冬キャンプ、快眠のカギを握るのは「コット」と「マット」
冬キャンプの準備にマストなのが防寒対策ですが、中でも寝具は抜かりなく準備しておきたいアイテム。寒くて眠れなかった……なんてことになると、せっかくのキャンプも楽しめません。
冬用の寝具というとシュラフを重点的に選びがちですが、チェックポイントはそれだけではないんです。
シュラフと同じく「コットとマット」も重要!
冬でも快眠するための最大のポイントは「地面の底冷えから身を守ること」。そこでシュラフと同じくらい重要になってくるのが、コットやマットなんです。今回は底冷えを解消できるコットとマットをピックアップ。選び方のコツとオススメのアイテムをご紹介します!
防寒対策としてのコットとマット、選び方は?
コット
地面と空間ができるため、冷気を遠ざけられるのがコットのメリット。極力冷気から身を守りたい方は、ハイコットが適しています。また、寒さに加え寝心地が悪いと一層眠れないもの。快眠を優先するならベットの寝心地に近いという点でもコットがオススメです。
最近はコットとマットが一体化したタイプもあり、冬向けに取り入れやすいアイテムも増えてきていますよ。
マット
暖かさ優先ならマットは必須。断熱性が高く厚みのあるマットほど、地面の冷気を遮断してくれます。コットに比べて設営や片付けが簡単だったり、収納や運搬のしやすさもマットの利点。
車中泊やインナーテントの中で使いやすいことも特徴です。また、小さいお子さんはコットから落ちてしまう危険性があるため、子連れキャンパーさんにはマットが使いやすいかもしれません。
ではこの選び方に基づいて、さっそくオススメの商品を見ていきましょう!
冬キャンプにオススメのコット
DOD ハンペンインザスカイ
エアマットが内蔵されているふわふわな寝心地のコット。ベット幅は78cmのゆったり設計で、耐荷重は大人3人程が座れる180kgと頑丈なつくりです。
空気注入は内蔵されているハンドポンプを押すだけ。エアポンプ不要の手軽さも魅力です!
高さはハイ・ローの切り替えができるため、シェルターから小型テントまで色々なスタイルで使用可能。さらにフレームを外せばエアマット単体でも使えたりベンチにもできるなど、1台3役をこなす万能コットです!
●収納サイズ : (約)W44×D25×H22cm
●重量(付属品含む) : (約)5.9kg
●静止耐荷重 : 180kg
●材質 : フレーム アルミ合金 / エアマット TPU / カバー 600Dナイロン(PUコーティング)
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フィールドア エアーコンパクトコット
軽量かつコンパクトというのが特徴で、静止耐荷重150kgをクリアしながら重量はわずか2.8kg! フレームにはアルミ合金の中でもっとも強度がある超々ジュラルミン(A7075)採用で、耐久性も抜群です。
収納時はこんなにコンパクト! ただでさえ荷物が嵩張る冬キャンプに余計な荷物は増やしたくないという方や、とことんミニマムスタイルにしたい方は、積載に優しいこのコットがオススメです。
●収納時サイズ : (約)37.5cm×13cm×18cm
●重量:(約)2.8kg
●材質:生地/210Tナイロン TPUコーティング,フレーム/超々ジュラルミン (A7075系)
●耐荷重:150kg
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サーマレスト ウルトラライトコット
サーマレストのウルトラライトコットも、その名通り超軽量。重量はなんとレギュラーサイズで1.1kgと、今般のコット市場で最も軽量です。収納時のサイズは41×13cmとこちらもコンパクト。
シートの裏面に施されている冷気を防ぐ工夫にも注目! 地面からの冷気を防ぐと同時に体から出る熱を反射するサーマキャプチャーをラミネートすることで断熱性を高めています。
軽いうえに機能的なので厳冬期もキャンプへ行くUL(ウルトラライト)志向な方や、積載に限りのあるツーリングやバックパックキャンパーにオススメです。
●収納サイズ:41×13cm
●重量:1195g
●耐荷重:147.5Kg
●生産国:アメリカ
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コットにプラスして、さらに快適化できるアイテムも!
ハイランダー コット用フリース
コットの上に敷くだけで背面や座面からの冷気を遮断してくれるブランケットタイプのカバー。暖かく肌触りの良い起毛素材で簡単に付け外しが可能。
洗濯もできメンテナンスもお手軽、価格面でも取り入れやすくオススメです。
●素材:ポリエステル
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ノーザンフィールド ニットコットカバー
アウトドアショップ「sotosotodays」別注のノーザンフィールド社製のカバーは、コットに被せるだけのニット素材のシーツタイプ。質感・ビジュアルともに冬仕様のコットへと手軽にアップデートできてしまいます!
●素材:ポリエステル
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オレゴニアンキャンパー ファイアプルーフマットカバー
業界初の「燃えない」マイヤー毛布素材を使用したマットカバー。焚き火をする時間が長くなる冬キャンプ、防寒対策と火の粉対策が同時にできるのは便利ですね。
カバーの4辺のうち3辺にファスナーが施されており、マットの着脱も簡単。ミンクタッチの肌触りの良さもポイントです!
●素材:100%ポリエステル
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バリスティクス コットアンダーシート
バリスティクスからは、痒いところに手が届く商品「コットアンダーシート」。コット下のデットスペースに荷物が置けて便利なのはもちろん、表地はテフロン加工を施したリップストップナイロンで汚れにくく、裏地はターポリンで完全防水という2重構造の丈夫なシート。
これがあれば地面が湿っていても安心ですね。
●収納時サイズ:(約)34×20×5cm
●重 量:(約)950g
●素 材:RSナイロン(テフロン加工)+ターポリン 収納ケース付
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冬キャンプにオススメのマット
サーマレスト モンドキング3D
サーマレストのマットでもっとも断熱性が高いマットレス。厚み10cmのストラタコアフォームという断熱フォームで地面からの冷気を遮断し、上面は身体から出る熱を溜め込み高い保温性を維持します。
マットレスの側面は垂直になっているので、複数枚敷いてもぴったりと並べられます。
エア注入バルブは2箇所あるので、空気が抜けるのもスムーズ。マットは厚みがあるほど畳みにくくなるので、撤収時の畳みやすさも考えて設計されているのは嬉しいポイントです!
●収納サイズ(長さ×直径):66×23cm
●重量:2500g
●厚さ:10cm
●材質:表面材質/50Dポリエステルストレッチニット、裏面材質/75Dポリエステル
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ニーモ ローマー
こちらも厚みはしっかり10cm。内部フォームに縦横2方向の肉抜き加工を施すことで、軽量化と柔らかい寝心地の両方を実現しています。
厳冬期向けのマットとしては重量1.78kgと最軽量クラス。軽量で断熱性能が高く、まさに良いとこ取りのマットです。
収納時は二つ折りにしてから畳むことができるので収納サイズも高さ32c×直径22cmとコンパクト。同等クラスのマットの約半分の高さに収めることができます。
軽量かつコンパクトで持ち運びのしやすいマット、積載はなるべく嵩張りたくないという方にオススメです!
●収納時サイズ:高さ32cm×径22cm
●本体重量:1.78kg
●素材:50D/75D PUストレッチポリエステル
●断熱材:オープンセルフォーム
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シートゥーサミット コンフォートデラックス
こちらも厚み10cmの厳冬期に対応できるモデル。「デルタコア」という製法で内部フォームを水平に肉抜きし、重量と嵩張りを軽減しています。
水平に肉抜きすることで内部フォームの上下は凸凹がなく、上面は起毛したストレッチニット採用で肌触りも抜群。サイズ展開は4種類車ありマイカーに合うサイズを選べるので、車中泊キャンパーに特にオススメです!
●収納サイズ:径18.5cm×64cm
●素材:・表地/35Dストレッチニット・裏地/75Dファブリック
●重量:1,195g
●厚さ:10cm
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サーマレスト プロライト
こちらは軽量かつコンパクトを重点においたモデルで、レギュラーサイズでなんと510g。収納サイズも縦28×直径10cmとかなりコンパクトに収まります。
厚さは2.5cmなので厳冬期に使用するには断熱性が物足りないですが、冬はコットの上に敷くマットとして最適。積載にもやさしいので、コットにプラスしてマットを使いたいという方の買い足しにいかがでしょうか。
●収納時サイズ:長さ×直径/28×8cm
●重さ:510g
●素材:50Dミニヘックスポリエステル
●生産国: Made in USA
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WAQ インフレータブルマット
様々な検証から「アウトドアに最適な厚みは8cm」と結論づけられたというWAQのインフレータブルマット。冷気を遮断し地面の細かい凸凹もしっかりと解消できつつ、10cmのマットと比べると収納状態がコンパクトであることがメリットです。
マット裏面には滑り止め加工も施され、寝ている間にずれ落ちることもありません。設営はバルブの栓を開けるだけ、たった3分間で完了と手軽です!
連結可能でコンパクト収納という点から、ファミリーキャンプはもちろん車中泊でも使用できる万能マット。取り入れやすい価格帯でもあるので、複数買いを検討しやすいアイテムです!
●収納時サイズ:幅20cm×縦66cm
●素材:表地/75Dポリエステル、内部/アトモスフォーム
●重量:(約)510g
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DOD ソトネノキワミ
ウレタンを使用した厚さ10cmの自動膨張式インフレータブルマット。マット側部のバルブを開けることで、自動で内部のウレタンが膨張するため設置も楽々。
生地はポリコットンで伸縮性のある素材を採用。ポリコットンにすることで肌触りが良く、ポリエステル特有のペタペタ感も抑えられています。
エアポンプ機能付きの枕が付属していて、空気を充填すればさらに弾力のあるマットレスに! マット・枕のカバーは着脱できるので、洗濯やお掃除のメンテナンスも簡単。
S・M・Lと3サイズ展開なので身長や体格で選べるのも良いですね。組み合わせ次第では「カマボコテント3M」にジャストフィットするので、お持ちの方は要チェックです!
●収納時サイズ:W70×D31×H31cm
●重量:7.5kg(付属品含)
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キャンプでグッスリ眠るためにコットとマットを備えよう!
さまざまなタイプのコットとマットをまとめてみました。寝心地・断熱性・携行性など理想の条件が揃っているアイテムほど価格も上がるため、予算から決めるのも選び方のひとつ。
もちろんコストパフォーマンスの良いコットとマットを組み合わせて快適度を上げるのも良いですね。予想以上に冷え込むことも多いキャンプの夜、快眠できるよう備えておきましょう!
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Source: CAMP HACK
【ユニクロで家族の服揃えてみた】冬キャンプでも使えるコスパウェアを発見!
家族みんなの防寒着、買い足しが必要かも?
真冬でも家族でキャンプに行く筆者。いつも通り準備していたら、衣替えした子供のアウターやパンツなどの防寒着が小さくなっていることに気づきました。
これでは冬の寒さは凌げない……ということで、急遽防寒着の買い足しを検討! ちょうど私と妻ももっと暖かく過ごせる防寒着を探していたところだったので、家族まとめて新調することにしました。
冬しか着ないウェアはコスパ重視で選びたい
本格派アウトドアブランドだと、キッズでも1~2万超えはザラ。家族分の防寒着をまとめて揃えるなんて、そうそうできません。
そこで今回は、より一層高機能なアウトドア向けウェアが充実しつつあるユニクロへ。ユニクロならしっかりめのアウターでも1万円台で買えるので、コスパにはかなり期待できそうです。というわけでいざ入店、お買い上げしたアイテムを紹介します!
【4人家族】防寒性能が高くて、それぞれが欲しいものを選んでみた
冬キャンプ用のウェアなので、防寒性能はマスト。その上で、それぞれの使い方や好みに合わせたウェアを選んでみました。
真冬の寒さに耐えられるパンツが欲しい父
まず筆者が欲しかったのは、保温性が高いパンツ。例年冬場はパンツとタイツの併用で過ごしていたんですが、二枚履きは面倒なので一枚で乗り切れるパンツを探していました。
毎年ダウンパンツの購入を検討するも、価格の高さに対してどのぐらいの保温効果が発揮されるか分からず、踏み切れず終い……。
そこで選んだのは「防風エクストラウォームイージーパンツ」。ユニクロの暖パンの中でも最も暖かいモデルでありながら、価格は3,990円(税抜)という抜群のコスパの良さ!
暖かさの秘密は、表地・中綿・防風シート・起毛素材の四層構造の生地。脚を入れたときにヒヤッとしない肌触りの良い裏地も購入の決め手でした。
裾の内側にはリブがあり、熱の流出を防ぐと同時に冷気をシャットアウト。3,990円ということを感じさせない機能性の高さです!
早速、その後のキャンプで何度か履いてみました。5℃以下になるときもありましたが、まだタイツ無しで乗り切れています。真冬のキャンプが今から楽しみです!
「防風エクストラウォームイージーパンツ」について詳細はこちら
寒い夜でも焚き火がしたい母
続いては、真冬でも外で焚き火を楽しみたい母。冬の寒さも防げる、とにかく防寒性能が高いものが欲しいということで選んだのは……。
こちらのユニクロ最強と言われるダウンウェア「ウルトラウォームダウンショートコート」。
ダウンとエアテック中綿を効果的に組み合わせることにより、より暖かさと柔らかさを感じられるように。裏地はアルミプリントで、身体から発せられる熱を外に逃しません。
フードにボアが付いているので、顔まわりも暖か。着脱できるので、必要ないときは取り外すこともできます。
大型のフラップは風雨の侵入を防ぎ、表地には耐久撥水加工がされているため、雨が降ってもしっかりガード。
暖パン同様、袖の内側にはリブがあるので冷気もシャットアウト。機能性の高さゆえ15,900円(税抜)とそれなりの価格ですが、このスペックからするとかなり抑えられている印象。
火の粉は気にしていましたが、防寒性は申し分なかったようです。
「ウルトラウォームダウンショートコート」について詳細はこちら
機能性も可愛さもどっちも欲しい娘
アウトドアとは言え、オシャレにも妥協はしたくない年頃の娘(8歳)。
いかにもアウトドアなウェアよりはファッション性が高いものがお好みで「防風フリースフルジップパーカ」をチョイス。普段着寄りのアイテムですが、防風機能がプラスされているので、アウトドアでもしっかり活躍してくれそうです。
価格は2,990円(税抜)と、とてもリーズナブル!
ふわふわした肌触りが気持ちよく、暖かくもあります。ユニセックスなので男の子でもOK。基本暑がりな子供は、わりと寒くてもこのぐらいのアウターで充分対応できるのではないでしょうか。
キャンプだけでなく、普段のアウターとしても大活躍してくれています。
「防風フリースフルジップパーカ」について詳細はこちら
動きやすくて汚れも気にならないのがいい息子
まだ小学校入学前の息子(5歳)は、地面を転げ回ったり駆け回ったり、家族の中で一番活発。
そんな息子には、動きやすさと暖かさを備えた「ストレッチウォームイージージョガーパンツ」を。
ウエストはゴムで脱ぎ履きしやすく、ストレッチのおかげで身動きもスムーズ。表地はわりとしっかりした素材感なので、ダメージにも強そうで安心です。
裏地はボアなので、暖かさもしっかり。冬場の息子のスタメンパンツになりそうです。
「ストレッチウォームイージージョガーパンツ」について詳細はこちら
一通り防寒性が高いアイテムを選んでみましたが、雪中など寒さを凌ぎきれないシチュエーションもあるかもしれません。そんなときに備えて我が家全員が持っているユニクロのアイテムを紹介しておきます!
全員マストで仕込んでいくのは「超極暖ヒートテック」
あったかインナーの先駆けでもあるユニクロのヒートテックですが、とくに超極暖はホントに暖かいんです! 上下セットで着込めばそれだけでさらに10℃ぐらい気温が下がっても耐えられるようになり、筆者にとっては既に手離せないアイテム。
数万円するアウトドアブランドのファーストレイヤーと比べても、遜色ない暖かさです。この冬もキャンプへ行く方は持っておくことをオススメします!
「超極暖ヒートテック」について詳細はこちら
冬のキャンプコーデはユニクロのアウトドアラインにおまかせ!
今回は1人1着を選びましたが他にも色々あり、全身ユニクロだけで冬キャンプのトータルコーデも組めそうな品揃えでした。本格的なアウトドアブランドには劣るところもありますが、気温が氷点下まで下がらない環境であれば真冬でも充分対応できるのではないでしょうか。
特にすぐにサイズが合わなくなる子供には手が出しやすい価格がちょうどよく、今後も何かとお世話になりそうです!
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【武井・スノピ・トヨトミetc】8台のストーブを使ったことがある筆者が語る、率直なところ
※テント内での火気使用につきましては、メーカー推奨の使用法にならい正しくお使いください。テント内で火器を使用する際は換気を十分に行い、一酸化炭素報知器を必ず使用しましょう。
冬キャンプに役立つストーブ、どれを選んだらいい?
冬キャンプ用の暖房として、自宅でも使える灯油ストーブを選択肢に挙げる方も多いはず。でも色々な種類や大きさがあって、どれを選んだらいいかわからない……そんな悩みを抱えてはいないでしょうか?
これまで使ってきたストーブを例に、選び方をまとめてみました
小さな子供が寒い季節のキャンプでも安心して過ごせるようにと、様々な暖房器具を試した筆者。灯油ストーブや電気ストーブ、ガスストーブなどを合わせるとその数は8台ほどです。
今回はその中から5つをピックアップし、テントやシェルターと一緒に使ったときの具体例をレポート。ストーブを選ぶ上で決め手になる暖房出力や価格・メリットやデメリットを中心に、各種の暖房が冬キャンプでどのような効果が期待できるのかを解説してみます!
①スノーピーク「レインボーストーブ」
暖かさ(出力・燃焼時間)は?
最初の一台はスノーピークが毎年数量限定で販売している「レインボーストーブ」。こちらは大手ストーブメーカー・トヨトミの「レインボーストーブ」のOEM(受託製造)製品なので、細かな見た目の違いはあれど実質スペックは同じです。
サイズがそれほど大きくないので比較的運搬しやすく、約20時間と一泊キャンプ補給無しでいける長時間の燃焼力が魅力!
最大出力は2.5kW。このkW(キロワット)の数値が大きいほど暖かくなるということになりますが、2.5kWは比較的小さめで、しっかりと効果を発揮できるのは、それほど大きくない4〜5人用程度のテントまでというのが正直なところ。
そのぐらいのサイズでスカート付きのテントで風が弱いコンディションで使うのであれば、外気温より10〜15℃はアップすることができそうです。
●重量:6.2kg
●暖房出力:2.5kW
●油タンク容量:4.9L
●燃焼継続時間:約20時間
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●重量:6.2kg
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スノーピーク「ドッグドームPro.6」で使ったとき
筆者が所有している「ドックドームPro.6」の場合、「レインボーストーブ」をインストールすれば外気温が一桁台になる冬場でもテント内は上着無しで過ごせるぐらいになります(※強風の場合、暖房効果は極端に低下します)。
●インナーサイズ:300×300×155(h)cm
●収納サイズ:70×32×28cm
●重量:13.5kg
●対応人数:6名
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ノマド「ドゴン4」で使ったとき
ただ、テントが大きいと効果が弱まるので、2ルームや大型シェルターだとあまり温度は上がらず「近くにいる人だけが暖かい」という状態になります。
ちなみに、あの人気の石油ストーブとも出力は同じ
ちなみに、青い炎が美しいアラジン「ブルーフレーム」や、人気が高く一年待ちの「フジカハイペット」も暖房出力はレインボーストーブと同クラス。得られる熱量もほぼ同じです。
価格は?
スノーピークのバージョンだと価格が4万円以上しますが、トヨトミ製品であれば型番によっては2万円以下で買えるものもあり、お買得です。
②トヨトミ「KR-47A」
暖かさ(出力・燃焼時間)は?
続いては最大出力が4.7kWと「レインボーストーブ」の倍近くある「KR-47A」。このクラスになると、レインボーストーブでは物足りない2ルームテントや大型シェルターでもそこそこ暖かくすることができます。
また燃焼時間も約15時間とレインボーストーブには劣るものの、特に寒い夕方から翌朝までに限定すればほぼ一泊キャンプを賄える長さです。
●重量:12kg
●暖房の目安:コンクリート(集合)17畳(28.0m2)まで、木造(戸建)12畳(20.0m2)まで
●油タンク容量:7.0 L
●燃焼継続時間(最大~最小):約15~19h
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●重量:12kg
●適用畳数:コンクリート17畳(28平方メートル)/木造12畳(20平方メートル)
●タンク容量:7リットル
●燃焼継続時間:約15時間
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ニーモ「ヘキサライト6P」で使ったとき
こちらはニーモイクイップメントの「ヘキサライト6P」にインストールした時の写真。ちょうど年末で、外はしんしんと雪が降り続く氷点下の寒さ……。
トイレのためテント外に出るときはアウターが必要でしたが、テントの中ではアウター無しでOK。むしろ着ているとちょっと暑いぐらいでした。
●重量:7.6kg(本体)+ 1.5kg(ポール)
●本体素材:TC(ポリコットン)
●フロア面積:12m2、前室面積:7.2m2
●室内高:226cm
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難点は「運搬」かも
大火力が魅力の「KR-47A」ですが、火力に比例して大きくて重いというのが難点。レインボーストーブと比べると、直径も高さも一回り大きめのサイズ感です。
灯油を満タンにすると重量は20kg近くになり、成人男性でも運ぶのが大変。車横付けのオートキャンプサイトでなければ、運ぶのは困難な重さです。
ミニバンタイプの車でも、積載するとこの存在感。テントをもう一つ積むぐらいのスペースが必要になります。ただでさえ頭を悩ませる積載問題、さらに難易度が上がりそうです……。
価格は?
価格は35,000円。スノーピークの「レインボーストーブ」と比べてそれほど大きな違いはありません。他の人気ストーブと比較しても、3万円台は妥当な相場価格ではないでしょうか。
③トヨトミ「ギアミッション」
暖かさ(出力・燃焼時間)は?
トヨトミの対流形ストーブの中でも最大級の火力を誇るのが「ギアミッションシリーズ」。アウトドア仕様のカラーとデザインで、予約注文殺到の人気アイテムになっていますね。
気になる出力は6.66kWと、KR-47Aのさらに1.5倍ほどとパワフルです!
●重量:11kg
●暖房出力:6.66kW
●畳数目安:コンクリート(集合)24畳まで/木造(戸建):17畳まで
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ogawa「アポロン」で使ったとき
11月下旬のキャンプでogawaの2ルームテント「アポロン」にインストールしたときは、むしろ暑くて最大では点けていられないほど。ちょっと絞った状態でも、アウター無しで過ごせました。
●重量:23.0kg
●素 材:フライ/ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)インナーテント/ポリエステル68d・グランドシート/ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)ルーフフライ/ポリエステル75d(耐水圧1,800mm)
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こちらも「KR-47A」と同等クラスの大きさ・重量なので、車載スペースには充分な余裕が必要です。また、燃焼時間が約10時間と前述の2モデルに比べると短め。
通しで使おうとすると、火力を絞るか補給用燃料を携行する必要があります。
価格は?
色によって異なりますが、30,000〜33,000円と「KR-47A」よりは「ギアミッション」の方が若干安くなっています。
④武井バーナー「パープルストーブ501A」
暖かさ(出力・燃焼時間)は?
続いて、武骨なデザインで人気の「パープルストーブ」。灯油燃料のバーナーにヒートユニットを取り付けて、暖房器具に変換したものです。
灯油タンクが最も大きい501Aというタイプだと、約2.8リットルの灯油で8時間燃焼。出力は開示されていませんが、筆者の体感では「レインボーストーブ」の遥か上を行き、「KR-47A」と比べても遜色無い暖かさです。
大きさは灯油ランタンとさほど変わらないので、積載や持ち運びの点では他のストーブより優秀。
ただこのパープルストーブ、じつは点けるまでが一苦労。加圧式のランタンと同じように、ポンピングによって空気圧を高めてしっかりとプレヒートしないと点けることができないんです。
さらに、2時間に1回程度ポンピングをして下がってきた空気圧を高めてあげないと消えてしまう、という何かと手が掛かる代物……。
テントの中では使えません!
また、プレヒートが不十分だと気化していない灯油が漏れ出し炎が大きく立ち上がる「炎上」という現象が起き、とても危険。そういったリスクがあることから、テントやシェルター内での使用はオススメできません。
屋外で過ごす時に傍に置いておけば、外気の寒さを和らげてくれます。このように多くのデメリットも抱えている「パープルストーブ」ですが、暖かさは折り紙付き。
手間はかかっても、冬キャンプには必ず持っていってしまうこのアイテム。メンテナンス含め、手間も楽しめるこだわりの道具という点では暖房以上のニーズを満たしてくれるアイテムです。
価格は?
こちらがなかなかの高額で、78,000円。トヨトミシリーズの倍以上の価格なのも悩ましいところですね……。
「パープルストーブ501A」について詳細はこちら
⑤電気ストーブ
暖かさ(出力)は?
最後に紹介するのは、遠赤外線電気ストーブ。一酸化炭素中毒の心配がなく、安全性重視であれば断然電気ストーブがオススメです。
スノーピーク「ドッグドームPro.6」で使ったとき
電気ストーブであれば、灯油ストーブに真似できないインナーテントに入れるということが可能。普段使っている900Wのストーブで、2月のキャンプでもホカホカに。
軽量コンパクトなタイプも多く、積載面での負担が小さいというのも重要なメリットです。
価格は?
1万円以下のモデルもあり、初期費用は抑えることができます。ただ当然ですが電源が無いと使えないため、キャンプ場選びに制約が伴います。電源サイトは一般的に1,000〜1,500円ほど利用料が高く、電源なしの方がロケーションが良いこともしばしば。
このあたりはポータブル電源を導入するなどして対応はできますが、いずれにしてもそれだけ費用は嵩みますね。
では最後に、今回紹介した5つのうちこれまで一番出番が多く、今冬も活躍しそうな暖房を挙げておきます!
この冬一番出番が多そうなのは、ぶっちゃけコレ!
基本的にファミリーキャンプがメインの筆者の場合、テントは2ルームの大きいタイプを使います。真冬にキャンプをすることもあるので、大きめの出力が欠かせません。
さらに積載のことも考えると、燃焼時間が長く携行する灯油の量が少なくて済む「KR-47A」が今シーズンもスタメンになりそうです!
筆者の所感をまとめると、こんな感じ
製品名 | レインボーストーブ | KR-47A | ギアミッション | パープルストーブ | 電気ストーブ |
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火力 | 2.5kW | 4.7kW | 6.66kW | 非公開 | 900W |
持ち運び | 6.2kg | 12kg | 11kg | 2.5kg | 約3kg〜 |
燃費 | 20時間 | 15時間 | 10時間 | 8時間 | – |
使いやすさ | 電池点火 | 電池点火 | 電池点火 | プレヒート | 電源サイトのみ |
価格 | 49,280円 | 35,000円 | 30,000円 | 78,000円 | 約5,000円〜 |
こんな人にオススメ | テントが大きく(広く)ない | 大火力で燃焼時間も長めがいい | 大型テントで
ぬくぬくしたい |
かっこ良さ重視
主に外で過ごす |
とにかく安全第一 |
キャンプ用の暖房といってもメリットやデメリットはそれぞれ。見た目や大きさ・価格・燃焼時間などを比較して、自分の条件に合うものを選ぶと良いでしょう。
スタイルに合ったストーブで、快適な冬キャンプをしよう
以上、選び方の目安を紹介しました。出力が大きければ大きいほど当然暖かくなりますが、大きさ・重さなどのデメリットも伴います。無駄に大きくても積載の負担が増えるだけなので、環境や使う道具に合わせて適したものを選びましょう。
また繰り返しになりますが、テント内での灯油ストーブの使用は一酸化炭素中毒の危険があるため、換気を忘れずに。そして必ず報知器を付けるようにしましょう。基本的に説明書で禁止されている使用方法の場合、何かあっても自己責任であることを忘れずに。ストーブを上手に活用して、オールシーズン快適なキャンプライフを送りたいですね!
冬キャンプの暖房をお探しの方はこちらも参考に!
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Source: CAMP HACK
【秋冬キャンプ攻略術】夏とこうも違うのか…!初心者必読の5つの対策
秋冬キャンプデビュー予定のみなさん、装備は大丈夫?
経験豊富なキャンパーたちが口を揃えてベストシーズンという、秋冬。そんな評判に心動かされ、今シーズンデビューを計画中の方もいるのでは?
しかし春夏とは気候がまるで違うため、装備も見直す必要がありそうです。具体的には何が必要なんでしょうか?
秋冬キャンプ経験者に聞いてみた
それを知るべく、CAMP HACK公式アカウントのストーリーズで「秋冬キャンプで大変だったこと」を聞いてみました。500件を超える回答結果から、特に多かった事例をピックアップ! そこから、対策と必要アイテムを洗い出してみました。
行ってから準備不足に気づく……なんていうことのないように、計画中の方はぜひ一読してくださいね!
“秋冬キャンプは〇〇だった”その①「防寒グッズが足りず寒かった」
こんなエピソードがありました
昼間と夜の寒暖の差が思っていたよりあり、寒くて寝れなかった。
寒さで手がかじかんで、テントの撤収が進まない。
寒すぎて眠れない。湯たんぽに助けられた。
地面が冷たくて凍えながら寝た。
足の感覚が常に無い(ほど寒かった)。
まず多く寄せられたのが「寒さ」。これは未経験者でも寒いだろうな~と予想はするものの、実際行くと思っていた以上の寒さに晒された方が多かった模様。さっそく対策を考えてみましょう!
対策1:ストーブの導入
確実に暖を取るのに有効なのが、ストーブの活用。石油・ガス・薪など燃料は様々ですが、いずれも電源サイトでなくても使えて場所を選ばないため、秋冬キャンプをフレキシブルに楽しめる点も大きなメリットです。
●質量:11Kg
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●連続燃焼時間:〔0.8kw〕約260分、〔2.0kw〕約100分
●本体重量:5.7kg
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●重量:約11.3 kg
●素材:ステンレス
●耐熱温度:~1000℃
●セット内容:本体×1、煙突×5、煙突蓋×1 火格子×1、灰落とし用スクレーパー×1
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●重量:9.5Kg
●材質: ボンデ鋼板
●塗装:耐熱塗装仕上げ 黒色
●鉄板の厚み:0.8mm
●最大薪長さ: 340mm
●煙突径:106mm
●蓋:270mm
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対策2:部分的に温められる小物をプラス
「足の指が寒くて眠れなかった」「寝るときはストーブを消すので湯たんぽに助けられた」という声も。効果的に暖をとれるサブアイテムも用意しておくと良さそうです。
●質量::630g
●材質::亜鉛鉄板
●容量::2.4L
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※XSはキッズサイズです。
S:EU 35-38 (約22.5~24.0cm)
M:EU 39-42 (約24.5~26.0cm)
L:EU 43-45 (約26.5~27.0cm)
●カラー:リボンレッド、リモージュブルー、ペリドットグリーン、オレンジ
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「寒くて眠れなかった」というエピソードのうち、具体的理由として多かったのがシュラフの性能不足。見直しが必要な方、多いのでは?
“秋冬キャンプは〇〇だった”その②「春夏用のシュラフで眠れなかった」
こんなエピソードがありました
3シーズン用シュラフで冬キャンプに挑み、2年連続で夜中に24時間営業のファミレスへ避難。
春夏用の封筒型シュラフで行ったら夜中に足がスースーしてめちゃめちゃ寒かった。
やっぱ寝袋はいいやつがいい。
シュラフで寝ていたけど寒すぎて、シュラフを二重にした。
日中はもちろん、夜グッスリ眠れないのはツラいもの。テントの中とはいえ、やはり相当寒い秋冬の就寝時には、どんな装備が望ましいのでしょうか?
対策1:思い切って高機能シュラフを導入
安心なのは、氷点下の気温にも対応するとされている高機能シュラフ。いわゆる4シーズン用の寝袋で、快適使用温度・使用可能限界温度ともに-(マイナス)環境に耐えうるものです。
ただ数万円という高値だけに、躊躇する方も多いのも事実……。
●カラー:サンライズレッド(SURD)
●収納サイズ:φ20×40cm(10L)
●リミット温度:-14℃
●コンフォート温度:-7℃
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●生地:表地:15dn オーロラテックス(R)
裏地:15dn ナイロンリップ
●内部構造:ボックスキルト/ダブルキルト
●フィルパワー:スパニッシュダックダウン90-10% (760FP)
●ダウン量:600g
●収納サイズ:φ17×31cm
●総重量:1100g
●快適使用温度 / 下限温度:-4℃ / -11℃
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●収納時サイ:約52×29×38cm
●重量:4.9kg
●材質:表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル
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対策2:今あるシュラフに防寒アイテムをプラス
そこで3シーズン用の寝袋でも暖かく眠る工夫として、中にインナーシュラフや毛布を入れるという方法もあります。
●収納時サイズ : 8×8×21cm
●重量 : 320g
●素材 : ポリエステル100%
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完全展開サイズ:長さ180cm×幅150cm
●収納サイズ:約高さ30cm×直径16cm
●重量:0.64kg
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対策3:コット寝で冷気を遮断
わずかな期間の秋冬のためにそこまでアイテムを増やすのも……という方は、リーズナブルなコットを導入するという手も。地面に直寝するより、冷気を遮断してくれます。
●収納サイズ:(約)W510×D130×H160mm
●重量:(約)2.3kg(付属品含む)、静止耐荷重120kg
●材質:アルミニウム
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収納時 (約)φ20cm×50cm
●重量:(約)2.7kg
●材質 生地 :ポリエステル100% フレーム・超々ジュラルミン (A7075系)
耐荷重:150kg
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「朝と夜の気温差が激しい」という回答も多かったなか、テント内外の温度差で発生する問題も多く寄せられました。
“秋冬キャンプは〇〇だった”その③「結露・朝露でビショビショ…」
こんなエピソードがありました
夜露でテントがビシャビシャでした。
結露が凄くて、テント内に雨が降った。
銀マットをしいて湯たんぽを入れて寝たら、温度差で朝毛布などがべちゃべちゃ。
朝起きたらテントのファスナーが凍ってて、テント内に閉じ込められた。
シュラフが凍ってシャリシャリになりました。
涼しい季節でも朝起きるとテントが濡れていて、乾かすのにひと手間かかるもの。それが秋冬は、もっと深刻なようです!
対策1:シュラフカバーを使う
「夜中に結露でシュラフがびっしょり濡れていて、冷たさで目が覚めた」という、読んでいるだけで震えるようなエピソードも。テント同様結露から守りたい寝袋は、カバーがあると良さそうです。
●重量:400g
●平置きサイズ:最大:210cm、最大幅:82cm最小幅:56cm 収納サイズ:直径12×20cm(レギュラーサイズ)
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●収納サイズ:8×8×22cm
●重量:410g
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対策2:テント内の乾燥を心がける
少しでも結露を減らす工夫として、テント内の乾燥にサーキュレーターを活用されている方も。夏に大活躍だった各種モバイル扇風機は、秋冬も使えそうです!
●最大風速:180 m/min
●サイズ:185 × 272 × 284 mm
●重量:1.3 kg(バッテリ除く)
●電源:リチウムイオンバッテリー18V/14.4V、AC100Vアダプター
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●サイズ:(約)30×9.5×33.5cm
●電源:AC100V/単一アルカリ乾電池×8pcs(別売)
●作動時間目安:[乾電池使用時]強(約)50時間
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対策3:撥水剤で劣化対策
スプレー:直径7.5×高さ22cm
●重さ:缶:約950g スプレー:約75g
●容量:1L
●対象素材:ポリエステル、ナイロン、コットン、ポリコットンなど。
●成分:フッ素系撥水剤樹脂 石油系溶剤
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●容量:約400ml
●塗布面積:約30平方メートル
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次は、寒い季節は普段面倒なあの作業がさらにツラいものになる……というお話です。
“秋冬キャンプは〇〇だった”その④「洗い物がツラい!」
こんなエピソードがありました
皿洗いのとき水が冷たすぎて、寒冷蕁麻疹が出た。
洗い物の脂がなかなか落ちない。
水だと手が死ぬ! 必死でお湯を沸かしました。
水で洗うのも寒いけど、雨が降ってて洗い場に行くのもしんどかった。
最近はお湯が出るありがたいキャンプ場も増えましたが、水オンリーがまだまだ主流。脂っこいメニューが多くなるアウトドア料理、お皿洗いも一苦労です。
対策1:拭き取りスプレーを活用
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対策2:ポータブルシンクで手間を削減
●重量:約1.2kg
●シンク容量:約6リットル
●素材:本体・ハンドル:ステンレス鋼/まな板:天然木
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●容量:10ℓ※他容量展開有り 5ℓ/20ℓ
●重量:134g
●サイズ:37×10cm(収納サイズ:13.5×4cm)
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●収納サイズ28×17cm
●容量:13L
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対策3:ゴム手袋で乾燥からガード
●カラー:ブラック
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最後は、秋冬こそ楽しみたい焚き火や料理に関するトピックスです!
“秋冬キャンプは〇〇だった”その⑤「焚き火・ガス器具の扱いでトラブル発生」
こんなエピソードがありました
強風で火の粉が舞い上がり、お気に入りの服に穴が開いてヘコんだ。
薪が湿ってしまい、翌朝の焚き火に手こずる。
CB缶がキンキンに冷えていてバーナーが使えず、ご飯が作れなかった。
寒さでいつもより盛大に焚き火してたら、あっという間に薪が尽きた。
焚き火しようにも手がかじかんで、薪を割れなかった。
風流な落ち葉も、風か強く吹きがちな秋冬は引火の危険を誘うケースも。他にも、春夏と手順は同じながら寒さでゆえに起こったトラブルも多数寄せられました。
対策1:薪ラックを導入
夜露や朝露の影響もあり、薪が湿気てしまうことが多いようです。ログキャリーやラックを使い、直置きを避けましょう。また「途中で足りなくなった」という回答が本当に多かったので、薪は多めが良さそうです!
●サイズ:(約)W660×D220×H510mm
●収納サイズ:(約)W370×D220×H120mm
●重量:(約)1.3kg
●材質:アルミ合金、綿
●静止耐荷重:30kg ※スタンド部分
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●サイズ:(約)35×30×29cm
●天板サイズ:(約)32×30cm
●収納サイズ:(約)35×10×37cm
●耐荷重目安(静止均等荷重):[下部](約)10kg [天板](約)12kg
●主素材:スチール
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●重量:320g
●材質:綿帆布
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対策2:燃料は寒冷地用をチョイス
高地エリアのキャンプ場などで朝に起こりがちなのが、ガス缶が使えないというドロップダウン現象。外気温の低下でガスが気化しないため起こるのですが、そんな緊急事態にそなえて寒冷地用のパワーガスを持っておきましょう。
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●(1本当たりの)ガス容量:240g
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対策3:難燃素材のアイテムで衣服やギアをガード!
●素材:FIRESHIELD難燃加工コットン100%
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●サイズ:S・M・L・LL
●素材 : FIRESHIELD難燃加工コットン100%
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●サイズ:M・L・XL
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服だけでなく、チェアやブランケットの引火にも注意! 防火手袋はトングや焚き火台の扱いを安全にするほか、防寒対策にもなりますね。
●素材:100%POLYESTER(ポリエステル)
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●耐熱温度 : 300度
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【番外編】一番多かったのは「カメムシ」!!
寒かったという感想と並ぶ勢いで多かったのが、カメムシの出現でした。
秋限定だけど、カメムシ!! 気づけば隣にヤツがいる。
帰ってきてクーラーボックス整理してたら、冷えっ冷えのカメムシが出てきた。
エリアにもよるのかもしれませんが、テントについていて大変だったという声も……。そんな虫問題も含め、シーズン特有の対策が必要そうな秋冬キャンプ。今一度見直して、万全の装備で出かけてくださいね!
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Source: CAMP HACK
あなたのテントは冬でも大丈夫?「3つのチェックポイント」とおすすめ4選
冬キャンプってやっぱりハードルが高い?
春夏にキャンプデビューした人も、ちょっと躊躇してしまうのが冬キャンプ。冬の寒さの中でキャンプを楽しむのは、ちょっとハードルが高いと感じる人も多いのでは?
そこでまずは冬キャンプにも挑戦しやすいテント選びから始めてみましょう! 今回は3つの選ぶポイントと、冬キャンプが十分に楽しめるおすすめのテント4選をご紹介します。
冬キャンプのテント選び3つのポイント
冬キャンプのテントってどんな点に注意して選ぶべき? チェックすべき必須ポイントを大きく3つに絞ってみました。
その① 保温性を高める構造かどうか
1〜2月の厳冬期では朝晩の気温が氷点下になることも。テントの構造次第で幕内の保温性は全く違ってきます。
【リビング部分にスカートは?】
シェルターや2ルームテントでは、リビング部分にスカートがついていないと冷気をしっかりシャットアウトできません。
【インナーテントの構造は?】
オプションや付属インナーテントの一面がすべてメッシュ仕様でフルクローズできないタイプも。いくらシェルター部分にスカートが付いていても、インナーテントがすべてメッシュでは、寝袋やマットを最上級のものにしなければ寒くなってしまうでしょう。
その② 結露対策ができる仕様かどうか
冬キャンプ永遠のアンチテーゼと言っても過言ではない「幕内の結露問題」。これが2つ目に重要となってくるテント選びのポイントです。
内外の気温差が激しい冬は、テント内に結露が発生しにくい仕組みや素材がとくに重要になってきます。
【ベンチレーションは十分?】
通気性を上げて内外の気温差を緩和するには、十分なベンチレーション機能が大切です。テント下部だけでなく、上部にもベンチレーションがあれば、下からの空気が自然に上へと対流するのでより通気性がアップします。
【結露しにくい素材?】
より結露の発生が抑えられる素材が使われていることもポイント。コットン素材やコットン混紡のTC素材など、素材自体に通気性のある生地が使われているテントがおすすめです。
その③ ストーブが使える設計?
電源のない場所での冬キャンプは、コンパクトなガスストーブや石油ストーブ、薪ストーブなどの暖房器具があると便利。ストーブが使えるテントのチェックポイントも知っておきましょう。
【換気がスムーズな構造?】
幕内でストーブを使う際に1番注意すべきなのが、「一酸化炭素中毒」。結露対策だけでなく、一酸化炭素中毒を防ぐ意味でも十分なベンチレーションシステムがあるテントを選びましょう。
また、そもそもほとんどのテントでは幕内での火器使用は厳禁。どうしても幕内で使わざるを得ない時は、ベンチレーションや窓を開けて十分な換気をしましょう。
【引火しにくい素材?】
薪ストーブや炭火調理などシェルター内で火を使う場合、火の粉が飛んでテントに穴が空いたり、最悪のケースでは引火してしまうことも。やはりナイロンやポリエステルなど化繊のみの素材に比べ、コットンやコットン混紡のTC素材は、より難燃性が高く安心です。
【薪ストーブ対応な仕様?】
何と言っても安心なのは、薪ストーブがインストールできるタイプのテント。薪ストーブの煙突が出せる設計で、煙突の熱さで生地が焼けてしまわないよう穴の周囲も防火加工されているテントならバッチリです。
ただし、薪ストーブ対応テントの場合も、メーカーが提示する使用上の注意はしっかり確認し、一酸化炭素中毒対策に十分な換気を心がけましょう!
冬キャンプをポジティブに楽しめるおすすめテント4選
冬キャンプにフィットするテント選びのポイントを押さえたところで、早速おすすめテント4選をご紹介していきますよ!
ローベンス 「クロンダイク グランデ」
まずはデンマーク発テントブランド「ローベンス」から、ベル型テントをご紹介! 垂直に立ち上がった下部の構造や、A型フレームの大型ドアで居住性が高く人気のテント。
そして、さすが冬の寒さは日本と比較にならない北欧ならではな、薪ストーブ用の煙突ポートが標準装備。フロアのグランドシートもジッパー式で隙間なく熱を逃しにくい設計に。これで雪中のぬくぬく冬キャンプだって夢じゃない!
また、テント生地にはローベンス独自開発のハイドロテックス ポリコットンを採用。コットン35%・ポリエステル65%(2018年までのモデルはコットン65%・ポリエステル35%)で通気性&難燃性に優れ、薪ストーブ使用時も安心です。さらにオプションのインナーテントは2ルームでフルクローズが可能。
そして、下部2箇所のメッシュウィンドウの他、天井部のベンチレーションは下から紐を引けば簡単に開閉できます。薪ストーブビギナーにぜひおすすめの一幕。
●重量:21.1kg
●テント素材:ハイドロテックスポリコットン(35%コットン/65%ポリエステル)
●ポール:アルミセンターポール(30.8-52mm)/Aフレーム(22mm)
●グラウンドシート:ジッパー脱着式、210T オックスフォードポリエステル 100%,耐水圧10,000mm
●テントタイプ:ティピー
●就寝人数:10人
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●重量:5.0kg
●テント素材:ブリーザブル ポリエステル100%
●テントタイプ:インナー
●就寝人数:6人
●部屋数:2ベッドルーム
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●素材:ハイドロテックス ポリコットン (65%ポリエステル/35%コットン)
●重量:4kg
●付属:ポール(高さ調整可能)
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●収納サイズ:83 x14 cm
●素材:ハイドロテックス ポリコットン(65%ポリエステル/35%コットン)
●重量:4.3kg
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ヘルスポート「バルホールアウターテント」
続いてご紹介するのは、バランゲルドームでおなじみのノルウェー発アウトドアブランド「ヘルスポート」の大型幕。
なんとこちら珍しいトンネル型2ルームで薪ストーブ対応というハイブリッドタイプ。
ご覧の通りセンターのリビング部分に薪ストーブ用の煙突穴が標準装備。冬キャンプだけ他のテントを使っていたトンネル型テントファンも、もう諦めなくていいんです。
オールシーズンこれ1つでOK! もちろん生地には難燃性ポリエステルを使用しているのでご安心を。
また、こちらスカートこそありませんが地面にベタ張りすることができて、隙間風が入ってこないという意欲的な構造に。
そして、4人が就寝可能なインナーテントを左右に設置しても、センターのリビングスペースは300×290cmという広さも魅力です。トンネル型ラバーズ必見の冬キャンプテントですね。
なかなか手に入らないテントですが、神奈川県横浜市「DEVISE WORKS」でも取り扱いがあるので、気になる方はこちらもチェックしてみては?
●収納時サイズ: 32×52 cm
●重量:10.73 kg (ペグも含む)
●素材:Helsport Rainguard® FR 耐水圧 3000 mm
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●素材:ポリエステル (Helsport Airflow FR)
●収容人数:4人
●内容:インナーテント×1、収納袋×1
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サバティカル「モーニング グローリー」
続いては、あのA&Fが手がける期待のニューカマーブランド「サバティカル」から。こちらは薪ストーブをインストールできませんが、前述した条件をほぼクリアしている新作テント。
一見ワンポールのベル型テントのようですが、じつはフロントの3本のサブポールで前方が大きく開口し、圧迫感のない広々リビングスペースを実現。オプションのインナーテントを設置してもストレスフリーの居住性を確保できます。
天井の2箇所に加え、下部にも左右2箇所に特徴的なベンチレーションシステムが。内側へとスライスされた設計で、雨が侵入しにくい構造になっています。スカートもしっかりついて冷気の侵入もシャットアウト。
素材は通気性がよく火の粉に強いTC素材を使用されています。また、フロントの出入り口には、凍結による開閉のしにくさを軽減するビスロンジッパーを採用。細部まで厳冬期の使用を配慮した作りに。
他と被りにくいエッジーなルックスも魅力的で、冬キャンプのテンションがアガること間違いなしのテントです。
公式オンラインストアはこちら
テンマクデザイン「サーカス650」
テンマクデザインからは大人気のサーカスシリーズよりルーキーを。こちら、コットン60%・ポリエステル40%の新素材「VC(バリューコットン)素材」を採用したテントなんです。
コットン35%・ポリエステル65%のTC素材よりコットンが増え、より結露しにくく、風合いもアップ。
展開した大きなキャノピーの下で焚き火をしても、火の粉にも強いVC素材だから安心です。メッシュ窓が大きく開放的な作りになっているため、強化メッシュを採用して強度もしっかり確保。
付属の吊り下げ式のインナーテントは、メッシュとフルクローズできるカーテンの2重構造でフルシーズンに対応しています。
サイズは約650(奥行き)×325(幅)×213(高さ)cmという導線が作りやすい長さのある形状です。インナーテントを設置しても広大なリビング+キャノピーで、冬も大人数で盛り上がれること間違いなし!
●組立時サイズ:<フライシート>(約)6,500×3,250×2,130mm
●重量:総重量(約)37.22kg
●素材:<フライシート>コットン混紡生地(VC)コットン60%・ポリエステル40%
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テントが決まれば冬キャンプはすぐそこに!
冬キャンプを安心して楽しめるテントが決まり、寝具を整えさえすれば冬キャンプの成功は決まったようなもの。後は防寒対策と安全面での注意点をしっかりチェックして、さあ、冬キャンプへ行きましょう!
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Source: CAMP HACK
【暖房BIG3】薪ストーブ、石油ストーブ、ガスヒーター。それぞれの長所と短所まとめ
冬キャンに向けて、どの暖房がベスト?
暖房は、冬キャンの寒さを乗り切る強い味方。でもキャンプ用のストーブ、ヒーターといっても、いろいろな種類がありますよね。
暖まるのと同時に調理もできる、これぞアウトドアの醍醐味といった感もある「薪ストーブ」。
レトロな雰囲気も盛り上がる「石油ストーブ」。
さらには手軽なイメージの「ガスヒーター」。
さて、いったいどれを選ぶのがベストなのでしょうか。そんな素朴なギモンにお答えすべく「暖かさ」「手間」「価格」「かさばり度(重さ)」の4方向から、熱源ごとに比較検討してみましょう!
検討ポイントその1:暖かさ
薪ストーブ:強力でポッカポカ
「熱源の鉄塊」とも言える強い火力が頼もしい、薪ストーブ。手軽に火加減を調節ができない分、場合によっては暑すぎるほど。真冬でも信頼できますね。
メラメラと燃えるのを眺めているだけでも楽しいものです。
石油ストーブ:じんわり暖かい
直火の熱ではない分、じんわりと暖さを感じる石油ストーブ。ただこれは熱源のまわりに暖気を漂わせる「対流式」か、輻射熱を放つ「反射式」かでも感じる暖かさは違います。
キャンプで使われるのはアラジンやトヨトミなど対流式が多いですね。フジカやアルパカは対流式に加えて遠赤外線効果も備えており、より周囲が暖まりやすいです。
ガスヒーター:弱めなので「サブ暖房」に適する
全体を暖めるメインストーブとは別に、足元などを暖めるサブアイテムとして使う人が多いガスヒーター。
出力は1kw前後と抑えめのものがほとんどですが、なかには最大で2kw以上というパワフルな機種もここにきて登場しています。
検討ポイントその2:手間
薪ストーブ:設置・扱い方ともに難易度高め
大型ほど設置が大変なうえ、煙突ポートなどを備えた薪ストーブ対応のテントが必要になります。
使用時においては、換気のたびに温度が下がってしまったり、置く場所によって幕内全体が暖まりにくいなど慣れるまでコツが要るようです。小さな子供がいると、やけどの危険も懸念点ですね。
石油ストーブ:燃料補充やメンテナンスが必須
燃料である灯油の確保が必要になります。またその燃料の注入口が狭く、入れづらいものもあったり、芯の交換や煤汚れの掃除が大変なものも。
安全装置は物によって違いますが、概ね耐震装置などベーシックなものは付いています。薪ストーブほど全体が高温にはならいものの、やはり月齢の低い子供がいる場合はストーブガードなどで囲んだほうが安心です。
ガスストーブ:燃料・お手入れともに楽!
手間がかからないことを重視するなら、断然ガスストーブ! 燃料はカセットボンベを入れるだけ、掃除も基本的にはこれといって必要ありません。
本体も薪・石油ストーブほどの高熱にはならず、三つの中では比較的安全。軽いものなら気軽に移動できるのもメリットです。
次は気になる“お値段”を徹底比較!
検討ポイントその3:価格
薪ストーブの相場:3~6万円前後
耐熱性が高く頑丈な薪ストーブほど価格は高めです。薪ストはおおむね3万~6万円くらいが相場ですが、探せば低価格のものも。たとえば「ホンマ製作所 ステンレス時計1型薪ストーブセット」は10,800円(2019年10月時点)です。
窓がない、脚が短いなど気になる点はあるものの、暖房としてはもちろん調理もできる薪ストーブなので、初心者でもとっつきやすいお手頃価格は魅力的ですね!
●フタ径 350mm
●煙突径 106mm
●最大薪の長さ 約50cm
●重量 約6.6kg
●材質:本体/ステンレス、煙突/ステンレス
●付属品 本体 / 1台 ・半直筒 / 2本 ・丸トップ / 1個
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●収納時サイズ:(約)横42.5×奥行28×高さ34cm
●重量:約10kg
●素材:ステンレス
●耐熱温度 :〜1000℃
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大型で高価な薪ストーブは、さらに薪代もかかるとなるとなかなか勇気が要るかもしれません。ただ、雰囲気込みの特別な「大人の所有欲」をみたしてくれることでしょう。
石油ストーブの相場:3万円前後
キャンプで使われている石油ストーブの多くは「対流形」。愛用者の多い「トヨトミストーブ」は、18,000〜26,000円程度(※Amazonで2019/10/18現在)です。
●重量:6.2kg
●油タンク容量:4.9L
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「フジカ ハイペット」も3万円前後ですので、この価格帯が相場といったところでしょうか。ただ同じメーカーでも機種やカラーによって微妙に価格差があるので、そこは要チェックです!
ガスストーブの相場:1~3万円
以前は圧倒的に小型タイプが多かったガスヒーター。価格もおさえめだったのですが、去年登場した「センゴク アラジン」は33,000円(※公式で2019/10/18現在)と石油ストーブなみの堂々たるお値段になっています。
●重量:5.7kg
●連続燃焼時間:〔0.8kw〕約260分、〔2.0kw〕約100分
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一方で、従来からあるコンパクトタイプでは「イワタニ マイ暖」で11,440円(※Amazonで2019/10/18現在)。
●重量:2.6 kg
●対応乗数:木造3 畳、コンクリート4 畳
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多少値が張っても大型を選ぶか、サブ暖房と割り切ってリーズナブルな小型を選ぶかの2択になりそうです。
続いては、キャンパーにとっての死活問題「持ち運びのしやすさ」を比較してみましょう!
検討ポイントその4:かさばり度(重さ)
薪ストーブ:重いものが多い
ベーシックな薪ストーブといえるテンマクデザインの「iron stove 改」は、ずっしり21kg。メインの暖房器具としてこの重量を重いととるか、軽いととるかは個人差もありそうですね。
詳細はこちら
ちなみに同じテンマクデザインの小型薪スト「マキコンⅡ」は、4.7kg。雰囲気とスケール感にかなり違いはありますが、この軽さはフィールドで使うには実に魅力的です。
■収納時サイズ/長さ450×幅160×高さ150mm
■材質:ステンレス
■本体重量(約):4.7kg
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石油ストーブ:重いが、薪ストほどではない
「フジカハイペット」「トヨトミ」と並んで忘れてはならない人気石油ストーブといえば、韓国発の「アルパカ」。重さ6.4kgと、オートキャンプなら移動に問題はない重量ではないでしょうか。
ガスストーブ:おおむね軽い
小型に限った話では、デザインも可愛らしい「カリフォルニアパティオ」はたったの2.4kg。ただサイズなりの出力ではあるので、適所にうまく取り入れるのが賢明です。
「何を重視するか」自分なりの優先順位を!
薪ストーブのように、手間とお金がかかったとしても見た目の雰囲気や暖かさを重視するのも一案でしょう。
対して、敷居の低さや携帯性ならガスストーブ。両方の良さを少しずつとるなら石油ストーブということになりそうです。
それぞれの検討ポイントに自分なりの優先順位をつけてみて、ベストな一台を見つけましょう!
冬キャンでストーブを使う際の注意点
キャンプ場でも毎年のように起こってしまう、誤った暖房使用による事故。一酸化炭素中毒の危険を知っておこう!
Which heater is the best for camp?
冬キャンにベストなストーブは、どれ?
Source: CAMP HACK
「次の冬は買ってみようかな…」と思ってしまう、薪ストーブのある素敵キャンプサイト13連発
薪ストーブってみんなどう使ってる?
冬キャンプの楽しみ方はいろいろありますが、”薪ストーブ”、いいなあと思ったことありませんか? ゆらゆら揺れる炎を眺めながら暖をとる、まさに冬の醍醐味ですよね。
今回は、薪ストーブのある素敵なサイトをご紹介! ソロからファミリーまで、みなさんいろいろな楽しみ方をされていますよ。アイディアやセンスが光る13のスタイル、ごゆるりとご覧ください。
薪ストーブのあるキャンプサイトを一気見!
ソロだったらこんなスタイルも憧れる!
まずは人気のTCワンポールテントに、アネヴェイの「フロンティアストーブ」を入れているサイトからご紹介。
フロンティアストーブは、スタイリッシュな外見と使い勝手の良さで人気の薪ストーブ。最小限のスペースで暖を取れるのは魅力的です。
こちらの方は、ラジオフライヤーにツーバーナーをセットしていたり、丸太がテーブルとして置いてあったりと独自のセンスが光るレイアウト!
テント内・青空の下・家中、どんな場所でもフル活用!
テンティピのテントの中に、ロマンチカル薪ストーブを合わせている好事例がこちら。スライドして見れる2枚目の室内の様子は、温もりのある特別な空間に仕上がっています。
そして同じ薪ストーブを森の中でも使用しています。何もせず座っているだけで、身も心も癒されそうな情景ですね。
さらにさらに、この薪ストーブを家の中でも活用しているんです。なんて素敵な三段活用! ここまで使いこなせば薪ストーブもさぞ幸せでしょう……。
バンライフのお供に
こちらはCAMP HACKフリーマガジン第三弾にも登場していた、アウトドアデザイナーズユニット「シエルブルー」の茨木一綺(ワカ)さん、美伽(アネゴ)さんご夫妻のスタイル。
色んな場所に訪れるバンライフの道具として、薪ストーブも欠かせない道具なのだとか。愛車とともにキャンプ旅、憧れます……!
パップテントにもコンパクトな薪ストーブを
ソロ用として人気の高い軍幕パップテントとも、やっぱり薪ストーブは相性バツグン。まるで海外のような雰囲気さえ醸し出しています。
KNI-CO社の薪ストーブ「Packer Camp Stove」がいい味を出しています。パップテントほどのサイズ感なら、このくらいのコンパクトな薪ストーブを選ぶのがちょうど良さそうですね。
こんな楽しみ方も
雪かきついでに、薪ストーブ部屋を作ってしまうというアイディアに脱帽! 雪国ならではの楽しみ方ですね。
こちらの薪ストーブは、北海道のメーカー太陽印が作っている「タマゴ型鉄板薪ストーブ」。コロンとした本体と四つ足がなんとも可愛いフォルムです。
カーサイドタープの中にもイン
こんな使い方も! カーサイドタープの中に先ほど紹介したKNI-CO社製の薪ストーブをイン。3枚目に見える中のレイアウトも、シンプルかつ男前で秀逸です。
夫婦キャンプで薪ストーブ
こちらは素敵な夫婦キャンプのスタイル。コットンテントの中に、新保製作所の「カラー薪ストーブ」をインストールしています。
アイボリー色のテントには、こういった明るいカラーの薪ストーブも相性バツグン。テント内の雰囲気を明るくしてくれますね。
テクニックとして見習いたいのが、薪ストーブ下に敷いてある耐火布「スパッタシート」の存在。このように耐火布を敷くことでフロアシートや自然へのダメージを考慮しておきましょう。
冬用幕として大人気のヘルスポートのバランゲルドーム
薪ストーブを使用する前提で作られているヘルスポートの「バランゲルドーム」は、2017~2018年にかけて爆発的な人気が出たテントの1つ。
このようにフロアを敷けば、ごろ寝できる快適空間にもなる汎用性が魅力的!
珍しい薪ストーブもじわじわ増加中!?
オージーピッグ
コロンとした外観が可愛い「オージーピッグ」。可愛いだけじゃなく、厚さ3mmの鉄製なので少々の衝撃ではびくともしない丈夫さも兼ね備えています。調理も保温も可能な、”可愛い顔してできる子”なんです。
詳細はこちら
オーランドストーブ
こちらの「オーランドストーブ」は、デンマークの首都コペンハーゲンを拠点とするアウトドアブランドの製品。
大きな窓と縦に伸びている四角い顔が特徴的。家でも使用したくなる上品な雰囲気を持っています。ストーブの下に薪を置ける構造なのも嬉しいポイント。
詳細はこちら
エルドフェルストーブ
テンティピ専用なので、合うサイズのテントをお持ちの方には特におすすめ! スチームパンク感溢れる外観は唯一無二のデザイン。専用の木箱もかっこよく、見た目にビビッときたらこのストーブの代わりになるものはありませんよ。
詳細はこちら
冬キャンプは、薪ストーブで!
見ているだけでもほっこり暖かい薪ストーブ特集、いかがでしたか?
ゆらめく炎に癒されながら過ごす時間は、冬だけの贅沢。冬キャンプの寒さ対策は大変そうと思われがちですが、薪ストーブにはそれを上回る魅力がありそうですね!
※薪ストーブがインストールされることを想定されていない幕での使用は、自己責任になりますのでご注意ください
Camping with a firewood stove is very very warm!
薪ストーブキャンプ、あったかいよ!
コンパクトな薪ストーブ記事はこちら
その他、薪ストーブについて調べたい方はこちら
Source: CAMP HACK
【初心者必読】ヌックヌクの「カイロ」貼り方講座。貼る位置しだいで暖かさも倍増?!
カイロの正しい使い方を知っていますか?
キャンプに断然おすすめなのは「貼るカイロ」。持つタイプと違って両手がフリーになるので作業しやすいのはもちろん、これを然るべき場所に効果的に貼ることで、全身が暖かくヌクヌク過ごせるんです!
それではさっそく、効果の高い「貼る位置」から見ていきましょう!
カイロを貼るべき場所、ベスト5
貼るカイロは「ツボ」のある場所にあてるのが正解です。効率よくカラダを温めるには、この5つのツボをおさえておくといいでしょう。
大椎(首下のツボ)
全身で暖かさを感じるには、体中の血のめぐりを良くする必要があります。指先だけをひたすら温めるより、太い血管がある首をカバーした方が効果的というわけです。
首を前に曲げたとき、首と背中のあいだに骨が飛び出しているところがあります。ここは「大椎(だいつい)」という全身を温めてくれるツボで、カイロを貼る場所として理想的です。
風門(背中のツボ)
左右の肩甲骨の間にある「風門(ふうもん)」のツボ。風邪が侵入するともいわれているここにカイロを貼ることで、体調不良を予防できるという説もあります。
また、寒さで筋肉が凝り固まらないよう肩から背中にかけての大きな筋肉「僧帽(そうぼう)筋」を温めるのも効果的です。
気海(お腹のツボ)
お腹まわりに貼るなら、おへそより指二本分下にある「気海(きかい)」というツボを覚えておきましょう。
ここを温めるのはとても効果的で、コンディションが安定し元気に過ごせる魔法のツボともいわれています。
命門、腎兪(腰のツボ)
冬にローチェアに座るとスースー冷気がツラいもの。そんな時は、おへその真裏ににある「命門(めいもん)」というツボと、そこから指二本分外側にある「腎兪(じんゆ)」というツボをカバーすると、腰全体が温まります。
太谿(足のツボ)
ブーツを履いていても強烈な冷気を感じる時は、やはり太い血管が通っているくるぶし周辺を温めます。
アキレス腱との間のくぼみににある「太谿(たいけい)」という、冷えに良いとされているツボもおさえておきたいですね。
カイロ「これやっちゃダメ」
貼る場所をおさえたところで、間違った貼り方をしてしまえば元も子もありません。カイロの大敵は「低温やけど」。知らぬ間にこんなミス、やらかしてませんか?
肌に直接貼るのはNG
必ず肌着越しに貼るようにしましょう。直接貼ると低温やけどを引き起こす可能性があります。自覚症状を伴わない場合もあるので注意が必要です。
たとえ肌着越しでも、熱すぎると感じたらすぐにカイロを外すようにしましょう。
貼りっぱなしはNG
1カ所に長時間カイロをあて続けるのはよくありません。あてる場所は時おり変更しましょう。
就寝時には貼ったまま眠りたいところですが、これも低温やけどを引き起こすおそれがあります。はがしてから寝るようにしてください。
カイロって意外にいろんな種類がある
アウトドアで使われるカイロって、じつはいろんな種類があるんです。それぞれの特徴を見ていきましょう。
①総合力で勝る「使い捨てカイロ」
貼らないタイプの使い捨てカイロには温度が高い屋外用があり、持続時間も約10~20時間と長くアウトドア向きと言えます。
あとはやっぱり値段が魅力的。一個平均30円前後と安価な点も助かりますね。
●内容量:30個
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●内容量:10個
●材質:鉄粉、水、活性炭、バーミキュライト、塩類、高吸水性樹脂、木粉
●最高温度:79度
●平均温度:60度
●持続時間:8時間
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●最高温度:44度
●平均温度:37度
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●持続時間:5時間
●内容量:15足入り
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②ギアをいじる喜び「オイル式カイロ」
繰り返し使えるエコなカイロとして、愛用しているキャンパーも多いオイル式カイロ。
なかでも有名なのが、レトロな雰囲気も素敵な「ハクキンカイロ」。公式サイトによると熱量は使い捨てカイロの13倍、さらに保温時間は24時間となっています!
使い捨てカイロより暖かく、持続時間も長いのが魅力ですが、貼るタイプのように狙った場所にあてるのはちょっと困難。固定するには「カイロベルト」を使用するといいでしょう。
■マジックテープでぴたっと固定
■ベルトの長さ調節可
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オイル式の特徴として、ベンジンを注入してライターで火口をあぶるという儀式が必要です。この一連の作業を楽しめる人にはぴったりでしょう。
なお、キャンプ場での燃料の取り扱いには細心の注意をはらってください。
●材質:真鍮(火口:プラチナ・ガラス繊維、中綿:脱脂綿)
●重さ:113g
●保温時間:約24時間
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●重量:約60g
●素材・材質:真鍮
●セット内容・付属品:ウォーマー本体、注油カップ、フリース袋、ZIPPOオイル(133ml)、取扱説明書
●持続時間::0.4oz(約11g)のオイルで約12時間発熱
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お次はレトロ感ムンムンのこのカイロ!
③じんわり暖まる「木炭式カイロ」
着火した木炭を専用ケースに入れるという、ちょっと珍しいカイロもあります。
炭火特有のじんわりとした暖かさが感じられます。特に焚き火好きの興味をそそりそうですが、持続時間はおよそ6時間程度とやや短め。
当然ながら着火作業に時間がかかるので、実用的というよりはむしろレトロな魅力のギアとして楽しむべきしょう。
■木炭燃料12本入り
■燃料1本で約4時間燃焼
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④バッテリーにもなる「充電式カイロ」
USBケーブルで充電ができる電気式カイロ。スマホのバッテリーチャージャーとしても使えたり、オン・オフの切り替えや強弱モード搭載のものもあります。
本体価格は平均3,000~4,000円と高めですが、繰り返し使えることと利便性からすれば妥当かも知れません。
持続時間は4~8時間前後が多く、やはり使い捨てカイロには及ばないようです。
●重量:約230g
●表面発熱温度:53±5℃
●連続発熱時間:約4時間
●バッテリー容量:7500mAh
●フル充電時間:約5時間 (2.0A)
●内臓電池タイプ:リチウムバッテリー
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●持続時間:6~8時間
●電池タイプ:Li-polymer電池
●容量: 7800mAh
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実用性か、雰囲気重視かで選ぶカイロが変わる
寒さの厳しい冬キャンプで使うなら、体を芯からすぐに温められる「使い捨てカイロ」が一番かもしれませんね。マルチな利便性なら「充電式」に分があるでしょう。
一方で、余裕をもってじっくり雰囲気も楽しみたいなら「オイル式」や「木炭式」が理想的です。何に重きを置くかを見極めて、カイロをチョイスしましょう!
湯たんぽもおすすめ
カイロ同様、昔ながらの冬の味方「湯たんぽ」。日常的にはもちろん、冬キャンでも使えるおすすめ湯たんぽはこちら!
Prepare Warmer For Winter Camping!
冬キャンのカイロ、どれがいい?
Source: CAMP HACK
【かしこく利用しよう】電源サイトで、秋冬キャンプを楽しくするHOW TO
秋冬キャンプは電源サイトが心強い!
いよいよ本格的に寒い季節に突入する気配ですが、寒さに負けずアウトドアを楽しむ強い味方が「電源サイト」。手軽に暖まれるだけでなく、夏場にはない楽しみ方ができるというメリットも!
そんな電源サイトを120%活用するための知識をチェック。まずは実際の活用例を見てイメージを掴んでみましょう。
キャンパーたちのかしこい電源サイト活用例
ホットカーペット+石油ストーブ、こたつ
電源サイトでの暖の取り方で多く見かけるのが、この組み合わせ。足元はカーペットで、テント内の空気はストーブで。そして秋冬らしさを楽しむならこたつ&みかんで楽しむのも◎。
石油ストーブの使用は換気に充分注意を! パワー別におすすめ石油ストーブを紹介している記事はこちら。
コットに電気毛布
コットに電気毛布らしきものを敷いて、その上にシュラフをセットされています。冬場は下からの冷気がこたえますが、これなら地面にマットを敷かずとも暖かく眠れそうです!
延長コードは何かと優秀
あとちょっとの距離が届かない……そんな時にあると便利、というより無いと困るのが延長コード。3mくらいのものを用意しておくと、長すぎず短すぎずちょうど良し。
PCが使える
自然と親しみにきているキャンプですが、結局あると助かるのがPC。のんびり数泊するキャンプや、雨に降られてしまった時は特に便利です。
たこ焼き
キャンプでたこ焼きもアリ! 鉄板より電気タイプのほうが火力調整ができるので、慣れていなくても上手にできますよ。
プロジェクターで映画会
組み立て式のスクリーンとプロジェクターで、映画を上映。
夜の2時間、子供たちが映画にクギヅケになっている間に大人たちは落ち着いて過ごせるというわけです。ただし、周りの方に声がけをして音量を落とすなどの配慮は必要です。
携帯の充電ができる
万が一の事態が起こった時に、携帯が使えないのは心配。携帯でたくさん写真を撮る方や、電池が切れて連絡がつかなくなると困る方は電源サイトがおすすめです。
電源サイトをフル活用するためのおすすめアイテム
お次は、電源サイトで快適に過ごすためにあると便利なグッズをご紹介。定番のホットカーペットは、本体に好みのカバーをかけて見た目にもこだわると雰囲気もアップ。
延長コードは、必須とも言える便利アイテムです。その他にも電気毛布ならぬ電気ひざ掛けや、炭火を使わない電気調理器も手軽!
●重量:2.5kg
● 消費電力(50/60Hz):1200/1100(強)・600/550(弱)W
●電気代目安(1時間あたり):約26.4円/h
●コード長さ:約1.8m
狭いスペースに置ける薄型かつある程度の温風を期待して注文しました。
操作は簡単。コンセプトをつないでダイヤルを回すだけ。
その場で温風が出だすので
強度の切り替えが出来るので強くすると期待以上のパワーでしたよ。
一番気に入ったのは持ち運びが軽くて楽だと言うこと。必要な場所にすぐに移動出来るので子供でも楽々運んでいます。
出典:
Amazon
●消費電力:500W/250W
●素材(本体表皮):ポリエステル100%
●表面温度:約45℃(強)
●収納方式:12つ折りタイプ
●電気代のめやす:約8.7円/時
10,000円以上する国産メーカーのホットカーペットを使いましたが2シーズンで壊れたので、安いので充分だと思いこちらの商品を購入
しました。適度な大きさで暖かさも充分です。値段も手頃で素晴らしいです。
出典:
Amazon
●消費電力:55W
●素材:アクリル100%
●製品重量:約0.85kg
●表面温度:強:約52℃/中:約36℃/弱:約20℃
●コードの長さ:電源側 約1.9m、毛布側 約0.6m
マットタイプのホットカーペットもあるが、使用方法によっては充分に暖かさを確保できないので、暖かさ重視なら、こちらの毛布タイプの製品を購入する事を強くお勧めする。
毛布タイプなら、重ねて使う事で、熱量を高める事ができるし、暖めたい部位を包んだり、上からさらに普通の毛布やひざ掛けをかぶせる事で、熱をこもらせることができるので、暑いくらいの温度がほしい方にも十分に対応できる。
出典:
Amazon
●重量:2.8kg
●焼き網の大きさ:縦19×横32cm
●消費電力:1200W
●コードの長さ:1.48m
●重量:312g
●スイングプラグコード長:3.0m
●定格:125V・15A・1500W
●材質:本体/ABS樹脂、プラグ/PVC
吊り下げのフック穴等は無いので地面用として使っています
不具合は無く、ほこり防止シャッターもいい感じに機能しています
シンプルで安価なタップを探しているならお勧めできます。
出典:
Amazon
最後に、電源サイトを実際利用するにあたり覚えておきたい注意点をチェック!
電源サイトを利用する際の注意点
設営はプラグの位置を確認してから
ヒーターやカーペットなど、持ち込む電気器具がちょうどいい場所で使えるように全体をレイアウトします。
延長コードがあればある程度対応できますが、足元の引っ掛かりを少なくするためにもなるべく配線はすっきりさせておきましょう。
電力の使いすぎはNG
「せっかく電源サイトだから」とタコ足配線でいくつも電化製品を使うと、ブレーカーが落ちてしまうことも。電源サイトの多くは1000W (10A)と電力に限りがあります。
使用目安としては、消費電力にもよりますが1サイトにつきヒーターとホットカーペットなど、1~2アイテムが妥当でしょう。
絶対ダメ! 電気ドロボウ
プラグが設置された何区画かが隣り合っている電源サイト。残念ながら、延長コードを駆使して空いているサイトの電力を勝手に使うというマナー違反のキャンパーも中にはいるようです。
当然ですが、使用できるのは自分のサイトのみ!
電源サイトで秋冬も快適キャンプ!
電源サイトは、通常の利用料に500~1,000円上乗せされる場合が多いようです。考えようによっては、たったそれだけで寒いシーズンも快適にアウトドアが楽しめるのです!
自然と相反するという理由で電源サイトを敬遠している方こそ、この秋冬ぜひ利用してみてください。想像以上の快適さに、価値観が少し変わるかもしれませんよ。
電源サイトの魅力はここにも
電源サイトを利用しているキャンパーのリアルなコメントや、電源サイトがある全国のおすすめのキャンプ場を網羅。この冬は電気の力を借りてぬくぬくキャンプ!
Electricity Is Necessary In Cold Season!
秋冬は、電源サイトで!
Source: CAMP HACK
キャンパーは特に気をつけたい、真冬の運転で注意すべき「5つのこと」
真冬もキャンプへ行く人は「運転」に注意!
幻想的な冬のキャンプですが、実際は抜かりない装備と対策が必要です。まず気をつけたいのが、道中の運転。
普段、降雪量が少ない地域で生活している方は、慣れない雪道にもかかわらず気を抜いてしまい、思わぬ事故につながりかねません。そうなる前に、アウトドアはもちろん普段も役立つ真冬の運転の注意点をチェック!
真冬の運転で一番危険なのが「スリップ」
まずは基本的な、スリップしないようにする運転の仕方から。これはきっと運転者の多くが実践しているスキルですね。
まず気をつけたいのがスリップ。雪上でスリップしてしまうと、いつものようにブレーキを踏んでも制御がきかず恐ろしく危険です。急発進・急ブレーキ・急カーブはいつも以上に注意しましょう。衝突を防ぐために、車間距離はいつもの三倍は取るよう心がけを。
また、車線変更は極力控えめにする、カーブ中はブレーキを踏まないなどスリップに陥りやすい危険要素を排除することも重要。
フットブレーキだとタイヤがロックされてしまいブレーキが効かなくなる可能性があるため、下り坂はエンジンブレーキを使います。
真冬の安全運転のために注意すべき「5つのこと」
1. アイスバーン
一度溶けた雪が再び固まった「アイスバーン」は、非常に滑りやすくなっています。一見濡れたように見えるが実は凍っているという「ブラックアイスバーン」は、さらに危険。
凍結に気づかず雨の時と同じ感覚で走っていると、急なスリップ事故につながることも。アイスバーン上を走る際は、低速走行が原則です。
2. 車上の雪
どっさりと車に積もった雪。視界確保のためフロントガラス上の雪だけ落として出発……してはいけません! ブレーキをかけた拍子にフロントガラスに雪が落ちて視界が遮られる危険があるため、屋根の上の雪もしっかり落としてから発進しましょう。
3. エンジンオイルの点検
真冬に起こりがちなのが、温度によって粘度が変化するエンジンオイルによるトラブル。真冬にオイルの粘度が高くなり固まることでエンジンがスムーズに作動しない場合があります。
冬の山間部などでこの状態になると車を動かせなくなる危険があるので、定期的にエンジンオイルの点検を。量が少なければ、補充か交換をしておく必要があります。
4. 給油は早めに
暖房でエアコンを使ったり低速走行でいつも以上に時間がかかったりと、何かと燃料の減りが速い真冬の運転。ガソリンは常に満タンを心がけ、半分を過ぎたらなるべく早めに給油をしておくと安心です。
5. エンジンをかけたまま雪の中で過ごさない
真冬の車中泊など、エンジンをかけたまま車内に居るのは絶対NG! これはマナー的側面だけでなく、もし雪が積もって排気管を覆ってしまった場合、排ガスが車内に逆流して一酸化炭素中毒に陥るという命の危険にかかわる問題です。
調理は外で短時間で済ませたり、暖房は車の電力以外の方法を考えましょう。
真冬の運転にはスタッドレスタイヤ? チェーン?
スタッドレスタイヤとチェーンの役割の違い
キャンプ場へ行くまでの脚である、タイヤの装備も重要。基本はスタッドレスタイヤかチェーンかの二択になりますが、違いをおさらいしてみましょう。
スタッドレスタイヤは、0℃以下でも硬くなりにくい特殊配合のゴムで作られていて、「溝」で雪をキャッチ。軽い積雪程度なら、スタッドレスで対応できます。
一方チェーンはタイヤに巻き付けるもの。チェーンが雪をかき分けるようにして進むため、積もった雪道やアイスバーンなど、よりハードな路面上はチェーンのほうが向いています。
スタッドレスタイヤを履いていても、高速道路が「全車両チェーン装着規制」になっている場合はタイヤチェーンの装着が必須。万事に備え、チェーンもあると安心です。
ノーマルタイヤのまま雪道を運転すると・・・
ノーマルタイヤのまま雪道を走ると、横滑りだけでなくブレーキングにも危険が伴います。
ブレーキをかけてから停止するまでの時間をノーマルタイヤとスタッドレスタイヤで比較すると、ノーマルタイヤのほうが約1.6倍長いという実験結果もあるほど。
前輪だけスタッドレスはNG!
なかなかお高いスタッドレスタイヤですが、前輪だけに装着するのでは意味がありません。それどころか、前輪のみスタッドレスタイヤにした場合、前・後輪のグリップ力の差により、ブレーキをかけた時に後輪だけが滑ってしまうことも。
スタッドレスに変えるなら、必ず全車輪装着するようにしましょう。
その他、真冬の運転に関する豆知識
トンネルの出入り口・橋の上は注意
吹きっさらしで遮るものがない橋の上は凍りやすく、危険です。またトンネルの出入口付近は、通常でも惑わされがちな明暗の差が、雪になるとさらに激しくなるので注意!
吹雪の夜はヘッドライトを下向きに
あたり一面が真っ白な雪景色、対向車のヘッドライトがハイビームだと何も見えなくなってしまいます。ライトは下向きで走行を。
靴裏の雪を落としてから運転
踏みしめた雪がブーツの裏についたまま車に乗ると、ペダルを踏む時の感覚がうまくつかめず運転に支障をきたす場合も。小さなことですが、こんな盲点も要注意。
駐車時はワイパーを上げておく
ワイパーが凍ってフロントガラスに張りつかないよう、また積雪によるゴムの劣化を防ぐため、積もる前に上げておきます。うっかり見落としがちなリアワイパーも忘れずに!
備えておきたい7つ道具
もし雪中キャンプをする場合、いつ何が起こるかわからりません。特殊な環境なだけにいつも以上の備えが必要です。除雪作業に役立つスコップや、バッテリートラブルに対応するためのグッズなど、備えておきたい7つ道具はこちら!
・タイヤチェーン
・けん引ロープ
・スコップ
・解氷剤
・軍手・長靴
・ブースターケーブル
・懐中電灯
運転に注意して、真冬のキャンプも安全に!
子供はもちろん、雪だといまだにテンションが上がってしまう大人も意外と多いでしょう。楽しいキャンプも、雪があればいつも以上に盛り上がること必至!
笑顔で雪中キャンプを楽しむためにも、まずは安全に行けるよう運転の注意点をしっかり覚えておいてくださいね。
無事に着いたら次はここに注意
豪雪のキャンプ場にたどり着いたら、冬キャンスタート! 火まわりやタープ・テントなど、安全にキャンプするための10の注意点をチェック。
Be Careful About Winter Driving!
真冬の運転に注意!
Source: CAMP HACK