みんな、どこのブランドの「チェア」を使っているんだろう
キャンプに欠かせないアイテムといえば”チェア”。ハイやローなど様々なタイプが販売されています。なので選ぶのもかなり悩ましい……。
みなさんはどのブランドのチェアを愛用していますか?
読者1万4000人にアンケートを実施
そこでCAMP HACKのLINE@読者にアンケートを実施。1万4000人もの方からご回答をいただき、今キャンパーが使っているチェアのブランドが浮き彫りに。
気になる1位は果たしてどこか!? 上位5ブランドを、定番や新作アイテムを交えながら発表していきます。購入や2脚目以降を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
5位は根強いファンが多いあのブランド
優れたデザインに根強いファンが多い、日本発のあのブランドがランクイン!
5位 やっぱり人気!「スノーピーク」

第5位は、ピーカーと呼ばれる熱狂的ファンがいる程の人気ブランド「スノーピーク」。高い品質を誇り、洗練されたデザインと丈夫さがランクインの決め手となった模様。
定番人気の「ローチェア」は、リラックスできる座り心地が好評です。
そんなスノーピークの中でも技アリなチェアが「ラックソット」です。
写真のように土台を横並びにセットするとソファになり、分割してチェアとしても使用可能。組み替えるとコットにもできます。
そして、さらにラックにも変身できるんです! 上に天板を置いてテーブルとして活用したり、このまま車に積んで車載の整理に使ったりと、マルチに活躍します。
1台あれば、シーンに合わせて何通りものレイアウトを楽しめますね。
●重量:約17.0kg
●セット内容:ベースユニット×3個、クッション×4個、背もたれ×2個
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4位と3位は間違いなしの定番
4位と3位は、ホームセンターなどでも見かける、あの定番ブランドがラインナップ! 早速チェックしてみましょう。
4位 あぐらチェアが人気の「ロゴス」
第4位は、カラフルなアイテムが印象的なファミリー層に人気の「ロゴス」! ビギナーにも扱いやすく、お財布にも優しいところが選ばれたポイント。
代表チェアであるローポジションの「あぐらチェア」は、キャンプだけでなく家でも使うヘビーユーザーが続出しています。
こちらは長時間座っていても疲れにくい「バックホールドチェア」。
背もたれのラウンド設計により腰をしっかりホールドし、ハイバックデザインで上半身をサポート! 安定した座り心地を実現してくれます。
●収納サイズ:約19.5×19.5×77cm
●重量:約3.1kg
●耐荷重目安(静止荷重):約100kg
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座り心地もいいです
あぐらも足を伸ばしても座って楽ですよ
寝てしまいそうになります
出典:
楽天みんなのレビュー
●収納サイズ:約23×23×104cm
●総重量:約5.4kg
●耐荷重目安(静止荷重):約100kg
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3位 鹿番長でお馴染みの「キャプテンスタッグ」
次は、コスパ最強と呼ばれるブランド「キャプテンスタッグ」が、第3位にランクイン!
特にチェアに関しては種類が多く、トレンド系デザインの物もロープライスで手に入るのでキャンパーの強い味方です。オシャレなデザインのものが増えており、男女ともに高い支持を得ています。
今年注目なのが、カモフラージュ柄デザインの「green label relaxing」別注モデル。同柄のポップアップテントや、レジャーシートと合わせて使いたくなるシリーズです。
キャプテンスタッグと言えば、この「鹿」ロゴマークが目印。実はこのカモフラ柄にも隠れているんだとか! こんな抜け目ない遊び心も、多くのキャンパーから愛されるポイントですね。
詳細はこちら
●収納サイズ:約140×140×長さ840mm
●重量:約2.3kg
●耐荷量:80kg
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2位は収納性がピカイチのブランド
2位は、コンパクトチェアの代名詞ともなりつつある、あのブランドがランクイン!
2位 コンパクトなのに快適「ヘリノックス」
第2位は、アウトドア業界に革命をもたらした「ヘリノックス」がランクイン! 軽量でコンパクトに収納でき、デザインも優秀な世界的ブランドです。
様々なタイプの中でも特に人気なのが「チェアワン」。包み込んでくれるような座り心地に、多くのキャンパーが魅了されています。
そんなヘリノックスが2019年新作として発売したのが「サバンナチェア」。
ゆったりとした広い座面と、肘掛になるシートが特徴的なハイバックデザイン。便利なドリンクホルダーも付いています。
●収納サイズ:高さ12cm×幅35cm×厚さ10cm
●重量:960g(収納袋含む)
●耐荷重:145kg
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ツーリング時に休めるように買いました。体重が85キロでも大丈夫です。
また、ライディングの革のパンツでもそのまま座ってゆっくりできます。
収納も小さくなるのでとても重宝です。
出典:
楽天みんなのレビュー
●収納サイズ:54×15.5×16cm
●重量:1690g
●耐荷重:145kg
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栄えある1位は……!
今回頂点に立ったブランドは、ランキング常連とも言えるあのブランド! もうみなさんお分かりですかね? それではお待ちかね、第1位を発表します。
1位 さすがです!安定の老舗ブランド「コールマン」
栄えある第1位に輝いたのは、圧倒的人気を誇る老舗のアウトドアブランド「コールマン」でした!
チェアだけでも40種類以上あるラインナップの多さ。さらに機能性や信頼度の高さなど、ビギナーからベテランまで多くのキャンパーから愛されている結果ですね。
またハイ、ローチェアだけに限らず、このような個性派チェアも話題! こちらは「人をダメにする椅子」と話題のインフィニティチェア。体への負担を軽減し、とことんリラックス度を追求した贅沢な1脚です。
ワンアクションで設営ができるので、初心者の方でも気軽に使えます。
編集部でも実際に試してみましたが、フルリクライニングにするとほぼ仰向け状態に! まるで雲の上にいるかのような座り心地はさすがでした。
キャンプでも家の中でもずっと座っていたくなる、究極のリクライニングチェアです。
●収納サイズ:約15×69×H90cm
●重量:約8.8kg
●耐荷重:約100kg
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キャンプ時に使用する為にこちらで2台目としての購入です。好きな角度で座れたり寝たり出来、とても身体にフィットして心地よいです。また枕が移動出来るのがとても良いですね!掲載には場所取りますが、お値段が安く家族お気に入りの商品です。
出典:
楽天みんなのレビュー
●収納時サイズ:約54×9×57cm
●重量:約2.2kg
●耐荷重:約80kg
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持ち運びも楽で設置も広げるだけ!
座り心地良いです。
出典:
楽天みんなのレビュー
マイベストチェアで快適キャンプ!
CAMP HACK読者のみなさん、ご回答ありがとうございました! コスパ最強ブランドからハイブランドまで、有名どころが集結した結果となりましたね。
ファーストチェアや2脚目以降を検討中の方、家用のアウトドアチェアをお探しの方、ぜひ参考にしてみてください。そして自分にぴったりのベストチェアに出会えますように!
テーブルも一緒にいかが?
この機会にセットでテーブルも揃えてみては?
Let’s go camping with my best chair!
マイベストチェアでキャンプへ行こう!
Source: CAMP HACK
アウトドアの常識を覆す、魔法のヒーターチェアカバーが登場!【実際に使ってみた】
冬はチェアの通気性がつらい……
焚き火台と薪を用意して、さあ焚き火! ……というワクワクタイムを迎え、ひとつ気にかかることが。それはチェアの通気性。夏は快適なんですが、冬は冷たい空気が侵入してきます。
ヘリノックスのチェアにはメッシュを採用したものが多いですよね。チェアワンなどは背中にすらメッシュ部分があります。焚き火にあたれば体の前面は暖かくなりますが、お尻や背中が寒くてたまらないという状況に。
業界初の「ヒーター機能付きチェアカバー」が登場!
チェアにブランケットを敷いて腰回りをくるんでいるキャンパーも多いと思いますが、よりスマートに冷え対策ができそうなアイテムを発見しました。その名も「ぬくぬくヒーターチェアカバー」! 業界初、ヒーター機能が付いたチェアカバーです。
今回はこのウワサの新アイテムを実際に使ってみたので、その様子をレポートしたいと思います。
さっそくヘリノックスのチェアに装着してみました。見るからに暖かそうな素材感が伝わってきます。カラーはネイビーとグレーの2色展開。丸洗いも可能だそう。
公式から分かりやすいサーモグラフィの画像が公開されています。お尻と背中の部分に、電気毛布のようなヒーターを搭載している模様。
これが本当なら、焚き火時の前面ポカポカ、背面スースー問題を解決してくれそうです……!
なめらかな手触り
表面はポリエステル製の起毛素材。スベスベとしたなめらかな手触りで、ついつい触りつづけてしまう心地よさです。仮にヒーター機能がなくとも、冬用のチェアカバーとして活躍しそうな、ぬくもりのある素材でした。
ちなみにこちらの素材、ポリエステルながら炎が燃えにくいUS-117(耐火テスト基準)を取得。焚き火時の万が一に備えています。
ヘリノックスのチェアにジャストフィット
チェアワン、チェアゼロ、グラウンドチェアといったサイズのヘリノックス製チェアに、ぴったりとかぶせることができます。
はめ込むときのテンションはなかなかに手応えがあり、ずれたり外れたりする可能性は低そう。
コードがチェアカバーのフチをぐるりと一周しているので、最後にコードを締め付けて装着完了。取り付けはいたって簡単です。
他ブランドのチェアでもOK!
ヘリノックス製以外のチェアでも、もちろん使用可能。公式にはFIELDOORのポータブルチェアやMag Cruiseのクルーズチェアに対応すると発表されていますが、他にも対応チェアがありそうですね(写真はMag Cruiseのクルーズチェア)。
電源はモバイルバッテリー
ヒーターの電源にはモバイルバッテリーを使用。チェアカバーの内部からUSBケーブルが伸びているので、そこにバッテリーを接続します。シリコンカバーは丸洗いするときに接続口を保護するためのもの。
使用中のモバイルバッテリーは座面横のポケットに収納。写真のモバイルバッテリーは容量10,000mAh、サイズは約140mm×70mm×10mmです。ポケットにはかなり余裕があったので、20,000mAh超の大容量タイプも使用可能でしょう。
冬キャンプで実際に使ってみた
では焚き火をしながら使ってみましょう。暖かそうなビジュアルではありますが、実際問題として冬のキャンプ場で役立つレベルなのかどうか。
正直なところ「たかだかモバイルバッテリーで満足のいく暖かさになるの……?」という疑いがあります。
温度は3段階に調節可能
バッテリーポケットの上にスイッチがあり、温度モードを切り替えることができます。OFFの状態から一度押すと「HIGH」、もう一度押すと「MIDDLE」、さらにもう一度押すと「LOW」、4回目のプッシュでOFFに戻ります。
温度モードが「HIGH」の状態だと、スイッチは赤く点灯。ヒーターの温度は55℃に達するそうです。使用可能時間は、10,000mAhのバッテリーで約4時間。
温度モードが「MIDDLE」では白く点灯。ヒーターの温度は50℃ほどで、使用可能な時間は10,000mAhのバッテリーで約5時間となります。
温度モードを「LOW」にすると、点灯色はブルーに。ヒーターの温度は40℃にとどまり、10,000mAhのバッテリーで使用可能な時間は、約8時間に延びます。
以上、3つの温度モードの使用可能時間はあくまでも目安、使用時の気温に左右されるようです。気温の低い状況では、使用可能時間が短くなると予想されます。
まるで自動車のシートヒーター
日没後には氷点下となったキャンプ場で使用開始。焚き火に面していない背中側が寒くてたまらず、温度モードはもちろん「HIGH」に。
……するとどうでしょう。スイッチオンからほんの数分で、お尻と背中がじんわりと暖かくなってきました。ふと頭に浮かんだのは、自動車のシートヒーター。本当にあんな感じで、暖かさが体に染み込んできました。
低気温のせいか温度モードが「HIGH」でちょうどよく感じられました。まるでコタツに入ったかのように動きたくなくなり、焚き火の前で夜が更けていきます。
容量10,000mAhのバッテリーを使用しましたが、「氷点下でHIGHのまま3時間」では供給がストップすることはなく、一般的な焚き火タイムでの使用では不足を感じないかと。しかし日中から寝るまで使う場合や連泊する場合は、大容量のものを用意した方がよさそうです。
座布団としても……
テント内での座布団としても活躍しました。チェアの背中にくる部分がお尻を、座面部分があぐらをかいた足を暖めてくれました。ブランケットを膝がけにすると、さらにぬくぬくです。
アウトドアチェアに装着しなくても「モバイルバッテリーで稼働する暖房器具」として普段から使えるので、オフィスや自宅でも活躍しそうですね。
使ってみて気になった3つのこと
その1. 低温環境でのバッテリーの減りが心配
「寒いとスマホのバッテリーの減りが早い」と感じている人も多いと思いますが、スマホのバッテリーやモバイルバッテリーに採用されているリチウムイオン電池は、低温だと容量の100%を出しきることができません。途中で放電がストップしてしまうので、結果として「減りが早い」と感じてしまいます。
寒い状況で使うアイテムの電源が、寒さに弱いモバイルバッテリー……という点がやや不安で、長時間使用したい場合には、切実な問題になってきそう。大容量のバッテリーを複数用意するなど、使用する環境や時間を考慮して、しっかりと対策する必要があるでしょう。
その2. 知らず知らずスイッチを押してしまうことが
プッシュするタイプのスイッチなので、体重をかけてしまったのか、知らず知らずに押してしまったことがありました。まあ気づいたらまた押してやるだけの話なんですが。
それと当製品にはセーフティ機能がついており、2時間で自動的に電源がOFFになります。ひょっとしたら再びONにすることを面倒に感じる人がいるかも……。筆者はうっかりしてしまったときの安全とバッテリーの節約を優先したいので、気にならないどころか頼もしく感じられました。
その3. 炎との距離に注意を!
気になったというよりは注意してほしいポイントです。当製品は380gと軽く、また軽量のチェアと組み合わせるアイテム。席を外している間にチェアが風に倒され、焚き火に覆いかぶさってしまったら……。
いくら燃えにくいポリエステル素材を採用しているとはいえ、風が強くなりがちな、乾燥した季節にこそ使いたいアイテム。炎との距離には気をつけたいところです。
冬用チェアの衣替えはいかが?
実際に使ってみた結果、ヒーターのパワーは充分と感じられました。そもそもメッシュ部分がスースーするチェアに、ぬくもりある素材のカバーが付いただけでありがたい話です。冬の衣替え的な、ビジュアル面での新鮮さも楽しめますし。
発売記念のプレゼントとして、今なら専用の収納ポーチが付属するようです。収納時のポーチ内には余裕があるので、バッテリーはもちろん、カイロなど他のあったかグッズを入れてもよさそうですね。
●収納サイズ:28cm x 18cm(付属ポーチ収納時)
●重量:380g
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Source: CAMP HACK
【フライング体験レポート】日本上陸が待ち遠しい、ヘリノックスの新幕「V-tarp」の実力
続々登場してくるヘリノックスのテントたち
コンパクト&軽量を武器に圧倒的なシェアと認知度を誇るヘリノックス。アウトドアシーンの盛り上がりにタイミングを合わせるかのように、満を持して日本でのテントの本格展開が始まりました。
つい先日、昭島アウトドアヴィレッジで開催された展示受注会で、ヘリノックスの2019新作テント&タープが公開されたのは記憶に新しいのではないでしょうか?
大型のシェルターから山岳用のソロテントまで、幅広いシーンに対応する豊富なラインナップに期待が膨らみます……!
変幻自在の自立式シェルター「V-tarp」
そんなヘリノックスの新幕の中でも特に気になるのが、独特なポールの構造で注目を集めている「V-tarp」。
今回は、日本での発売に先駆け、個人輸入をして早くも愛用している@tomotech54さんに感想を伺いながら、どのような幕なのかチェックしてみました。
サイズ、重量、インナーテントなど。「V-tarp」の基本スペック
「V-tarp」という名前の通り、メインポールが連なっている横顔が「V」の字に見える特徴的なデザイン。まずはサイズや、耐水圧などのスペックから確認してみましょう!
V-tarpは幅400cm奥行400cmの、前後左右対象の大型ドームシェルター。高さが240cmもあるため、幕内は広々とした空間です。
生地は75デニールのリップストップポリエステルで耐水圧は1,500mmあり、キャンプ用途としては充分な耐久性、耐水性があります。
幕のボリュームに比例して、収納サイズは幅72cm×奥行27cm×高さ27cm、重量は約11kgとなかなかの大型。なので、あくまでもオートキャンプ利用向けのシェルターです。
こちらのホワイト色モデルは韓国国内のみでの販売。
4本のポールはトレッキング用などの高品質なポールで定評のあるヘリノックスの運営母体、DACのものが使われています。
こちらは寝室として使えるオプションのインナーテント。最小幅が約290cm、奥行が約210cmと見た目以上に面積は広く、大人4人が川の字になって横になることができます。
インナーテントの高さは、わずか120cmと低めの設定。構造上、吊り下げるところが無くやむを得ないのかもしれませんが、せっかく幕自体の高さが240cmもあるのにインナーテントが低いのはちょっともったいない気がしますね。
V-tarpのここが良い!5つの魅力
見た目だけでも随分と個性を感じるシェルターですが、テントはやはり「使い心地」。ということで、愛用者@tomotech54さんの生のコメントを交えながら、実際に使ってわかったV-tarpの魅力と、気になるところを確認してみましょう。
魅力その1. ペグ打ちが少なく設営がラク
幕のサイズは大きいですが、片側3本ずつ計6本のペグで簡単に固定することが可能です。これは、メインポールが両サイドでV字にまとまって接地している、V-tarpならではの大きな魅力!
\愛用者のコメント/
ワンポールほどではないですが、サイズのわりに一般的な2ルームテントよりは設営が簡単です! 手早く設営を済ませられるので、のんびり過ごす時間が増えました。
魅力その2. 遮光性が高くて涼しく過ごせる
フライシートの内側はUVカットの特殊な塗料でコーティングされており、遮光性が低いホワイトの幕にも関わらず、しっかりと日差しをカットしています。
\愛用者のコメント/
サングラスが必要なぐらい日差しが強い日でも、幕の中はしっかりと遮光されています。寒い時期はむしろ陽に当たりたいので、日中はパネルを巻き上げて過ごしているほどです。
魅力その3. 高さがあるので姿勢がラク
やっぱり、この縦の解放感はV-tarpの大きな魅力。単に高さがあるだけでなく、サイドがしっかり立ち上がっているため、全体的に天井高が確保されているのが特徴です。
成人男性でも、ほぼ屈まずに幕内で過ごすことができるのはストレスフリーですね。
\愛用者のコメント/
座っている時に天井が高いため「圧迫感」がないのも嬉しいポイントです。ギアを運び込む時の姿勢がラクなので、腰の負担も軽減されます。
しかし高さがある分、風の影響を受けやすいことは気になるポイントです。
自立させる6本のペグに加え、前側と後側にそれぞれ2本ずつのガイラインがありますが、全て固定してもわずか10本のペグでこの大型シェルターを支えることになります。
高さがあるため強風時は風であおられることを想定すると、ペグは長めのものを使うなどの対策を取る必要がありそうです。
\愛用者のコメント/
まだ不安になるような強風に遭遇したことは無いですが、日常的なレベルの風であればガイラインを張らなくてもしっかり自立してくれますよ。
また、この高さによる弊害はこんなところにも。
前方と後方のパネルは大きく開放できる反面、巻き上げ時はかなり高い位置に幕を束ねます。身長によっては巻き上げきることができない方もいそうです……。
\愛用者のコメント/
妻だと身長が足りず巻き上げきれないので、パネルはもっぱら自分が担当しています。
魅力その4. 開放感があって風通しが良い
前後の大きなパネルに加え、サイドのドア4面を全て開放することができるため、夏場でもタープの代わりとして快適に過ごすことができます。だからシェルターなのにタープという名前なんですね。
\愛用者のコメント/
まだ夏場に使ったことはないですが、さらなる解放感に期待しています。前後ともパネルを跳ね上げてしまえば、かなり広めの日陰を確保することができそうです。
魅力その5. 寒さ対策もバッチリでオールシーズン使える
ボトムには全面にスカートが装備されているため、しっかりと雨やすきま風の侵入をシャットアウト。
トップの前後には大きなベンチレーターがあるので、換気もバッチリです。しかしこの位置は巻き上げを留めるところよりさらに上部にあるので注意。
\愛用者のコメント/
寒い時期はトヨトミの灯油ストーブKR-47Aをインして使っていますが、外気温が0度近くまで下がっても幕内はアウターなしで過ごせるほど暖かくなりましたよ。
愛用者の@tomotech54さん、今回は使用感のインタビューありがとうございました!
次世代型シェルターV-tarpの日本販売が待ち遠しい!
ポールの技術力を活かし、他には無い強みを打ち出してきたヘリノックスだけに、このV-tarpからもこれまでのシェルターの常識を覆す汎用性の高さを感じます。
単なるシェルターの域を超えて、オープンタープ代わりとしてもオールシーズン有効に使えそうなV-tarpが、もう間もなく日本のキャンプ場でも当たり前のように見られることになりそうですね。
今回ご紹介した「V-tarp」は未発売のものになります。日本で発売予定の「Tac.V-Tarp(¥138,000税抜 ※予定価格)」は、A&F発表では2019年9月頃を予定しています。
Source: CAMP HACK
【ヘリノックスの箱?】男くさすぎる新作「サイドストレージ」がめちゃくちゃカッコいい
ヘリノックスの新作「サイドストレージ」登場
「合体させるとよりカッコよくなる」アイテムといえば、男たちに潜む内なる少年が思わず反応してしまうもの。みんな大好きヘリノックスからまさにそんなアイテムが登場。
なにも入れなくても欲しいレベル
ストレージといえば当然収納が目的ですが、このサイドストレージに関しては「カッコいいから!」という理由で欲しくなる魅力があります。そんな男心を激しく揺さぶるストレージアイテムの新世界へご招待!
ヘリノックス「サイドストレージ」ができること
テーブル、チェア、コットに取り付け可能
この「サイドストレージ」は、ミリタリーアイテムで使われる”モールシステム”(個人装備システム)の要領で、ヘリノックスのテーブルやチェア、コット等に装着することができます。
ヘリノックスのオプションではありますが、基本的に「輪」が通せれば装着はできるので、アイデア次第でヘリノックス以外のアイテムにも装備できちゃいます。
このようにコットも。
カーミットチェアも。
シェルフコンテナにも。このように色んなものに装着できるので意外な組み合わせがまだまだ見つかるかもしれません。
「サイトでは手近に置いておきたくてもテーブルを占拠してほしくない、でも地面には置きたくない」みたいな小物、わりとありますよね? そんな小物たちをチェアやテーブル、コットサイドに収納できる使勝手は思いのほか便利。
“装備するとさらにカッコよくなる”という点は、すでにお解りいただけたのではないでしょうか。
もちろん単体の小物ケースとしても使用可能
単体のストレージとしても使勝手良しです。ペグやハンマー類でもいいですしキャンプではもちろん、アウトドアやミリタリー調のインテリアに合わせた小物入れとして重宝しそうですね。
こういう世界観のストレージを探してた方も多いのではないでしょうか?
とにかくカッコ良過ぎて「映える」
ヘリノックス好き、その中でもタクティカルの色味が特に好き!という方には感涙のイケメンぶりではないでしょうか。
これはもうマストで装備させないと”未完成”といっても過言ではないレベル! 以後はタクティカルシリーズのマスト装備となりますのであわせてお買いもとめください。
「サイドストレージ」に似合うギアたち
サイドストレージをハメるにはやはり色の落ち着いたタクティカル系のギアが狙い目。ヘリノックスシリーズの買い替え検討しているなら、これを機に色ハメで揃えてみるのもおすすめです。
「サイドストレージ」に似合うテーブル
●重量:本体=800g、総重量=935g
●耐荷重:50kg
●素材:フレーム=アルミニウム合金・樹脂etc
●重量:本体=800g、総重量=935g
●耐荷重:50kg
●素材:フレーム=アルミニウム合金・樹脂etc
●重量:本体=800g、総重量=935g
●耐荷重:50kg
●素材:フレーム=アルミニウム合金・樹脂etc
●重量:本体=800g、総重量=935g
●耐荷重:50kg
●素材:フレーム=アルミニウム合金・樹脂etc
「サイドストレージ」に似合うチェア
●総重量:1480g(本体/1345g)
●耐荷重:145kg
●材質:シート=ポリエステル、フレーム=アルミ合金・樹脂
●重量:使用時=1345g、収納時=1480g
●耐荷重:145kg
素材:フレーム=アルミニウム合金・樹脂、張り材=ポリエステル
「サイドストレージ」に似合うコット
●重量:使用時=2365g、収納時=2540g
●耐荷重:145kg
●素材:アルミニウム合金、樹脂、ナイロン、ポリエステル
●単体重量:40g(1本)
イケメンストレージが”漢のマスト装備”になりそう
「合体」に弱い男たちの心を鷲掴みするヘリノックスの新アイテム。汎用性ある装着方法で社外のミリタリーテイストなアイテムとのマッチング情報もこれからSNSを席巻しそう。その上で、あると想像を超えて便利。ここ重要です。この便利という点からもマスト装備になりそうな予感しかしない、ヘリノックスの新作でした。
このブランドとも相性が良さそう!
最近ヘリノックスとのコラボが話題になったブランド「ブリーフィング」の小物類とも相性が良さそうです。是非チェックしてみてください。
Side Storage is already a must-have item for Helinox fan.
ヘリノックスファンにとってもはやサイドストレージはマストアイテム。
Source: CAMP HACK
買ってよかったギアNo.1!ヘリノックスのコット比較と実用例
ママキャンパーの私が買ってよかったアイテム
数あるキャンプギアの中で買ってよかったものは何?と聞かれてすぐに思いつくのがヘリノックスのコットです。
心地よい寝心地と抜群の収納性を誇る一度使えば病みつき間違いなしのヘリノックスコット。筆者愛用中の3種類について検証してみました。
ヘリノックスのコット各種の違いは?
ライトコット
ヘリノックスのコットで最も有名なのがこのライトコットです。重量わずか1.2gヘリノックスのシリーズでは最軽量で、収納サイズも直径が13cmととてもコンパクト。ソロキャンプにもおすすめです。
収納時サイズ:Φ13cm×53cm、1.26㎏
耐荷重:120kg
コットワンコンバーチブル
ヘリノックスコットの定番となりつつあるのがこのコットワンコンバーチブルです。ライトコットよりも張りがあり寝心地は抜群。別売りのコットレッグを付けることでハイコットにもなる使い勝手の良さとヘリノックスらしい収納性と組み立ての簡単さで筆者のおすすめNo.1ギアです。
収納時サイズ:Φ16cm×54cm、2.32㎏
耐荷重:145kg
コットホームコンバーチブル
ヘリノックスの「ホーム・デコ&ビーチ」ブランドから出されている見た目もおしゃれなコットです。別売りのコットレッグを付けることでハイコットになることはコットワンコンバーチブルと同じですが、横幅は下記の写真の通りそれよりも7cm広く、体格のいいお父さんや小さなお子さんと添い寝するお母さんにおすすめです。
メッシュ生地を使用しているため夏は涼しいですが冬は毛布をシーツ代わりに敷くとより快適になりますね。
使用時サイズ:190cm×75cm×16cm(長さ×幅×高さ)、2.3kg
収納時サイズ:φ17.5cm×58cm、2.5kg
耐荷重:145kg

上がコットワンコンバーチブル、下のベージュがコットホームコンバーチブルです
インナーテントに並べてみた
コット4つが並ぶサイズとは?
我が家は四人家族なのでコットも4つ。ライトコット、コットワンコンバーチブル×2、コットホームコンバーチブルをおよそ240cm×225cmのインナーテント内に並べてみたのがこちらの様子です。正直結構ギリギリ……。
インナーテントの四隅をしっかり張って設置しないと4つ入れるのは難しいですが、キャンパーの間でひそかにブームになっているシンデレラフィットと言えるかも!? とは言え、設置場所のサイズがこれより大きければ余裕があると言えるでしょう。
並べたコットをさらに快適にするプチDIY術
コットを並べてみるとライトコットだけ、設置時の高さが3cm低いことがはっきり分かります。
我が家の場合、このライトコットに寝るのはまだまだ夜中に添い寝が必要になる幼児なので、親のコットと高さを合わせておく必要があります。そこで簡単な高さ調整を施しました。
ホームセンターで購入した3cmのブロックにベルクロテープを貼り付けます。
ライトコットの足にもベルクロテープを固定。
コット設置時にこのブロックを脚に付けます。
そして調整した後がこちら。ぴったり高さが合いました。
寝心地に影響する?沈み込み比較
コットでの寝心地に最も影響するのは生地の張り具合です。先ほど紹介したヘリノックスコット3種と他のコット代表としてコールマン スリムコットを比較してみました。
写真はすべて体重70㎏の男性が横になったところです。

↑コットワンコンバーチブル

↑コットホームコンバーチブル

↑ライトコット
横になった感じとして生地の張りが強い順に、コットワンコンバーチブル>コットホームコンバーチブル>ライトコット>コールマン スリムコットとなるかなという印象です。
コールマンスリムコットとライトコットの張りの差はあまりないと言えるかもしれませんが、圧倒的に張りが強く寝心地がいいのはコットワンコンバーチブルでした。
絶対おすすめヘリノックスコット!
ちょっと高くて手がでない……という方も多いヘリノックス コット。筆者も少しずつ集めてようやく家族分を揃えましたが、買ってしまえば他を求めて買い替えようという気はサラサラ起きない代物。長く使う目的ならば存外コストパフォーマンスは悪くないかもしれません。
コットがあればインナーテントのテントマットも不要になりますし、なによりコンパクトにたためるのが荷物が増えがちなファミリーキャンプには何よりうれしいところ。おそらくヘリノックスでなければコット4つを積み込んで出かけるのは難しかったのではないかと思います。
また夏にはコットレッグで涼しく眠れる(http://camphack.nap-camp.com/1120)のでハイコットを別に買う必要もなく収納性も落ちることなし! ちょっと高いけれど買って後悔しない優秀ギアです。
Source: CAMP HACK
みんなが持ってるあの製品を、手軽にアップデートしてみない?
人気のキャンプ道具は、他の人とかぶってしまう…
多くの人に長く愛されるキャンプ道具は、「こんな道具があればいいな!」を実現した絶妙な作りで一度使うと手放せません。それだけに、他のキャンパーとの“かぶり”も多い。友達と並べて使うなんてときには便利なんですが、突然の雨で慌てて片付けるときなど、誰の道具なのか瞬時に判別できないこともありますよね。
でも、自分でかっこよくカスタムするのはなんだか難しそう……。
そんな悩みを解決してくれるアイテムたちを紹介します。まずは、FREEDOMの縞板天板シリーズです。
載せるだけ!クールなテーブルになる縞板天板
※スノーピーク/シェルフコンテナは別売
スノーピークのシェルフコンテナといえば、棚としても活用できる人気の収納コンテナ。サイズは2種(25サイズと50サイズ)あり、既に持っているというキャンパーも多いと思います。
このシェルフコンテナに、縞板アルミ製の天板をかぶせることでテーブルとして使えるようになるのがFREEDOMから発売されている「縞板天板」。この縞板天板のサイドには、写真のようにステンレスバーが付いているので、シェラカップや焚き火用品を下げるなんてことができます。
意外と軽い
見た目は重そうな縞板ですが、驚くほど軽く、この天板の場合は約1.1kg。耐熱性があり、傷が付きにくいという特性も備えているので、タフに扱えるのも魅力です。
開いた状態にかぶせる用の「縞板天板V」
※スノーピーク/シェルフコンテナは別売
開いた状態も美しいシェルフコンテナ。こちらは、その美しさをいかしてテーブルにできる天板です。
ハンドルと本体の隙間にピタッと収まるのが気持ちいい! 載せた物が滑り落ちないよう、ステンレスのバーがついています。単体でもスキレットの台として使えそうですね。
自由に組み合わせができる2枚のハーフセット
※スノーピーク/シェルフコンテナは別売
こちらはハーフサイズの天板が2枚セットになっています。
片側だけ開いたり、真ん中に天板を置いたりできるというわけ。使い方の自由度が増します。天板のサイズが半分だから1枚分の重さは0.9kg。フルサイズの縞板天板は1.6kgなので、より軽さが際立ちます。
FREEDOMの西出元昭さんにお話しを聞いてみました
もともとビックスクーターやクルマのカスタムが好き。そして、縞板という素材が好きだったのでそれで何か作れないかと考えていました。そんなとき、たまたま手元にあったシェルフコンテナを見て、メタルな素材同士を組み合わせたら相性がいいだろうなぁと思ったのが制作のきっかけです。
木の板でシェルコン天板を自作している方は見たことがありましたが、縞板では誰もやっていません。これが最大の理由ですね。
できあがった天板は狙い通り! イベントなどで出店しているとお客さまから「縞板天板を使いたくて、シェルコンを買った」と声をかけられることもあるそうです。
*ユニフレーム/焚き火テーブル、シェラカップは別売
こちらはユニフレームの焚き火テーブルにかぶせる天板です。見慣れた木のフチがないだけでがらりと印象が変わります。
「シェラカップをテーブルのサイドに引っ掛けたいなと考え、作りました。(西出さん)」写真でもわかりますが、レザーとの相性も実にいいですね。
ちなみに、FREEDOMでは縞板だけでなく栃木レザーの小物も作っています。カートリッジカバーもステキなんですが、注目はこちら。
スノーピーク/ペグハンマー(PRO.S,PRO.C)にぴったりの栃木レザー製カバー。サイズは16×9.5cm、穴の大きさはφ3.5cmなので、ほかのハンマーでもサイズがあう可能性はあります。ハンマーの形によっては微妙にきつい場合もあるけれど、少しずつなじませればいつのまにか形がなじみます。これがレザーのいいところ!
西出さんは「シェルフコンテナはまだまだ可能性を感じるので、今後もおもしろいアイテムをリリースしたい」と意欲満々。これからも注目したいブランドです。
【問】FREEDOM 045-514-7880
http://camp-freedom.com/
あのローチェアが大人っぽい秋冬仕様に変身
市販の道具を気軽にアップデートできるアイテムはほかにもあります。
フェスでもキャンプサイトでも、見ない日はないヘリノックスのチェア。色やバリエが増えていますが、日本人の好みは似ているようで……どうしても色かぶりしてしまいます。
テンマクデザインのチェアカバーが便利!
テンマクデザインのチェアカバーは、かぶせるだけでがらりと印象を変えられますし、焚き火の火の粉対策や寒さ対策にも一役買う優れもの!
※チェアは別売
焚き火好きなら手に入れたい、厚手コットン100%のチェアカバー。難燃加工は施されていませんが、火の粉であっという間にポツポツ穴があくという悲劇は抑えられます。ブランケットのようにずれることができないのも安心です。
サイドにデイジーチェーンを装備していて、カラビナやロープを使って小物をひかっけられるので、ここでも自分らしさをアピールできます。それに扱いやすいコットン+シンプルなカラーなので、染料やパッチでさらにカスタマイズできそう。
厚手コットン×レザーも
※チェアは別売
厚手コットンとレザーのチェアカバーで、こちらも火の粉による穴空きを押さえてくれます。しかもレザーとコットンならではの“エイジング”という楽しみがあり、長く楽しめそうですね。
レザー部分には、テンマクのロゴが型押しされています。レザーならではの表情がステキ。
フェイクファー製
※チェアは別売
ありそうでなかったモフモフのフェイクファー製カバー。とにかく肌触りがよく、冬は手放せそうにありません。
これら、テンマクデザインのチェアカバーはヘリノックスチェアワンにジャストサイズですが、似たサイズであれば装着できる可能性は高いようです。
【問】ワイルドワン事業部 028-651-0570
http://webshop.wild1.co.jp/
人気アイテム+αで個性を出す
人気のキャンプ道具は人とかぶるから……と敬遠している方には、紹介したギアたちのようなアップデートアイテムがおすすめ。手軽に個性を演出できるので、是非お試しあれ。
大森弘恵の他の記事はこちら
Source: CAMP HACK
連載企画:『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』三浦晋哉さん編
CAMP HACK不定期企画『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』第3回は三浦晋哉さん!
CAMP HACKの不定期連載企画『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』。アウトドア業界で活躍する方々に、これがなくっちゃ私のキャンプは始まらない!という「キャンプの必携アイテム3点」(キャンプギアから雑貨、食品などなんでもOK!)という同テーマでインタビューさせていただき、各人にそのモノへの想いや、使い勝手などを語っていただく企画です。
第3回はアウトドアコーディネーター・ライターとしても活躍している“赤ワイン”こと三浦晋哉さんが登場!
プロフィール:三浦晋哉(みうらしんや)
アウトドアコーディネーター、ライター、イベントプロデューサー、マルチアングラー。FMヨコハマでアウトドア番組「The Burn」を立ち上げたことをきっかけに、ラジオ業界からアウトドア業界に転身。
現在はアウトドア雑誌「GARVY」での連載を始め、釣り雑誌、ウェブサイト等で、アウトドアギアレビュー、キャンプ、釣りに関する記事を執筆。またイベントなどを通して、多くの人にアウトドアの魅力を伝える活動も展開中。
http://www.akawine.com/
必携キャンプ道具その1 ヘリノックス ライトコット
「僕がキャンプで一番気を使っているのは“快適に寝られる”こと。だって料理は失敗してもキャンプだから許せるし、遊び道具はなくても自然の中なら何でも遊べる。でも快適な睡眠だけはほかには変えられないんですよね」。
そんな三浦さんが1つ目に挙げてくれたのは、ヘリノックスの「ライトコット」。
電車でキャンプに出かけることもある三浦さんのギア選びは、軽さと収納性を最重視。
「今までは軽さとコンパクトさからインフレータブルマットを使っていたのですが、夜中に背中が痛くなって起きちゃったり……。なので、この革命的なコットが出た時には、すぐにショップに駆け込みました!」。
ライトコットはヘリノックス・コットの中では最軽量(1.2kg)で片手で楽に持てるほど。そしてコンパクトな収納性が三浦さんのキャンプスタイルにぴったりマッチ。キャンプの欠かせない相棒となっているそうです。
「もうマットには戻れないですね。テントを選ぶときもこのコットとの相性で選んでます。サイズとか入り口の形状によっては入れにくかったりするので」。
気になる寝心地を聞いてみると、「最高です。生地に張りがあるし、マットと違って体がはみ出ることもなく“もぞもぞ”できます。僕、腰痛持ちだから同じ体勢で寝ているのがつらくて」。
キャンプ場に着いてテントを設営したら、コットを広げて青空の下でお昼寝。それが三浦さんのキャンプルーティーン。
「旅行でホテルの部屋に入ったら、まずはベッドに寝転がりません?そんな感覚(笑)。風が気持ちいいし、自然と一体になった感じでリラックスできますよ。とても軽くてキャンプを快適にしてくれるこのコットは本当におすすめ。荷物を軽くすると、不思議と心も軽くなりますから」。
★詳細はこちら! → ヘリノックス ライトコット
必携キャンプ道具その2 笑’s All Titanium 簡易珈琲焙煎器グルグルヘキサ君
2つ目の必携道具はコーヒー焙煎器。「コーヒーを焙煎する時の香りって最高なんですよ。香ばしくて甘くて、幸せな香り。この香りを自宅でも楽しみたいと思ってキッチンでやってみたこともあるのですが、コーヒー豆の皮が飛び散って掃除が大変。だからキャンプに行ったときの楽しみなんです」。
グルグルヘキサ君を手に入れるまでは自作の焙煎器を使っていたそうですが、笑’sのコーヒー焙煎ワークショップに参加して「これ最高じゃん!」と感じたそう。
「自作焙煎器はどうしても煎りムラができてしまうんですが、グルグルヘキサ君は素早く回転できるので、均一に火が入りムラができにくいのが魅力です」。
コーヒー豆の焙煎から始めるとは、なんともツウな楽しみ方。「時間をぜいたくに使えるのがキャンプのいいところ。1杯のコーヒーに、生豆から焙煎して淹れるまで30分以上かけたっていい。焙煎している時は無の境地。豆の色を見て、はぜる音を聞いて、豆と対話しながら火からあげるタイミングを決めます。このタイミングによって味や香りが変わってきます。その日その時だけのコーヒーが味わえるなんて最高じゃないですか」。
アウトドアイベントなどで自家焙煎したコーヒーを振舞う機会が多い三浦さんに、おいしいコーヒーを作るコツを聞いてみました。
「いろいろ試して自分が好きなコーヒーを見つければいいと思います。いろんな豆を使ってみたり、豆の声をよく聞いて焙煎の度合いを変えてみたり。そうやって違いが分かる人になったら、自然とおいしく作れるようになるんじゃないですかね。僕もがんばります」。
★詳細はこちら! → 笑’s All Titanium 簡易珈琲焙煎器グルグルヘキサ君
必携キャンプ道具その3 ボトリー トップ ビジュー
「ボトリー トップ ビジュー(Bottly Top bijou)」はペットボトルの蓋の代わりに装着すれば一輪挿しが楽しめるアイテム。今までのギアからは一変、フェミニンなアイテムの登場です。
「男ですけど意外とロマンチストって言われるんですよ。良いのか悪いのか(笑)」。なぜこのアイテムがキャンプの必携道具なのでしょうか。
「キャンプはとても楽しいのに帰りの渋滞で疲れてしまって、余韻よりも疲れが残ってしまったり。なんとかならないかなぁと考えていた時、フォルクスワーゲンのビートルに一輪挿しが装備されていることを思い出して。花はストレス解消の効果があるというので、渋滞時にイライラしなくなるかなと」。
“オフィス用癒やしアイテム”としてインターネット販売されているこの製品を発見。「これはキャンプでも使える!」とピンときたそう。
画像提供 : クレイ
「この製品は倒れても水がこぼれないので、それなら車の中でも使いやすいなと。車の中ではボトルホルダーに入れればいいし、キャンプ場に着いたらテーブルにお花を飾ればキャンプも華やかになります。家に帰ってきたらそのままリビングに飾って、なんとなくキャンプの余韻に浸れこともできるんですよ」。
「ファミリーキャンプだと、お母さんが運転することもあるじゃないですか。そんな時、お父さんがさりげなくこれを車内に置いてみたり。ちょっとした優しさの小道具に使ってみるといいと思いますよ」と三浦さん。
「これを使っていると、だいたい女性が『それなんですか?』と聞いてきて、話すきっかけにもなりますね。『逆さまにしても水が漏れないんですよ!ほら!』なんて、さらに盛り上がったりして。あ、でも決してそれを狙ってるワケじゃありません!(笑)」
★詳細はこちら! → ボトリー トップ ビジュー
<三浦さんプロデュース「大漁旗タオル」に新作登場!>
三浦さんがプロデュースを手がける「大漁旗タオル」の第4弾として「ワカサギ」バージョンが新発売!抜群の吸水性・速乾性を誇る高品質のマイクロファイバー製タオルは、左端が輪っか状になっているので釣竿や棒を通せば小型の大漁旗に変身!釣り人必携のタオルです!
「大漁旗タオル(ワカサギ)」
サイズ:30×47cm程度(おおよそA3サイズ)
価格:2700円(税込)
★詳細はこちら → 大漁shop
Source: CAMP HACK