン イージーリフトチェアST
背もたれ裏面には収納と、肘掛け部分にはカップホルダーが2つも付いています。気軽に使えるスチール製のリクライニングチェアで、座ったまま背もたれに軽く力を加えるだけでリクライニングしてくれます。
かさばるのだが、これはいい!ゆったり寝れる。バックシートも高いので首が疲れない。(出典:Amazon)
同じ形のアルミフレーム製を所有していましたが、夫婦で使いたくなり購入しました。リクライニングした時の座り心地は最高!ついウトウトしてしまいます。(出典:Amazon)
収納面は若干のかさばりを感じる方もいるようですが、座り心地が良い点と、背もたれの十分な長さで首への負担軽減には定評があるようです。リクライニングもしてくれるのでゆったり座れるのが魅力ですね。
コールマン イージーリフトチェアST
●収納サイズ:約24×20×101(h)cm
●重量:6.7kg
●素材:フレーム/スチール、 座面/ポリエステル
リクライニングチェアでリラックスしよう
誰もが欲しくなるリクライニングチェアをご紹介しました。アウトドアだけでなく、家でも使いたくなるようなチェアばかりでしたね。ユーザーにしかわからない極上のリラックススタイルを体験してみたくはなりませんか? リクライニングするいつもと違った景色が見えるかもしれませんね。
リクライニングチェアとサイドテーブルの相性は抜群!
ゆったり座りながらドリンクや読書を楽しみたい。そのためにはチェアの横にテーブルがあったらもっと便利ですよね。サイドテーブル探しもおすすめですよ。
The reclining chair is a big success both outside and at home!
リクライニングチェアは外でも家でも大活躍!
Source: CAMP HACK