ささっと食べたいときはコレ!
こんにちは、料理家のカノウヒナタです。
山やキャンプなど外で食べるごはんは、普段の何倍も美味しい。
とはいえ、外は不便だし、キャンプ道具は重たくて、なかなか重い腰が上がらない……なんて方も多いのでは?
こちらの連載では、気軽に持ち運べて、料理をするのに欠かせない熱源「ワンバーナー」を使ったキャンプ料理を紹介していきたいと思います。
アレンジでレベルアップ
登山やキャンプでサッと食べたい時に登場するのがラーメン。不思議なことに、外で食べるラーメンはたとえインスタントであろうとすっごく美味しいのですが、ちょっとの工夫を加えたアレンジで、さらに唸るほどの美味しさに……!
ではどんなアレンジを加えるか。やっぱりインスタントラーメンにやたら凝ったアレンジはミスマッチ……ということで、缶詰の登場です。缶詰はもっともお手軽で、かつ料理の風味をガラリと変えるパワーを秘めているすごい食品なんです。
数ある缶詰の中でも、今回は「あさり缶」を使って出汁を効かせたさっぱりラーメンのご紹介です。
気になるレシピはこちら!
▼あさり缶でさっぱりラーメン(1人分)
〈材料〉
・サッポロ一番塩ラーメン 1袋
・あさり缶 1缶(130g)
・小ねぎ 10cm
・かいわれ大根 適量
・スライスレモン 2〜3枚
・ごま油 適量
サッポロの塩がベスト
今回はサッポロ一番塩ラーメンの袋麺を使います。こちらのラーメンは豆乳ラーメンにしたり、エスニック風にしたり、アレンジがしやすいのでオススメです。
時間のないときでもお手軽
あさり缶、ネギ、かいわれ大根、レモンを具材に。
朝、昼、夜、いつでも美味しく食べられて、簡単に作れる具材です!
特に、キャンプの朝って撤収作業もあって時間に追われることもしばしば……。そんな時間のない朝でも、調理済の缶詰を使えば、手軽に美味しく作れて便利です!
ゆで時間は短め
ではさっそく作ってみましょう。500mlの水(分量外)を沸かし、表示の時間(3分)より1分短く茹でます。
あさり缶を投入!
火はつけたまま、あさり缶を汁ごと入れ、添付のスープも8割ほど加えます。1分加熱したら火を止めて器に盛り付け、ネギやかいわれ大根、レモンを加えて完成〜(あっという間!)
野菜を足せばさらにおいしく
仕上げにサッとごま油を回しかければ、香りも良く、あさりの出汁が効いたさっぱり系ラーメンに! 汁まで美味しくて、野菜を足せば飲み干してしまうほど。
ちょっと小腹が空いたときなどにぴったりの“早うま”レシピです。ぜひお試しください!
今回使用した調理器具はこちら
●重量/350g■発熱量/2.9kW(2500kcal/h)(ST-760使用時)
●使用時間/約1.5時間(ST-760使用時)
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5,500円
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▼カノウヒナタさんの過去連載はこちら
Source: CAMP HACK
どんな料理下手でも失敗”できない” 『100均の缶詰』で作っちゃうスピードキャンプ飯
どんな料理下手でもつくれる「おいしさ」
長期間保存がきく缶詰は、キャンプにも持って行きやすくとても便利。温めるだけでもおいしく食べられますが、ほんのちょっとアレンジすれば立派な「一品」に早変わり!
失敗”できない”超簡単なキャンプ料理
味付けがされているものも多いので、料理は無理……と苦手意識がある人でも失敗知らず。逆に失敗することの方が難しい、そんな手軽で時短にもつながる缶詰キャンプ飯&ツマミをご紹介します。
100均の缶詰を使い、マッハで2品作ってみる。
まずは実際に作ってみた2品からご紹介。使用したのは100均の缶詰、アレンジする食材もだいたい100円で手に入るという低価格にも注目です!
缶詰レシピでも屈指のズボラ料理「コーンバター」
まずは、このパッケージの組み合わせを見るだけですぐに”美味しい!”と分かる「コーンバター」。用意するのはコーン缶、切れてるバター(1切れ25円)、これだけです。
缶を開けて、コーンの上にバターをのせて火にかけます。
コーンから水気が出てくるので、フタをして蒸し焼き状態にすること約2,3分……
香ばしいバターが食欲をそそる一品が早くも完成! 洗い物の手間がないので、フライパンで作るより手軽です。
味はコーン×バターなので間違いなし。ここに醤油を数滴垂らせば、より香ばしいツマミに。バターと間違えて石鹸入れちゃった!とかの超絶ハプニングがない限り、絶対に美味しく作れる簡単レシピです。
いなばのタイカレーを使って「グリーンカレーうどん」
お次は、ひと味違う「グリーンカレーうどん」。用意するのはおいしい缶詰で有名な、いなばのグリーンカレー缶。それと、うどん、乾燥小ネギや大葉。
うどんは、意外とエスニック料理との相性がいい「きしめん」がおすすめです!
まず、うどんは茹でておきます。そしてツナ缶は汁ごとシェラカップや小鍋に入れ、身がボロボロにならない程度に軽くほぐしながら火にかけます。
温めたグリーンカレーの中にうどんを入れ、最後に小葱や大葉を散らして完成。うどんとカレーを別皿にして「つけ麺」スタイルで食べるのも好評でした。
いなばのグリーンカレーは唐辛子やレモングラス・クミンなどで本格的に味付けされているので、調味料で味を調える手間もかかりません。
ちなみに今回使用したギアはレギュレーターストーブとシェラカップ、そしてお箸だけ。包丁も不要です。
缶詰のチカラは偉大。他にもいろんなメニューがあります!
この簡単料理は、他のいろいろな缶詰にも応用できます。やきとり缶にサバの水煮缶など、100円ショップやコンビニでも買える定番缶詰を使ったメニューをチェック!
定番缶詰で作る簡単キャンプ飯&ツマミ
焼き鳥のチーズ焼き
まずは、甘辛の味付けが後を引く焼き鳥缶のアレンジメニューから。
作り方は簡単、焼き鳥缶の上にとろけるチーズをのせて火にかけるだけ。トロトロのチーズが良い具合に絡まった焼き鳥、お酒もご飯もすすみます!
サバのアヒージョ
キャンプで作る人も多いアヒージョ、実は缶詰でも簡単にできちゃいます。使うのは、サバの水煮缶。
汁気を減らした水煮缶に、オリーブオイルとにんにくチューブ・鷹の爪を入れて火にかければ完成! 軽く焼いたバゲットを添えれば完璧です。
ツナのカルボナーラ風
お次はビールや白ワインにもおすすめの、ツナのカルボナーラ風。
ツナ缶に卵黄を落とし、チーズ・ブラックペッパーを振りかけて火にかけるだけ。ちょっと一品欲しいという時に、サッと作れるのも缶詰料理ならではです。
和風オイルサーディン
パスタなど洋風にアレンジされることが多いオイルサーディンですが、和風の味付けも意外といけます!
オイルサーディン缶を火にかけ、煮立ったところで小口ネギと醤油をプラス。たったこれだけでいつもと違う絶品おつまみの出来上がり!
ちなみにオイルサーディンは、山椒との相性も◎。たったひと味プラスするだけの簡単アレンジ、ぜひお試しください!
絶対おいしい!こんなレシピもあります
最後は、人気の「いなば タイカレーシリーズ」でお肉料理をタイ風にアレンジする、おすすめの仕込み方法をご紹介。
「いなば チキンとタイカレー(レッド)缶」に、プレーンヨーグルト(大さじ1)を加えて混ぜます。このタレに、鶏のもも肉を漬け込んで冷蔵庫で寝かせること一晩……
キャンプへ持って行き炭火で焼けば、本格的なガイヤー風チキンに。焼き肉のタレや塩コショウの味付けばかりでは飽きがちな鶏肉、こんなひと手間でアレンジしてみましょう!
缶詰を、主役に!
「ちょっとのサイズ」がキャンプのツマミにもちょうどいい、缶詰料理。いろいろな種類の缶詰を使って、オリジナルのアレンジメニューを見つけるのも楽しいですよ。次のキャンプは、ぜひ缶詰を主役にしちゃいましょう!
時短命ならコンビニも要チェック
今やいろいろな食材が調達できるコンビニも、お手軽キャンプ料理にかなり使えます。冷凍食品にポテトサラダ、おにぎりなどを使ったコンビニ食材活用術を紹介!
The Canned Food Is Almighty!
缶詰は万能だ!
Source: CAMP HACK