冬はチェアの通気性がつらい……
焚き火台と薪を用意して、さあ焚き火! ……というワクワクタイムを迎え、ひとつ気にかかることが。それはチェアの通気性。夏は快適なんですが、冬は冷たい空気が侵入してきます。
ヘリノックスのチェアにはメッシュを採用したものが多いですよね。チェアワンなどは背中にすらメッシュ部分があります。焚き火にあたれば体の前面は暖かくなりますが、お尻や背中が寒くてたまらないという状況に。
業界初の「ヒーター機能付きチェアカバー」が登場!
チェアにブランケットを敷いて腰回りをくるんでいるキャンパーも多いと思いますが、よりスマートに冷え対策ができそうなアイテムを発見しました。その名も「ぬくぬくヒーターチェアカバー」! 業界初、ヒーター機能が付いたチェアカバーです。
今回はこのウワサの新アイテムを実際に使ってみたので、その様子をレポートしたいと思います。
さっそくヘリノックスのチェアに装着してみました。見るからに暖かそうな素材感が伝わってきます。カラーはネイビーとグレーの2色展開。丸洗いも可能だそう。
公式から分かりやすいサーモグラフィの画像が公開されています。お尻と背中の部分に、電気毛布のようなヒーターを搭載している模様。
これが本当なら、焚き火時の前面ポカポカ、背面スースー問題を解決してくれそうです……!
なめらかな手触り
表面はポリエステル製の起毛素材。スベスベとしたなめらかな手触りで、ついつい触りつづけてしまう心地よさです。仮にヒーター機能がなくとも、冬用のチェアカバーとして活躍しそうな、ぬくもりのある素材でした。
ちなみにこちらの素材、ポリエステルながら炎が燃えにくいUS-117(耐火テスト基準)を取得。焚き火時の万が一に備えています。
ヘリノックスのチェアにジャストフィット
チェアワン、チェアゼロ、グラウンドチェアといったサイズのヘリノックス製チェアに、ぴったりとかぶせることができます。
はめ込むときのテンションはなかなかに手応えがあり、ずれたり外れたりする可能性は低そう。
コードがチェアカバーのフチをぐるりと一周しているので、最後にコードを締め付けて装着完了。取り付けはいたって簡単です。
他ブランドのチェアでもOK!
ヘリノックス製以外のチェアでも、もちろん使用可能。公式にはFIELDOORのポータブルチェアやMag Cruiseのクルーズチェアに対応すると発表されていますが、他にも対応チェアがありそうですね(写真はMag Cruiseのクルーズチェア)。
電源はモバイルバッテリー
ヒーターの電源にはモバイルバッテリーを使用。チェアカバーの内部からUSBケーブルが伸びているので、そこにバッテリーを接続します。シリコンカバーは丸洗いするときに接続口を保護するためのもの。
使用中のモバイルバッテリーは座面横のポケットに収納。写真のモバイルバッテリーは容量10,000mAh、サイズは約140mm×70mm×10mmです。ポケットにはかなり余裕があったので、20,000mAh超の大容量タイプも使用可能でしょう。
冬キャンプで実際に使ってみた
では焚き火をしながら使ってみましょう。暖かそうなビジュアルではありますが、実際問題として冬のキャンプ場で役立つレベルなのかどうか。
正直なところ「たかだかモバイルバッテリーで満足のいく暖かさになるの……?」という疑いがあります。
温度は3段階に調節可能
バッテリーポケットの上にスイッチがあり、温度モードを切り替えることができます。OFFの状態から一度押すと「HIGH」、もう一度押すと「MIDDLE」、さらにもう一度押すと「LOW」、4回目のプッシュでOFFに戻ります。
温度モードが「HIGH」の状態だと、スイッチは赤く点灯。ヒーターの温度は55℃に達するそうです。使用可能時間は、10,000mAhのバッテリーで約4時間。
温度モードが「MIDDLE」では白く点灯。ヒーターの温度は50℃ほどで、使用可能な時間は10,000mAhのバッテリーで約5時間となります。
温度モードを「LOW」にすると、点灯色はブルーに。ヒーターの温度は40℃にとどまり、10,000mAhのバッテリーで使用可能な時間は、約8時間に延びます。
以上、3つの温度モードの使用可能時間はあくまでも目安、使用時の気温に左右されるようです。気温の低い状況では、使用可能時間が短くなると予想されます。
まるで自動車のシートヒーター
日没後には氷点下となったキャンプ場で使用開始。焚き火に面していない背中側が寒くてたまらず、温度モードはもちろん「HIGH」に。
……するとどうでしょう。スイッチオンからほんの数分で、お尻と背中がじんわりと暖かくなってきました。ふと頭に浮かんだのは、自動車のシートヒーター。本当にあんな感じで、暖かさが体に染み込んできました。
低気温のせいか温度モードが「HIGH」でちょうどよく感じられました。まるでコタツに入ったかのように動きたくなくなり、焚き火の前で夜が更けていきます。
容量10,000mAhのバッテリーを使用しましたが、「氷点下でHIGHのまま3時間」では供給がストップすることはなく、一般的な焚き火タイムでの使用では不足を感じないかと。しかし日中から寝るまで使う場合や連泊する場合は、大容量のものを用意した方がよさそうです。
座布団としても……
テント内での座布団としても活躍しました。チェアの背中にくる部分がお尻を、座面部分があぐらをかいた足を暖めてくれました。ブランケットを膝がけにすると、さらにぬくぬくです。
アウトドアチェアに装着しなくても「モバイルバッテリーで稼働する暖房器具」として普段から使えるので、オフィスや自宅でも活躍しそうですね。
使ってみて気になった3つのこと
その1. 低温環境でのバッテリーの減りが心配
「寒いとスマホのバッテリーの減りが早い」と感じている人も多いと思いますが、スマホのバッテリーやモバイルバッテリーに採用されているリチウムイオン電池は、低温だと容量の100%を出しきることができません。途中で放電がストップしてしまうので、結果として「減りが早い」と感じてしまいます。
寒い状況で使うアイテムの電源が、寒さに弱いモバイルバッテリー……という点がやや不安で、長時間使用したい場合には、切実な問題になってきそう。大容量のバッテリーを複数用意するなど、使用する環境や時間を考慮して、しっかりと対策する必要があるでしょう。
その2. 知らず知らずスイッチを押してしまうことが
プッシュするタイプのスイッチなので、体重をかけてしまったのか、知らず知らずに押してしまったことがありました。まあ気づいたらまた押してやるだけの話なんですが。
それと当製品にはセーフティ機能がついており、2時間で自動的に電源がOFFになります。ひょっとしたら再びONにすることを面倒に感じる人がいるかも……。筆者はうっかりしてしまったときの安全とバッテリーの節約を優先したいので、気にならないどころか頼もしく感じられました。
その3. 炎との距離に注意を!
気になったというよりは注意してほしいポイントです。当製品は380gと軽く、また軽量のチェアと組み合わせるアイテム。席を外している間にチェアが風に倒され、焚き火に覆いかぶさってしまったら……。
いくら燃えにくいポリエステル素材を採用しているとはいえ、風が強くなりがちな、乾燥した季節にこそ使いたいアイテム。炎との距離には気をつけたいところです。
冬用チェアの衣替えはいかが?
実際に使ってみた結果、ヒーターのパワーは充分と感じられました。そもそもメッシュ部分がスースーするチェアに、ぬくもりある素材のカバーが付いただけでありがたい話です。冬の衣替え的な、ビジュアル面での新鮮さも楽しめますし。
発売記念のプレゼントとして、今なら専用の収納ポーチが付属するようです。収納時のポーチ内には余裕があるので、バッテリーはもちろん、カイロなど他のあったかグッズを入れてもよさそうですね。
●収納サイズ:28cm x 18cm(付属ポーチ収納時)
●重量:380g
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Source: CAMP HACK
あの著名人も参加!フェールラーベンのアウトドアクッキングイベントがおもしろそう【アウトドア通信.318】
フェールラーベンが3月に料理系イベントを開催
カンケンバッグでお馴染みのフェールラーベンが、「フェールラーベンクラブ」という不定期のアウトドアイベントを開催していることをご存知ですか?
先日、第13回目となる同イベントの詳細が決まったとの情報をキャッチ。あの著名人も参加するとのことで、編集部も気になっています! どんなイベントが開催されるのでしょうか。
その前に「フェールラーベンクラブ」とは?
「Love of Nature」を合言葉に、アウトドアアクティビティを通して自然の魅力を発見してもらうことを目指すイベントです。過去には滝めぐりやスノーシューツアー、鎌倉ツアーなど、様々な場所へ行ってアウトドアを満喫できる催しが開催されています。
13回目となる今回のイベントの詳細はこちら!
2019年最初となる今回のイベントは、日帰りのアウトドアクッキングイベントを開催。なんと、人気お笑い芸人のうしろシティ・阿諏訪さんが参加し、オリジナルのアウトドア料理を一緒に作ることができます。
阿諏訪さんはプライベートでもキャンプを楽しんでおり、料理もプロ級の腕前です。どんな料理を作るかは、当日のお楽しみです。
食事が終わったら、焚き火を囲んで阿諏訪さんとトークタイム。フェールラーベンアンバサダーに就任してから、どんなウェアやギアを使っているのか、またどんなキャンプを楽しんでいるのかなど、阿諏訪さんと自由にお話しすることができます。
さらにイベントに参加した人には、もれなくフェールラーベンの商品がもらえちゃいます! なお、今回に限り参加者は抽選にて決定。気になる人はぜひチェックしてみてください。
【第13回フェールラーベンクラブ詳細】
日時:3月21日(木・祝)
集合:JR中央本線 相模湖駅改札口10時
参加費:11,000円(昼食、キャンプ場使用料込、バッグ等のお土産付き)
募集人数:20名
応募締切:2月18日(月)18時まで
申し込みフォームはこちら
CAMP HACKトップはこちらCAMP HACKトップページではアウトドアアイテム情報も満載! ぜひチェックしてみてください。
Source: CAMP HACK
ついつい自慢するために持っていきたくなる湯たんぽ3選
湯たんぽだってカッコいいのがいい!
これまで湯たんぽといえば、伝統な誰もが思い浮かべる”あの姿”でした。これはこれで完成系。
とはいえ定型がゆえにスタイルと合わず敬遠する方もいるでしょう。また人と被りたくない派にとっても既存の湯たんぽでは満足できない方も。
そんな方に知ってほしいのが、デザイン性溢れる湯たんぽの存在。今回はモノとしても所有したくなる新たな湯たんぽのスタイルと、その普遍的な魅力をお届け!
湯たんぽってこんなに便利
ストーブや他の暖房器具と比べて、なぜ湯たんぽは昔から選ばれているのか、メリットはこんなにもあります。
・テント内で火気を使わないので一酸化中毒等の心配もなく安心
・電気タイプの暖房と違って乾燥しない&送風による体力消耗もない
・ガス・灯油・電気系の暖房よりも持ち運びしやすい
・なにより経済的!
キャンプはもちろん、職場での冷えや災害時にも頼りになる”ギア”という視点で見つめると、湯たんぽの魅力に再認識させられますね。
その1. snow peak「ステン湯たんぽ」
スノーピークによる湯たんぽのリデザインともいえる独創的なスタイル。ミニマルなデザインとステンの表情がスノーピークらしいプロダクトです。
アウトドアブランドが作る、ステンレス製の湯たんぽ
こちらの湯たんぽ、妥協なきスノーピークが完全オリジナルで作っただけあります。最早ギア。
素材は清潔で耐久性の高いオールステン。口金部はデザインのアクセントにもなっている真鍮製。湯が冷めて内部が減圧した際に口金が開きやすい構造を備えたこだわりようです。
注水口は使い勝手の良い場所であると同時に、そこはオーソドックスな湯たんぽを想起させるレイアウト。950mlというサイズ感は、通常の湯たんぽよりもやや小ぶりな印象で”モバイルギア”として携帯したくなります。
本体=φ165×60mm
収納袋=230mm×230mm
●重量:315g
●素材:本体=18-8ステンレス、口金=真鍮
●容量:950ml
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その2. FD STYLEの湯たんぽ
どこかレトロで同時に新しいデザインの湯たんぽは、FD STYLEという上質なキッチン用品を多く扱っているブランドのアイテム。
カバーも本体も雪国新潟生まれ!
湯たんぽといえば肌に触れるカバーも気になるところ、こちらはこだわり抜いたニット。ふっくらと柔らかい肌触りを追及し、超長綿の「落ち綿」から作られるコットンだけを使用。「日東紡のふきん」で有名なニットーボー新潟で制作されたカバーです。
表面に独自の凹凸形状を設けることで、温度変化による変形に強く作られています。凹凸形状によってデザイン的にもレトロモダンな印象に。
また熱い湯を入れた際にもキャップを締めやすいように、ステンレスワイヤーの取っ手がつけられた嬉しい気配り仕様です。
口コミは?
寒いこの時期に足が冷たく寝付けないこともありますが、湯たんぽで知らず知らず寝ています。
見た目も可愛いいし、テンション上がりますね。(出典:楽天)
●重量:301g
●素材:18-8ステンレス、シリコン塗装
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その3. セラミックジャパン「yutanpo(ユタンポ)」
こちらは”モノ”として尖った陶器製。洗練されたシンプルデザインと陶器という素材から、扱いやすくも個性的なスタイルある湯たんぽに仕上がっています。
強度と重さという点で野外では若干気を使う面もありますが、金属とは違った優しく柔らかな暖かさが魅力。
「陶器」の湯たんぽだからできること
カラーによってはとてもフェミニンな印象、ユニセックスに愛用できるデザインです。冷え症の女性にとっては強い味方になりそう。
陶器製だからこそのメリットは、電子レンジで再加熱が可能だということ。これは金属製やプラスチック製ではできない特徴です。
「中の水、もう冷えたかな?」と感じたら即レンチンで温度を復活させることができる点は、日常使いで考えると強い魅力。自宅でも重宝すること間違いなしの優れモノです。
口コミは?
さすが陶器。冷たい床に直置きしても保温が長く持つ(4時間あまり)のが、とても嬉しい。
そして、男が使っても大丈夫なオシャレさ加減。(出典:楽天)
●素材:陶器
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【番外編】こんな湯たんぽケースも!
なんと「寝袋型湯たんぽケース」なるモノも存在します。@balticamberjanさんが作製しているこちらは、今ある湯たんぽをさらに愛着あるものに変えてくれるサブグッズ。
最近人気のシュラフモチーフのダウンケースで、独特な可愛らしさとカッコよさが混在しています。現在は売り切れ中ですが、興味のある方は覗いてみては?
スタイルある湯たんぽをモバイル
今回ご紹介したものは、どれも個性的でギア感の強い湯たんぽ。思わず自慢したくなるようなものばかりでしたね。
キャンプに職場に、そして自宅でも、スタイリッシュに進化した湯たんぽの優しい温もりと共に過ごしてみてはいかがでしょう。
Let’s put a hot-water bottle in a sleeping bag!
寝袋に湯たんぽを!
寒さに効く、暖グッズたちはこちら
Source: CAMP HACK
「次の冬は買ってみようかな…」と思ってしまう、薪ストーブのある素敵キャンプサイト13連発
薪ストーブってみんなどう使ってる?
冬キャンプの楽しみ方はいろいろありますが、”薪ストーブ”、いいなあと思ったことありませんか? ゆらゆら揺れる炎を眺めながら暖をとる、まさに冬の醍醐味ですよね。
今回は、薪ストーブのある素敵なサイトをご紹介! ソロからファミリーまで、みなさんいろいろな楽しみ方をされていますよ。アイディアやセンスが光る13のスタイル、ごゆるりとご覧ください。
薪ストーブのあるキャンプサイトを一気見!
ソロだったらこんなスタイルも憧れる!
まずは人気のTCワンポールテントに、アネヴェイの「フロンティアストーブ」を入れているサイトからご紹介。
フロンティアストーブは、スタイリッシュな外見と使い勝手の良さで人気の薪ストーブ。最小限のスペースで暖を取れるのは魅力的です。
こちらの方は、ラジオフライヤーにツーバーナーをセットしていたり、丸太がテーブルとして置いてあったりと独自のセンスが光るレイアウト!
テント内・青空の下・家中、どんな場所でもフル活用!
テンティピのテントの中に、ロマンチカル薪ストーブを合わせている好事例がこちら。スライドして見れる2枚目の室内の様子は、温もりのある特別な空間に仕上がっています。
そして同じ薪ストーブを森の中でも使用しています。何もせず座っているだけで、身も心も癒されそうな情景ですね。
さらにさらに、この薪ストーブを家の中でも活用しているんです。なんて素敵な三段活用! ここまで使いこなせば薪ストーブもさぞ幸せでしょう……。
バンライフのお供に
こちらはCAMP HACKフリーマガジン第三弾にも登場していた、アウトドアデザイナーズユニット「シエルブルー」の茨木一綺(ワカ)さん、美伽(アネゴ)さんご夫妻のスタイル。
色んな場所に訪れるバンライフの道具として、薪ストーブも欠かせない道具なのだとか。愛車とともにキャンプ旅、憧れます……!
パップテントにもコンパクトな薪ストーブを
ソロ用として人気の高い軍幕パップテントとも、やっぱり薪ストーブは相性バツグン。まるで海外のような雰囲気さえ醸し出しています。
KNI-CO社の薪ストーブ「Packer Camp Stove」がいい味を出しています。パップテントほどのサイズ感なら、このくらいのコンパクトな薪ストーブを選ぶのがちょうど良さそうですね。
こんな楽しみ方も
雪かきついでに、薪ストーブ部屋を作ってしまうというアイディアに脱帽! 雪国ならではの楽しみ方ですね。
こちらの薪ストーブは、北海道のメーカー太陽印が作っている「タマゴ型鉄板薪ストーブ」。コロンとした本体と四つ足がなんとも可愛いフォルムです。
カーサイドタープの中にもイン
こんな使い方も! カーサイドタープの中に先ほど紹介したKNI-CO社製の薪ストーブをイン。3枚目に見える中のレイアウトも、シンプルかつ男前で秀逸です。
夫婦キャンプで薪ストーブ
こちらは素敵な夫婦キャンプのスタイル。コットンテントの中に、新保製作所の「カラー薪ストーブ」をインストールしています。
アイボリー色のテントには、こういった明るいカラーの薪ストーブも相性バツグン。テント内の雰囲気を明るくしてくれますね。
テクニックとして見習いたいのが、薪ストーブ下に敷いてある耐火布「スパッタシート」の存在。このように耐火布を敷くことでフロアシートや自然へのダメージを考慮しておきましょう。
冬用幕として大人気のヘルスポートのバランゲルドーム
薪ストーブを使用する前提で作られているヘルスポートの「バランゲルドーム」は、2017~2018年にかけて爆発的な人気が出たテントの1つ。
このようにフロアを敷けば、ごろ寝できる快適空間にもなる汎用性が魅力的!
珍しい薪ストーブもじわじわ増加中!?
オージーピッグ
コロンとした外観が可愛い「オージーピッグ」。可愛いだけじゃなく、厚さ3mmの鉄製なので少々の衝撃ではびくともしない丈夫さも兼ね備えています。調理も保温も可能な、”可愛い顔してできる子”なんです。
詳細はこちら
オーランドストーブ
こちらの「オーランドストーブ」は、デンマークの首都コペンハーゲンを拠点とするアウトドアブランドの製品。
大きな窓と縦に伸びている四角い顔が特徴的。家でも使用したくなる上品な雰囲気を持っています。ストーブの下に薪を置ける構造なのも嬉しいポイント。
詳細はこちら
エルドフェルストーブ
テンティピ専用なので、合うサイズのテントをお持ちの方には特におすすめ! スチームパンク感溢れる外観は唯一無二のデザイン。専用の木箱もかっこよく、見た目にビビッときたらこのストーブの代わりになるものはありませんよ。
詳細はこちら
冬キャンプは、薪ストーブで!
見ているだけでもほっこり暖かい薪ストーブ特集、いかがでしたか?
ゆらめく炎に癒されながら過ごす時間は、冬だけの贅沢。冬キャンプの寒さ対策は大変そうと思われがちですが、薪ストーブにはそれを上回る魅力がありそうですね!
※薪ストーブがインストールされることを想定されていない幕での使用は、自己責任になりますのでご注意ください
Camping with a firewood stove is very very warm!
薪ストーブキャンプ、あったかいよ!
コンパクトな薪ストーブ記事はこちら
その他、薪ストーブについて調べたい方はこちら
Source: CAMP HACK
ねえ、これ大丈夫?Amazonの激安シュラフを最低気温0℃のキャンプ場で使ってみた
※こちらで紹介するアイデアは、あくまで個人の実体験によるものです。少しでも不安な方は、しっかりと対策を講じて冬キャンプを楽しんでください
コスパの良いアウトドア用品はたくさんある
Amazonのアウトドア用品のジャンルをみてみると、有名メーカーでは考えられない値段のアイテムがずらり。今回、いつも気になっていた激安シュラフを実際に試してみることに!
●使用サイズ:(約)220×75cm
●フード部分:(約)30×75cm
●重量:1kg/1.4kg/1.8kg
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これは「Amazon`s Choice」にもなっており、お値段はオールシーズン対応で税込み2,000~2,699円! や、安すぎる……大丈夫なのか!? と心配になりますが、レビューは高評価の★4つ。これなら期待できます! 今回はブルーカラーの1.4kgをセレクトしました。
期待と不安を胸にキャンプ場へ
今回キャンプ場として選んだのは神奈川県相模原市にある青根キャンプ場です。都心からのアクセスも良く、自分たち以外にもたくさんのキャンパーの方がきていました。冬キャン流行ってますね!
山あいの中にあり、この日の天気は曇り。かなり冷え込みそうです。検証としてはありがたいけど、気持ちとしては複雑ですね……。
準備をして検証開始!
明るいうちにテントを設営し、今回この寒さを乗り切るためのアイテムや装備を紹介していきます。
今回の装備、道具
まずは今回の主役である激安シュラフ。重さは1.4キロなのでそこまで重くはないです。サイズも大きすぎない程度で問題ありません。
側面には中国語で簡単な商品説明が載っていて、-5℃まで対応可能とのこと。信じるしかありませんね。
次に着込み装備です。激安シュラフの検証なのに、高級アウトドア製品を使ってしまったら元も子もないですよね。今回はオールユニクロ製品で統一しました。
ウルトラライトダウンジャケットをインナーダウンにし、裏起毛ジップパーカーを上着にして完成。ズボンは股引と裏起毛パンツの2枚です。
ダウンは肌着の上に着ると体温で温かい空気の層ができ、保温性が大幅に高まるのでオススメ。これでかなり心強くなりましたね!
最後に空いた”暖かい飲み物用のペットボトル”にお湯を入れ、簡易湯たんぽを用意(タオルで巻くと保温性アップ。暖かい飲み物用のペットボトルでも熱湯は不可)。あらかじめ寝る前からシュラフに入れておけば、最初から温かい状態ですぐに寝付くことができます。
お金をかけずにできうる限りの備えはしたので、あとはもう寝るのみです……!
いざ就寝
時刻は22時ごろ、当然あたりは真っ暗。この時点で気温は一桁台とかなり寒いですが、寝床の準備をしていきます。
テントにエアマットを敷き、その上にシュラフをセットします。
シュラフの生地はペラペラではなくそこそこ厚みがあります。これなら底冷えも防いでくれそうです。
ファスナーは外側と内側両方付いており、とてもスムーズに開け閉めできました。ここが噛みやすいとなかなかストレスになるので大事ですね。
足元は封筒型なので広々していて、窮屈さはまったくありません。ただ、このすき間が朝方に冷え込んできそうなので、ペットボトル湯たんぽを足元の方へ移動させておきました。
ダウンの入っていた袋に適当なタオルなどを詰めて枕に。これも地味に便利なのでおすすめです。
準備完了! いよいよ検証開始です。最初は正直不安しかありませんでしたが、この時点では寒さは全く感じずかなり余裕でした。ではおやすみなさい。
朝日がのぼり、検証終了
朝6時ごろに起床。温度計を見てみるとほぼ0℃でした。やはり朝方はかなり冷え込んでいましたね。
結果からいいますと、この気温であれば全然問題ありませんでした! すごいぞ激安シュラフ!
昨晩シュラフに入ってから、湯たんぽのおかげもありすぐに寝付くことができ、そのまま熟睡。朝になるまで一度も起きることなく寝ることができちゃいました。私自身寒さに多少強いのもあるのですが、それを差し引いたとしても十分な温かさをキープしてくれていました。
気になった点としては、足元のスペース。朝起きたときに足先が多少冷えていました。
これは、身体にフィットするような形の寝袋ではないので、身体と寝袋の空きスペースが冷える原因になったのだと思います。また、足下まですべてファスナーになっているため少し隙間があり、それも冷えやすい原因になっていると感じました。
ダウンシューズを履いたり足元にブランケットを詰めておくなど対策すれば、足下の冷気をシャットアウトできたかもしれません。
このようにすべて広げることができるので、干すときには便利ですね。日中はラグのように使ってもOK。
またこのシュラフは丸洗いが可能なので、もしも汚してしまったり匂いが気になっても、繰り返し洗って使い続けることができます。
結論:工夫すれば激安シュラフでも冬キャンプできる
激安シュラフいかがでしたでしょうか? 私自身、実際に使ってみましたが全然ありだと思いました。さすがに氷点下を軽く下回るような高地などで使う勇気はありませんが、こういった近場のキャンプ場や夏の登山泊(重量やサイズは検討の余地あり)であれば問題なく使えると思います。
寝袋を2枚重ねて使用してみたり、まずはラグとして使ってみたり……汎用性は高いアイテムなことは間違いないので、自分に合った使い方を探してみてくださいね。
執筆:髙橋敦
※こちらで紹介するアイデアは、あくまで個人の実体験によるものです。少しでも不安な方は、しっかりと対策を講じて冬キャンプを楽しんでください
Source: CAMP HACK
ん~、キャンプだから0カロリーになるはずだ!8つの”超高カロリー”キャンプ飯
キャンプでカロリーなんか気にしない!
キャンプやBBQで焚き火を囲んで食べる料理って本当に美味しいですよね。カロリーなんて気にしていたら楽しめません……!
いっそキャンプは「食べたいものをお腹いっぱい食べれるイベント」として位置づけて、好きなだけ食べちゃうのもアリ。
ガッツリとワイルドに料理を食す。これもアウトドアの醍醐味のひとつです。今回は、野外で食べたら100倍美味しい”カロリー高め”の魅惑のキャンプ飯たちをご紹介します!
みんな大好き!定番の高カロリーメニュー
老若男女が大好きな「ハンバーグ」
キャンプでちょっぴり凝った料理をしたい方にはハンバーグがおすすめ。前日にハンバーグのタネを仕込んで持って行けば、当日はジュウッと焼くだけ。
いつもよりキャンプの日はちょっと粗挽きにしてワイルドな食感にしたり、和風おろしやデミグラスソースなどアレンジしやすいのも魅力。
変化をつければイベント気分で楽しめますよね。ぜひとも、キャンプなら脂身の多い肉をぜひ使いたいところです!
「ピザ作り」は立派なアクティビティ!
パーティーメニュー定番のピザは、キャンプで食べるとさらに格別!
一見難しそうに見えますが、発酵などの手間がかかる生地は、前日に仕込んでおけば当日は楽ちん。フライパンやアルミホイルに包んで手軽に焼けるメニューでもあります。
また、ピザ窯を貸してくれるキャンプ場を利用すれば盛り上がること間違いなし。例えば山梨県の山伏オートキャンプ場では、立派なピザ釜が常設されています(有料レンタル)。本格的なピザ作りは、ひとつのアクティビティとして楽しめますね。
カレーにチーズを足して、さらに炙る!「焼きチーズカレー」
キャンプ飯といったらやっぱりカレー。手分けして食材を切って、煮込んで、飯盒でご飯を炊いて……多くの方に思い出があるのでは?
そんなカレーをアレンジして、焼きチーズカレーにすれば美味しさとカロリーは瞬く間に10倍へレベルアップ(体感的に)! チーズをかけて、さらに炙るのですから美味しくない訳がありません。
ちょっぴり変わり種メニュー
定番に飽きてきたら、ちょっぴり変わった料理をするのもキャンプの楽しみ方のひとつ。地方の名物を再現したり、余り物でオリジナルメニューを作ったりも楽しいものです。
「パリパリ浜松餃子」を再現
円盤型に焼かれた餃子とお湯で、もやしが特徴的な浜松餃子をキャンプで再現! フライパンやスキレットさえあればパリパリに焼けて、本場の味を味わえます。
餡を皮で包むまで自宅でやっておけば、キャンプ当日は焼くだけなので事前の仕込みがおすすめ。
B級グルメ「ラッポギ」
その名の通り、ラーメンとトッポギを足したわんぱくメニュー「ラッポギ」。炭水化物が掛け算された超高カロリーなB級グルメです。
自分で作ることもできますが、じつはラッポギという名のインスタントラーメンも販売されているんだとか。
なかなかスーパーでは売っていませんが、楽天などの通販で手に入り、ハマった人が定期的に買い足ししているんだそう。料理は面倒だからとインスタントラーメンを食べている方も、マンネリを感じていたらこのラッポギを取り入れてみてはいかがでしょうか。
おつまみに最適!「ウインナーグラタン」
BBQやキャンプ飯ではお馴染みのウィンナーをグラタン風にアレンジ。シンプルですが、ひと手間加えればお洒落なおつまみに大変身です。
ホワイトソースを用意できなくても、チーズをたっぷりかけて焼き上げるだけでも絶品! ワインを片手に大自然のなかで頬張りたい一品です。
アツアツ美味しいデザートも高カロリーで
しょっぱいものを食べたあとは甘いものを食べたくなりますよね。こだわるならデザートまで作っちゃいましょう。ファミリーはもちろんキャンプデートにももっていこいですよ!
本格的にもソロでも楽しめる「ホットアップルパイ」
ちょっと難易度は高いですが、パイシートを購入したら難易度は下げられます。ホットアップルパイがキャンプで出てきたら嬉しいですよね!
本格的にこだわるのもアリですが、簡易的なものもオススメ。ホットサンドメーカーを利用して1人分のアップルパイを作っている方も。
サクサクとしたパイ生地に包まれた甘酸っぱいりんご。バターをたっぷり使って贅沢に作りたい!
もう定番?!「チョコバナナボート」
パパッと作れるアイデアスイーツ、チョコバナナボート。バナナの皮を半分だけ剥いて、チョコレートを適当にさし、火にかけるだけ。
チョコレートに加えてマシュマロも挟むとさらにカロリーアップ! このカロリーの足し算は素敵すぎます。
バナナに火を入れ過ぎると柔らかくなって食べにくいので、チョコだけが溶けるように火加減を調整するのがコツですよ。
こだわりキャンプ飯で特別な日を
キャンプこそ高カロリー料理を楽しめるベストタイミング。特別な日にこだわりのキャンプ飯でフルコースなんてのもいいかもしれません。
外で食べて罪悪感も忘れちゃいましょう!
キャンプ料理のアイディア集はこちら
Source: CAMP HACK
キャンパーの救世主!積載MAXでも後方が見える「電子インナーミラー」がスゴイぞ!
後方の視界をクリアにしてくれる「電子インナーミラー」
キャンプで積載がパンパンだと困ってしまうこと。それは運転です。ルームミラーを見てもほぼ荷物しか映っていない状態では、後方が確認できず危険です。
また、人が盾となって見えないことも。ミラーに映る後部座席の人と目が合うと笑顔で手を振ってくれたりしますが、「違う。見えないんだ!」と思うこと、ありませんか?
そんなシーンを解消してくれるのが「電子インナーミラー」です。
これが障害物があっても後方の様子をルームミラーにはっきり映してくれるという、実に画期的なアイテム。
ここ二年ほどの間に一部の自動車メーカーからオプションとして発売され、その快適さが話題に。社外品も登場し、後付けで設置する人も増えているようです。
こんな人は電子インナーミラーをつけるといいかも?
・積載がパンパンになってしまう人
・乗車人数が多い
・ハッチバックやワンボックスなど、運転席からリアガラスまでが遠い車
・夜間移動が多い人
電子インナーミラーって、どういう仕組み?
電子インナーミラーは、バックドアの内側にカメラを設置することで、車輌後方の様子をルームミラーに映し出します。
普通のルームミラーの見え方
荷物が後方の左右を邪魔している状態です。これが夜間灯りの少ない道を走るとなると、さらに視界は悪化。ミニバンクラスでも見えづらく、ハイエースともなればほぼ”闇”です。
電子インナーミラーの見え方
それがデジタルモードに切り替えると、一気に鮮明に! 解像度の高い映像で表示されるため、視認性は普通のルームミラーより格段にアップします。
高速道路を運転する際も、隣の車線を走る後続車をはっきりと確認できますね。
また通常のミラーの目視範囲より広く捉えてくれます。ホンダ社の「アドバンスドルームミラー」の場合、普通のミラーだと約20度の範囲しか見えないところ、倍の約40度までをフォロー。
渋滞をすり抜けるバイクや、猛スピードで追い越し車線を走ってくる後続車にもいち早く気づくことができます。
夕方など時間帯によっては、陽の向きや後続車のヘッドライトが反射してルームミラーが見えづらいこともありますよね。
そんな時も、電子インナーミラーなら視界はクリア。中には、夜間画像調整機能が付いている機種もあるようです。
電子インナーミラーの実際の映像がこちら
バックモニターと違って、常に見られるというのが実に便利。レバーひとつで、通常モードにも切り替え可能です。
電子インナーミラーが普通のミラーよりも、かなり広範囲をフォローしていることもよくわかります。後続車はもちろん反対車線の歩道まで、はっきりと映っていますね。
電子インナーミラーについては、トヨタのこちらのサイトでも動画で詳しく解説されていますよ!
電子インナーミラーを導入するうえでの注意点
とても便利な電子インナーミラー。後付け可能な機種もあったりと今すぐ導入したくなりますが、いくつか注意点もあります。
角度調整ができない
どの角度から見ても常に一定の映像になるので「ちょっと角度をつけて後方を見る」ということができません。
中にはモニターをスライドさせることで、若干可視範囲を広くできるものもあります。
視認には慣れが必要かも
普通のミラーと見え方がまったく違う電子インナーミラー。距離感など、違いに慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
社外品を自分で取り付ける場合
社外品の電子インナーミラーには、前後のドライブレコーダー機能が一体になっているものもあります。そういったタイプを自分で後付をする場合、後方用のカメラをバックドアの内側に取り付けて、そこからミラー部分まで配線を結ぶなどちょっとした手間がかかります。
こちらはアルファードにヴォクシー用の電子インナーミラーを取り付けられた方。元のミラーを取り外して、新しく付け替えられています。投稿を右にスワイプしていくと、配線の様子なども紹介されていますよ。
また海外製品を選ぶ場合は、車検に対応しているかも確認しておきましょう。
後付可能なおすすめ電子インナーミラー
●本体サイズ:277(W)*77(H)*21(D)mm
●レンズ:F2.2 140度広角 400百万画素
●解像度:FHD 1296x1080P@30fps、 HD1280×720P@25fps
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●本体重量:0.3KG
●動画解像度 1980*1080P(約300万画素)
●カメラセンサー 1/3''CMOS リアカメラ防水対応
●液晶サイズ:9.88インチ 電源入力:microSDUSB DC5V-1A
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電子インナーミラーで安全性アップを図ろう
あまりミラーに頼りすぎるのも考え物ではありますが、運転時は目視だけでは確認できない状況が多々あります。どうしても積載量が多くなりがちなキャンパーこそ、電子インナーミラーを上手に活用したいですね。
積載も工夫しよう
そもそも安全な積載を心がけるのも大事。キャンパーたちの、積載アイディア集をチェック!
Soooo Clear! “Electron Inner Mirror!
「電子インナーミラー」で視界良好!
Source: CAMP HACK
服好きキャンパーに聞いてみた「最近買ったアウター、教えてください!」
寒いこのシーズン、どんなアウターを買った?
1〜2月はとっても冷え込むシーズン。この時期を乗り越えるための近道は、やっぱり暖かいアウターを着るのがイチバン! ということで、服好きのキャンパーさんから最近どんなアウターを買ったのか、聞き込み調査を敢行しました。
服好きキャンパーが最近買ったアウターは?
では早速アウターを拝見! 今回は5名のキャンパーにお話を伺いました。細かいこだわりポイントも必見です!
【30代男性】gym master「リバーシブルマウンテンジャケット」
異なるカラーのボア使いにひと目惚れ
最初に伺ったのは、アウトドア歴5年で元スタイリストという清水さん。現在はシステム系の仕事をされていますが、今でも服は大好きでリサーチには手を抜かないとのこと。そんな人が最近購入したアウターは、モコモコ系でした。
このアウターを見つけたとき、ビビッときましたね。アウトドア系のアウターはどれも全体が単色なものばかりなので、こういったパターンが変わるアウターを探していたんです。
アウターを拝見すると、袖、見頃、襟で異なったカラーのボア素材が使われています。しかもボリュームもあり寒い季節でもあったかく過ごせそう!
リバーシブルなのに値段も手頃!
片面がこのボア素材で、反面がナイロン素材とリバーシブルなところもおもしろいと思いました。ナイロンを表にすればキャンプでも使えそうだと思っています。
2種類のスタイルが楽しめるリバーシブルは、一方は街着として、もう一方はキャンプとして使うなど場所で使い分けできて便利そう。落ち着いた色合いもスタイリングがしやすそうですね!
●素材 : ボア(表面)/ポリエステル100%、裏地/綿70%、ナイロン30%
●カラー:ベージュ、ブラック、ブラウン、ダークブラウン、ネイビー、その他
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【30代男性】COMFY OUTDOOR GARMENT「ラビットフーディ」
肉厚のボア素材がこれからの季節に重宝
次に伺ったのは、アウトドア用品のリユース事業の仕事をされているという松下さん。アウトドア歴10年でこちらも筋金入り! 日々様々な商品を見てきていることから、商品知識が豊富でとても気になるところ。伺ったところ、昨年末に発売されたアウターを買っていました。
こちらのアウターは、パタゴニアが3年だけ販売したフード付きのリズムフーディーに感化されて作ったと聞きました。たった3年だけ!? というところも興味深いですが、それを参考に作った肉厚のボア素材に惹かれましたね。サイズもちょうどよく、ショップで即買いしました。
確かにとても暖かそう! これなら寒い日でもして過ごせそうです。また、ひじや裾のリブにはブルーのナイロン生地が使われていて、差し色として映えていますね。
フードのつくりが斬新でお気に入り
フードの形が他のアウターと異なるんです。帽子を被っていてもすっぽりと覆うことができる深さがあり、両サイドには口元を隠すマスクが付いています。普段使うことはなさそうですが、こんな細かいデザインもいいですね。
被ってもらったところ、大きめのニット帽の上から被ってもしっかり覆うことができています。ちょこんと出たツバもチャーミングで、寒い日でも安心して過ごせそうですね!
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【20代男性】Arc’teryx「アトム AR フーディ」
化繊の中わたアウターが欲しかった!
アウトドアメーカーのショップ店員だったというアウトドア歴6年の瀬川さん。12月に念願のアウターを購入したと聞いたので、早速取材してみました!
昨年から中わた入りのジャケットが欲しく、中でも化繊のものが気になっていました。今の化繊はダウンに引けを取らない保温性がありますし、水に濡れてもその保温性が落ちにくいので安心してガシガシ使えるんです。
たしかに雨や雪が降る日は、ダウンだと素材が濡れないか少々気になることがありますが、化繊なら問題なく使えて便利です。しかも、見た目もなかなかのボリュームがあり暖かそう! キャンプでも重宝しそうです。
冷たい風を中に入れないディテールにも注目
袖口のリブがニットではなくゴムのようなやわらかい素材で、腕にピッタリ合うんです。冷たい風が中に入りにくいので、内側にあまり着込む必要がないのも日頃着ていてラクですね。
ほとんどのアウターの袖口は、ニットもしくはベルクロで調整するタイプですが、これは他ではあまり見られないデザイン。こういった細かい配慮も欲しいと思う人が多い理由なのかもしれないですね!
●素材 : 表地/ナイロン100%、中身/ポリエステル100%
●重量 : 470g
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【30代女性】Patagonia「ガールズ・レトロX・ボマー・ジャケット」
サイズ感とデザインが理想にピッタリ
登山WEBメディア「YAMA HACK」に所属する荻原さんは、アウトドア歴3年のビギナーさん。最近購入したアウターで即座に教えてくれたのが、なんとパタゴニアの子ども用「ガールズ」のウェア!
パタゴニアはアメリカのブランドなので、レディースの服はどれも大きいんです。それで探していたら、ガールズサイズが実は日本人体型に合うとのことなので試したらピッタリ! 直営店だとどこも売り切れだったので、ネットで購入しました。
アウトドアブランドの多くは海外生まれなので、日本人にとってはサイズが合わないという人はいるはず。その中で、大人用ではなく子ども用を選ぶとは「その手があったか!」と感じますね。フリース生地の毛足も長く、保温性も高そうです。
シルエットとデザインが今風
そのほかにも、このジャケットでなければならない理由があるとか。
レディースはウエストがシェイプしていて自分好みではないんですが、ガールズはボックスシルエットで着やすいですね。あと、ノーカラーのタイプが欲しくて、このデザインはガールズしかないと知って一択でした。
デザイン面でも大きな違いがあったようです。さらに話しを聞くと、ガールズの中でもLとXLが特に日本人の女性体型に合うそうで、しょっちゅう完売するとか。値段も半額くらいなので買いやすいのもポイントだそうです!
商品の詳細はこちら
【20代男性】PLAYDESIGNのコーチジャケット
見た目とは違うアウトドア感
最後に伺ったのはアウトドア歴6年の長濱さん。会社の中でももっぱらの服好きとして知られています。でも、持ってきていただいたのはアウトドア感の無いストリート系のコーチジャケット。果たしてどんな機能が……?
パッと見は街向けのアウターかと思いきや、実は使われている素材はスキーウエアと同じ丈夫なナイロン。撥水性が高く、雨風をしっかりと防いでくれるんです。1月の寒い時期でも、これにインナーダウンを着れば楽勝で外に出歩けます。
なんと、スキーウエアで使われている素材を採用しているとは斬新ですね! 触ったところパリッと硬めでサイズ感もゆったり目と、コーディネートもしやすい印象。フロントには止水ファスナーを使っていて、悪天候でも問題なさそうです。
ディテールも高スペック!
それにカフス(袖口)もスキーウエアに見られるデザインになっていて、外側が少し長めになっているんです。街着では時計を守ることもできるので、急に雨が降ったときでも安心です!
とても語りどころがあるアウター! 見た目とは裏腹に、アウトドア感満載な機能にとても興味がそそられました。これなら街中からアウトドアシーンまで幅広く使えそうですね。
寒さのピークは2月!今のうちにアウターを見てみては?
今回は服好きのキャンパーさんから、最近買ったアウターを紹介していただきました。どの方もこだわりが垣間見られて参考になるものばかりでしたね!
まだまだ寒さが続くので、アウターはこれからも重宝するアイテム。ぜひお店やネットで、自分にあったものを探してみては?
Let’s try researching the best outer for you !
あなたにとって最高のアウターを探してみよう!
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Source: CAMP HACK