ソロでもカップルでも、1つのテントで兼用できたら……。
今や、男女問わず「ソロキャンプ」を楽しむ時代。カップルであれ夫婦であれ、それぞれにソロキャンプも楽しむケースが増えてきていますよね。
そこで、悩ましいのがテント選び。ソロ用とカップル用を別々に揃えるとなると、収納場所も金銭面も2倍の負担に。
今回はそんなカップルキャンパーたちのお悩みを解消すべく、ソロ&カップルで兼用できるおすすめテントを総特集! ミニマムなタイプからゆったりタイプまで選りすぐりの15選をお届けします!
ソロ〜カップル使いにおすすめのテント【 ドーム・ロッジ系 】
①ロゴス「ドームDUO+タープセット」
ロゴスからは、秋冬キャンプ向け限定カラーの「2020 LIMITED」シリーズが登場! 中でもソロ〜カップル使いにおすすめなのが、こちらの「ドームDUO+タープセット」。
大型前室付きの2人用テントとタープのセットで、バイクや自転車の駐輪スペースとしてもジャストなサイズ感がポイント。
大型前室部分のドアは、はね上げてキャノピー使用もできるので、ソロキャンプ時はタープなしでもOK。フライシートの4面にはしっかりとマッドスカート付きだから、秋冬キャンプや雨天時のキャンプにも安心です。
●インナーサイズ:(約)幅210×奥行140×高さ125cm
●収納サイズ:(約)幅67×奥行20×高さ20cm
●総重量:(約)4.9kg
【タープ】
●サイズ:(約)幅430×奥行440×高さ175cm
●収納サイズ:(約)幅47×奥行14×高さ14cm
●総重量:(約)2.4kg
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②ogawa「ステイシーST-Ⅱ(2020年モデル)」
今年は、ogawaもロングセラーの名作テントがリニューアル! ソロキャンパーから絶大な人気を誇る、あの「ステイシー ST-Ⅱ」が、トレンドにマッチしたNewカラー「カーキ」「サンドベージュ」の2色展開に。
総重量3.9kg、収納サイズ52×19×19cmと、軽量&コンパクトでツーリングテントとしても人気のこちら。
実は寝室の奥行き150cmに対し、前室の奥行きが110cmと小型テントとしては珍しいゆったり感が魅力です。さらに、入り口ドア部分をはね上げれば、2人のときでもタープなしでリビング空間が確保できます。
軽量コンパクトかつ、テントのみでも完結した居住性を求めるカップルにおすすめのアイテム。
●収納サイズ:52×19×19cm(フレーム折り寸40cm)
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③テンマクデザイン「ペポライト」
60〜70’Sのオールドアメリカンな雰囲気漂うレトロテントとして、一躍大人気となった「PEPO(ペポ)」。そのペポのソロ向けサイズとして昨年(2019年)登場したのがこちらの「ペポライト」。
ソロ向けと言っても、側面が垂直に近い角度で立ち上がったロッジ型で、広々とした居住空間を確保。2台コットを並べても余裕のスペースです。
ヴィンテージ感ある佇まいながら、生地にはコットンよりも扱いやすいTC素材を使用。フロアにはPUコーティングが施され、耐水圧1500mmと雨対策もバッチリ。
よりポップなテイストの「ペポライト オレンジ」も人気。ミニマムながらも、レトロなデザイン&テイストにこだわりたいカップルにイチオシのテントです。
●組み立てサイズ:(約)2,400×2,200×1,400(高)mm
●重量:(約)8.02kg
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④ノルディスク「ユドゥン ミニ」
お次は、ノルディスクの名作「ユドゥン」のミニサイズ版。前後のAフレームでデッドスペースの少ない構造はそのままに、リュックで持ち運べるコンパクトな収納サイズと1〜2人用にジャストな居住空間が特徴です。
高さ125cmと、女性1人でもポールのセッティングがしやすいのもポイント。
また、こちらテント・タープの本体(幕)とパーツセット(ポール・ペグ・ロープ・ガーランド)が別売り仕様。イエロー・ブラウン・ピンクの3色から選べるので、手持ちのギアやサイトインテリアとのコーディネイトが楽しめます。
女性1人でも手軽に設営できるキュートなコットン幕をお探しのキャンパーに、ぜひ!
●収納サイズ:28×20×26cm
●重量:約4.2kg
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●サイズ(収納時):50cm×20cm×4cm
●重量:約1.8kg
●セット内容:収納袋、ポール、ペグ、ガイロープ、ガーランド、ジッパープラー
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⑤ モンベル「ムーンライトテント 2型」
テント本体の収納サイズが35×∅17cm、ポール収納サイズが44cm×∅11cmと、トレッキングやツーリングにもピッタリのコンパクトサイズです。
2人でももう少し余裕が欲しい……という方なら2型ではなく「4型」という選択肢も。4人が寝られる広さを確保しつつ、前後には約1mの前室も備え、さらに総重量は5.26kgとやはり超軽量。
いずれも、とにかく軽量で設営が簡単なテントを求めるアクティブなカップルにイチオシのテントです。
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ソロ〜カップル使いにおすすめのテント【 ワンポール・シェルター系 】
⑥YOKA「TIPI」
組み立て式木製家具が人気の「YOKA(ヨカ)」から、初のテントがラインナップ。1人でも立てやすく、ソロ用として根強い人気を誇るティピー型のワンポールシェルターです。
こちらなんと、テント下部をぐるりと一周する白いライン、ファスナーやガイロープ用ループなどがリフレクターに。夜の視認性にこだわったデザインが特徴的。
フロアサイズは270×270cmと、2人でも十分な広さ。ソロならかなりゆったりと過ごせます。上部には防炎布製の煙突穴が装備され、薪ストーブが設置できるのも大きな魅力。
収納サイズは50×∅15cm、総重量は約1.8kgと携行性もバツグンです。真冬もソロ&カップルで存分にキャンプを楽しむならコレ。
●人数:2人用
●重さ:約1.8kg(本体・ポール・煙突穴パーツ込み)
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⑦フィールドア「フォークテント T/C 280」
こちらは、コスパ優秀ブランド「フィールドア」の人気アイテム「フォークテント」。ワンポールテントの立てやすさはそのままに、2股ポールがデッドスペースを解消したいいとこ取りのハイブリッドテントです。
しかも、今年は「T/C」素材にアップデート。難燃性で火の粉にも強く、遮光性もUP。
フロアサイズは280×280cmでハーフサイズのインナーテントが付属。フロアレスシェルター使いもOKだから、2人でもコット寝すれば広々と過ごせます。
このクオリティでもフィールドアなら18,920円(税込)! コスパ重視のカップルにおすすめのテントです。
●インナーサイズ : (約)260cm×130cm×160cm
●収納時 : (約)16cm×16cm×70cm
●重量:(約)6.8kg
●耐水圧:428mm
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⑧ヒルバーグ「アナリス」
続いては「ヒルバーグ」注目の新作。ブランドの1stテント「Keb(ケブ)」にインスパイアされた進化型モデルで、トレッキングポールで簡単設営できる2人用リッジテント。
アウターテントには、軽量で引き裂き強度に優れた「kerlon1000(ケルロン1000)」を使用。総重量1.4kgと超軽量で、収納サイズは一般的なデイパックに収まるコンパクトさ。
インナーテントはオールメッシュで通気性も◎。アウターテントのみでシェルター使用もOK。ハイカーやバックパッカーはもちろん、他と被らないエッジーなデザインを求める人にも最適なテントです。
●重量:最小重量1.2(総重量1.4kg)
※ポール・トレッキングポールはついておりません。
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⑨チャムス「ブービーハウスT/C」
今年はチャムスからもT/C素材の新作テントがラインナップ! こちらは、メインポールの立ち上げですぐ設営できるのに、サイドが立ち上がったベル型で居住性の高い4人用テント。
エントランスも大きく、最大高は178cm。背の高い人もストレスなく出入りできます。
別売りのハーフインナーで2ルーム使用も可能。小川張りで連結できる同柄タープもラインナップされており、チャムスワールド全開で、ソロ〜ファミリーまでマルチに活躍してくれるテントです。
●重量:14.2kg
●素材:本体 / Polyester 65%, Cotton 35%
床 / 210D Nylon Oxford (耐水圧2000mm)
ポール / 260cm Steel(1本),180cm Steel(1本)
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➉ゼインアーツ「ギギ1」
端に行くほど低くなるワンポールテントの欠点を、両サイドのエクステンションポールで解決した「ギギ1」。その結果としての個性的なフォルムも人気のポイントに。
コット2台入れても余裕のスペースがあり、パネルの開閉やはね上げで実にさまざまなアレンジが可能です。
2人がゆったり就寝できるハーフインナーテントも別売りされており、ソロ〜カップル、ソログループキャンプでの共用リビングなど、多様なスタイルを楽しむ人にピッタリのシェルター。
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ソロ〜カップル使いにおすすめのテント【 トンネル・2ルーム系 】
⑪スノーピーク「エントリーパック TT」
スノーピーク初のトンネル型テント「ヴォールト」とヘキサタープがセットになったお得なアイテム。ヴォールトは3本のアーチフレームで立ち上げるので、ビギナーでも設営が簡単。
それぞれ単体で使えるのはもちろん、インナーなしのシェルター使いが可能なのも魅力です。
インナーテントを入れて2ルームにしたときでも、前室をはね上げれば広いリビングが確保できます。ソロのときや荷物少なめのキャンプならタープなしでもOK。
ソロよりもカップルやファミリー使用を想定して開発されているテントですが、背が低いフォルムなのでキャンプ道具が少ないサイトでも様になります。しかも設営が簡単なのでクルマ移動でのソロなら十分活躍できるテントです。
カップルでより広いリビングを構築したいなら、タープとセットで。しかも、エントリーパックTTのタープはコネクションテープ付きで、タープとテントを連結させる「小川張り」が初心者でも比較的簡単な仕様に。
ビギナーカップルにおすすめのセットです。
●収納サイズ:66×25×25(h)cm
●重量:7.9kg
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⑫ogawa「ツインクレスタ」
アポロン、グロッケと快進撃の止まらないogawaから、新作テントをもう1つ。「ツインクレスタ」は、コンパクトな見た目ながら、Y字ポールが上部の空間を広げる最新型ツインポールシェルター。
別売りの2人用ハーフインナーを付ければ2ルームテントに。大人2人+子ども2人用のフルインナーもラインナップされており、ファミリーでの使用もOK。
正面のパネルには、はね上げ時に便利なサイドウォールも完備。風雨の防御はもちろん、よりプライバシーにも配慮しつつリビングスペースを拡大できます。
快適な居住性を確保しつつコンパクトなシェルターが欲しい人は要チェック。
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⑬サバティカル「ギリア」
デフォルトで、2人用と5人用のインナーテントが付属しているのが最大の魅力である「ギリア」。2人用インナー使用時は2ルームテント、5人用インナー使用時には前室つきテントとしてマルチに活躍してくれます。
もちろんインナーなしのフロアレスシェルターとしても使えます。また半自立構造かつ最大高が170cmと、1人でも設営しやすい設計に。
ソロ〜カップルだけでなく、グループでのキャンプまで1台でカバーできるマルチなシェルターが欲しい人におすすめ。
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⑭DOD「カマボコテント 3S」
DODの代名詞と言っても過言ではない「カマボコテント」シリーズ。2020年1月には「カマボコテント3」にアップデート。S・M・Lの3サイズで展開され、ソロ〜カップル使いにおすすめしたいのが「3S」。
インナーテントは3人用で、全体的に2〜3人が余裕を持って過ごせるサイズ感に。
全パネルにメッシュ装備&スカートも完備。夏はスクリーンタープとして、冬はおこもりシェルターとして活躍してくれます。
ソロでもカップルでもオールシーズン対応のゆとりあるテントを探している人は、カマボコ一択?!
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⑮ミニマルワークス「V HOUSE M」
2020年1月、遂に日本上陸を果たした韓国発アウトドアブランド「ミニマルワークス」。中でもブランドのアイコン的存在として人気を集めているのが「V HOUSE M」。
最小限のギア、シンプルな操作方法、軽量コンパクトというコンセプトを象徴する軽量シェルターです。
ビニールハウスからインスピレーションを受けたというこちら。3本のアーチポールにリッジポールを組み合わせており、通常のトンネル型テントより風に強い構造に。
前面、後面、側面は自由にオープン・クローズが可能かつスカート付き。アレンジ自由度が高く、オールシーズン対応の頼れるシェルター。
オプションで2人用インナーテントも展開。気候に合わせて快適にアレンジできるシェルターを求める人は、最注目したいテント。
●収納時サイズ:幅65x奥行25x高さ25cm
●重さ:約9.2kg
●素材:リップストップナイロン40D、アルミニウム
●耐水圧:3,000mm
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1人でも2人でも快適なテントでもっとキャンプを楽しもう!
ソロでもデュオでも快適に過ごせるテントがあれば、キャンプはもっと自由に楽しめるはず。ミニマム派の人も、ゆったりサイト派の人も、この記事を参考にマルチに頼れるテントを見つけてみて下さいね!
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1人で設営できるのに家族4人で過ごせるテント【オススメ5選&アンケート発表】
ソロキャンに限らない、「1人設営可能」というメリット
“1人で設営できるテント”というと、やはり1番に頭に浮かぶのはソロキャンプ用のテント。でも、“1人で設営できる”というのは、何もソロキャンプに限ったメリットにあらず!
目が離せない年頃の子供や、まだ設営の戦力にならず暇を持て余してしまう子供など……、子連れファミリーキャンパーにとっても大きなメリットがあるんです。
1人でテント設営できれば、役割分担できて実にスムーズ。1人がテント設営しながら、もう1人は子供の相手をしたり、一緒にチェア&テーブルを組み立てるなど同時進行も可能に。
そこで今回は、1人で設営できるだけでなく、家族4人が過ごせるファミリー向けテントについてリサーチしてみましたよ。
1人で設営しやすい4人用テント選びのポイントとは?
1人で設営する場合、やはり1番の難所はテントの立ち上げ時。その点では、1本のメインポールを立ち上げるだけのワンポールテントや、立ち上げに力が要らないエアー式のテントがオススメ。
ただし、あまり重量・高さのあるテント(コットン生地の大型ワンポール等)だと1人では立ち上がらないこともあるので、軽量かつなるべくコンパクトなタイプを選ぶと◎です。
特にクロスポールテントの場合、クロスした複数のポールを湾曲させつつ立ち上げるため、自分が持っているのと反対側のポールがピンから外れてしまう場合も。
ドーム型やトンネル型などポールにピンを差し込む形状のテントを選ぶ場合、いわゆる「I」型のピンタイプではなく、上の画像のような差し込む際に抵抗のある「クリップ」型を選ぶとより安全でスムーズ。
こんなテントがオススメ!1人で設営しやすい4人用テント5選
ゼインアーツ「ゼクーM」
一言で言うと、変形型ワンポールタイプシェルターである「ゼクーM」。端へ行くほど天井が低くて狭くなるワンポールテントの欠点を、3辺にA型フレームを追加することで改善しているんです。
開放感あるミドルシェルターとしても使え、付属のグランドシートでお座敷スタイルもOK。何よりクールなフォルムが大人気のテント。
ベースはワンポールテントと同じ……ということで、設営方法もシンプル。シェルターの6つの角のうち、長方形となる4つの角をペグダウンしたらセンターポールを立ち上げ。
残り2つの角をペグダウンしたら、外側3辺にA型のエクステンションフレームをセットすればほぼ完成。基本はワンポールテントと同じ設営方法なので大人1人での設営が可能です。
ただし、大人気のため入手困難な状態が続いており、欲しい人は公式サイトやインスタグラムを要チェック。
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ベルガンス「ウィグロLT4」
お次はノルウェー発アウトドアブランド「ベルガンス」の「ウィグロ」。ワンポールテントとドームテントの良いとこどりと言った構造で、4人用のインナーテントが付属しています。
テントは耐水圧3,000mm、インナーテントのボトムは雪にも強い耐水圧5,000mmと、厳冬期のキャンプにも安心のスペックを誇ります。天井部分から薪ストーブの煙突も出せるので、冬キャンプにピッタリのテント。
メインの大きな入り口のほか、小さめの入り口が2箇所あり、全て開け放すと通称「パッカーン」状態に。夏も涼しく過ごせるマルチぶり。
設営方法は、3本のサイドフレームをスリーブに通して付け根をペグダウン。後はセンターポールを立ち上げて残りの裾をペグダウン。耐風性を高めるために張網が多い点を除けば、1人で設営にオススメのテントです。
●インナーテントサイズ幅2.6m、奥行き2.25m、高さ1.6m、居住面積5.5m2
●重量:フライ/4.1kg、インナー/2.0kg
●ファブリック :フライテント/Siliconized Ripstop Nylon、耐水圧3000mm、インナーテント/Polyester Ripstop Fabric 耐水圧5000mm(床面)
●カラー:グリーン、レッド
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ハイランダー「ポップワンポールテント フィンガル」
なんとこちらは、この大きさでセンターポールとキャノピーポール以外はポップアップ式という変わり種! 別売の2人用インナーテント2つを設置しても余裕のリビング空間が広がります。
設営方法は、まずポップアップで広がったテントの3箇所をペグダウン。センターポールを立ち上げたら残り6箇所の角をペグダウンしてほぼ完成。1人でも約10分で設営完了という画期的な設計なんです。
撤収にはポップアップ式特有のコツがいりますが、慣れれば5分ほどでたためます。
さらに、秋冬キャンプに使いたい人にはこちらの30周年特別仕様モデルがオススメです。冷気をシャットアウトするスカート付きで、カラーもダークブラウンでトレンドにマッチ。
どちらも19,980円と、ハイランダーならではのリーズナブルな価格展開も魅力です。
●収納サイズ:直径約80×8cm(円盤状)
●本体生地:68Dポリエステル(190T)
●フレーム素材:スチール、グラスファイバー
●重量:約4.8kg
●本体耐水圧:2500mm
●インナー耐水圧:2000mm
●カラー:グリーン、ベージュ
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●収納サイズ:直径約80×8cm(円盤状)
●重量:約4.8kg
●耐水圧:2500mm(本体)
●素材:68Dポリエステル/190T(本体生地)、グラスファイバー(フレーム)、スチール(ポール)
●カラー:ダークブラウン
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ハイランダー「エアートンネル ルーミィ2」
ハイランダーからもう1つ、今度はさらに画期的なエアフレーム式のトンネル型テントです! 設営が簡単なことで人気なトンネル型かつエアフレームときたら、“1人設営のできるファミリーテント”に最強のテントかもしれません……!
設営方法は、まず幕を広げたら片方の終端2箇所をペグダウン。4本のフレーム裾部分に付属の手動式ポンプで空気を注入して、立ち上がったら残りの端をペグダウンしてほぼ完成。
ポールがない分作業は単純ですが、空気の通り道を確保しながら空気を入れる必要があったり、そもそも何度もポンプするのには体力が必要なのでそのあたりは過信しすぎないようにしましょう。
撤収時は、栓を抜くとあっという間に勝手に空気が抜けていくので手間要らず。4人が寝られる付属のインナーテントは、左右どちらの端にも設置でき、マルチに使えるシェルターです。
コスパも優秀なだけに本体生地の厚さは68Dとこのサイズのテントとしては薄め。遮光性には期待できないので真夏だと幕内は熱くなりやすいはずです。このあたりを判断材料にぜひ検討してみてはいかがでしょう!
●収納サイズ:約W72×H44×D44cm
●重量:約18.8kg
●耐水圧:PU2000(本体、インナーテント(床面))
●素材:190Tポリエステル/68D(本体生地、収納袋)、185Tポリエステル(インナーテント)、TPU(チューブ)、PE(カバー)
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ケシュア「エアーテント エアー セカンズ ファミリー 4.2XL」
最後はポップアップ・ワンタッチと言えば……のケシュアからエアフレームテントのご紹介。ハイランダー「ルーミー2」に比べると小ぶりですが、付属の2人用インナーテント2つを両サイドに設置しても中央にリビングルームが確保でき、4人家族なら十分な居住性。
設営方法はルーミー2とほぼ同じ。ルーミーより小ぶりな分、空気を注入する作業もかなりラクに。かつ、フライは耐水圧2,000mm、グランドシートは耐水圧5,000mmとハイスペック。
ケシュア独自の「FRESH&BLACK」テクノロジーで日中でも99%の遮光性を発揮。UPF50+で紫外線もしっかりカットし、夏でも涼しく過ごせるテントです。
●収納サイズ: 75x39x39 cm
●重量: 17.9 kg
●耐風性: 最大 60km/h (風力 7
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インスタでもアンケートをとってみた!
そして今回は実際の声を知るべくインスタグラムのストーリーズでアンケートも実施! およそ100人のファミリーキャンパーの皆さんの、リアルな声を集めてみましたよ。
ワンポールテントやエアー式テントが上位にランクインするのでは……? という予想を大きく覆す意外な結果に! 立てやすさだけでなく、コスパの高さや居住性の高さがより優先される選出でした。
栄えある第1位は同票でこの2つ!「カマボコテント」&「アメニティドーム」
【 DOD「カマボコテント 3(M)」 】
初代の登場以来、アップデートしつつ現在3代目。リーズナブルかつ居住性の高いトンネル型テントとして、その人気は衰え知らず。今(2020年11月20日現在)も抽選販売でしか購入できないテントです。
「この大きさで1人で立てられるの?」と驚いてしまいますが、4本のポールをスリーブに通し、テント終端のループにペグを差し込んだら、手前のポールから順に起こしていくだけ。
手前のポールを引っ張りながら起こすときに、後ろの3本のポールも連動して立ち上がってくるので、1人でも立ち上げ作業が簡単なんです。インナーテントも吊り下げ式だから、5人用の寝室があっという間に完成。
スカートもしっかり装備、寝室の約2倍の広大なリビングで、冬のおこもりキャンプにもピッタリ。
DOD公式オンラインストアはこちら
【 スノーピーク「アメニティドーム M・L」 】
そしてこちらはもはや説明不要とも言えるスノーピークのベストセラーテント。キャンプの入門テントとして不動の人気を誇ります。
Mなら大人2人&子供3人、Lなら大人4人&子供2人が就寝できる寝室と、前室と跳ね上げ式のキャノピーがついて、タープなしでもOK。
シンプルなクロスポール構造と、比較的高さがない(M/150cm・L/165cm)点が1人でも立ち上げやすいポイント。ただし、ピンが「I」型のため、反対側のピンがポールから抜けないよう十分に注意しましょう。
また、各接続部分が色分けされ、感覚的に設営できるシステムも便利。1人で立てる際に何度も説明書を見なくて済みますね。
●サイズ:505×280×150cm
●収納サイズ:74×22×25(h)cm
●重量:8kg
●フライ耐水圧:ミニマム値/1,800mm
●ボトム耐水圧:ミニマム値/1,800mm
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●サイズ:540×310×165(h)cm
●収納サイズ:73×23×27(h)cm
●重量:9.8kg
●室内高:165cm
●フライ耐水圧:ミニマム値/1800mm
●ボトム耐水圧:ミニマム値/1800mm
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第2位 コールマン「タフスクリーン 2ルームハウス+」
続く第2位は2ルームシェルタータイプ。ベースは「タフスクリーン2ルームハウス」とほぼ同じですが、『ダークルーム(TM)テクノロジー』によって90%以上の遮光性を実現したテントで、クロスポールを立ち上げる構造です。
けれど、図のように手前2箇所のポールを、アシストクリップでしっかりと固定してから反対側を立ち上げるので比較的スムーズ。このシステムによりコールマン公式サイトにも「1人でもスムーズに設営できます」とのこと!
また、高さが215cmあるリビングに比べ寝室部分は170cm。居住性は確保しつつテントを吊り下げやすいのも魅力です。
第3位 テンマクデザイン「サーカスTC BIG」
そしてやっと登場しました、ワンポールテント! メッシュインナーテントやグランドシートはオプションとなりますが、サーカスTCの大きめサイズ版「BIG」なら大人4人がゆったり過ごせます。
コットン混紡のTC生地使用で、結露しにくく通気性&遮光性も抜群。夏は涼しく冬は暖気を逃しません。
ワンポールというだけでなく、キレイに貼るための設営ガイドが立てやすさのポイントに。五角形の布の中心のペグから各角へ合わせてテープを伸ばし、テープの先端へペグを打っていくだけ。
2ルームシェルターやトンネルタイプに比べると居住性は下がるものの、やはり設営の簡単さはワンポールテントが優位。
●収納サイズ(約):25×67cm
●重量:(約)10.88kg(本体・張り網6,450g、ポール2,360g)
●素材: [本体] コットン混紡生地(TC) 撥水加工済み(ポリエステル65%コットン35%) [裾部(スカート)] ポリエステル [ポール] スチール製5本継ぎ(32mm/280cm)×1本
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第4位 「ピルツ15 T/C」&「レイサ6」
【 ogawa「ピルツ15 T/C」】
そして続いてワンポールテントがランクイン。ティピー型テントブームの先駆けとも言えるピルツシリーズの最新版。裾をペグダウンしたらセンターポールを立ち上げるだけのシンプル構造が人気です。
こちらも夏涼しく冬暖かいTC生地を使用。ボトムが八角形でより広い居住面積を誇り、最大8人に対応の大型テント。
さらに、もう1つ人気の理由はストーブ用の煙突ホールを装備している点。薪ストーブデビューしたいファミリーにもぜひオススメしたいテントです。
●パッキング 90×40×35cm
●重量:幕体:約13.4kg、ポール:約4.2kg
●フライ耐水圧:350mm
●グランドシート耐水圧:1,800mm
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【 ノルディスク「レイサ6」】
同率4位には再びトンネル型テントの「レイサ6」がランクイン。中央にリビングを確保しながら、4人用・2人用の2種類のインナーを左右に設置できて、最大6人が就寝できる広大な居住スペースが人気のテントです。
設営方法は1位のカマボコテントとほぼ同じなので、こちらもかなり立てやすいテント。
ただし、スカートが付属しておらず冬キャンプで寒いのが欠点とされてきましたが、このほど新たにスカート付きバージョンが登場!
正面入り口には、ジップ開閉式の三角形のサイドパネルも装備。死角のないテントにアップデートしています。
●サイズ:645×295×H210cm
●収納サイズ:35×70cm
●耐水性:フライシート3000mm、床8000mm
●重量:17kg
●カラー:PUDusty Green、beige
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1人設営で効率よく、子供も一緒に楽しめるキャンプを!
楽しい思い出作りのためのキャンプ。両親とも設営に必死で、子供から目を離してしまったり、退屈したまま待たせるだけでは本末転倒ですよね。
この記事を参考に1人でも設営できるテントを手に入れて、効率よく、子供も一緒に楽しめるキャンプを実現してくださいね!
他にもこんなテントたちが!
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Source: CAMP HACK
フィールドラックの対抗馬になるか!?テンマク「ワークラック」を比較してみた
ラック戦国時代に新たな風?
「コーナンラック」などの定番ウッド系や、アイアン系の「テキーララック」、シンプルで用途の広い「フィールドラック」など、ラインナップがどんどん多様化するラック。
キャンプサイトの印象を大きく左右するギアだけに、購入の決め手に悩むところ……。
そんな「ラック戦国時代」ともいえるブームの中、新たな風を吹き込むべく登場したのが、テンマクデザインの「ワークラック」!
今回はこの「ワークラック」について詳しくご紹介します。
こんな人におすすめ!
・ユニフレーム「フィールドラック」が気になっていた
・キャンプサイトでものが散らかりがち
・自分好みのカスタマイズが好き
「ワークラック」を「フィールドラック」と比較してみた!
見た目やシンプルな構造など、「ワークラック」と似た要素の多い、ユニフレームの「フィールドラック」。そんな両者のスペックを比較したのがこちらの表。
「ワークラック」の気になる項目について、チェックしていきしょう!
他アイテムと相性の良い高さ!
高さは、ワークラックの方がフィールドラックよりも高めの370mm。実はこの高さ、ユニフレームの焚き火テーブルや、トラスコ、無印良品の収納ボックスと同じ。
並べて広く使えるので、既にこれらのギアを持っている人には一考の価値ありです。
また、コールマンのロールテーブルをロータイプアレンジした時の高さも40mmと近いサイズ感。並べて使えばとても便利。
ポピュラーなキャンプギアとの親和性が高いサイズ感は、ワークラックの大きなポイントの1つです。
収納サイズや耐荷重はイマイチ?
折りたたんで収納した時の厚みは、65mmと、フィールドラックの6倍に。十分コンパクトではありますが、フィールドラックに軍配が上がります。
また、耐荷重は棚板1枚あたり10kgと、こちらも30kgの耐荷重を誇るフィールドラックが上回る結果に。
ただ、コンパクト性能や耐荷重に関してはフィールドラックが一際抜きんでている部分であって、決してワークラックの性能が低いということでありません。
「ワークラック」は段数が違うのが決め手!

重さや価格だけ比較すると、フィールドラックの2倍のワークラック。でも棚の段数がもともと2段なので、単純比較してしまうのは早計なんです!
さらに、ワークラックの魅力は、棚が2段なだけではありません! なんと2段の棚の幅を、4つの設置位置から選んで調整できるんです。
アイテムによって、自分の使いやすい幅に設定できるから、効率的な収納が実現可能。
「ワークラック」のオプション!
そして、ワークラックの可能性をグッと広げてくれるのが、オプションアイテムの存在。続いて、オプションアイテムとその使い方について紹介します。
ワークラック 棚板

棚板単体をオプションアイテムとして購入できるので、棚の段数を追加することが可能。
また、2台のワークラック間を1枚の棚板で連結して、3台分の幅のあるキッチンステーションにしたり。あなた次第でカスタマイズの幅をどんどん広げられますよ。
ワークテーブルLOW竹天板
また、同じくテンマクのシステム調理台「ワークテーブルLOW 竹天板」の竹天板がジャストフィット! 組み合わせてテーブルとして使うこともできるんです。
惜しむらくは、天板だけでの発売が無いところ。
シンプルデザインとオプションで自在にカスタマイズ!
ラック界の新しい風、テンマクデザインのワークラック、いかがでしたか? ミリタリーはもちろんポップなギアまで、幅広いデザインにフィットする、武骨なほどシンプルなそのルックス。充実のオプションで自在の応用力を備えた、シンプルな構造。
あなたもワークラックで、より個性的で新しいキャンプサイトシステムを構築してみませんか?
ワークラックの購入はこちら
それでも気になってる?
やっぱり、ユニフレームの「フィールドラック」が気になっている人はこちらをチェックしてみて。
A simple gear has a high application force!
シンプルなギアには高い応用力が!
Source: CAMP HACK
2017年度グッドデザイン賞を受賞したテンマクの「キャンプエプロン」が買い!
テンマクデザインの「キャンプエプロン」がグッドデザイン賞を受賞!
エプロンはキャンプシーンで活躍する便利アイテムであると同時に、周りのキャンパーと差をつけるおしゃれアイテムでもあります。
そこでオススメしたいのがテンマクデザインのキャンプエプロン! グッドデザイン賞も受賞した、おしゃれな一枚をご紹介します。
【受賞の審査員公開コメント】
キャンプエプロンに必要な堅牢さと使い勝手、そしてファッション性を、シンプルなデザインの中に上手く融合させている。
素材と形、細かいパーツを適切に選び丁寧につくられている。
キャンプエプロンにありがちな、余計な装飾をしていないところに好感がもてる。
多用途かつ多機能だが、それぞれの用途におけるひとつひとつの機能のレベルが高い。(出典:Good Design Award)
改めて「キャンプエプロン」の魅力
キャンバス製の丈夫な生地でガシガシ使える
エプロンの生地はキャンバス製で丈夫なため、耐久性はバッチリ! 使い込むほどに味が出て、重宝すること間違いなしです。
さらにエプロンをすることで私服を汚さずに済むので、気にせずキャンプを楽しめます。
これ1枚で色々できる多機能性
二重になっているポケットには、工具やキャンプ道具などがたっぷり入る収納力。サイドにあるベルトには、ハンマーやカラビナが掛けられます。ポケットにペグを入れておけばスムーズにテント設営ができますね。
胸当て部分を折りたたむことで、カフェエプロン風にも使うことができます。見た目もいいのでキャンプだけでなく、幅広い活用が可能。
エプロン本体の裾についているループに木の枝を通し、ログキャリーとしても使用可能。まさに、アイディア次第で様々な使い方ができます。
場所を選ばないデザイン性
無駄のないシンプルなデザインに、ネイビー/カーキ/ブラック/サンドとナチュラルカラーが優しく魅力的なエプロン。そのためキャンプはもちろん、おうちの中やガーデニング用としてもおしゃれに活躍できます。
ここまで実用的かつ見た目もいいエプロンが今まであったでしょうか? そして嬉しいのがこの値段。
¥3,480+税で手に入るグッドデザイン
これだけ機能的でグッドデザイン賞も受賞している商品ならば高いのかと思いきや、なんと3,480円(税抜)で購入可能! これなら購入後も恐れず思いっきり使いこなせますね。
まさにキャンプの為の、THE エプロン
いかがでしたか? テンマクデザインのキャンプエプロンは、まさにキャンプの為のエプロン! 設営から調理、洗い、遊び、焚き火など、あらゆるシーンで活躍すること間違いなしです。機能的かつグッドデザインのエプロンで、キャンプコーデをおしゃれに楽しみましょう。
エプロンの詳細はこちら
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Camp Corde with a difference in camp apron
キャンプエプロンで差がつくキャンプコーデ
Source: CAMP HACK
まずはここから!「はじめのひと張り」におすすめ初心者向けテント15選
テントをお探し中ならチェックしよう!「はじめのひと張りガイド」
暖かくなって、今年こそキャンプデビュー!とウズウズしている人も多いのでは? キャンプ用品の中で最も失敗したくないもののひとつが、テント。でも種類も多くてよくわからない、初心者でもたてられるのは一体どれ……?
そんなビギナーの疑問に応えるべく、「はじめのひと張り」におすすめのテントを集めてみました。定番から、広さ重視のテント、ワンタッチ設営が可能なテント、見た目も諦めたくない方におすすめテントなどなど、是非品定めしてみてください。
まずは定番中の定番!リーズナブル&設営が簡単なテントたち
はじめてのテントは、設営が楽なベーシックなものがおすすめです。最初から重いコットンテントや、ポールを何本もクロスさせて立ち上げるような巨大テントを選んでしまうと、設営にばかり時間が取られて、キャンプを楽しむ時間がなくなってしまいます。
手元に届いたら近所の公園などで「試し張り」をしておくと、キャンプ当日の設営がスムーズですよ。
【コールマン タフドーム/240】
1人でもたてられるほどの簡単設営ながら、家族3人が余裕で寝られる広さ。メインポールは頑丈なアルミ合金。ファーストテントでもしっかりと耐久性のあるものを選びたいなら、間違いないテントです。
●収納時サイズ:直径20×72cm
●重量:7.5kg
●材質:フライ/75Dポリエステルタフタ、メインポール/アルミ合金
●耐水圧:フライ・フロア/2,000mm
とりあえず検品がてら庭で張ってみました。感想は…デカいw 実は今までテントは2人用の山岳用のものしか持っていなかったんですが…コレは室内空間は倍以上あります。
出典:Amazon
【スノーピーク アメニティドームS】
スノーピークのテントの中でも初心者向けにラインアップされている、アメニティドーム。風に強い流線型のフォルムからコンパクトに見えますが、内部空間は見た目以上の広さで快適。S・M・Lの3サイズから選択可能です。
●収納サイズ:58×18×23cm
●重量:5kg
●素材:フライ/75Dポリエステルタフタ
●耐水圧:1,800mm(ミニマム)
初めてのテント設置で不安でしたが 難しくないです。2回目には余裕で出来そうです。テント内も大人2人+中学生(デカイ)1人で充分でした。夜からヒドイ暴風雨になり 心配でしたが 感心する頑丈さ。乾きも早く煩わしさを全く感じないので キャンプに行く頻度が増えそうです。
出典:Amazon
【ロゴス Tepee ナバホ400】
見た目もかわいらしくキャンプ感満載なティピ型テントは、ポール1本で立てられるのでビギナーにおすすめ。ポップなルックスながらフロア耐水圧3,000mmと、スペックもバッチリです。
●収納サイズ:56×21×21cm
●重量:5.8kg
●素材:フライ/難燃性ポリエステルタフタ
●耐水圧:フライ/1,600mm、フロア/3,000mm
構造はとても単純で、インナーに6本ペグを打って地面に固定し、フライシートをかぶせた後テント内にもぐり込み、真ん中に一本ポールを立てるだけで形になります。そのあとフライシートのロープにペグを6本打って張らないといけないので、合計12本ペグを打つことが必要です。他のテントのようにポールを2~3本通してしならせたりする作業に自信のない方で、ペグ打ちが苦にならない人にはお勧めです。
出典:Amazon
【キャプテンスタッグ クレセントドーム】
まずは基本の「き」からチャレンジしたいという人には、価格も手頃なものがおすすめ。近場のデイキャンプで試し張りをするなど練習を重ねてから、連泊対応のテントに進むと良いでしょう。
●収納サイズ:66x14x14cm
●重量:2.5kg
●素材:フライ/ナイロン190T、ポール/グラスファイバー7mm
初めての設置も10分くらいでした。メッシュ窓があるので通気性も良くて快適です。
価格の割にフライも付いてますし良く出来てます。 2〜3人用テントなのに収納時は寝袋よりコンパクトになるのは驚きました。
出典:Amazon
タープいらずの広さが魅力。設営も単純な欲張りテントたち
ビギナーとは言え人数が多いキャンプなら、それなりのスペースが必要です。そこでおすすめなのが、設営簡単かつ居住空間も広いタイプ。
大きなテントは持ち運びも設営も大変というイメージですが、最近はリビングと寝室が一体化している2ルームテントでも20kg未満のものも増え、大人数でのキャンプを気軽に楽しみやすくなっています。
【コールマン タフスクリーン2ルームハウス】
タープを連結させる必要のない寝室+リビング一体型のテントは、暖房効率も良く寒い季節におすすめ。メッシュにすれば夏場は熱気がこもりません。前モデルより軽くなった分設営はスムーズに、ポールの素材もより耐久性の高いものに変わった最強2ルームテント。
●収納時サイズ:径30×74cm
●重量:16kg
●材質:フライ/5Dポリエステルタフタ、メインポール/アルミ合金
●耐水圧:フライ・フロア/2,000mm
【スノーピーク リビングシェルロングpro.】
基本はシェルター(スクリーンタープ)ですが、オプションのインナーを取り付ければテントとしても使用可能。シチュエーションに合わせた使い方ができるので、日帰りのデイキャンプ・連泊キャンプどちらも行くという人には、このタイプがおすすめです。
●収納時サイズ:80×28×30cm
●重量:18.6kg
●素材:フライ/150Dポリエステルオックス
●耐水圧:フライ/3,000mm(ルーフ)・1,800mm(ウォール)
少なくとも男性一人でも設営は本当にシンプル。慣れれば30分でペグ打ちも終わります。設営撤収の簡単さ、居住性、耐風性、デザイン(好み)vs値段を使用頻度で考えるってところでしょうか?
出典:Amazon
【ロゴス グランベーシック トンネルドーム XL-AG】
最近の2ルームテントの主流となりつつある、トンネル型。広々快適でサイズは大きいものの、設営はポール3本を横に通して立ち上げるだけと、至ってシンプル。組立・撤収ともにスムーズで、ビギナーにも扱いやすいテントです。
●収納サイズ:72×33×33cm
●重量:14.7kg
●素材:フライ/難燃性150Dポリエステルオックスフォード、フレーム/7075超々ジュラルミン
●耐水圧:2,000mm(フライ)・3,000mm(フロア)
【ドッペルギャンガー ワンタッチビッグダディ】
やはりワンタッチにかなう楽チン設営はありません。なんと、2ルームテントがワンタッチでたてられるという、画期的すぎるアイテムが登場!
あらかじめ本体とポールが一体になっているので、基本は紐を引いて立ち上げ、必要箇所をロックするだけ。設営に時間を取られることなく、キャンプを楽しめそうです!
●サイズ:730×350×195cm
●収納サイズ:110×30×30cm
●重量:20.5kg
●材質:ルーフシード/アウター:75D190Tポリエステル、フレーム/スチール
●耐水圧:2,000mm(ルーフシールド・アウターシート)、5,000mm(フロア)
設営で迷わない!ビギナーに嬉しいワンタッチテント
はじめてのキャンプで一番テンションが下がるのが、テントが上手くたてられない時。イライラが連鎖して最悪のムードにならないように、設営面に特に不安がある人はテクいらずのワンタッチテントがおすすめです。基本は傘を開くのと同じ要領なので、コツさえ掴めば大丈夫!
【ケシュア2 SECONDS XL AIR III】
袋から取り出して広げるだけという簡単ポップアップ式ながら、寝室と前室の2ルーム構造。前室があると、急な雨でも荷物を置くスペースにできたりと便利です。
●収納サイズ:直径89cm
●重量:5.2kg
●材質:フライ/PUコーティングポリエステル、ポール/グラスファイバー
●耐水圧:1,000mm
収納袋から取り出して数秒で張ることができます。ペグの打ち込みまでやっても5分も掛からない。畳む時も数分でできますが、広げる時に比べてコツが要るので慣れるまでは手こずるかもしれません。通風孔は4方向に付けられており、大きく開放する事もできるので風通しは非常に良いです。
出典:Amazon
【ドッペルギャンガーアウトドア プレミアムワンタッチテント】
収納袋から取り出し、傘を広げるようにパッと設営できるワンタッチシステム。前室部分のポールもスリーブを通すだけのシンプル設計なので、迷うことなく簡単に設営ができます。
●収納サイズ:107×23×23cm
●重量:9.1kg
●材質:フライ/150D/OXポリエステル
●耐水圧:2,000mm/アウター、5,000mm/フロア
一泊キャンプが多いのでとにかく設営、撤収に時間と労力をかけたくありません。フレームとインナーテントが一体ですので、ポールをスリーブに通して…といった地味に面倒な作業がなくそれだけでも非常に助かります。
出典:Amazon
【ドッペルギャンガーアウトドア 2人用 ワンタッチテント】
誰でも簡単、瞬時に設営することができるワンタッチテント。設営方法はテントを地面に広げてテント上部のロープを引っ張るだけ。ポールを組み立てる作業や、分解の作業は一切不要です。
●本体重量:2.4kg
●収納サイズ:650 ×直径150mm
●収容可能人数:2名(大人2名)
●材質:トップ:210Tポリエステルリップストップ
ソロキャンプ、サンシェードとして購入しました。ソロキャンプの使用としては、荷物をテント内に入れると大人1人で余裕があり、2人となるとギリギリな感じです。朝起きると、朝つゆでグチョグチョでした。テントの中に少し染み出してきていたので、タープとの併用がオススメです。
総合的には大満足で値段以上です。
出典:Amazon
初心者でも見た目にはこだわりたい!
ビギナーでもベーシックにこだわらず、ちょっと目立てるテントが欲しい!という人には、少し個性的なテントをご紹介。自由に楽しむのがキャンプの醍醐味。お気に入りのフォルム・色のテントを張れば、その分達成感も倍増!
【テンマクデザイン×こいしゆうか CAMPANDA「PANDA」】
トンガリフォルムと目立ち度大な赤がかわいい通称「パンダテント」。四角錘で内部は広々、コットも置けます。重量2kg未満と、ソロキャンプでも使い勝手◎。
●重量:2.1kg
●材質:フライ40Dナイロンリップストップ
●耐水圧:1,500mm
四角錐のワンポールテントなので、フライの四隅をペグダウンして、ポールを立てたら完成です。ここまで5分。ハーフインナーの底の四隅にもバックルが付いているので、フライのバックルにカチッと固定。後はフライの頂天の内側に付いてるバックルとフライのテッペンのバックルをカチッと固定したら完成です。計10分です。超簡単です。
出典:おだづもっこのキャンプ日記
【テンマクデザイン サーカスTC】
コットン素材のティピ型テントには独特の風合いがありますが、ビギナーには少々扱いづらい点も。その点綿混紡のサーカスTCは、携行性・遮光性・通気性すべてを両立! 見た目良し機能良しで人気のテントです。
●サイズ:420×420×280cm
●重量:8.58kg
【ニーモ・イクイップメント バンガローストーム 4P】
ビギナーでも「他とかぶらないこと」にこだわりたい人は、王道とは一味ちがうメーカーのテントがおすすめ。ニーモはトレッキングやツーリングで使われることの多い軽量テントですが、もちろんキャンプ泊可能なタイプもありますよ。
●重量:4.75kg
●材質:フライ/68D PUポリエステル
クロスしたポール2本とヘッドクリアランスを出す為の短めのポール2本の4本の構成。入り口は左右でメッシュとパネルの切り替えが出来、換気パターンを細かく設定できるのは嬉しいですね。室内は奥行き229cm×幅254cm=約5.8㎡となっており、大きい男性が4人寝ても申し分ない広さ。あぐらをかいて四隅に座ってもクリアランスが高いので、窮屈感もありません。
出典:moderate
【コールマン クラシックテント/300】
昔懐かしいロッジ型のテントも人気。クラシカルな雰囲気のテントを選ぶと、それに合うクーラーボックス・ジャグ・ランタンなど、サブギア選びも楽しいですよ! ヴィンテージギアの魅力にハマってしまうかも・・・?
●収納時サイズ:直径27×98cm
●重量:15.8kg
●材質:インナー・ルーフフライ/コットン混紡ポリエステル
納得のファーストテントを手に入れよう!
あなたのイメージしている条件に合うテントはありましたか? 友達と恋人と家族とアウトドアを長く楽しむには、最初が肝心。キャンプへ行く人数・場所・時季を考慮して、無理がない自分にぴったりのテントを見つけてくださいね!
Find Your First Tent Perfectly!
ファーストテント、ぬかりなく選ぼう!
Source: CAMP HACK
連載企画:『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』A-sukeさん編
CAMP HACK不定期企画『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』第13回はA-sukeさん!
CAMP HACKの不定期連載企画『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』。
アウトドア界で活躍する方々に、これがなくっちゃ私のキャンプは始まらない!という「キャンプの必携アイテム3点」(キャンプギアから雑貨、食品などなんでもOK!)という同テーマでインタビューさせていただき、各人にそのモノへの想いや、使い勝手などを語っていただく企画です。
第13回は東京・水道橋のアウトドアカフェ「BASE CAMP」の代表でアウトドア用品の企画・デザインなども手がけるA-sukeさんが登場!
プロフィール:A-suke(えーすけ)
アウトドアカフェ「BASE CAMP」代表。2011年、東京・水道橋にアウトドア好きが集まるカフェとして「BASE CAMP」をオープン。飲食店の枠にとらわれず、イベントやワークショップなども行う「楽しい」店として多くの人に愛されている。燻製やダッチオーブン料理などにも造詣が深く、雑誌等でレシピの掲載なども積極的に発信。とくに誰でもできる簡単シンプル料理に定評があり。
幅広いアウトドア経験と知識を持ち、元プロダクトデザイナーという経歴を生かしてコトやモノのプロデュースも。最近ではアウトドアと食を結ぶ遊び、具体的には釣りやハンティングなどに力を入れている。
アウトドアカフェ「BASE CAMP」のHPはこちら。
必携キャンプ道具その1 パーゴワークス ニンジャタープ
キャンプ歴は30年近く。最近は「少し減った」と言うものの、月に2回はキャンプを楽しんでいるというA-sukeさん。そんなA-sukeさんが最初の出合いで「なるほど、やられた!」と思ったのが、パーゴワークス社の「ニンジャタープ」。
「初めて見たときにそう思ったんですよね。スリーブにロープ通すだけでこんなに多様な張り方ができるのか!って」。
ニンジャタープは2辺のスリーブにロープが通っていて絞り込みができ、21ヵ所のジョイントポイントにより30種以上の張り方を実現した変幻自在なタープ。まさにニンジャ!雑誌などでその姿を見かけてからかなり気になる存在で、発売とともに即購入したそう。
「普通のタープ設営とは逆で、ニンジャタープはロープをペグダウンしてからポール差し込んで立ち上げるという張り方。初めて張ったときは正直張りにくいと思いました(笑)。でもその仕組みがわかったらすごく張りやすい。サイズも大きすぎず、小さすぎずでアレンジが楽です」。
自身が主催する「男前キャンプ」(不便を楽しむサバイバルキャンプ企画。タープ泊が基本)ではとくに必須。テントは使わず“ニンジャタープ泊”を楽しんでいるそう。
「雨とか強風とか地形とかに合わせて変化させられるのが最大の強み。普通に張ることも多いんですけど、変形させる必要があるときはワクワクしますね。それにテントにはない自由さがあって、使いこなす満足感みたいなものも高い。と言いつつ、設営に慣れると簡単すぎて、どうも使いこなしてる気がしない(笑)」
★詳細はこちら! → パーゴワークス ニンジャタープ
必携キャンプ道具その2 テンマクデザイン キャンプホリックナイフ
キャンプホリックナイフは、A-sukeさんプロデュースでテンマクデザインからリリースしているナイフ。キャンプ、アウトドア好き、そして元プロダクトデザイナーであるA-sukeさんならではのこだわりが詰まりまくったナイフです。
「ナイフに関して、今までずっと温めてきたアイデアがあったんです。それは『キャンプ用のナイフ』として“薪割り”と“まな板の上での使いやすさ”の2つに特化したナイフを作りたいということでした」とA-sukeさん。
「ナイフって購入したはいいけど全然使ってないって人が多いと思うんです。なぜかと言うとユーザーが使いこなす必要があるから。でも子どものころに憧れたナイフとロープと焚き火を自由に操るアウトドアマン像を復興させたい気持ちがあって。だから今のキャンパーにも楽に使いこなせて、鉈としても包丁としても使えるナイフがあればと思ったんです」。
元プロダクトデザイナーのA-sukeさん。見た目や細かなポイントもこだわりまくりです。
「今の市場を席巻しているのはミリタリーテイストあふれるタクティカルナイフ。個人的には嫌いじゃないんですが、デザインが攻撃的すぎると思っています。まずそれを少しだけクラシカルなデザインに抑えています。包丁としても使えるようにエッジ部のアウトラインをできるだけフラットにして、ハンドルよりも刃の幅を大きく取って指が入るスペースを確保、まな板の上での使用感を普通の包丁に近づけました」。
「鉈として使えるように刃の厚みや形状にもこだわり、薪割りの能力を上げつつ、刃持ちの向上を図っています。あと使用している鋼材も、切れ味がよく研ぎやすい。錆にもかなり強いものです」。そんなA-sukeさんのこだわりがたっぷり詰まったナイフだから、愛用していないわけがありません。
「自分がプロデュースしたナイフですから、さすがに愛しています(笑)。1本でなんでもこなしてくれて便利なので、キャンプの時はいつも持って行きます。このナイフは正直、安くはないです。でもムリなく一生使える道具になってくれると思いますよ」。
★詳細はこちら! → テンマクデザイン キャンプホリックナイフ
必携キャンプ道具その3 ワンコ. COCOpan
COCOpan(ココパン)は持ち手の取り外せる“鉄製”のフライパンや鍋のシリーズ。
表面に窒素を染み込ませる「窒化処理」という特殊処理を行うことで、錆びにくく焦げ付きにくく、扱いを簡単にしているのが特徴。このCOCOpanがA-sukeさんの3つ目のキャンプ必携道具です。
「一年前くらいですかね。COCOpanをアウトドアで使えませんか?って売り込みに来てくれたんです。当初から、これはすごくいいと思いましたよ。まず窒化処理がホントにすごいんです。油なじみも早いし、鉄にしては驚異的なほど食材の張り付きがないんです」。
さっそく手に入れ、最初はお店のキッチンで使っていたそうですが、使ううちに「こうしたらアウトドアでもいい感じだな」と思いつくようになり、キャンプでの使用頻度が増えていったそう。そして今ではキャンプの手放せない一品です。
A-sukeさんのCOCOpanはベーシックタイプの20cmと少し深めな「炒め20cm」の2つ。キャンプでは主に焚き火で料理を楽しむときに大活躍しているそう。
「焚き火料理に“鉄”はとてもいい。焚き火はガスストーブと違って火力調整も難しいし、煤だらけになるし、取っ手も炎にさらされちゃう。その点コレは取っ手は取れるし、鉄だから熱の分散もいいし、煤がついても黒いし(笑)。それに鉄のマイナス要素『錆びやすい』『食材が張り付く』が窒化処理のおかげでほぼないんです!夕飯を残して朝まで置いておいても錆びないんですよ!!」と絶賛。
「鉄なのにじつに使いやすい。小型のダッチオーブンのように使ってます。ただハンドルはノーマルだと角度がイマイチでサイズも大きめ。カスタムしてノーマルより使いやすくしています。それと自作の取り外せるフタも。これ、実は強力なマグネットなんです。鉄ならではでしょ!?」
★詳細はこちら! → COCOpan
<BASE CAMPのイベント情報!>
アウトドアカフェ「BASE CAMP」では、毎月第3土曜に「毛ばりカフェ」を開催!お茶しながら、ご飯を食べながら毛ばり巻きを作ってみませんか?店内にはフライフィッシングショップ「FUNS」の牟田口店長も常駐。初心者から上級者まで楽しめます!
またBASE CAMPではアルバイトも募集中!詳しくはお店のHPへ!
営業時間:13:00~18:00(タイイングタイム)、18:00~21:00(トークショータイム)
チャージ :No Tyingコース(フライ巻かずに釣りトークしながら飲食したい方)無料、持ち込みTyingコース(ツールやマテリアルを持ち込んでタイイングされる方)500円、レンタルTyingコース(ツールやマテリアルをレンタルでタイイングされる方)1000円 ※各コースとも1ドリンク以上のオーダーはお願いいたします
★「毛ばりカフェ」の詳細はこちら。
Source: CAMP HACK