寝袋

まずは試してみて!シュラフの体感温度を少し上げるテクニック集

アイキャッチ画像出典:HCS

「いつものシュラフ」で秋冬も暖かく眠る方法って?

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冷え込みの予測が難しい秋冬のキャンプ、3シーズン対応のシュラフでも物によっては寒すぎることもあります。

しかし、万が一の寒さに備えて冬用シュラフを買うのもあまり現実的ではありません。その前に、+αの工夫を試してみましょう。

ポイントは「空気の層」

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出典:HCS

保温のコツはいかにシュラフの内外に「空気の層」を多く作れるか、ということ。空気の層を作ることで熱を逃さず暖かく眠れます。

そのため、くしゃくしゃにした新聞紙を何枚か入れて隙間を埋めつつ空気の層を作るだけでもかなり保温効果は上がります。しかしさすがに寝心地はイマイチ。今回は快適さも追求した+αテクをご紹介しますよ!

あったかシュラフを作る!「8つの+αテク」

シュラフの中に毛布

まず手っ取り早い方法は、毛布やブランケットの併用。素材がマイクロファイバーやフリースのものは、特に暖かいのでおすすめです。

専用のインナーシュラフがあると便利

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シュラフの内側に敷くインナーシュラフは、シーツと薄い肌掛けが一体化したようなもの。寝心地を快適化してくれるほか、足元もすっぽり包み暖かくしてくれます。

こちらもフリース素材が暖かい!

ITEM

キングキャンプ シュラフインナー
●最長展開サイズ:180×150cm
●収納サイズ:17×28cm
●素材:ポーラーフリース


肌触り良く、この商品を一枚入れただけで保温効果ありとすぐに体感できました。
初めてのインナー使いでしたが、実用性良く、寝袋をはじめて購入する方にもお勧めしたいです。
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出番のないシュラフを「敷布団」に

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何となく買ったけど結局使っていないという夏用シュラフ、眠っていませんか?

あれば、寒い季節にマットに巻いて敷布団的に使うのもおすすめ。下からの冷気を遮断してくれます。

寝袋+寝袋の「二枚使い」

ダウンシュラフの場合、水に濡れると保温力が一気に低下してしまいます。そこで、もし夏用や緊急時用の薄手の化繊シュラフがあれば、かぶせて二枚重ねで使うのも効果的。

カバーすることで、ダウン本来のスペックをキープできます。

シュフフカバーで保温機能キープ

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とは言え、シュラフを何種類も持っている人は少ないでしょう。そこで、シュラフカバーです。シュラフを結露から守り、保温効果が下がるのを防いでくれます。

特に秋冬シーズンでは結露が発生しやすく大問題。シュラフカバーがあれば安心感が違うのでおすすめです。また、シュラフの表面が防水加工されているものもあるので、そちらも併せて検討するのもいいですね。

ITEM

イスカ ライナーサイドジッパー スーパーライト
●サイズ:205×78cm
●収納時サイズ:8×8×21cm
●重量:320g
●素材:ポリエステル


着込んでいる物にもよりますが、想像以上に快適になりました。寒さを感じる事無く朝になりました。体感的にもこれを使用するのとしないのでは数度の差になると思います。
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エマージェンシーシートを活用する

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エマージェンシーシートを+αする方法も。軽くて専用のシュラフカバーやシーツよりリーズナブルなのは魅力的ですが、やはり一時使用目的なのでスペック面はソコソコ。

ただ、シートと寝袋の間に結露ができやすく、そこが気になるという声もあり、総合的なコスパとしては微妙かもしれません。

ITEM

ソル ヒートシート エマージェンシーヴィヴィ
●サイズ:91×213cm
●収納時サイズ:直径6.5×9cm
●重量:108g
●素材:ポリエチレン


夏は非常用、秋は常用シュラフカバーとして、2回シーズン使用しました。他の方も書かれているようにバック内部が盛大に結露しますが、化繊シュラフの中は乾いた状態で、朝まで暖かく快適に眠れます。
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機能的なマットを併用する

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複数個所に穴が開いているKLYMITのマットのようなものは、背面の綿の潰れを少なくしシュラフの保温機能を無駄にしません。発砲ウレタン系のマットをその下に敷けば、冷気をさらにシャットアウト。

ITEM

クライミット イナーシャ オゾン
●サイズ:183×54.6×4.4cm
●収納時サイズ:8.9×15.2cm
●重量:346g


ダウンはへたると、とんでもなく寒いです。たかだかこれだけの穴ぼこですが、効果は抜群です。目から鱗の四ツ星です。
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湯たんぽを入れる

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代表的な冬の保温テクニックのひとつ「湯たんぽ」は、アウトドアでももちろん効果的。タオルやカバーをきちんと装着し、低温火傷には注意が必要です。

ITEM

尾上製作所 萬年 トタン湯たんぽ 1号
●サイズ:29×22×8cm
●重量:740g
●容量:2.4L
●材質:亜鉛鉄板


とにかく冷え性の嫁さんが大喜び。絶対カバー付きがオススメです。肉厚で、肌触り最高。蓋の部分がしっかり作ってあるので、水漏れは考えられません。
出典:Amazon

シュラフ内で寝る時の服装にも工夫を

ダウンシューズを履く

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出典:ヤマケイ

シュラフ内で寝る時、あまりの足の冷たさに寝付けなかった方もいるのでは? 冷えは、足元から。ダウンシューズで足を守ると、体感的に全然違います!

薄手のフリース素材を着る

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出典:楽天

厚手のアウターを着込むと、暑すぎたり寝心地の悪さが気になることも。特に防風効果のあるダウン素材は、体温でシュラフの綿を温められないので不向きです。薄手で肌触りも良い、フリースが◎。

シュラフのお手入れも大事!

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出典:Sweetgrass

「ダウン」シュラフは特にですが、劣化よって保温機能は低下します。「化繊」シュラフも、中綿が湿気を含んでいると暖かさが感じられなくなってしまうので、洗って干すなど定期的にメンテナンスをするのも大事ですね。

シュラフにひと工夫で秋冬も快適キャンプ

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出典:coleman

寒い季節のアウトドア、夜にテントで快適に眠れるかどうかはかなりの重要課題です。これをクリアするためにかしこい工夫を身につけて、通年快適なキャンプへ出かけましょう!

防寒グッズまとめ

グローブにヒーターなど、この秋冬のキャンプはもちろん、家でも使えるお役立ち防寒グッズ25選!

Sleep Well In Your Sleeping Bag!

シュラフでぐっすり眠ろう!

Source: CAMP HACK

連載企画:『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』福島のり子さん編

CAMP HACK不定期企画『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』第16回は福島のり子さん!

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CAMP HACKの不定期連載企画『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』。

アウトドア界で活躍する方々に、これがなくっちゃ私のキャンプは始まらない!という「キャンプの必携アイテム3点」(キャンプギアから雑貨、食品などなんでもOK!)という同テーマでインタビューさせていただき、各人にそのモノへの想いや、使い勝手などを語っていただく企画です。

第16回は長野県白馬村のアウトドアガイドサービス「Mauka outdoor」主宰の福島のり子さんが登場!

プロフィール:福島のり子(ふくしまのりこ)

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長野県白馬で生まれ育ち、幼いころからスキーを始め、アルペンスキーに打ち込む。アルペンでのユニバーシアード、アジア大会への出場を経験し、スキークロスに転向後はワールドカップを転戦。同時にバックカントリースキーを始め日本各地の雪山を自由に滑り、作品を残す。バンクーバーオリンピック出場。

現在は白馬でアウトドアガイドサービス「Mauka outdoor」を主宰し、アウトドアの楽しさを伝える活動を行っている。キャプテンスタッグのアンバサダーとしても活躍中。

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必携キャンプ道具その1 ロッジ コンボクッカー10 1/4インチ

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自然豊かな長野県白馬村でご主人とともにアウトドアガイドサービスを主宰しながら、男女2歳の双子と暮らす福島さん。

フィールドに出る機会が多い毎日ですが、1つ目のキャンプ必携道具「ロッジ コンボクッカー」はアウトドアでも自宅でもフル活用しているアイテム。

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「キャンプには毎回持って行ってますし、ランチ付きのアウトドアツアーにもよく登場しますね。あとは自宅のキッチンでも!時短でおいしいものが作れるので、なんでもかんでもコレで作っています」。

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コンボクッカーとの出合いは7年前。漠然と「ダッチオーブンが欲しいなぁ」と思っていたときに、アウトドアメーカー勤務の友人夫妻から誕生日にプレゼントされたそう。

「当初はコンボクッカーの存在を知らなかったんです。でも蓋もフライパンとして使えるし、使い勝手もいいと聞いて『調子よさそう!』と感じたのを覚えています」。

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実際に使ってみると、「これが大きすぎず、重すぎずでいいんですよ。手軽に持っていけるのに、フライパン&蓋と鍋という一石三鳥の魅力!それにおいしいものが簡単に作れます」。

よく作るのは煮込みハンバーグと鶏肉のカチャトラ。「やっぱりコンボクッカーは煮込み料理がおいしいですね」。

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仲間とのキャンプでも、アウトドアツアーのお客さんも、そして家族の胃袋も支え続けてくれる福島家のコンボクッカー。

「使い続けていくうちにどんどん愛着が増して、鍋を育てている感覚。おばあちゃんになっても使いたいと思わせてくれる一品ですね。ダッチオーブンよりコンパクトで持ち運びが簡単なので、女性にもおすすめです!」

必携キャンプ道具その2 キャプテンスタッグ CSクラシックス FD8角コンロテーブル

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福島さんのバーべキューはグリルではなく七輪派。

「大人になって量よりも質を求めるようになってきました。おいしい肉や魚を少量ずつゆっくりと焼いて、お酒もゆっくりと。七輪は炭を多く使わないし、焼き上がりもおいしいし、話のネタにもなって秋の夜長にもってこい!」。

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そんな愛用の奥能登・珪藻土の七輪で、仲間とバーべキューしたいと思った矢先に出合ったのがこのテーブル。

「キャプテンスタッグのアンバサダー活動をしていて、このテーブルを発見しました。七輪を置けるこんなおしゃれでかわいいテーブルがあったとは!七輪ユーザーに朗報です(笑)」

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テーブルの中央に七輪をセットできるくぼみがあり、ゆっくりと焼きながら飲みながら、スキーヤーやスノーボーダーの仲間たちと冬の話をまったりと。

「そんな時間が最高!真ん中に火があるのでそれを眺めているだけでも気持ちがいいし、ランタンの下、このテーブルをみんなで囲んでいると仲間との距離も縮まります」。

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福島さんがこのテーブルを高く評価しているポイントはほかにも。

「中央のくぼみをふさぐことができるので、普通のテーブルとして使えます。高さがけっこうあるので、料理を取り分けたりお皿を置いたり、使い勝手がいいですね。周りからの評判もよく、『どこのメーカー?』って必ず聞かれて、うらやましがられてます(笑)」

必携キャンプ道具その3 ホグロフス 寝袋 GOGA

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福島さん3つ目のキャンプ必携道具は北欧のアウトドアブランド・ホグロフスの寝袋。

「10年ほど前、日本人女性スキーヤーでは初めてアラスカへスキー撮影に行くことになり、それに合わせてこの極寒用寝袋を購入しました。大きなキャンピングカーにたくさんの荷物を載せて女3人のアラスカ旅。シビアな状況も多く気が張っていた毎日でしたが、夜この寝袋に包まれるとホッとした事を思い出します。今日も生きてた〜!って」。

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そう思い出を話してくれた福島さん。尊敬する先輩が使っていたホグロフスの寝袋に触れ、軽さと暖かさにびっくりしたのが購入のきっかけだったそう。

「高級羽毛布団!?と思ってしまうほどの良さでしたね。購入してからは毎日、寝袋に入るのが楽しみで仕方なかったです!いつまででも寝ていられる〜って思いました(笑)」

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極寒対応モデルもため雪山や登山のイメージですが、真夏のキャンプでも使っているそう。

「中綿が羽毛なのでフワフワで肌触りも良く、気持ちがいいんです!子どもたちもこのフワフワが大好き。真夏のキャンプでもお腹にかける用として持って行っています」。

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「春の雪山でキャンプをすることもあります。荷物を最小限にとどめなければならないのですが、必需品の寝袋はどうしてもかさばりますよね。なので、コンプレッションバッグを活用してギュウギュウに詰め込んで、できる限り小さくしてザックに入れて行きます。山にいても陽が出ている隙を見てはスキー板にひっかけて干してみたり、なるべく陽にあてる努力をしています!だってやっぱりフワフワがいいですからね〜」

<「Mauka outdoor」情報!>

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ご主人・福島格さんとともに主宰する「Mauka outdoor」は、長野県白馬村にベースを置くアウトドアガイドサービス。「Mauka」はハワイ語で“山側の〜”という意味。

グリーンシーズンは湖と川でのSUPツアーをメインに、冬はスキー、スノーボードのレッスンやツアーなどお客さまのニーズに合わせたツアーを展開しています。初心者でも気軽に参加できるので、気になる人はHPをチェック!

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Source: CAMP HACK