車中泊の夜はかなり寒い
RVパークや電源付きサイトの普及により、ますます盛り上がりをみせる車中泊。
しかしアウトドアは天候にも常に左右されますし、車の中だからと高をくくっていると痛い目を見てしまいます。
野外の夜はかなり冷え込む
秋や春では、日中は過ごしやすかったのに、夜になって車中泊をしてみると「寒くて全然快適じゃない!」なんてことも多々あります。
そうならないための車中泊対策をご紹介します。
知っておくべき車中泊の注意点
それではまず、車中泊の基本的な注意点に加えて、この時期油断しがちな「夜の寒さ対策」をいくつかご紹介していきます。
普段、街で暖かく過ごしている人ほど、予想以上の山の寒さに戸惑いがちなのであらかじめチェックしておきましょう。
クルマの向きを考える
車の向きは、エンジンや冷却水を過剰に冷やさないために前方を風下にしたほうがいいでしょう。これだけでも熱効率は多少変わります。
このとき、ドアやテールゲートを開ける際の突風には気をつけてください。
エンジンは止める
車内を温めようとエンジンをかけて、ヒーターをつけていたらそのまま寝てしまった……。この状況は一酸化炭素中毒になってしまう危険があるため非常に危険です。車中泊では必ずエンジンを止めるようにしましょう。
マフラー不良によって排気ガスが車内に充満する場合や、寝てる間に雪が降りマフラーの出口が詰まって排気ガスが逆流してしまうなどの危険があるためです。
サイドブレーキは引かない
標高の高い寒冷地での駐車では、サイドブレーキのワイヤーやブレーキシュー(パッド)が凍結して張り付いてしまうことがあります。
そのためサイドブレーキは使わず、オートマ車はパーキング、マニュアル車は1速にギアを入れておきましょう。ただマニュアル車の場合は1速ギアのままエンジンをかけてしまうと車が動き始めてしまうのでご注意を。
ワイパーを立てておこう
外気温が低下すると、ワイパーのゴムとフロントガラスが張り付いてしまうことがあります。防止のため停車中はワイパーを立てておくようにしましょう。
車内の結露対策を
冷え込むシーンの車中泊では、車内外の温度差で想像以上の結露が発生します。これを防ぐ方法として、窓の内側をしっかりキレイにしておくことで多少は軽減することができます。
窓に汚れが付着していると、そこに空気中の水分が付着しやすくなってしまうからです。しかし結露を完全に防ぐことは難しいので、タオルでこまめに拭けるようにしておきましょう。
実際に車中泊してみた!
それでは実際に車中泊を実践! この日は利用者は少なく、いい場所をゲットできました。前方を風下に向けて停めます。
お茶を飲みつつ、充電も怠りなく
カーゴボックスをテーブル代わりにします。道中で食事は済ませてきたのでガスストーブを使いお湯を沸かし、お茶を飲んでまずはひと息。
日が暮れて手元が見えづらいので、持ってきていたポータブル電源にUSBライトを差して使用します。ついでにUSBカイロも充電しておきます。
車内は適度な明るさに
外からの視線をシャットアウト
光の漏れを防ぐため遮光カーテンもおすすめです。また、車内で過ごしていると外からの視線がしばし気になるものですが、これがあれば安心。
車が通るたびにライトの光が入ってくるのも防いでくれます。さらに窓からの冷気を多少防いでくれるなど、メリットは大きいです。
就寝してから問題発生……
セットしたマットと寝袋で眠りについて数時間後。寝る前に飲んだお茶のせいか、トイレに行きたくなって目が覚めました。
ここには公衆トイレが設置されているとあったので使おうとしたのですが……まさかの点検工事のため使用不可!
しかし慌てることはありません。こういうときのために携帯用簡易トイレを用意済みです。こちらも備えておくと渋滞時などにも使えて役立つでしょう。
車中泊して、ここが困った
バッテリーがあがってしまった
日中の早い時間に車中泊の場所につき、荷下ろしや車内の準備でドアを開けっ放しにしていました。
夜なら気が付いたのですが、実はこの間ルームランプがずっと点きっぱなし。本来ならオフにしているはずが……。
案の定、夕方ぐらいにバッテリーがあがってしまい、JAFのお世話になることに。バッテリー上がり対応のモバイルバッテリーを携行しておけばよかったと後悔しました。
遮光に衣類を掛けておいたらびしょ濡れ
この日は着替え用の衣類を車内にかけておいたのですが、そのまま寝て、朝起きたら悲劇が……。
窓際にかけておいた服に、朝方発生した結露がついてびしょ濡れに。車内の結露は想像以上に発生するので、窓のそばに物を置かないようにしましょう。
高地の夜も寒くない!車中泊を快適にするアイテムリスト
「備えあれば憂いなし」というように、この時季の車中泊はどれだけ備えられるかが大事です。あらゆる事態を想定したアイテムを紹介していきます。
フロントガラス 凍結防止シート
フロントガラスが凍ってしまうと走行ができなくなりますし、溶けるのを待つ時間ももったいないです。
凍結防止シートを使えばサンシェードや防塵カバーとしても一年中役立つアイテムになってくれますよ。
■夏冬兼用
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多機能USBカイロや湯たんぽ
夜間に手軽に暖がとれるアイテムとして、カイロや湯たんぽなどはやはり定番ですよね。そこで特におすすめしたいのがUSB充電式のモバイルカイロ。
こちらのアイテムは手のひらサイズで軽量。2段階の温度調節機能もついており、3~4.5時間の連続使用が可能です。
そのほかにもモバイルバッテリーとして5200mAhの容量で充電ができたり、非常用ライトとしても使えるので一年中活躍してくれますよ。
■重量:150g
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車内段差解消に必要な「マット」
テント泊ではもちろん必須のマットですが、車内でもシートやラゲッジスペースの隙間や凹凸をカバーするのに必要です。
マットの種類については車内で使用する場合、収納性はあまり考慮しなくていいのでインフレーターやクローズドセルタイプがいいでしょう。
エアーマットの場合、車のシートの素材などによっては摩擦音が気になってしまうかもしれません。
■収納サイズ(約):外径23×長さ59cm
■重量(約):2.2kg
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モバイル機器の生命線「ポータブル電源」
最近、性能向上が著しいポータブル電源。これがあればエンジンをかけなくても、車内で各種電化製品を使用することができます。
また災害時の非常用電源としても活用可能なので、常時クルマに一つ積んでいおいても損はありません。
■ 重さ:約5kg
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備えあれば憂いなし!
テント泊に比べれば、防寒や雨風といった面では車中泊は確かに過ごしやすいです。
しかし、だからといって事前準備や注意を怠っていると思わぬ失敗を招く結果になってしまいます。しっかりと備えをして、どんな時季でも快適に過ごせる車中泊を心がけましょう。
執筆:Kentos
車中泊の寝床を極める
寝やすいように凝ってみれば、さらに快適に!
Be prepared carefully for a night in a car!
車中泊の備えは念入りに!
Source: CAMP HACK
車中泊クッキングの救世主!電熱式「トラベルマルチクッカー」が買いな本当の理由
車中泊クッキングにバーナーは不要!?
車中泊で意外と困るのが食事。もちろん出来合いのものを買ってきてしまえばそれまでですが、やはり調理そのものを楽しみたいですよね。
しかしバーナーを車内で使うのはリスキー……。そんな悩み、ありませんか?
そんなときの救世主がコチラ!
そんな人にぜひオススメしたいアイテムがこれ。携帯型電気調理器の「トラベルマルチクッカー」です!
そもそもの開発コンセプトが”海外滞在中のホテルの部屋で気軽に調理ができる電気調理器”ということなので、これは車中泊でも活躍してくれそうです。
「トラベルマルチクッカー」使ってみた
まずはこの「トラベルマルチクッカー」が一体どんなものなのかをチェックしてみましょう。
中身はこんな感じ
左上から時計回りにどんぶり、専用ポーチ、鍋、本体、スプーンフォーク、ふたがセットになっています。
「トラベル」とつくだけあって本来は旅行用の製品なので、コンパクトに収納できる設計がなされています。また、素材はかなり頑丈そうです。
使用する電圧に合わせる
海外での使用が想定されているので、マイナスドライバーを使って電圧設定を変更することが可能です。
デフォルトが220~240Vになっているので、日本で使用するときは100〜130Vに切り替えることを忘れずに。
ポータブル電源を使用する
250Wの消費電力表記だったので、当初は300Wの出力のDC-ACコンバーターを使おうと試みました。ところが、すぐにコンバーターがエラーモードに入ってしまい使用不能に……。
そこで、純正弦波出力のポータブル電源「Suaoki」を使用してみたところ、こちらは問題なく動作しました。この原因については後ほどご説明します。
これで料理を作ってみた!
では早速、トラベルマルチクッカーを車内で使ってみることに。ワゴンの後方にテーブルを設置して、ここで調理をします。
鍋に水を入れた場合、合計で約2kgとそれなりに重く、調理中は不安定になるためこういった安定した場所での使用がベストでしょう。
まずはお湯を沸かしてみる
約500mlの水を入れふたをして、ポータブル電源に接続してお湯を沸かします。スイッチによる起動ではなく、電源の抜き差しによってそのまま自動過熱が始まるので注意してください。
ちなみにこのときの車内温度は30度と高めです。
約17分後、ぐつぐつとお湯が沸騰しました。そして車内の温度は33.3度にまで上昇。
火を使わない電熱式なので基本的には換気の必要はありませんが、室温が上がるので窓を開けるなどの対策はしたほうがよさそう。
ここでポータブル電源のディスプレイを確認したところ、316W前後の消費電流を表示していました。
使用条件によって異なるとは思いますが、トラベルマルチクッカーの消費電力はどうやら実際は250Wを上回るようです。
なので300W出力のDC-ACコンバーターを使用しても出力が足りなかったのがエラーの原因でした。使用する際は400Wくらいの出力が可能なタイプがオススメ。
今回使用しているSuaokiのポータブル電源は300W(最大600W)出力のスペックを持ち、トラベルマルチクッカーの消費電力にギリギリ対応してくれたようです。
ゆで卵を作る
先ほど同様、水が沸騰するのに約17分。そこからさらにゆで卵が完成するまでに約10分間かかります。
今回は卵6個を同時に茹でましたが、すべて問題なくイイ感じでできあがっていました。このクッカーの大きさと深さは大きすぎず、小さすぎずでちょうどいいですね。
レトルト食品を加熱する
レトルトカレーや冷凍ハンバーグの場合も、クッカーの絶妙なサイズ感のおかげで沸騰してもお湯が溢れることなく加熱することができました。
即席袋麺を調理する
今度はお湯を沸かしてインスタントラーメンを投入します。鍋の形状が麺の形にぴったりなので、いちいち砕いたりせずに調理ができます。
また剛性の高いクッカーに装着されている取っ手も、熱が回り込みにくくしっかりと持つことができます。
麺が茹で上がったら粉末スープを入れて、ラーメンを付属のどんぶりに移します。このとき必ず電源を抜いて加熱を停止させるのを忘れないようにしましょう。
また、付属のスプーンフォークは食べやすいのですが、うっかりどんぶりの中に落とすと沈んでしまうサイズなので注意が必要です。
しゃぶしゃぶをしてみる
どんぶりにポン酢を入れて、リッチにしゃぶしゃぶはいかがでしょうか。
焼いたり炒めたりしないので油がハネることもなく、車中泊でも十分に楽しめる料理です。冬場であれば車内も温まるので一石二鳥ですね。
スキレット調理にも挑戦
フラットで円形の形状なので、スキレット調理もできちゃいます。
しかし、異常加熱を感知するとサーモスタットが働き電源が自動的に切れる機能が備わっているので、加熱し過ぎには注意が必要です。
目玉焼きを作った際も、サーモスタットが実際に作動してしまいました。そしていちど冷却されてからまた復帰するのに、約20分ほどかかってしまいます。
(※メーカーとしては付属の調理器具以外の使用は推奨していないので、あくまで自己責任での扱いになります)
使用後の収納方法
スプーンフォークがふたにぴったりと収まります。電源コードを巻きつけた本体は、鍋とどんぶり内にジャストで入るようになっています。
専用ポーチもあるので、とても携帯性にも優れた商品だという印象を受けました。
■満水容量:約1.3L
■鍋材質:アルミ
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気になった点は2つ
持ち運びやすく、操作はきわめてシンプルで、使い勝手もいい。そんな「トラベルマルチクッカー」ですが、気になった点もないわけではありません。
それなりに重さはある
コンパクトに重ねられ専用ポーチに収納できるのはいいのですが、重量が本体だけで636gあるので、ガスバーナーに比べると重いという印象をもつかもしれません。
専用鍋以外だとやや不安定?
発熱する円形部分がやや膨らんでいる形状なので、専用鍋以外の調理器具ではやや不安定になりがちです。
他の調理器具の使用は推奨していませんが、たとえばアルミホイルの鍋焼きうどんなど、鍋底が柔らかいものであれば問題なく調理できます。
電源さえ確保できればかなり使える!
電熱式の調理器具は消費電力と発熱量が正比例します。250Wより消費電力が多ければ、さらに発熱も強く時短で調理ができるでしょう。
しかし車中泊での加熱調理器具であれば、トラベルマルチクッカーのこの出力くらいがベストではないでしょうか。
これ以上の出力だと、大型ポータブル電源や電源サイトからの電力供給が必要になってしまい、手軽さがなくなってしまいますからね。車中泊以外でもさまざまなシーンで活用してみてはどうでしょう。
執筆:Kentos
車中泊でご飯も炊いてみよう!
そんなときは「タケルくん」の出番です。
You can use the Travel Multi Cooker for peace of mind while traveling in a car!
トラベルマルチクッカーで車中泊料理も安心!
Source: CAMP HACK
【あなたはフトン派?寝袋派?】車中泊で使いたい6種の快眠グッズたち
車中泊の寝具について考える
寒い季節は車中泊キャンプを楽しむ方もたくさんいますが、車で眠るときの寝具はみなさん何を使っているのでしょうか?
キャンプと同様に寝袋を使う、または車中泊だけの贅沢とも言えるお布団を使う・・・・・・。基本は個人の好みに拠るところですが、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのか、チェックしてみましょう。
こんな方におすすめの記事です
・本格的に車中泊を始めようと検討中の方
・車中泊したいけど車での寝心地が気になる方
・子供と一緒に車中泊をしたい方
車中泊の寝具、あなたは布団派?寝袋派?
車中泊ならではの贅沢「布団」
車中泊なら、キャンプへは持って行けない布団で寝ることもできます。厚みがある分場所を取りますが、どんな環境でも寝心地が最優先! という方は布団が◎。
【メリット】
・寝心地が良い
・いつもの布団という安心感がある
【デメリット】
・かさばるため都度たたむのが大変
・保温効果がないため、+αの防寒アイテムが必要
収納性で選ぶなら「寝袋」
キャンプでもおなじみの、寝袋。コンパクトに収納できる点は車中泊でも大いに役立ちますが、その薄さゆえに就寝時に背中が痛かったりと、寝心地面が気になります。
【メリット】
・場所を取らない
・密閉性があるので暖かい
【デメリット】
・夏用寝袋の場合は冬の車中泊では寒い
・布団に比べると薄い分寝心地がイマイチ
それぞれのメリット・デメリットは容易に想像がつきますが、どちらにしても「車中泊で使うこと」を前提にした場合、どのような布団・寝袋が適しているのかを掘り下げてみましょう。
車中泊でこそ使いたい!おすすめの布団・寝袋
ハイエースなどの大型車であっても、なるべく寝具にスペースを取られずゆったりと旅したいですよね。そこで注目したいのが、「薄くても暖かい」小ワザのきいた寝具。
布団なら、保温効果のある生地素材や組み合わせ方で、限られたスペースで賢く暖を取れるものがおすすめです。
毛布・布団
暖かい。寒い日には外気温マイナス5度以下になりますが問題ありません。メンテナンスを考えると洗えるのはとても便利。前は羽根布団を使用していましたが重さも感じません。
出典:
Amazon
薄手でも保温性の高い、マイクロファイバー掛け布団。丸洗いできるものも多く、羽毛布団より扱いやすい点も車中泊に向いています。
●材質:ポリエステル
とにかく肌触りはいいし、保温性が高く、あったかいです。オススメです。買って損はしませんよ。
出典:
Amazon
敷毛布+掛毛布の二枚合わせも、かなり暖かい! 嵩張る羽毛布団を一枚持って行くより、気温によって調節もできるので効率的です。
寝袋を使うなら、車中泊に行く季節によっても適したタイプは変わります。
封筒型寝袋
●分離時サイズ:幅72×奥行190cm×2pcs
●収納時サイズ:幅46×奥行22×高さ39cm
●重量:3kg
●使用最低温度の目安:2℃
車中泊用に。ロゴスの寝袋凄く可愛いです。連結のジッパーが付いているので、用途にわけて使えるのが良いです。
出典:
Amazon
ジッパーで連結・分離ができる封筒型は、暑い時は足が出せたり布団に近い感覚で使えます。子供と一緒に寝る時は、あらかじめミニバンサイズに設計されたワイドタイプを選ぶと良いでしょう。
●収納時サイズ:φ34×56cm
●重量:約3,600g
●最低使用温度:5度
ちょっと高いので、購入を躊躇いましたが、結果としては満足です。生地の品質に問題はなく、肌触りも良好です。
なにより連結できるのが素晴らしいです。我が家は比較的小柄な大人2人と子供2人ですが、子供が3歳と6歳のうちは二つをつなげて4人で寝ていました。
出典:
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中綿にしっかりとしたダウンが入っていて寝袋でありながら布団に近い、その名も「オフトン」。収納性と寝心地どちらも欲しいという方におすすめです!
マミー型寝袋
●収納時サイズ : φ16×35cm
●生地 : 表/ナイロン100%・裏/ナイロン100%
●羽毛量 : 450g(90/10 800フィルパワ−)
●参考使用温度 : -6℃
残雪期で使用したが暖かくて問題なし。夏場は暑いかもしれないので夏用に別のが欲しい。
出典:
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●重量:548g
●リミット温度:0℃
●コンフォート温度:5℃
コンパクトになる上に暖かい。-2℃のテント泊でも快適でした。
シュラフの中に入る祭にそこそこの厚着をしましたが、普通に上下スエットくらいでも平気そうです。
出典:
Amazon
暖房がついていないとかなり寒い、真冬の車内。それでも車中泊にチャレンジするなら、寝具は首元まですっぽりと覆えるマミー型を使いましょう。
冬の車中泊なら、保温性・寝心地ともに化繊よりダウンシュラフが理想的です。
車中泊のために環境を整えることも大事
窓からの冷気を遮断
冬の車中泊では、寝具以外でも寒さを凌ぐ工夫が必要です。まず、複数の窓からやってくる冷気を遮断するために、サンシェードを設置。
汎用的なタイプもありますが、隙間無くフィットさせるには車種ごとの商品を選ぶのがおすすめです。
車中泊出来ました。外からはほとんど見えず安心して過ごせました。光も遮られ助かりました。吸盤の設置に多少手こずりましたが。取付け中にシェード枠から吸盤が外れてしまって。シェード取り付けは明るいうちにやればもっとスムーズに出来たと思います。
出典:
Amazon
底冷え対策
底冷え対策には、テントと同じく銀マットが活躍します。シート+マット+銀マット+寝具と重ねて、冷気をシャットアウト!
災害時の備えにもなるエマージェンシーシートや、確実に暖まれる電気毛布を使っている方もいるようです。
●重量: 約325g
●材質:プラスティックフィルム・アルミニウム・ポリエチレン繊維・プラスティックフィルムの4構造
秋冬キャンプに便利。シュラフの下と上に1枚ずつ敷いて秋冬キャンプを楽しんでいます。厚すぎず、薄すぎず。とても重宝しております。
出典:
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●重量:0.76kg
●材質:ポリエステル100%
●消費電力:75W
電気を切っても暖かい。ふわもこでとても暖かいです。洗濯も出来るので汗をかいても安心です。
身長180cmの主人でも大きさが十分あります。
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万が一に備えたい「ポータブル電源」
夜はエンジンを切って寝ることになるので、当然車の電力は使えません。寒さが予想以上に厳しい場合に備えて電気毛布やヒーターを使えるよう、ポータブル電源があると安心です。
●大きさ:約200 x 145 x 165(mm)
●容量:434Wh
●DC出力:12V / 10A
●AC出力:110V / 1.09A
●USB出力:5V / 6A(各ポート最大2.4A)
先日キャンプに行き、ドローンのバッテリー3本とスマホ3台、さらにMacbookAirも充電しても60%以上残ってました。
屋外や非常時の電源として安心感抜群です!
出典:
Amazon
車中泊でも快眠!

運転をしながらの車中泊は、しっかり睡眠を取ることが重要。この冬車中泊に挑戦する方は、自分に合った寝具を選び、限られたスペースでもできるだけ快適に眠る工夫をして出かけてくださいね!
いつでもどこでも快眠が一番
車中泊はもちろん、キャンプでもよく眠れないと楽しさ半減。グッスリ眠るために確認しておきたい「10の快眠のコツ」をチェック!
Sleep Well In A Car!
車中泊でも快眠!
Source: CAMP HACK
車中泊キャンプの様子をチェック!3,000円で買える優秀グッズ&4つのテクニック
車中泊キャンプが楽しそう!
テント泊だけがキャンプにあらず。たまには趣向を変えて、車中泊という手も!対策さえきちんとすれば季節を問わず寝泊りができること、現地でサイト設営の手間が省けることなど、車中泊にはメリットがたくさん。
これからトライしてみたいという方や、より快適な車中泊スタイルを模索している方、まずは参考にしたい車中泊テクニックからチェックしていきましょう!
みんなの車中泊テクニック【内装編】
仕切りでスペースを有効活用。足は伸ばせつつ、寝るときも荷物を収納しておけそうです。
見事なまでに真っ平!これは快眠間違いなし。下に広々とした収納スペースがあるところも素晴らしいですね。
板で仕切って二段ベッド仕様にしている方も!これには子供も大喜びです。
もはや車内とは思えない、快適そうな広々空間。車中泊なら雨の日も安心ですね。
みんなの車中泊テクニック【キャンプスタイル編】
就寝用のテントを設営しなくて良いのは、現地でゆったり過ごせる車中泊の見逃せないメリット!
車とタープを連結。動線すっきりなうえに、急な雨でも安心です。
シュラフ2つがゆったりと敷けています。車体にあわせて効率よく空間が取れるレイアウトを考えるのも、テク上達のコツですね。
あると快適!3,000円前後で買える車中泊グッズ
付属のピラーステーにヒモストッパーを取り付けるだけで簡単に着脱可能。大き目サイズの75+75㎝幅で、プライバシーの保護もバッチリ!
デザイン、使用感ともに最高です。以前、2,500円程する別の商品を使用していましたが、断然こちらの方が良いです。
出典:Amaozn
●サイズ:縦85cm×横75cm
仮眠時の日除けとしてフロントカーテンに、荷室の目隠し、盗難防止のリアカーテンにと用途に合わせてつかえる便利なカーテン。着脱可能でアウトドアにもピッタリ!
値段のわりにはしっかりしているし、なにより簡単なので女性の方、車に詳しくない人でもすぐに取り付けれる商品だと思います。
出典:Amazon
●収納サイズ:直径8×28cm
●重量:190g
●生地:表75デニール TPUポリエステル ダイヤモンドリップ素材、裏75デニール TPUポリエステル ダイヤモンドリップ素材
バルブを開けると自動で膨らむ、自動吸引式のコンパクトな枕。背面の滑り止め加工により、睡眠中にずり落ちたり、遠く離れてしまうことを防ぎます。
コストパフォーマンスからの満足度は高い。寝ていて首が疲れることがないように使えるからだ。普通の満足いく枕でもこの値段ではそうそう無いだろう。
出典:Amaozon
●重量:430g
●材質:本体/ポリウレタン 生地/表地ポリエステル 裏地綿20%ポリエステル80%
ベロア生地を使った低反発座布団。体重を分散させ、快適な使用感をキープ。裏面は滑り止め加工が施され、ずり落ちを防止。
作業用(仕事用)の椅子に必ず乗せてますが、中々心地よいですし椅子の痛みも抑えられる利点もあります。座布団自体は結構丈夫で洗濯しても問題ありませんでした。
出典:Amazon
●収納サイズ:130×125×560mm
●重量:270g
●素材:マット/発泡ポリエチレン・EVA樹脂、バンド/合成ゴム
波型で、保温性とクッション性に優れたマットは車中泊にも大活躍!折りたたんでバンドで留めれば収納・持ち運びも便利です。
重量と体積及び快適性で見ると銀マット、EVAマットよりも優れてると思います。銀マットより地面の石ころが目立ちにくいです。折り目でたたむだけなので丸めるマットよりも楽です。
出典:Amazon
●重量:107g
●USB充電機能:1800mAh充電式リチウムバッテリー内蔵
コンパクトにたためる充電式のLEDランタン。ポールや木の枝に引っ掛ける取っ手付きで、アウトドアにも便利。「ハイ」「ロー」「SOS」3段階モードの切り替えが可能です。
夕暮れ時の街灯も無い峠道で道路脇に転落している車を発見した際に、車載していた折りたたみ式の三角コーンと組み合わせて即席の警告灯を作りました。日が完全に落ちた上に途中で土砂降りになりましたが、雨の中でも視認性良好でした。
出典:Amazon
●重量:160g
●素材:ABS樹脂+ポリカーボネイト
●明るさ:150ルーメン
●使用電池:単4形乾電池×4本
水にも浮く、防水性のLEDランタン。グローブ全体がムラなく光って目に優しく、ビルトインカラビナで吊り下げも可能。キャンドル機能も搭載されています。
光が柔らかく、直視しても眩しすぎないのが気に入ってます。このシリーズは防水部分にゴムのOリングを使っているので、たまにメンテをする程度でよほどのアクシデントがなければ水没してしまうことはないと思いました。
出典:
●重量:1.2kg
●材質:本体/鋼板(静電塗装)、トッププレート/フッ素コート鋼板、ごとく/耐熱アルミダイカスト、バーナー/耐熱アルミダイカスト、器具せんつまみ/ABS樹脂
●点火方式:圧電点火方式
タテ型炎口バーナーで炎が上方向に出て外に広がりにくくなり安全に使用できます。トッププレートは高性能プレコートフッ素鋼板を採用で、抜群の耐汚性を発揮。
以前はボンベの固定をレバー式装置で行っていたが、これはマグネット式。取り付け口にグッと押し込むだけで固定されるため、一瞬、場合によっては片手で行える。消えるか消えないかというような、超弱火、とろ火の加減が非常にラク。
出典:Amazon
●天板サイズ:550×410mm
●収納サイズ:100×60×長さ550mm
●重量:1.5kg
●材質:甲板の表面材/アルミニウム、表面加工/アルマイト、脚部/鉄
●耐荷重:30kg
軽量・コンパクトなアルミ製ロールテーブル。スペースを取らないので車中泊にも◎。耐食・耐摩耗性に優れたアルマイト加工のアルミ使用で丈夫です。
テーブルの広さは、ほぼ新聞1ページと同じです。ソロキャンプや車中泊にてメインテーブルとして使用するに十分な機能を備えていると思います。
出典:Amazon
知っておきたい!4つの車中泊テクニック
1:カーテンで簡単に快適性アップ!
カーテンがあると快適性はグンッと上がります。カーテンを買うまでもないという方は、レジャー用の銀マットを切り取って加工するのもいいかもしれません。
段ボールでも簡単に目隠しできますが、結露で濡れてしまうので耐水性のある素材が良いでしょう。
2:寒い時期は床下・窓の2ヵ所を防御
外気温が氷点下になりうる冬の車中泊は、寒さをどう克服するかが課題です。おさえるべき防寒箇所は、冷気がやってくる「床下」と「窓」。
なので防寒対策アイテムとして必須なのがマットとカーテン、そして身体にかける布団や寝袋などです。写真のようにトゥルースリーパー+銀マット+綿入りの敷パット+羽毛布団にフリースカバーと揃えれば暖かく過ごせそうですね。
3:寝心地を求めるならベッドを平らにすることが最善
車中泊で寝る場合、背中がゴツゴツしていてはなかなか寝付けないというもの。快適に眠るには、背面をいかに平らにできるかが勝負です!
車種によってはベッドキットのオプションがあったり、ホームセンターで手に入る板やパイプを利用してDIYするという手も。
4:就寝時はエンジンOFF!
車中泊の際、就寝時は必ずエンジンを切りましょう。エンジンをかけたまま寝てしまうと排気ガスが車内に入り込み、一酸化炭素中毒になってしまう恐れも。
エンジン音は騒音になるため、周りへの配慮といったマナーも忘れずに。
車中泊テクニックを磨こう!
寒い季節はアウトドアはお休み…という方、ぜひ車中泊という手段に注目を。雨風もしのげて安心感があり、子供はちょっとした秘密基地感覚でワクワクしちゃうかも!?
安全対策やマナーについての知識をしっかりつけて、快適な車中泊を楽しみたいですね。
Try! Camping In A Car!
車中泊、やってみよう!
Source: CAMP HACK