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キャンプ歴4年、初めて「高規格キャンプ場」へ行ってみた

キャンプ場を選ぶ条件は、「子連れで利用しやすい」「人が少なくてありのままの自然を楽しめる」など、求めるものは人それぞれ。

中でも後者の"自然"を重要視したいがゆえに、いわゆる高規格キャンプ場を選択肢に入れてこなかった方も多いのではないでしょうか。

高規格キャンプ場とは

高規格キャンプ場は、場内が整備されていて併設施設も充実。トイレや炊事場などの共有エリアも清掃が行き届いているところが多く、一般的には初心者に利用しやすいキャンプ場とされています。

高規格キャンプ場って、こんなイメージでした

・人工的に整備され過ぎてそう
・利用料が高そう
・すごい混んでそう

こんな先入観から、キャンプ歴4年ながらいまだ行ったことがなかった高規格キャンプ場。

しかし、噂にきく「ファミリーで利用しやすい」というのは具体的にどういうことなのか。それを確かめに、行ってみることにしました。

はたして3つの先入観は変わったのか!? 実際の施設内の様子とあわせて、レポートします。

「高規格」である理由は、あちこちにあった!

行ってみたのは「PICA富士西湖」

撮影:編集部

利用したのは山梨県南都留郡にある「PICA富士西湖」。中央道河口湖ICを降りて約20分と、アクセスも良好です。

管理棟内売店の充実ぶりがすごい

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チェックインをしようと管理棟に入ると……中は「ここはプチWILD-1?」と見紛うほどのショップになっています。

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必要最低限のグッズしか置いていないキャンプ場の売店も多いなか、この品揃えはもはや「アウトドアショップ」のレベルです。

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焚き火を楽しむアイテムに特化したコーナーや、子供もワクワクするような展示もたくさんありましたよ。

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チェックインの際、施設利用案内がまとめられたファイルが渡されます。きちんとファイリングされているのでいつでも確認しやすく、とても親切です。

入り口から既に「高規格ってすごいかも……」という予感が加速しています。

いろいろなタイプのサイトが充実

場内には、いくつかの宿泊施設があります。車を横付けできる電源付オートサイトは、定員6名×9サイト。

大きなサイトではないので、ハイシーズンも確実におさえるには早めの予約は必至ですね。

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こちらはフリーサイトである、TEMBA(テンバ)。共有電源付で定員一日最大84名。車の乗り入れはできませんが、サイトから10mほどの距離に専用駐車場があります。

テントサイトはこの他にも、電源付レイクビューサイトが4月にオープン予定のようですよ。

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テント泊だけでなく、トレーラーコテージをはじめ身軽に利用できるいろいろなサイトがあります。

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広さ10畳で、冷暖房完備。ウッドデッキでバーベキューも楽しめるパオサイトなど、まずアウトドアの雰囲気を気軽に楽しむところから始めたいという人にもぴったりの施設が用意されています。

場内のガイド・表示がとても丁寧

撮影:編集部

TEMBAサイトに設営をして辺りを散策。まず、いつも利用しているキャンプ場との大きな違いとして感じたのが、場内ガイドが親切であること。

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サイト番号や、どっちに行ったら何があるのかが、わかりやすく表示されています。

初心者に限らず、サイトへの帰り道がわからなくなるほどに酔ってしまいがちな人にも、やさしいガイドですね。

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危険な小道には、ちゃんと通り抜け禁止の看板が。危険ポイントが案内されているのは、子連れキャンプではなお安心です。

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野営感溢れるキャンプ場で意外とわかりにくいのが、トイレ。こちらは、一目でわかりやすく表示されています!

トイレ・炊事場がとにかく清潔

撮影:編集部

トイレに入ってみると、ものすごくキレイ! 暖房便座の水洗トイレで、明るく清潔感があります。親子で入れる個室トイレもあります。

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手洗い場もこの通り清潔です。手をかざすと出てくるソープも備え付けられていますよ。

トイレ問題でがネックでキャンプへ行きたがらない女性や子供も、これなら気持ちよく利用できそうです!

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炊事場は6組程度でも一度に利用できそうなほど広く、シンクは滞在中いつ行ってもキレイでした。トイレと同じく、お湯が出るのもありがたい!

ちなみにお風呂・コインランドリーも施設内にありますよ。

サービス・アクティビティも大充実

撮影:編集部

高規格キャンプ場といえば、イベントやレンタルなどのサービスが充実している印象です。

今回は焚き火アイテムが無料でレンタルできるとあったので、ロゴスの「チャコグリルストーブ」を借りてみました(※現在は終了しています)。

気になるギアを試せるのは、アウトドア好きにはうれしいサービスですね。

撮影:編集部

その他有料レンタルには、マウンテンバイクも。ちびっこ向けに、ストライダーのレンタルも用意されていました。

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場内の釣堀では、釣りもできました。シーズンや午前/午後と決められた条件で、ルアー釣りと餌釣りのいずれかが楽しめます。

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キャンプ場主催のイベントも定期的に開催されているそうです。この日は蝋(ろう)とコットンで星型の着火材を作るワークショップが行われていましたよ。

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夜は、同じ場所が大人が喜ぶバーに変貌。手作り感あふれるトライポッドにウッドテーブル、大きな焚き火台を囲みながら、地元山梨産のワインが味わえます。価格もリーズナブル!

ところで、例の先入観は変わった?

施設内で一泊二日過ごしてみて、当初高規格キャンプ場にあった3つの先入観は実際どうだったかというと……

3つの先入観は……オールクリア!

「人工的に整備され過ぎてそう」?

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場内は無数の木々に囲まれていて、自然感は充分。エリア一帯が「きれいな村」という感じで、トイレや炊事場はきちんと管理されていながらも、アウトドアの雰囲気はしっかり感じられました。

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少し足を延ばして場内を散策すると、西湖に到着。予約すればカヌープログラムに参加することもできるのだそう! やればよかった!

「利用料が高そう」?

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今回は3月下旬に家族4人利用(TEMBAサイト)で、一泊3,800円でした。電源付サイトがこの金額というのは、他のキャンプ場に比べて逆にリーズナブル!

料金形態は季節によって違うので一概に「いつでも安い」とは言えませんが、お手頃シーズンを狙って早めに予約しておくと◎。

「すごい混んでそう」?

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どのサイトも利用人数が限られているうえ予約制のため、あふれ出るほどの人でギュウギュウという状態はなさそうです。

車の乗り入れができないフリーサイトもすぐ近くに専用駐車場があるので、そこまで不便を感じません。逆にサイト内に車が無いことで見通しが良く、小さい子供連れでも安心です。

ココもポイント!予約~利用後までのフォロー

撮影:編集部

予約まわりも丁寧です。出発3日前には天気・交通などの現地情報をメールでお知らせしてくれ、利用後はアンケートによるヒアリングも。

何かと不慣れなうちは、コンシェルジュのようにフォローしてくれるサービスを利用すると安心です。ちなみに、キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」での予約を通しても、同じようなサービスが受けられますよ!

ときには高規格キャンプ場も、アリ

高規格キャンプ場にもいろいろなタイプがあり、どの条件を満たしたものが高規格かという定義もありません。ゆえにひと括りにはできませんが、少なくとも今回利用したキャンプ場はこれまでの先入観を上回る快適さと満足度でした。

何より「きれいな村」で過ごしているような居心地の良さは、これからキャンプをはじめるという人にとっては絶好の場所。不便を楽しんでこそのキャンプですが、時と場合によっては快適さ優先のキャンプもいいのではないでしょうか?

PICA富士西湖ホームページはこちら(外部サイト)

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Source: CAMP HACK