「WAQ(ワック)」って知ってる?
突如現れたキャンプ界の新星ブランド「WAQ(ワック)」。
オフィシャルサイトを覗いてみると、高機能かつコストパフォーマンスの高い商品がラインナップされていて、アイテムの色合いも、大人っぽいカーキや、カーキと相性のいいオレンジが基調。他にはないカラーリングが魅力的なブランドです。
調査するアイテムはこの2つ
今回ピックアップするアイテムは、「充電式LEDランタン」と「キャンプエアーマット」の2つ。どちらも相場より安い値段設定のため、実際のパフォーマンスが気になるところ。
そこで、ワックの人気アイテムをインプレ調査! 「ここがイイ!」な魅力ポイントから、知っておきたい注意点まで、詳しく掘り下げていきます。
「ワック」が生まれた背景
アイテムをインプレする前に、「ワック」が生まれた背景について気になったので調べてみたところ、あれれ、ブランド背景に関する情報があまりヒットしない……。
ということで直接問い合わせてみたところ、大阪を拠点にアウトドア好きのメンバー3人によって立ち上げられたブランドとのこと。
「キャンプ経験のない人にもアウトドアの魅力を伝えたい。自分たちもワクワクする様なアウトドアギアが作りたい」という想いから、「WAQ (ワック)」と命名したそう。
ワンタッチ組み立てのタープテントからスタートし、キャリーワゴン、LEDランタンなど、キャンプアイテムを徐々に拡大しています。
非の打ち所なくない?満足度200%の「充電式LEDランタン」
ということで、まずは「充電式LEDランタン」を調査。どことなく“ルーメナー”を彷彿とさせるルックスのLEDランタンですが、機能はどうでしょうか? 明るさや仕様を隅々までチェックしていきます!
明るさは1000ルーメン!
手のひらサイズのコンパクトさながら、最大輝度は1000ルーメン! 類似のルーメナーは1300ルーメンだったので、少し明るさは劣るようです。一般的にキャンプサイト全体を照らすメインランタンに必要な明るさは1000ルーメン以上と言われているので、メインクラスの明かりとして活躍してくれるレベル。
色温度は3パターンあり、4段階に調光可能。その場の雰囲気に合わせてモードを変更することができます。この辺りはLEDランタンのもはや標準スペックと言えるかもしれませんね。
かなり気が利いてる!充実の付属品
キャンプサイト全体を明るく照らせるスペックがあるわけですから、当然ぶら下げて使いますよね。で、このハンドル中央の窪みがミソ。これがあることで本体が左右に偏ることなく、真下を照らすことができます。これはルーメナーにはない気配り。
そして、ランタンフックがないところでも使えるように最初からカラビナが2つ付いている点もありがたいポイントです。
スマホの充電もおまかせ
電池容量は10,000mAh。このバッテリーを使って、満充電時でiphone Xを2.5回充電ですることができます。
そして、ここも気が利いてるなと思った、接続口。機種違いであっても、これ1セットで対応できるほか、接続口が連結してあるので、紛失する心配がありません。この部分が単独パーツになっていると、結構失くしちゃうんですよね……。
バッテリー残量も一目瞭然。使用可能時間は使い方にもよりますが、7~100時間程度使うことができます。
防滴キャップ付き
ケーブルの接続部分には、埃や水滴の侵入を防ぐ防滴キャップが付いています。ただし、こちらは単独パーツになっているため、失くさないようにしましょう。
重量はすべて込みで314g
重量はすべて込みで314g、本体のみで220g(筆者実測)。これなら登山にも持って行ける範囲の重量でしょう。
これだけコンパクト&軽量なので、もしもの時の備えとして携行するのも良さそうですね。
さて、気になる価格は……
ハイスペックなこのLEDランタンの気になる価格は、定価で9,800円 (税込)。ルーメナーの定価と比較すると、2千円ほどお安い設定です。
通販サイトのレビューを覗いてみると、ルーメナー愛用者からも高評価が多く「防水性を重視しないのであればコスパ最高」など、価格面でかなり納得のアイテムの様子。
「優秀なLEDランタンを探している」、「2つ目のルーメナーが欲しいけど価格が……」と悩んでいる人に、ワックのLEDランランの存在は朗報ではないでしょうか!
ちなみに、ワックでは時折タイムセールやクーポン配布を実施しているので、よりお得に購入したい方はこまめに公式インスタグラムなどをチェックしておくといいですよ!
公式インスタグラムはこちら
「キャンプエアーマット」はどうだろう?
続いては、枕が付いているピローと一体型の「キャンプエアーマット」を検証していきます。
スリムで軽量
マットってシュラフと同じでかさばるアイテムですよね。ですが、収納時は1Lペットボトルの大きさ。バックパックのサイドポケットに収まるくらい、コンパクトに持ち運べます。
重量は、実測で454g。500mlペットボトル1本ほどの重さです。
逆止弁ですんなりエアー注入
エアー注入口は、逆止弁になっているので、空気漏れを気にすることなく、スピーディーに膨らませることができます。
実際にタイムを計ってみました
膨らむまでどのくらいの時間がかかるか、実際にタイムを計ったところ、結果は50秒。12回ほどフーフーしたらパンパンに空気が入りました。
ウェブサイトには男性で10~20回、女性で20~30回と書いてありましたが、思っていたより簡単で、膨らむまで早かったです。
ピローは好みの厚さにできる
ピローは一体型ですが、バルブが独立しているので好みの厚さにできます。個人的にパンパンだと頭が不安定で落ち着かないので、この点はかなり高ポイントでした。さりげないところですが、快眠のためには大事なポイントですね。
さて、寝心地はいかに?
固い地面と砂利の上で寝転んでみましたが、地面のデコボコを拾う感じはなく、寝心地良好!
この細かくて立体的なエアポケットが体にフィットする理由です。エアマットにありがちな浮いた感じがしにくく、優しく支えてくれている感じがしました。
注意しておきたいところ
注意したいのは、使用する時期や気温。4月中旬頃に神奈川県のキャンプ場で使用したところ、底冷えしてしまい、とくに朝方は「背中が冷えるな……」と感じました。
地面と体の間に空気の層はできますが、マットの中に断熱材が入っていないため、保温力はあまり期待できません。そのため、個人的には暖かいシーズンに使うか、シュラフのスペックを上げたり、シュラフの中にINしたりして使ってみようと思います。
もちろんマットもコスパ良し!
気になるお値段は、定価で3,980円(税込)。バルブの仕様やフィットするエアポケットなど、細部までこだわった作りになっているので、これはお値段以上ではないでしょうか。
●点灯パターン:3パターン(昼光色 / 昼白色 / 暖色 )
●バッテリー:LG社製10,000mAhリチウムイオン蓄電池
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●収納サイズ: 長さ25cm x 横幅12cm
●重量:440g
●生地:20Dナイロン
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ほかにはこんなアイテムを展開中
現在は、キャリーワゴン、寝具、タープなど、比較的スタンダードなアイテム展開中。
今後は、「人気商品に新色を追加したり、冬キャンプでも活躍する新商品を企画したりしている」(ワック担当者)とのこと。より充実したラインナップとなりそうです。
個人的には、コスパが良くて使い勝手のいいキッチンテーブルを熱望したい!
ちなみに、ワックはとにかく初心者に優しい

ワックの製品にはQRコードが付いていて、スマホさえあればどこでも取扱い説明動画をチェックすることができます。キャンプ初心者には本当に嬉しい配慮ですね。
新作にも期待が高まる!
誰でも使いやすく、思わずキャンプに出かけたくなるような商品を提供するブランドを目指して走りはじめた「ワック」。きっと幅広いキャンパーに愛されるブランドに成長していくことでしょう。新作にも期待が高まります。
「ワック」のオフィシャルサイトはこちら
Source: CAMP HACK
日本最大級のアウトドア用品専門店「アルペンアウトドア―ズ春日井店」に行ってみた!
CAMP HACK × LANTERN
この記事は、LANTERNで掲載された記事の一部をCAMP HACKでもお届けする連携企画です。
今回はオープン後話題騒然のショップ「アルペンアウトドアーズ春日井店」の店内をLANTERN編集部がレポートしてくれます。
「日本最大級」の品揃えを誇る、今大注目のショップを見ていきましょう!
LANTERN編集部が「アルペンアウトドア―ズ春日井店」に行ってみた!
2018年4月26日(木)10時に日本最大級のアウトドアショップが愛知県春日井市に誕生しました。
スポーツ用品の量販店を全国に展開する株式会社アルペンが新業態として「アルペンアウトドアーズ春日井店」をオープン。
売り場面積2,350㎡、160ブランド5万点以上の品揃えを誇る日本最大級のアウトドア用品専門店をご紹介します。
「選べる」「体験する」「ふれあう」見どころ満載の体験型店舗
わくわくを追求した新スタイルのアウトドアショップは五感で感じる「体験型」のお店。「テント」「ランタン」「チェア」の品揃えは群を抜き、人気ブランドからコアユーザーが好むブランドまで取り揃え、キャンプ上級者から初心者まで幅広く楽しめるお店です。
なんとGO OUTプロデュースの店舗
アルペンアウトドアーズ春日井店は、店内をアウトドアファッション誌「GO OUT」がプロデュースしているのだとか。GO OUTスタイリストがコーディネートしたテントサイトや、ディスプレイボードなどが並び、店内の雰囲気を盛り上げています。
全てのテントを試し張りできるキャンプサイトスペース
ショップ中央には大きなテントの展示スペースが確保されています。
さらに、ショップ奥には全てのテントを試し張りできるスペースも。
試し張りできるテントのラインナップがボードに貼り出されています。ヒルバーグやノルディスクの試し張りも可能ですよ。
シーン別のレイアウトで仮想キャンプを体験
キャンプの3つのシーンを想定した陳列ブースは比較検討がしやすく、メーカーの枠を越えた自分好みのコーディネートができそう。
「LIVING」ブース
寛ぐためのチェアやテーブルがずらりと並びます。チェアは常時250種類以上が展示。人気のヘリノックスの他、ネイチャートンズやキャンプマニアプロダクツ、ブルーリッジチェアワークス、テントファクトリーなど量販店ではなかなかお目にかかれないファニチャーにも出会えます。
焚き火周りのコーディネートもあってイメージが膨らみます。
「DINING」ブース
焚き火台やコンロにキッチン用品、クーラーボックスなど料理にまつわるアイテムが並びます。
なかなかお目にかかれないペトロマックスのダッチオーブンも。直径18インチ(約45センチ)のダッチオーブンの大きさには驚きました!
大型のバーベキューグリルも充実しています。これがあれば、ワンランク上の庭バーベキューが楽しめそうです。
「SLEEPING」ブース
ランタンや寝袋、マットが並びます。ランタンは、王道のコールマンランタンから玄人好みのペトロマックス、ヴェイパラックス。オイルランタンなど常時200種類以上が展示。
実用的なランタンの他、可愛らしいインテリアにもピッタリのランタンもありました。
キャンプ用品ブランドの専門ブース
専門ブースには、メーカースタッフが常駐し、より詳しい説明が可能に。
コールマンブース
スノーピークブース
ロゴスブース
専門ブース以外では、ogawaやユニフレーム、ニュートラルアウトドア、ソトラボなどの国産ブランドと、ノルディスク、ヒルバーグ、テンティピ、ローベンス、ベルガンスなどの欧州ブランド、ニーモやビッグアグネスのアメリカブランドなどがラインナップ。
アウトドアアパレルブランドの専門ブース
ブランドごとの豊富なラインナップが魅力。
ノースフェイスブース
パタゴニアブース
コロンビアブース
その他ミステリーランチ、ケルティなどのバックパック、KEENやメレルなどのアウトドアシューズ、小物など様々なアウトドアアイテムも充実しています。
アウトドア用の子供服ブースも充実
普段使いもできる小物や雑貨もたくさん
子供も楽しいキッズプレイゾーン
すべり台やドラム缶を使った遊具で子供も楽しめます。写真中央にあるトーテムポールはアルペンアウトドアーズのシンボル。ちょっとした仕掛けがありますが、詳しくはお店で確認してくださいね。
キャンプを愛する専門スタッフが多数!
アルペングル―プの中から選抜された専門知識を持ったスタッフが、アルペンアウトドアーズ春日井店には数多く常駐。キャンプからバーベキューまで、幅広い楽しみ方を提案してくれます。
キャンプ歴30年以上、今でも年間15泊はキャンプをする店長の大石さんからメッセージをいただきました。
アルペンアウトドアーズ春日井店は、男性も女性も子供も楽しめるアウトドアショップとして、今のトレンドを踏まえたお店作りを心掛けました。
テントは安い買い物ではないので、いざ買うとなると不安も多いと思います。そんな不安を解消するために、テントを試し張りできるスペースを作りました
気になるテントがあれば実際に触ったり張ったりを体験してもらうことが可能です。そうやって不安を取り除いてキャンプに出掛けてもらいたいですね。
全国のキャンプ場を巡った経験から、キャンプ場選びはもちろん服装選びのアドバイスもできます!
どんなことでも相談できるお店、アウトドア好きが集えるお店になることが目標です!ぜひ当店のスタッフを頼ってご来店ください!
まとめ
商品数の多さや店舗の広さがすごいだけでなく、比較検討しやすくディスプレイされた空間や、大きな展示スペースで体験・体感できたりと、イメージのしやすい店舗作りが魅力的だと思いました。
なにより、大石店長をはじめとしたキャンプ経験豊富なスタッフの、気軽に相談できる雰囲気作りがよかったです。
これからキャンプをはじめたい人やステップアップしたい人の良き相談相手になってくれることでしょう。
今後は、定期的に設営イベントやワークショップなども開催されるとのことです。詳しくはアルペンアウトドアーズ春日井店公式サイトをチェックしてみてください。
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アルペンアウトドアーズ春日井店 店舗詳細
店名:Alpen Outdoors(アルペンアウトドアーズ)春日井店
住所:愛知県春日井市東野新町2丁目1-21 MAP
電話:0568-56-7261
営業時間:10:00~20:00
アクセス:JR中央線「春日井」駅より車で10分、東名高速「春日井I.C.」より車で5分
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LANTERNはこちら
Source: CAMP HACK
【2ルームに負けない快適さ】ウェザーマスター 4Sドームノトス/300を設営してみた!
CAMP HACK × LANTERN
この記事は、LANTERNで掲載された記事の一部をCAMP HACKでもお届けする連携企画です。
今回はコールマンのオールシーズン対応モデル「4Sドームノトス/300」を実際に設営した様子をお届けします。
LANTERN編集部が使ってみた!
コールマンのハイグレードレーベル、ウェザーマスター。大型2ルームテントのコクーンⅡや個性的なスタイルのトレスもかっこいいですが、今回は4Sドームノトス/300を実際にLANTERN編集部が設営してみました。
コールマンのドーム型テントには珍しい、吊り下げ式のインナーテント。T/C素材を用いたり、サークルベンチレーションがテント内の換気量を自在に調整。4シーズンを快適に過ごせるハイパフォーマンスドームテントの実力は?
ウェザーマスター 4Sドームノトス/300 製品詳細
【サイズ】
インナーサイズ:約 300x300x190(h) cm
収納時サイズ:約 φ26×80cm
重量:約 14.5kg
【素材】
フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、テフロンはっ水、カラーPU防水)
インナー/TC、68Dポリエステルタフタ(はっ水加工)
フロア/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、PVC)
ポール/アルミ合金(φ16㎜、φ14.5㎜)
【耐水圧】
約 3,000㎜(フロア:約 10,000mm)
【付属品】
付属品:ペグ、ロープ、収納ケース、ペグハンマー
定員:4~5人用
希望小売価格 85,000円(税別)
それでは設営してみましょう!
重量は約14.5kg。肩に掛けたサイズ感はこのくらい。男性ならば余裕です。
中身は、フライシート、インナーテント、アルミ合金のメインポールが2本、アルミ合金のフロントポール、リアポールが各1本。あとはペグ、ロープ、ペグハンマーが付属します。
まずは、フライシートを広げます。
4本のポールを繋ぎセットします。全体がシルバーのメインポールが2本。先端が赤いフロントポールと真ん中が水色のリアポールが各1本です。
まずはメインポール2本をスリーブに通します。この時、ポールは引っ張らずに必ず押し入れること。引っ張るとポールとポールを繋ぐテンションコードが伸びたり切れたりする原因になります。
片方のポールの先端を、フライシートのコーナーにあるエンドグリップに入れ、反対のポール先端を持ちスリーブの中にポールを押し込みながらフライシートを立ち上げて、コーナーにあるエンドグリップに差し込みます。
フロントポールをスリーブに通します。赤いポールと赤いスリーブの入り口で分かりやすくなっています。
通したらエンドピンを差し込みます。この時もエンドピンを差し込むフライシートに赤いゴム製の輪がついているので分かりやすいです。
今度はリアポールです。水色のスリーブに同じく水色のリアポールを通します。
通したらエンドピンを差し込みます。この時もエンドピンを差し込むフライシートに青いゴム製の輪がついているので分かりやすいです。
フライシートに付いているフックを引っかけて固定。ポールが交差している点は面ファスナーで固定します。
風上から対角線上にペグダウンを行います。
ストラップ状のストームガードをポールに巻きガイドロープを付けてペグダウンしていきます。これでテントの安定性がさらに高まります。
ガイドロープを6カ所ペグダウンすればフライシートは完成です。
インナーテントは、トグルとフライシートのリングをくっつけていきます。
あとはフックをフライシートに掛けるだけ。とても簡単です。
設営完成です。インナーテントはポリコットン素材で通気性が良く蒸し暑い季節や寒い季節に結露しにくく最適ですね。
その他機能紹介
テント上部にはベンチレーション用の窓。大きく開いて空気の流れをしっかり作ってくれます。
インナーテントにはファスナーが付いていて開閉が可能です。
前面の左右2ヶ所にもベンチレーション用の小窓があります。
フライシートの両サイドには、アンダーベンチレーションの換気量を調整できる仕組みが。これがサークルベンチレーションシステム。写真のようにペグダウンして固定したり、巻き上げたりして風の入り込む量を調整できます。
内側から見るとこんな感じです。
インナーテントはメッシュ窓の開閉が可能です。
インナーテントにはランタンフック。
小物入れもあります。
編集部まとめ
この日の気温は、日中が30℃と蒸し暑かったのですが、サークルベンチレーションとポリコットン製のインナーテントのお陰でテント内がいつまでも蒸し暑いということがなく、日が暮れると快適な室温になりました。お陰で寝つきも良く快適な朝を迎えることができました。
コールマンのドーム型テントでは珍しい、吊り下げ式インナーテントを採用している4Sドームノトスですが、使い勝手は◎。フライシートだけならシェルターとしても使えますし、インナーテントも300cm×300cmのフロアサイズは余裕の広さで、大人数のファミリーキャンプにも対応できます。
2ルームはちょっと大きいなというファミリーや、2人で広々贅沢キャンプを楽しみたい方に、ちょうどいいサイズと機能のテントだと思います。
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Source: CAMP HACK
エアテントって何?ありか?なしか?エアキャビン4を設営してみた!
CAMP HACK × LANTERN
この記事は、LANTERNで掲載された記事の一部をCAMP HACKでもお届けする連携企画です。
今回はあまり知られていない「エアー式のテント」の魅力について。果たしてその実力はいかに!?
LANTERN編集部が設営してみた!
エアー式のテント、エアテントをご存知ですか?
従来のテントのような、テントを支える骨組みに金属やグラスファイバー等のポールは使用せず、空気の力だけでフレームを形成するテントのことです。
今回、LANTERN編集部はテントファクトリーから2018年モデルとして、ナチュラムで先行発売されている「AIR CABIN 4(エアキャビン4)」を設営してみました。果たしてエアー式のテントはありかなしか。最後までご覧ください。
AIR CABIN 4(エアキャビン4) 製品詳細
本体サイズ:幅260×奥行455×高190cm
インナーサイズ:幅210×奥行280×高190cm
収納サイズ:幅700×奥行340×高340cm
重量:15.1kg
素材:
ポール材質:TPU
インナーテント材質:ポリエステル
フライシート材質:ポリエステル190T
フロアシート材質:ポリエチレン
耐水圧:フライシート/5,000mm、フロアシート5,000mm
定員:3~4人用
付属品:ポンプ本体、ホース、ペグ
それでは設営してみましょう!
パッキングサイズは結構大きいです。重さも約15kg。
中身は、テント本体、インナーテント、アルミポール1本、ペグ、エアポンプです。
まず、テント本体を広げ6カ所ペグダウンして固定します。
エアテントは、テントの骨組みとなるポールはありません。3つのエアバルブから空気を注入してエアフレームを膨らませる仕組みです。ポンプで送った空気が抜けないように、逆止弁になっています。
同封のポンプをセットします。
エアポンプのノズルをテントフレームの注入口に差し込みます。
空気を入れて行きます。このポンプは上下どちらに動かしても空気が入ります。
エアポンプのノズルには圧力計がついています。目盛の7~8psiを指していれば注入が完了。参考までに、約20回ほどのポンピングで7psiに達しました。簡単です。
キャップを取り付けて完了です。これを3ヵ所行います。
エアー注入時に気を付けたいのがエアフレームの曲がり。途中で折れていたり、ねじれたりしているとエアフレーム内のチューブに、空気圧が掛かり過ぎて破損の原因になりかねないので、時々フレームを整えて空気が入りやすいように調整が必要です。
3本のエアフレームに空気を注入しました。フレームだけでは安定しないので、ガイドロープを張りながらするといいかなと思います。
取扱説明書を見るとペグとガイドロープの位置が明記されてました。これはわかりやすい!左がテント前方です。
こちらはフロント出入り口のヒサシ部分になるポール。
スリーブにポールを通し、前方のエアフレームの左右に1ヶ所ずつある固定パーツへポールを差し込みます。
テント全体の張り具合を調整しながらガイドロープで固定して完成です。
正面から。入り口の左右にある白い部分は窓になります。
後方から。
入り口の左右と奥の目隠しは取り外し可能。取り外すと窓が出現します。これなら防寒しながら光の取り込み、外の景色を眺めることができます。
もう片方のサイドはメッシュ窓にもなります。
全開すれば出入り口にも。大きな間口で出入りもしやすいですね。
機能など紹介
エアフレーム
これがテント本体を支える柱のエアフレーム。触ってみるとカチカチですごく頑丈です。
これは、エアフレームをわかりやすく解体したもの。この透明なチューブが入っているんですね。
窓
テント正面の左右にある目隠しは面ファスナーで取り外しが可能。
目隠しは、窓の下にあるポケットへと収納できます。
正面から見て左側面の窓も、目隠しを外すことができます。大きな窓でテント内にいながら開放感を味わえます。窓は厚手のナイロン製といった感じ。景色を見たり明かりを取り込むことができます。なお、この窓は固定されており開閉はできません。
インナーテント
インナーテントは中心に間仕切りがあって2つの部屋を作ることができます。
間仕切りを外せば1部屋として利用できます。インナーテントのサイズは幅210×奥行280×高190cmなので、大人なら3人、家族なら4人までという感じでしょうか。
インナーテント後方にはベンチレーション用のメッシュ窓があります。
インナーテントの生地は「Breathable:ブレサブル」という通気性機能のあるポリエステル素材。テント内にこもる湿気を外に出やすくしてくれるそうです。
入り口も上の3分の1ほどがメッシュ窓になります。
その他機能
前室部分のランタンフック。インナーテント内にも1つありました。
前室のフロアシート。厚手でしっかりしたPE素材です。耐水圧は5,000mmと十分。撮影時は、前日の雨の影響で芝が水を多く含んでいましたが、水の浸透はありませんでした。
テント内へ電源の引き込みも可能です。
サイドの窓の上部にもベンチレーション用のメッシュ小窓があります。
拡張アイテム「エクストラキャノピー」
エアキャビン4には、エクストラキャノピーというオプションがあります。前室を広げるタープのような役割の拡張アイテムです。こちらもセッティングしてみましょう。
中身は、テントと同じ素材のフライシートとグランドシート、FRPのポール、ペグです。
本体のヒサシ部分にエクストラキャノピーを面ファスナーでくっつけます。
さらにアルミ製のピンをヒサシのベルトに引っかけます。
FRPポールを伸ばし、エクストラキャノピーのスリーブに通します。
左右のエンドピンに差し込み、ペグダウンします。
テント本体の水色のリングに同色のフックを引っかけます。
これで完成です。約1.5mほど前室が長くなりました。居住空間の拡張プラス雨除けや日除け効果が高くなりますね。
付属のグランドシートを敷けばお座敷スタイルに。
気になるポイントをメーカーに聞きました
Q、エアテントのメリットってなんですか?
空気の出し入れだけで設営、撤収ができる手軽さです。サイズが大きくなればなるほど、ポールを組み立てたりする手間が必要なくなるので、メリットも大きくなります。また、空気の力でしっかりと張れるので強度面も安心です。金属製やグラスファイバーのポールのように折れる心配もありません。
Q、空気漏れとか、破裂したりとか大丈夫ですか?
空気を入れるエアチューブにはTPUという柔らかい・軽い・強いの3拍子がそろった新素材のビニールを採用しています。今までのビニール(PVC)は固く・重く・傷つきやすい(穴が空きやすい)という点がマイナスでしたが、TPUでそれは解消されています。さらに、厚手のポリエステルでエアチューブをカバーしています。
Q、もしチューブが破れて空気が漏れたりしても直りますか?
エアチューブはユニット化され簡単に脱着ができるので、仮に不具合が発生してもそのパーツだけを交換、修理することができます。
編集部まとめ
結論:あり!
エアテントって弱そうという勝手な先入観を持って臨みましたが、空気を入れたフレームはすごくしっかりしていて、強度の面で全く問題がありません。全体的な作りもしっかりしており、トータル的にもすごくよかったという印象です。
実は、設営より撤収の簡単さに驚きました。バルブを開けて空気を抜くだけという手軽さは、かなりポイントが高かったです。設営、撤収が面倒くさいという方は、エアテントという選択肢もありますよ。
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Source: CAMP HACK
ワンポールテントの進化系!ogawaの「 TRES(トレス)」を設営してみた!
CAMP HACK × LANTERN
この記事は、LANTERNで掲載された記事の一部をCAMP HACKでもお届けする連携企画です。
今回は個性派必見のテント「トレス」の魅力について。果たしてその実力はいかに!?
LANTERN編集部が設営してみた!
2017年にキャンパルジャパンより発売されたogawaブランドの「TRES(トレス)」。
その特長はワンポールテントの立ち上がりのデッドスペースを解消するべく、3本のサイドポールによって、室内空間を広々と使えるようにした新しい形のワンポールテント。
そんなトレスをLANTERN編集部が設営してみました。
TRES(トレス) 製品詳細
サイズ:幅457×高さ250(床面長辺275・短辺180×最大幅390cm)
重量:幕体:約5.7kg ポール:約3.4kg
素材:
フライ:ポリエステル 75D(耐水圧1,800mm)
グランドシート:ポリエステル 210D(耐水圧1,800mm)
ポール:メイン 6061アルミ合金、サイド 6061+7001アルミ合金
付属品:グランドシート、張り出しポール170cm、張り綱、ハンマー、スチールピン、収納袋
カラー:ブラウン×サンド
収納サイズ:75×35×30cm
※インナーはオプションとなります。
それでは設営してみましょう!
重さは10kgほど。女性でも持ち運べる重さとサイズです。
中身は、フライシート、メインポール、サイドポールが3本、キャノピー用ポールが2本、ペグ、ペグハンマー、グランドシート。しっかりとしたペグハンマーが付属しているのはありがたいですね。
まず、フライシートを広げます。3つ入り口があり、ほぼ同じなのですが、TRES(トレス)のロゴがある所が正面の入り口です。
赤いポールがサイドポール。3本スリーブに通していきます。
抜け防止機能付きのピンにサイドポールを差し込みます。
1カ所に2個ピンがあるので、3ヵ所すべて2本ずつサイドポールを差し込みます。
サイドポールのみでは自立しないので、フライシートをペグダウンして固定します。風の強い時は、仮でガイロープをペグダウンすると安定して立てやすくなると思います。
テント内にはガイドがあるので、綺麗に張りやすいです。各方向にしっかりと引っ張りながら、対角線上を順にペグダウンしていきましょう。
ここでグランドシートを敷きます。グランドシートが必要ない場合は、このままメインポールを立てます。
グランドシートは、フライシートのリングに引っかけたり、ペグダウンしたロープに引っかけます。
前方の2ヶ所はペグダウンで固定します。
メインポールを組立てて中心に立てます。
グランドシートのメインポールを置く位置は、四角く生地で補強されていました。
フライシートをガイロープで固定します。
センターループをサイドフレームに巻き付け、ロープをペグダウンします。これにより風に対する強度アップとフライシートへの負荷を軽減します。
ストームガードにロープを付けペグダウンすれば完成です。ワンポールテントの天井の高さと、ドームテントの室内空間の広さを合わせ持ったトレスの完成です。
入り口のサイドループを巻き上げれば、間口が広がり開放的な雰囲気に。
3つの入り口全てを同様に巻き上げると、こんな感じになりました。こうなるとテントというよりタープですね。
グランドシートを少し折り曲げれば、チェア、テーブルを入れて前室としても利用できます。
機能紹介
フライシートは全面にスカートが付いているので、テント内への風の吹き込みを防いでくれます。
グランドシートは付け方次第で、自在にアレンジができそう。グランドシートを使用しなければシェルターとして利用もできます。
メインポール上部にはランタンなど引っかけることができるリング付き。
テント中央には、天井から吊り下がった3本のロープがあり、テント中央のとんがり部分を開閉できる仕組み。ピルツと同じです。これにより、ベンチレーションが自在です。
今回はインナーテントは使用しませんでしたが、ハーフ、フルと2つのインナーが別売されています。
TRES(トレス)ハーフインナー 製品詳細
重量:2.6kg
素材
幕体:ポリエステル
グランドシート:ポリエステル210D(耐水圧1,800mm)
サイズ:幅380・240×奥行145×高さ185cm
TRES(トレス)フルインナー 製品詳細
重量:3.5kg
素材
幕体:ポリエステル
グランドシート:ポリエステル210D(耐水圧1,800mm)
サイズ:幅400・255×奥行230×高さ250cm
編集部まとめ
設営はワンポールテントとは全く違う手順なので、ワンポールテントとして捉えないほうがいいでしょう。
サイドポールの効果により、居住空間の広さはもちろん、テントアレンジも多彩でした。出入り口が3つあり、出入りのしやすさと、テント内での移動のしやすさがワンポールテントと比べてとても良かったです。
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Source: CAMP HACK
コンパクトで持ち運びも楽々な薪ストーブ「ちびストーブⅢ」を使ってみた!
CAMP HACK × LANTERN
この記事は、LANTERNで掲載された記事の一部をCAMP HACKでもお届けする連携企画です。
今回はコンパクトな薪ストーブ「ちびストーブⅢ」の魅力について。果たしてその実力はいかに!?
LANTERN編集部が使ってみた!
薪ストーブを使いたいけど、大きくて重いのはちょっと・・・という方は参考にしてください。
今回紹介するのは、ogawaブランドでお馴染みキャンパルジャパンから発売されている「ちびストーブⅢ」です。早速設営して使用感をレビューしてみます。
ちびストーブⅢ 製品詳細
サイズ:幅28×奥行40×高さ150cm
収納サイズ:幅38×奥行47×高さ33cm
重量:約5.2kg
素材:
[本体]鉄板0.6mm
[煙突]ステンレス
[脚]スチールΦ19(mm)
付属品:煙突(3パーツ)、曲がり長、笠、中籠、火バサミ、ロストル、収納ケース
それでは使ってみましょう!
専用のケース付きで持ち運びが簡単。重さは約5.2kg。
出てきたのはステンレス製の薪ストーブ。煙突や脚は薪ストーブの中に収納されコンパクトです。
中身は本体、煙突、脚、底板、中籠、天板のフタです。
まず脚を取り付けます。脚は差し込み式でカチっとはめるだけの簡単構造。
脚を4本差し込んだら、燃焼室に底板を敷きます。熱による劣化を防ぐために重要なアイテムですね。
煙突を取り付け蝶ナットを手で締めて固定します。工具など必要なく簡単です。
2本目の煙突は付属のワイヤーを本体に固定します。これで煙突の安定感が格段に増しました。
3本目、4本目の煙突を繋ぎ合わせ最後に先端を取り付けます。風が強い場合は煙突上部の固定が必須です。
煙突4本を繋ぎ合わせた高さは約150cm。煙突は高くすれば安定感がなくなるので、このくらいがちょうどいいかもしれませんね。
薪を入れて、火起こししますが、新品の薪ストーブは、慣らしが必要です。薪を2、3本投入して火が自然に消えるまで燃やします。これを2、3回繰り返せば慣らしは完了です。
薪が燃え尽きた灰で火床ができると、燃焼効率がアップします。
吸気口の開閉により火力や燃焼時間を調節することができます。
小さなガラス窓から炎が見えます。焚き火もいいですが、薪ストーブの炎もいいですね。
天板の上では調理も可能です。おでんや鍋物でさらに暖まるのも寒い季節ならではの楽しみ。
その他機能紹介
天板のフタは3段階で外れ、調理器具の大きさに合わせて直火調理を行うこともできます。
さらに中籠には炭をいれて使用します。火力を安定させたい場合や、長く調理に使用したい場合に重宝します。
編集部まとめ
コンパクトで軽量な薪ストーブ「ちびストーブⅢ」。組立時間も簡単で5分程度でセッティング完了し、十分な暖かさの暖房器具、調理器具として使える優れモノ。車への積載や家での保管場所が気になる方には、オススメできる薪ストーブの1つだと思います。
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Source: CAMP HACK
グッドデザイン賞2017受賞!コールマンの焚き火台ファイアーディスクを使ってみた
LANTERN編集部が使ってみた!
コールマンから2016年秋に発売されたファイアーディスクがグッドデザイン賞2017を受賞しました。
受賞理由など詳しくは、グッドデザイン賞をご覧ください。
円盤のような形が特徴的ですが、ビギナーでも手軽に焚き火を楽しむことができるところがウリです。
実際のところどうなのか? ファイアーディスクの使用感をレビューします。
設置が3秒は本当か?検証スタート
収納時です。専用の袋付きで、重さは1.6kg。参考までにコールマンのステンレスファイアープレイスⅢは5.7kg。
厚さは約10cmほどです。半円型なので収納時の多少の厚みは仕方ないですね。
取り出してみると、背面に折り畳み式の脚が3つ。
脚の立て方はそのまま上に持ち上げるだけ。上までいくと脚がストッパーにはまり固定される仕組み。メーカー発表の3秒設置も可能!片付けは、握って下げるだけでこちらも簡単。
立てるとこんな感じです。ちょっと頼りなさそうに見えますがどうでしょうか。
立ててみるとしっかりしてます。耐荷重30kg。本体部分も頑丈ですね。これなら熱による変形はなさそうな印象です。多少斜めでも使えますが、3本脚なので平らな場所での使用をオススメします。
付属の焼網です。写真右側が開いていますが、これは炭を触ったり追加できるように開いています。
薪に火を点けてみます。
形がシンプルなので火も付けやすいです。3本脚なので、薪を乗せる時にバランスには気を遣ったほうがいいでしょう。
燃えにくい生地でできているファイアープレイスフォールディングチェアとコーディネートすると、高さもちょうどいいです。
こちらは使用後のファイアーディスク。特に変形もなく問題ありませんでした。
編集部まとめ
開発コンセプトにもある、簡単設営お手軽価格でデザイン性も良く、ビギナーに特化した焚き火台でした。円盤のシンプルな作りは、さっと洗えてパッとしまうことができ、設営よりもむしろ撤収のしやすさに感心しました。
気になる耐久性は、ガンガン燃やしても変形しなかったので問題ないでしょう。そして、この手軽さとコストパフォーマンスの良さは魅力です。
ただし、焼網を使用した場合、炭と網の距離が近く火力の調整が難しいことは頭に入れておく必要があります。手軽に焚き火を楽しむためのアイテムと割り切って、焼き網はおまけ程度に考えたほうがいいでしょう。
製品詳細
製品名:ファイアーディスク
使用時サイズ:約φ45×23(h)cm
収納時サイズ:約φ46×8.5(h)cm
重量:約1.6kg
耐荷重:約30kg(ダッチオーブン3サイズ対応)
材質:ステンレス
付属品:収納ケース、焼き網
※ダッチオーブンを使用する場合は、別売のダッチオーブンスタンドが必要です。
安全な焚火のためにファイアーディスク用のスパークシールドも発売されています。
これで、予測不可能で危険な火の粉の恐怖を簡単に解決。裏返してファイアーディスクとコンパクト収納が可能です。
製品名:スパークシールド
本体サイズ:約φ42×8(h)cm
重量:約600g
材質:ステンレス
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Source: CAMP HACK
コールマンのティピー型テント「エクスカーションティピー」を張ってみた!
LANTERN編集部が設営してみた!
ティピー型テントと言えば、設営が簡単で収納サイズもコンパクト。ただし、雨の時は雨除けがなくテント内に雨水が入りやすいというデメリットも。そんなデメリットを解消するティピー型テント「エクスカーションティピー」。今回は3名~4名用の325を実際にLANTERN編集部が設営してみました。
エクスカーションティピー/325 製品詳細
【サイズ】
インナーサイズ:約 325×230×200(h)cm
収納時サイズ:約 φ16×60cm
重量:約 6kg
【素材】
フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU 防水、シームシール)
インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工)
フロア/75Dポリエステルタフタ(PU 防水、シームシール)
ポール/(メイン)スチール約φ19mm (フロント)FRP 約 φ11mm
【耐水圧】
約 1,500mm(フロア:約 1,500mm)
【付属品】
付属品:ペグ、ロープ、収納ケース
※ハンマーは付属しておりません
定員:3~4人用
希望小売価格 19,800円(税別)
それでは設営してみましょう!
収納サイズは約6kgで肩に掛けたサイズ感はこのくらい。非常にコンパクトです。
中身は、フライシート、インナーテント、スチールのメインポール、FRP製のフロントポールが各1本。あとはペグ、ロープです。※ペグハンマーは付属しません。
まずは、インナーテントを広げます。今回は使用していませんが、別売りのグランドシートがあれば、下からの湿気をしっかりブロックできます。
対角線上にペグダウンしていきます。
ペグダウンする箇所はわずか6カ所。ティピー型テントにしては非常に少なくて楽ですね。
続いてメインポールを組み立てます。メインポールはスチール製でしっかりしていました。
インナーテントの中心にメインポールをセットします。
インナーテントの床面中心には、ポールを差し込むゴム製のストッパーが。これでしっかり固定されます。
続いてフライシートを被せます。
インナーテントのペグにフライシートについているゴム製のリングを引っかけます。
あとはフロント用のポールを組み立てて、入り口に前室を作ります。
フライシートの黄色いバンドからでているピンをフロントポールに差し込みます。
フライシートとフロントポールを面ファスナーで固定します。
前方と後方にある入り口部分をペグダウン、さらにガイドロープを付けペグダウンすれば完成です。
前室があるのでティピー型テントのような円すい形ではなく、前面がフロントポールで前に押し出されています。
入り口を開けるとこのように前室が。直接テント内に雨が吹き込むことを防いでくれますし、ちょっとした荷物置きスペースにもなりますね。
その他機能紹介
とんがり屋根にはベンチレーション用の小窓が3つ。
中から見るとこんな感じです。ファスナーで閉じたりメッシュにしたりと開閉ができます。
テント下部にもベンチレーション用のメッシュ窓が付いてます。下から上へ風が抜けるので、テント内の熱い空気を外へ逃がし、結露もしにくくしてくれます。
小物など入れるメッシュポケットも付いています。その他に、コード引き出し口、ランタンハンガー、ストームガードも付いています。
エクスカーションティピーには210という1~2人用のテントもあります。
エクスカーションティピー/210 製品詳細
【サイズ】
インナーサイズ:約 210×150×170(h)cm
収納時サイズ:約 φ17×50cm
重量:約 4kg
【材質】
フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU 防水、シームシール)
インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工)
フロア/75Dポリエステルタフタ(PU 防水、シームシール)
ポール/(メイン)スチール約φ19mm (フロント)FRP 約 φ9.5mm
【耐水圧】
約 1,500mm(フロア:約 1,500mm)
【付属品】
付属品:ペグ、ロープ、収納ケース
※ハンマーは付属しておりません
定員:1~2人用
希望小売価格 13,800円(税別)
編集部まとめ
設営が簡単なティピー型テント。インナーテントの形状を変え、フロントポールを追加することで前室を作りました。
結果、雨が吹き込みやすいという弱点を補いながら、設営の手間を多くするどころかペグダウンする箇所も少なく済んでしまうという、初心者やソロキャンパーにはとてもありがたいテントではないでしょうか。
お値段も手頃でナイスです。
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Source: CAMP HACK
コールマンの人気商品ルミエールランタンで、トルコランプ風ランタン作ってみた。
LANTERN編集部がコールマンの人気商品ルミエールランタンで、トルコランプ風ランタン作ってみた。
日が暮れるとその実力を発揮するランタン。灯される光が夜の暗がりを照らし、素敵な雰囲気を演出します。
ランタンの種類はいろいろありますが、今回は揺らめく炎と美しいフォルムで不動の人気を獲得しているコールマン『ルミエールランタン』を紹介します。
さらに、今回は特別企画と題し、ルミエールランタンをさらに素敵で特別なものにするアレンジを加えます。
それは、女子が好きなトルコランプ風にアレンジ!
ルミエールランタンを知ろう
テーブルの上で、ろうそくの炎のような揺らめく灯りがおしゃれ!キャンパーに不動の人気のルミエールランタン。大きさ、デザイン、人気の理由をまずはチェックしていきましょう!
大きさ
500mlのペットボトルと同じぐらいのサイズ。(本体のみ)
背が高いので、テーブルの上を雰囲気よく照らしてくれます。
デザイン
先端に向かって細くなり、曲線を描くのガラス。ろうそくの炎のようなフォルムで、部屋のアンティークとして置いても可愛いですね。
グローブの下部にあるつまみ(ガス調節器具)によって、ガス量を調節できます。ガラスとグローブをそれぞれ分けることができます。
炎の大きさを調節できるレバーがあります。右に向かって、炎をが大きくなります。操作は簡単なので誰でもできますね!
ガス調節器具全体がブロンズカラーで統一されていて、より一層レトロな雰囲気を演出してくれます。
収納
ランタンとグローブを保護するプラスチックケース付。
ランタンの形に沿って、くぼみがあるので不安定にならず、衝撃を抑えてくれます。
人気の理由
マントルが不要!
ランタン本体の先端に直接火を付けるタイプで、マントルは必要ありません。
フォルムが何といってもおしゃれ!
ろうそくの炎のようなフォルムが可愛い。揺らめく炎がキャンプサイトや食卓を雰囲気よく照らします。
ルミエールランタンの詳細は下記をご覧ください。
コールマン ルミエールランタン商品詳細
・燃焼時間:約28~38時間(230g缶使用時)
・本体サイズ:約φ7.3×6×18.3(h)cm
・重量:約210g
・付属品:プラスチックケース
・使用グローブ:Model 205602
※LPガスは別売り
【出典:コールマン公式サイト】
今回LANTERN編集部は、ルミエールランタンをアレンジして「トルコランプ風ランタン」を作っちゃいました。
トルコランプ風ランタン、実際に作ってみた
とある6月の日。
-LANTERN編集長
今月で『LANTERN』が公開して、1年になる。そこで「LANTERN」にちなんで「ランタン」をオリジナルで作りたい。
栗田任せてもいいかな?オーダーは目立つことと、女性ならではの観点を入れて欲しいかな。そして、出来たものを今月のCOC MEETING(コールマンアウトドアクラブ会員イベント)に持っていけたらイイね。
-栗田
・・・! か、かしこまりました。
女の人ってとにかく、キラキラとかアンティークとかそういうの好きだよね。
なんだろ、検索・・・。モザイクガラス、ステンドガラス、トルコランプ、たくさんの種類があるな・・・。こういう透き通ったガラスから、ルミエールランタンの炎をが見えると綺麗だろうな・・・。
これだったら目立つし、女性も好きそうかも!!
こんな企画背景から、コールマンの「ルミエールランタン」をベースに、LANTERNオリジナルバージョンを作ってみました。
作業にご協力いただいたのは、秋葉原にある「らんぷ家」さん。
模様を決める
たくさんの種類のビーズやガラスがありますね。何色にしようか悩む・・・。
最初に、白い紙の上にガラスを配置し、模様をイメージします。ガラスの種類は、ひし形、三角形、四角形を組み合わせて模様を作ります。
ガラスをランプの光に透かしながら、色合いを考えていくのがポイントです!
ランタンに貼り付ける
模様が出来たら、ビーズ、ガラスを早速ランタンに貼り付けてみます! 接着剤の粘着性が乾いてしまわないように、素早く貼り付けます。
ガラスとガラスの間は、1mm~2mm間隔を空けて貼り付けるのがポイントです。間隔がないと、ガラスがはがれやすくなります。
「ビーズを貼りつける際は、竹串を使うといいですよ!」とアドバイスもらいながら、繊細な作業なので、慎重に。思わず無言になります。
出来上がりに近づいてきました。貼り付けたばかりだと、ガラスやビーズが不安定なので2、3時間乾かします。
出来上がり!
ついに完成!出来上がりの写真はこちら!(撮影場所:らんぷ家)
外で、撮影するとこんな感じ。青空にも、夜空にも鮮やかに映えます。
出来上がったランタンを編集長に見せてみた。
-栗田
編集長!どうでしょうか?女性ならではの観点で、トルコランプ風にアレンジしてみました。
ルミエールランタンから灯される炎が、トルコガラスを透き通り、赤・青・黄・緑の4色をキラキラ輝かせてくれるので、目立つのではないでしょうか!
-LANTERN編集長
イイね!このランタンなら、オシャレな雰囲気で食事が楽しめるね。今年のCOC MEETINGは、昨年以上に楽しめそうだ!
(COC MEETINGについて詳細はこちら)
LANTERN編集部まとめ
既存のキャンプギアをアレンジすれば、オンリーワンのキャンプギアに大変身。
企画を通して、アレンジの素晴らしさや楽しさを学びました。ガラスを多く使うと、ランタンの灯りが綺麗に見えるのでおすすめです。
ルミエールランタンを持っている方は是非チャレンジしてください。今回は、ランタンをアレンジしましたが、他のキャンプギアでもチャレンジしたいと思います!
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Source: CAMP HACK
2万円台のトンネル型テントがテントファクトリーから登場!編集部で設営してみた!
LANTERN編集部が設営してみた!
ドッペルギャンガーアウトドアのカマボコテントやコールマンのトンネル2ルームハウス、ノルディスクのレイサなどトンネル型テントが人気です。
そんな中3万円を大きく切るトンネル型テントを発見しました。テントファクトリーから発売されている「トンネル2ルームテント」です。編集部で試し張りしてそのスペックを確かめてみました。
トンネル2ルームテント製品詳細
【サイズ】
本体サイズ:幅255×奥行435×高190cm
インナーサイズ:幅240×奥行210×高180cm
【素材】
ポール:グラスファイバー
インナーテント:ポリエステルタフタ185T 75D
フライシート:ポリエステルタフタ210T 68D リップストップ
フロアシート:ポリエステルオックスフォード150D
【耐水圧】
インナーテント:800mm
フライシート・フロアシート:3,000mm
【付属品】
キャリーバッグ、キャノピーポール2本、ペグ26本、ガイドロープ8本、グランドシート1枚、プラスチックハンマー1本
【価格】
26,800円(税込)
設営してみた
持った感じはボストンバッグ程度。重さは10kgほど。
中身は、フライシート、インナーテント、ペグ26本、ガイドロープ8本、グランドシート1枚、プラスチックハンマー1本、キャノピーポール2本。
グランドシートとキャノピーポール付はうれしいですね。
まずは、フライシートを広げます。
メインポールは3本。グラスファイバー製で黄色、青色、赤色と色分けされています。
フライシートのスリーブ入り口にも黄色、青色、赤色に色分け。ポールを間違えないようにという配慮。親切ですね。
3本のポールをスリーブに通します。
リングにポールを差し込みます。
3つとも差し込みアーチを作ります。
ペグダウンをしてテントを立ち上げます。
トンネル型テントは自立式ではないので、ガイドロープもしっかりと張ります。
ちなみに、トンネル型テントはガイドロープをしっかり張れば風に強いテントです。
完了です。トンネル型テントはアーチがキレイですね。
付属のキャノピーポールを取り付ければ、前室が広く利用できます。
大人が入って手を広げても余裕の広さ。シェルター利用も可能です。
グランドシートとインナーテントを設置
専用のグランドシートだからぴったりサイズ。取り付けもフックで引っかけるだけと簡単。
インナーテントは吊り下げ式だから脱着が簡単です。
インナーテントのサイズは240×210cm。4人家族までなら問題なさそうな広さです。
その他機能紹介
メッシュ窓が前後とサイドに計4つあり、しっかりとした通気性を確保しています。
インナーテントへのコード引き込み口。
小物など入れられるポケットがインナーテント入り口に左右4つあります。
インナーテント内にはランタンフック付き。
テント内にもポケットが両側に1つずつあります。
スカート付き。寒い季節には風の吹き込みを防いでくれます。
編集部まとめ
メインポールが3本とシンプルな作りのトンネル2ルームテント。設営は慣れれば簡単ですし、サイズも価格も手ごろ。
設営しやすい配慮や機能面も充実していて、入門用のテントとしておすすめします。
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Source: CAMP HACK