テントの快適度は前室の広さによって変わる
テントの前室とは、靴置きやザックなど少しの荷物を置くスペースのこと。当然ですがこのスペースが広ければ広いほどテント内は過ごしやすくなります。ですが、タープとの連携を想定された普通のテントたちは、最低限の範囲で前室が作られています。
今回はそんな普通のテントとは違い、テントの室内と同じくらいに前室を広く作られたテントたちをご紹介。タープを持っていかずとも屋根のあるスペースを作ってくれるそんな快適テントたちの魅力をご覧ください。
1~2人ならタープいらず
チェアやテーブルが置けるほど広い前室があるテントなら、1~2人は前室に納まります。タープなしでもキャンプできちゃうのはまさに一石二鳥。荷物を節約したいソロキャンパーや、ツーリングキャンプをやる方にはまさに最適なテントと言えます。
前室空間で調理も可能
タープ下のように前室が調理室に早変わり。広めの前室はテントの活用範囲を広げてくれます。
靴の脱ぎ履きもストレスフリー
雨の日のテントの出入りは、雨が跳ね上がってテント内を汚してしまったりストレスの元。前室の広いテントならこんなストレスも解消してくれて快適なキャンプを提供してくれます。
狭すぎず広すぎず、まるでプチ2ルームテント
ほどよく広く、ほどよくコンパクトに収まったその姿は、まるでプチ2ルームテント。狭すぎず広すぎずの微妙な空間が快適なテントライフを後押し! テントライフのスタートにもピッタリです。
前室の広いテント6選
それでは快適度が違う「前室の広いテント」たちを見てみましょう! どんな天候でも安心できる頼れるテントたちですよ。
スノーピーク カマエルドーム2
テントに居ながらカメラを構えてベストショットを狙える、スノーピークのカマエルドーム2! 居住スペースのほかに長時間の待機も快適に過ごせる広めの前室が特徴です。テント内にはテントに居ながら360度、どの位置の被写体も捉えることが出来るように窓が設置されています。
●インナールームサイズ:245×130×100(h)cm
●本体収納サイズ:φ22×60cm
●フレームケース収納サイズ:10×5×56cm
●重量:3.2kg(本体・フレームのみ)
ロゴス ROSY エントレ2ルームドーム XL
ファミリーキャンプにもおすすめ! 5人用の大型リビング付きドームテントです。大きく前方に貼り出た前室がテント内への出入りを快適にサポート。雨天時のテント内への雨の侵入も気にならない快適さです。
●組立サイズ:(約)幅270×奥行525×高さ170cm
●インナーサイズ:(約)幅270×奥行270×高さ145cm
●収納サイズ:(約)幅72×奥行20×高さ20cm
小川キャンパル ステイシーST-Ⅱ
軽量でスピーディーな設営が可能にも関わらず高い居住性も兼ね備えたツーリングからペアキャンプにぴったりなコンパクトなテント。スピーディーな設営は吊下げ式インナーが実現してくれます。
DOD ライダーズバイクインテント T2-466
夢のライダーズバイクインテントがここに! バイクと一緒に寝たいというライダーの夢が叶うツーリングに最適なツーリング用2ルームテントです。少しでも荷物を少なくしたいツーリングキャンパーにおすすめ!
●インナーサイズ:W120cm×D205cm×H120cm
●収納サイズ:W58cm×D20cm×H20cm
●重量:5.0kg
風の強い時はタープ張るのに苦労したので簡単に設営が出来るテントにしました。ソロキャンプなら十分なスペースが有ります
出典:楽天
ノースイーグル ワイドリビングツーリングドーム
ライダーにおすすめ! 広々とした前後室を完備したツーリングドームです。煮炊きスペースと荷物スペースを同時に確保することができ、収納時はコンパクトに纏まるサイズ感はまさにライダーのためのテント。
●インナーサイズ:約100x200x120cm
●収納サイズ:約17x17x40cm
●重量 約4.8kg
前室が広く開け閉めできるので使いやすいです。バイクでキャンプツーリングをしていますので後室にはバック・ケース類が置けるので安心ですね。
出典:Amazon
ノースイーグル リップツールームドーム200
開閉式メッシュ窓を備えた吊り下げ式インナーが採用された2ルームテントです。インナーを設置しなければタープフォルムとしても使用できます。アウターには大型ベンチレーションが装備されているので風通しがよく快適キャンプの相棒になってくれます。
●インナーサイズ:約100x200x120cm
●収納サイズ:約17x17x40cm
●重量:約4.8kg
バイクツーリングであれば、自分は奥の寝室で寝て、バイクを全室に入れるなんてこともできます。それほど余裕のある空間ということです。
出典:Amazon
前室の広いテントで快適なテントライフをスタートしよう!
タープ下をリビングや調理スペースといった楽しい空間にしてくれる大人数のキャンプで活躍するタープ。ソロキャンプやツーリングキャンプでは荷物が増えてしまうことがデメリットの一つです。そこで、タープがなくてもタープがあるときのように快適空間を提供してくれる前室の広いテントをご紹介しました。
荷物をコンパクトにしても快適なキャンプを実現できる前室の広いテント。プチ2ルームテントを使って新しいキャンプにチャレンジしてみましょう!
前室の広いテントに合う「軽量マット」は?
せっかくタープを節約したのに他の荷物が大きいんじゃ意味がないですよね。まずはかさばりがちなマットを選んでみては?
Let’s make comfortable camping with petit 2 room tent!
プチ2ルームテントで快適キャンプを実現しよう!
Source: CAMP HACK